大幅改良された三菱 デリカD:5。フルモデルチェンジはいつ? 新型の魅力も解説
2026/03/25
▲登場から間もなく20年近くにもなるデリカD:5(初代)。しかし外観や内装、エンジンはデビュー時から大きく変わり、今も進化し続けている。なお写真はプロトタイプ三菱 デリカD:5がビッグマイナーチェンジした。ただ、中には「あれ、フルモデルチェンジのウワサはどうなった?」と疑問に思った人もいるだろう。
デリカD:5の購入を検討しているなら「このタイミングでなぜビッグマイナーチェンジ?」「フルモデルチェンジはいつ?」「新型となった改良型はどこが違う?」など、気になる点も少なくないはず。
そこで、この記事ではデリカD:5のフルモデルチェンジや、新型となった改良型の変更点について詳しく解説していこう。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代)目次
三菱 デリカD:5のフルモデルチェンジは未定! 当分先と予想される
結論から言うとデリカD:5のフルモデルチェンジは、まだ当分先になると推測できる。なぜなら、ビッグマイナーチェンジが2026年1月9日に実施されたばかりだからだ。
デリカD:5はすでにデビュー19年目に入っている。一般的な車のモデルライフよりもはるかに長い。JAPAN MOBILITY SHOW 2023で「D:Xコンセプト」という次期型デリカと目されるコンセプトカーが出品されるなど、「ついにその時が!」と思わせるタイミングも何度かあった。
▲D:Xコンセプトは、その名のとおり、あくまでコンセプトモデル。「行動範囲を限定しないPHEV」を想定したものだったしかし、三菱はフルモデルチェンジの時期について、公式に何も言及していない。
他車ではビッグマイナーチェンジから期間を空けずに世代交代した例もあるが、デリカD:5の場合、具体的な情報はなく「2026年内にフルモデルチェンジする可能性は極めて低い」と考えるのが一般的だろう。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2026年1月以降なぜデリカD:5はフルモデルチェンジしなかった? 理由を解説
デリカD:5がしばらくフルモデルチェンジしない……と予想されるのはなぜか? 大きな理由のひとつとして、現行型モデルがいまだに人気を博している点が挙げられる。
ビッグマイナーチェンジ以前でも、2025年の販売台数は2万4383台(日本自動車販売協会連合会調べ)。デビューから18年経過しているモデルとしては異例の売上だ。新型となった改良型も月販台数計画2000台に対し、2025年10月30日の予約開始から約7000台を受注している(2026年1月8日時点)。
三菱自動車の加藤社長も、新型発表の記者会見で「デリカD:5は今のままが良いとファンから強く支持されている」と発言しており、次期型を出すべきか簡単に決められない状況をうかがわせた。
では、デリカD:5はなぜ人気なのか? その理由を解説していこう。
理由①:「SUVテイストのミニバン」というコンセプト
クロスオーバーは数あれど、ミニバンとSUVを掛け合わせたモデルは極めてレア。箱型キャビンと3列シートの居住空間と高いオフロード性能を兼ね合わせているのがデリカD:5の個性だ。
家族でも友人同士でもゆったり乗れて、アウトドアフィールドに安心して出かけられる。そんな車は他にないだろう。
このような唯一無二の個性をもつモデルーー例えば、軽自動車の本格四駆であるスズキ ジムニーやハードユースを想定した商用車のトヨタ ハイエースなど、モデルライフが極端に長くなるケースは他にも存在する。デリカD:5も、その好例と言える。
▲キャンプ場に出かける途中でこんな道に遭遇したとしても、デリカD:5なら高い地上高とS-AWCによって難なく切り抜けられる理由②:ディーゼル搭載のミニバンという独自性
現代のミニバンではガソリンエンジンの他に、ハイブリッドやプラグインハイブリッドを設定するのが一般的。ところがディーゼルを用意している国産ミニバンは、現行モデルではデリカD:5のみだ。
デビュー時はガソリンのみだったデリカD:5だが、2012年12月の変更で2.2Lクリーンディーゼルを追加。中期型以降では静粛性も大きく改善され、圧倒的な人気となった。
ディーゼルは燃料代が安く、しかも燃費が良い。そのうえ、フル乗車時や荷物積載時、登坂時も楽チン。オフロード走行ではトルクを生かした走りで安心感が高いのも、支持を集める理由だろう。
理由③:ミドル以上ラージ未満という絶妙なサイズ感
デリカD:5のボディサイズはマイナーチェンジモデルによって多少の差はあるが、新型の場合は全長4800mm×全幅1815mm×全高1875mm。
現行モデルの主要グレードで比べると、ノア&ヴォクシーやセレナなどのミドルクラス・ミニバンより全長・全幅がひと回り大きく、アルファードなどラージクラスよりコンパクトとなっている。
| 車名 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
| デリカD:5 | 4800mm | 1815mm | 1875mm |
| アルファード&ヴェルファイア | 4995mm | 1850mm | 1935~1945mm |
| ノア&ヴォクシー | 4695mm | 1730mm | 1895~1925mm |
| セレナ | 4690~4765mm | 1695~1715mm | 1870~1895mm |
| オデッセイ | 4855mm | 1820mm | 1695~1725mm |
| 車名 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
| デリカD:5 | 4800mm | 1815mm | 1875mm |
| アルファード&ヴェルファイア | 4995mm | 1850mm | 1935~1945mm |
| ノア&ヴォクシー | 4695mm | 1730mm | 1895~1925mm |
| セレナ | 4690~4765mm | 1695~1715mm | 1870~1895mm |
| オデッセイ | 4855mm | 1820mm | 1695~1725mm |
実はこのサイズ感が絶妙。種類豊富な国産ミニバンの中にあっても、あまり見ないサイズとなっている。
大人がゆったり座れる3列シート車が欲しい! でも狭い道での取り回しも便利な方が良い……となると、オフロードを走らない人でもデリカD:5が有力な候補となるのだ。
▲絶妙なボディサイズだけでなく、スクエアなボディと高いアイポイントも運転のしやすさにつながっている理由④:リセールバリューへの期待
一般的にSUVはリセールバリューが高いといわれており、SUVの要素をもつデリカD:5も同じく高値で取引される傾向にある。中古車相場の高さは買取価格に直結する要素だが、カーセンサー掲載物件を見ると、デリカD:5は10年以上前の年式でも総額200万円以上の物件が少なくない。
特に、現代的なエクステリアに様変わりした2019年2月以降のモデルは相場が高い。例えば、2019年式・走行距離4.7万kmの「P」グレードは総額389.7万円。当時の新車価格からマイナス22万円程度となっている。
相場の高さは中古車を購入するうえで不利にも思える。しかし、仮に数年乗ってから売却する場合でも、買取価格を期待できることを意味する。リセールバリューの高さが、購入の後押しとなっている可能性は十分にあり得るだろう。

田端邦彦価格だけでなく、タフな作りで長く乗っても飽きない点もデリカD:5の魅力でしょう!
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2026年1月以降新型となった改良型D:5はどこが変更された? 魅力を紹介
内外装のデザインから走りをつかさどる機能、安全性能、ラインナップに至るまで全方位的な変更となった2026年1月のビッグマイナーチェンジ。デリカD:5がもつ長所が、さらに強化されている。
新型となった改良型D:5の変更点
- ●エクステリアではフロントフェイス刷新
- ●インテリアは素材の見直しで質感向上
- ●「S-AWC」搭載で走破性・操縦安定性が向上
- ●三菱e-Assistの拡充で安全性能が強化
- ●アーバンギアの廃止でラインナップが変更
エクステリアではフロントフェイス刷新
エクステリアの変更点は、フロントフェイスがメイン。きらびやかで繊細なデザインだったフロントグリルが、新型では横基調の力強い意匠へと変更された。
あわせてフロントバンパー下部も直線基調へと変わっている。
▲新型のフロントグリルはデザイン変更されるとともに、カラーも光沢のあるブラックに三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」に沿った基本的造形は、従来型から踏襲。ただ、全体的にSUVらしい無骨さが向上した印象だ。その他も含めた、エクステリア変更点は以下のとおりだ。
新型となった改良型デリカD:5のエクステリアにおける主な変更点
- ●フロントグリル、フロント・リアバンパーがシンプルで立体的なデザインに変更
- ●リアゲートの「DELICA」ロゴがガーニッシュ内に移動
- ●ホイールアーチモールを追加
- ●新デザインの18インチアルミホイールを採用
- ●ボディカラーに新色「ムーンストーングレーメタリック」と「ブラックマイカ」の2トーンを追加設定
▲新型ではアーチモール新設に伴い、フェンダー部分ごと新設計となっているインテリアは素材の見直しで質感向上
新型のインテリアは次のような変更を受けている。
新型となった改良型デリカD:5のインテリアにおける主な変更点
- ●8インチカラー液晶ディスプレイメーターを採用
- ●インストルメントパネルに金属調アクセントを採用
- ●センターパネルの色をダークグレーに変更
- ●シートにスエード調素材(撥水機能付き)と合成皮革のコンビネーション生地を新採用
- ●シートのステッチをカーキ色に変更
- ●センターコンソール、フロアコンソール下部に充電用USBポートType-Cを2ポートずつ追加
基本デザインは従来と同じままだが、質感がアップしている。インパネの素材やカラー、シート素材の変更などで、仕立ての高級感が向上。
メーターがアナログ+液晶からフルデジタルに変更されたことで、運転席からの景色もガラッと変わっている。
▲新型ではインパネに金属調素材が採用され、シックな印象に
▲フルデジタル式となり、様々な情報を表示できるようになった新型のメーター「S-AWC」搭載で走破性・操縦安定性が向上
アウトランダーやエクリプスクロスなどに採用されて好評だった「S-AWC」がデリカD:5にも搭載された。
これは安定性を高めるASCやABSといった従来の機能に、旋回方向の動きを制御する「ブレーキAYC」を加え、それらを統合制御するシステムだ。前輪駆動をベースとしながら適宜、後輪にも駆動力を配分する4WDシステム「AWC」と合わせて、姿勢制御がより高度になっている。
さらに4つのドライブモード(ECO/NORMAL/GRAVEL/SNOW)と、下り坂でも車速を一定に保つヒルディセントコントロールも採用されたことで悪路走破性も向上。これらの変更によって、オンロードでもミニバンであることを感じさせにくい素直な乗り味となった。

田端邦彦雪道やダートなどでも「ちょっと遊んでみようか」と積極的に走りを楽しみたくなる乗り味となりました。
eアシストの拡充で安全性能が強化
先進的な運転支援機能である「eアシスト」も機能を拡充。衝突被害軽減ブレーキでは、人と車両に加えて自転車も検知可能になるなど、全般的に安全性が向上した。
また、パーキングセンサーが採用されたのもポイント。今やミニバンやSUVでパーキングセンサーは必須装備のひとつだが、従来型ではオプション設定すらなく、待望の声が多かった。そうした要望に応える形で、新型では全車標準装備されている。
| eアシストの機能 | 新型 | 従来型 |
|---|---|---|
| 衝突被害軽減ブレーキ | 従来型+自転車 | 車両・人物 |
| 誤発進抑制機能 | 従来型+後退時 | 前進時のみ |
| パーキングセンサー | 設定あり | 設定なし |
| マルチ アラウンドモニター |
・カメラ画質を約3倍向上 ・両サイドビュー+フロントビュー画面、バードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面を追加 ・移動物検知機能を追加 |
設定あり |
| 先行車発進通知 | 設定あり | 設定なし |
| eアシストの機能 | 新型 | 従来型 |
|---|---|---|
| 衝突被害軽減ブレーキ | 従来型+自転車 | 車両・人物 |
| 誤発進抑制機能 | 従来型+後退時 | 前進時のみ |
| パーキングセンサー | 設定あり | 設定なし |
| マルチアラウンドモニター | ・カメラ画質を約3倍向上 ・両サイドビュー+フロントビュー画面、バードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面を追加 ・移動物検知機能を追加 |
設定あり |
| 先行車発進通知 | 設定あり | 設定なし |
アーバンギアの廃止でラインナップが変更
従来型で設定されていた都会的な「アーバンギア」と廉価グレードの「M」が廃止され、新たに3グレード展開となった。いずれも2列目シートがキャプテンタイプとなる7人乗り仕様と、ベンチタイプの8人乗り仕様がある。
| グレード | 概要 | 価格 |
|---|---|---|
| P | ブラックの外装アクセント、コンビネーションシートなどを採用し、e-Assistの機能を強化した最上級グレード | 494万4500円 |
| G パワーパッケージ | Gをベースに、運転席パワーシートや電動テールゲート、電動サイドステップなどの便利装備を追加したグレード | 474万6500円 |
| G | ステアリングヒーターや運転席パワーシートなどの装備を省いたエントリーグレード | 451万円 |
| グレード | 概要 | 価格 |
|---|---|---|
| P | ブラックの外装アクセント、コンビネーションシートなどを採用し、e-Assistの機能を強化した最上級グレード | 494万4500円 |
| G パワーパッケージ | Gをベースに、運転席パワーシートや電動テールゲート、電動サイドステップなどの便利装備を追加したグレード | 474万6500円 |
| G | ステアリングヒーターや運転席パワーシートなどの装備を省いたエントリーグレード | 451万円 |
各グレード間の装備差、価格差は比較的小さめ。なお、パワートレインは2019年11月以降のモデルと同様、2.2Lディーゼルエンジン×4WDのみとなっている。
そういう意味ではグレード選びも簡単になった。安く手に入れたいなら「G」、利便性や快適性を求めるなら「G パワーパッケージ」、豪華な内外装やレーンチェンジアシストなどワンランク上の安全性能を求めるなら「P」という選択基準で良いだろう。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2026年1月以降デリカD:5のフルモデルチェンジが待ち切れないなら現行型もオススメ!
フルモデルチェンジがいつになるか分からないなら、現行型に狙いを定めるのが選択肢のひとつ。中古車を含めて検討すれば、選択肢が一気に広がるだろう。
人気車であり、かつモデルライフが長いだけに中古車の流通量も非常に豊富。新型が出た影響もあるのか直近1年間では微増傾向が見られ、2026年1月時点でのカーセンサー延べ掲載台数(月間)は4000台を超えている。
▲2025年2月~2026年1月のデリカD:5カーセンサー延べ掲載台数推移。1年間で500台近く増加したなお、デリカD:5は2007年1月のデビューから2019年1月までのモデルを前期型、2019年2月のフェイスリフトを伴う変更から2025年12月までのモデルを中期型、2026年1月のビッグマイナーチェンジ以降を後期型とするのが一般的だ。
前期/中期/後期で単に外観が違うだけでなく、走行性能や使い勝手などの特性も大きく異なる。それぞれの違いをざっくり一覧にした以下表も参考に、自分好みのデリカD:5を選んでほしい。
| 項目 | 前期 | 中期 | 後期 |
|---|---|---|---|
| 走行安定性・乗り心地 | ◯ | ◎ | ◎ |
| 悪路走破性 | ◯ | ◯ | ◎ |
| 使い勝手 | △ | ◎ | ◎ |
| 安全性能 | △ | ◯ | ◎ |
| 購入コスト | ◎ | ◯ | △ |
| 項目 | 前期 | 中期 | 後期 |
|---|---|---|---|
| 走行安定性・乗り心地 | ◯ | ◎ | ◎ |
| 悪路走破性 | ◯ | ◯ | ◎ |
| 使い勝手 | △ | ◎ | ◎ |
| 安全性能 | △ | ◯ | ◎ |
| 購入コスト | ◎ | ◯ | △ |
コストを抑えたいなら前期型
できるだけリーズナブルにデリカD:5を手に入れたいなら、前期型が筆頭候補だ。
前期型はオーソドックスな外観が特徴。横長のヘッドライトやガードバー風に処理されたバンパーをもつ。この素朴な表情こそデリカらしい、と感じているファンも少なくないだろう。
▲縦スロットのフロントグリルが勇ましい印象の前期型。シャシーはアウトランダーがベースとなった前期型は、先代のデリカ スペースギアからすべての構造を一新。前輪駆動ベースでエンジンをキャビン前方に配置するパワートレインを採用した、三菱の意欲作だった。2012年11月まではガソリンエンジンのみ、2012年12月以降のモデルではガソリンとディーゼルの併売となっていた。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2007年1月~2019年1月総額100万円以下で狙うならガソリンのG系グレード
「中古車を安く手に入れてカスタマイズのベースにしたい」「アウトドア遊びの足として使い倒したい」という人には、デビュー時に近い年式で総額100万円以下の物件を探すのがオススメだ。
狙い目はガソリンのみだった2012年11月以前のモデル、4WDの「G」系グレード(G、G パワーパッケージ、G プレミアムなど)だ。当時の上級~最上級グレードで、装備内容は充実していた。
ただ、総額100万円以下では2007~2009年式、走行距離では8万~10万kmあたりがメインターゲットとなる。走行距離が気になるなら、予算と要相談だ。

田端邦彦デリカD:5はタフですが、初度登録から10年以上、走行距離10万km以上となると相応に経年劣化しています。オルターネーターやウオーターポンプといった消耗部品(一般的に走行距離10万~15万km、または使用年数10年程度が目安)が交換されているか、ドライブシャフトブーツが破れていないかなど、入念にチェックしましょう。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2007年1月~2019年1月 × G系外観はオールドスタイル、走りは今風がいいなら前期型のディーゼル
アウトドアシーンだけでなく、買い物など普段の足としても使いたい、でも外観は前期型が好み……という人はディーゼル車に注目。デリカD:5に搭載されている2.2Lディーゼルエンジンは前期型のものでも十分にパワフル&トルクフルだ。
ただ、ディーゼルが初めて搭載された頃のモデルは初度登録からすでに10年以上が経過。オルターネーターやウォーターポンプといった部品の交換が必須だし、シートなどの疲労感もある。そのまま乗れる実用的な物件を求めるなら、前期型の中でも2016年式以降、グレードでは「D パワーパッケージ」「アクティブギア」あたりが狙い目だ。
▲「D パワーパッケージ」は2013年1月(2012年末発表)のクリーンディーゼル追加時より設定された一例を挙げると、2016年式で走行距離6万~8万kmのD パワーパッケージやアクティブギアなら、支払総額は200万~300万円が目安。
この程度の年式・走行距離なら、まだまだ長く乗れるはず。もちろん定期的にメンテナンスされていることが大前提だ。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2007年1月~2019年1月 × ディーゼル車コスパ重視なら中期型
中期型では縦型のマルチLEDライトを採用したダイナミックシールド顔となり、一気に洗練。シャシーも大幅に改良され、操縦性や乗り心地も格段によくなっている。
加えて、ディーゼルエンジンも静粛性や燃費性能が向上。ATも従来の6速から8速となり、快適度や爽快度が増した。オンロードを普通に走らせるだけでも十分に楽しめる車となっている。現在、デリカD:5の中古車における大本命だ。

田端邦彦2020年11月まではディーゼル車だけでなくガソリン車も設定されていましたが、そちらの仕様は変更前のまま。現在の中古車市場にも、中期型のガソリン車はほとんど流通していません。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2019年2月~2025年12月他とはひと味違う個性的な外観が好きなら「アーバンギア」
「お隣さんのデリカD:5とは違う外観がいい」「アウトドアテイストを前面に出すのは好みじゃない」という人には、アーバンギアがぴったり。
中期型に設定されていた純正エアロモデルで、専用の水平基調メッキグリルやエアロバンパーなどで、都会的なルックスとなっている。
▲中期型のアーバンギア。エアロは付いていても最低地上高などは通常仕様と同じ。しかも4WDなので、雪道などに遭遇した場合でも心配なしアーバンギアでは「G」「G パワーパッケージ」「P エディション」の3グレードがラインナップされていたが、現在の中古車市場におけるアーバンギアの割合はやや少なめ。
価格の例を挙げると、2019年式前後で走行距離4万~6万kmの「アーバンギア 2.2 G パワーパッケージ」なら総額370万~400万円程度。新型では手に入らない希少さも、また魅力だ。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2019年2月~2025年12月 × アーバンギア系実用性の中にも最上級のもてなしを求めるなら「P」
アルファードのような高級感をデリカD:5に求めるのはお門違いだが、最上級グレードの「P」は実用車としての利便性と快適性を高めたグレード。普段はファミリーカーとして、たまには会社の上司を乗せてゴルフ……といった使い方にもソツなく対応できるだろう。
▲Pグレードでは、運転席パワーシートやステアリングヒーター、電動サイドステップといった便利装備に加え、リラックスルームイルミネーションなどの快適装備も満載Pは最上級グレードながら、中期型で流通量が最も多い。価格帯は総額320万~520万円が目安。最新型に移行したばかりの今なら、低走行車も見つけやすい。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2019年2月~2025年12月 × 2.2 P ディーゼルターボ質感や安全性能を優先するなら新型となった改良型(後期)
インテリアの質感や安全性能において最善を求めるなら、やはり新型となった改良型がベスト。改良型は全面的に改良されており、特にインパネまわりのデザインやe-Assistの機能は進歩が著しい。
細かなところだが、パーキングセンサーの追加やUSBポートの増設といった利便性アップも見逃せない。他の現行国産ミニバン、あるいは前中期型デリカD:5からの乗り替えでも、新型なら安心できるだろう。
▲新型では現在のニーズに合わせてUSB-Cタイプ充電用ポートが装備された登場から間もないだけに、現時点においてカーセンサー掲載台数はゼロ。だが、今後増えていくのは間違いない。新型が欲しい人は中古車の状況を随時チェックし、予算や条件を加味して、自分に合った1台を購入しよう。
▼検索条件
三菱 デリカD:5(初代) × 2026年1月以降
自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。