マイナーチェンジを実施したノアだけど、今こそ前期型の中古車に注目!
2026/04/29
▲トヨタ「ノア」がマイナーチェンジした今こそ、前期型の中古車が狙い目!?(写真は前期型)「ノア」がマイナーチェンジした今こそ、中古で前期型を狙いたい!
家族の送り迎えから普段の買い物、家族との遠出まで、どんな用途でも圧倒的な便利さを発揮してくれるミドルサイズミニバン。
その中でも、屈指の人気を誇るのがトヨタ ノアです。
兄弟車である「ヴォクシー」も人気ですが、ヴォクシーが「先鋭・独創」をキーワードにアグレッシブで個性的なデザインを採用するのに対し、ノアのコンセプトは「堂々・モダン・上質」と「王道・アグレッシブ」。誰もが受け入れやすい親しみやすさが特徴です。
▲こちらは「堂々・モダン・上質」をコンセプトとした前期型の標準タイプ
▲こちらはマイナーチェンジ後の後期型2026年4月10日に一部改良が行われたばかりのノアですが、実はノアの最大のアキレス腱が「納期」です。過去には、人気モデルゆえに受注を停止することもありました。
アップデートされた新型も気になるところですが、まだまだ前期モデルだって古さは感じません。何より、中古車であればすぐに手に入れることができます。お子さんの成長に合わせて車を買い替えたいファミリー層にとって、すぐに手に入れられるメリットはかなり大きいもの。
そこで、ノアが気になる方に向けて、前期型の中古車のオススメの選び方をご紹介します!
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トヨタ ノア(4代目)モデル概要:Mクラスミニバンの王道として長年愛される優等生ミニバン
トヨタ、日産、ホンダを中心に、各メーカーの主役級が揃うMクラスミニバンカテゴリー。2001年に初代が登場したノアは、その中でも王道的な存在として長年市場をけん引してきました。
現在新車で販売されているのは、2022年1月に発売された4代目です。
マイナーチェンジ後の主な変更は?
そんなノアですが、前述したとおり2026年4月10日にモデルチェンジを果たしました。主な改良点は次のとおりです。
まず大きいのは、ガソリン車が廃止され全車ハイブリッド車のみとなりました。モーターならではのスムーズな走りと高い燃費性能ははもちろん魅力的ですが、価格を重視するユーザーにとっては残念ポイントです。
またグレード体系も整理され、ウェルキャブ車を除き全車エアロ仕様のデザインとなりました。プレーンな顔つきの「標準仕様」が好みだったユーザーにとって、選択肢が狭まったことも残念ポイントのひとつかもしれません。
▲灯火類がLEDとなりスッキリとした表情になった改良後の「ノア」また、ヘッドランプやターンランプ、クリアランスランプなどがLED化され、フロントグリルのメッキ部分がメッキモール+ボディカラーの組み合わせとなり、オラオラ系からスッキリと先進的な印象へと変わりました。標準仕様がなくなった分、エアロ仕様がちょっと標準仕様寄りになったイメージですね。
その他、メーターの液晶部分の大型化や、4WDモデル「E-Four」に「SNOW EXTRA」モードの追加などが行われています。
前期型の特徴は?
変更を加えられてよりスタイリッシュになったノアですが、前期型も素敵なミニバンに変わりはありません。ボディサイズは、全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mm(4WD車は1925mm)。
左右のCピラー間距離は1295mm(先代比+75mm)と拡大し、室内高は1405mmと小さなお子さんなら立って着替えることができるほどのゆとりがあります。
▲全幅を拡大した4代目は、先代比+75mmと室内空間がさらにワイドにまた、荷室床下には104Lの「スーパーラゲージボックス」も完備。高さのある荷物やスーツケースなどを積むことができます。
▲荷室床下収納なども完備し、ユーザーのライフスタイルにとことん寄り添ったきめ細かい配慮がうれしいまた、テールゲートを任意の角度で保持できる「フリーストップバックドア」も採用。
車両後方にスペースがない場合でも、荷物の出しできる便利な機構を備えるなど、王道らしく細かなところまで徹底してユーザー目線が貫かれています。
▲ハイブリッドモデルは新世代シリーズパラレルハイブリッド採用し、ライバルを凌駕する高い燃費性能も自慢パワートレイン
パワートレインはガソリン車とハイブリッド車の2種類が用意されました。
ガソリン車は2L直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力170ps/最大トルク202N・m、WLTCモード燃費は15.1km/L(X、Gグレード 2WD)です。
一方ハイブリッド車は、1.8Lの直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせ、システム最高出力は140ps、WLTCモード燃費は23.4km/L(Xグレード 2WD)となっています。
どちらもライバルを上回るカタログ燃費をマークしているのも、ノアが支持されている理由のひとつです。
▲プラットフォームの刷新で走りも進化したのも見どころ。ドライバーも乗員も不快に感じない乗り心地や走行性能が確保されている広い室内空間や高い利便性のトレードオフとして、全高(重心)が高いトールミニバンは走行性能があまり評価されてこなかったですが、4代目ノアはTNGAプラットフォーム「GA-C」を採用したことで、走りのレベルが一気に高まりました。
ここでの走行性能とは、ドライバーの運転のしやすさのこと。スポーツカーのようにギュンギュンと走るのとは違いますが、車がドライバーの操作に忠実に動くようになり、高速走行時やカーブでの不安定さが減ったことで快適性が高まり、車酔いのしにくさにもつながっています。
▲大切な人を乗せる機会の多いミニバンだからこそ、安全装備の充実度も重要なポイント安全装備
また、先進安全装備も最新の「トヨタ・セーフティ・センス」へと改められ、「プリクラッシュセーフティ(いわゆる衝突被害軽減ブレーキ)」や、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などはもちろん、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」も導入。
一部グレードではメーカーオプションで駐車支援システム「アドバンスト パーク」なども用意され、運転が苦手なドライバーにもうれしい装備が充実しています。
今回オススメしたい前期型のノアは、5グレードに分かれています。標準仕様の「X」「G」「Z」とエアロ仕様の「S-G」「S-Z」で、それぞれにガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WD、7人乗りと8人乗りが設定されています(Z、S-Zグレードは7人乗りのみ)。
▲こちらは「S-G」の7人乗りシート(内装色:ブラック)2列目が左右独立のキャプテンシートで、後席へのアクセスも容易
▲こちらは「S-G」の8人乗りシート(内装色:ブラック)。2列目は3人掛けのキャプテンシートとなる7人乗りと8人乗りの違いは2列目シート。7人乗りが左右独立のキャプテンシートであるのに対し、8人乗りは6:4分割の3人掛けベンチシートとなります。
▲7人乗りでは745mm、8人乗りでは705mmの超ロングスライド機構も採用。足元の広さだけでなく、荷物を積む際のラゲージ空間の拡大にも寄与するキャプテンシートには折りたたみ式の大型サイドテーブルや、一部グレードでオットマン機構とシートヒーターがオプションで備わっています。
▲福祉車両の「ウェルキャブ」。車いす仕様車やサイドリフトアップチルトシート装着車といった多様なモデルが用意されているその他、車いす仕様車やサイドリフトアップチルトシート装着車といった福祉車両の「ウェルキャブ」も用意されています。
なお、2025年の一部改良で「G」と「Z」が廃止され標準仕様はベースグレードの「X」のみとなりました。
▲2026年4月10日にマイナーチェンジを果たしたノア。エアロタイプへとデザインが一本化され、表情もやや変化。またガソリン車が廃止され、カラーも4種類に▼検索条件
トヨタ ノア(4代目)中古車状況:高値安定から下落傾向も、マイチェンで傾向に変化アリ?
▲直近2年間の中古車総額の推移4代目のデビュー以来、中古車の平均総額は380万円台を付近に横ばいで推移。「ちょっと高い?」と思ってしまいますが、これは前述したように人気で新車がなかなか手に入りづらい状況が続いていたから。
ところが2026年に入ると380万円を切ってきて、ようやく需要に対し供給が追いついてきたと思われます。
やや落ち着きつつある中古車相場ですが、マイナーチェンジでガソリン車が廃止されたため、中古でガソリン車を狙うユーザーが今後増えそうな予感。手に入れるなら今がチャンスと言えそうです。
ちなみに、見落とされがちですが、実はノアはヴォクシーよりも中古車平均価格が低いのもポイントですよ。
では、次章以降でオススメの選び方を解説していきましょう!
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トヨタ ノア(4代目)中古車のオススメ①:予算を抑えたいならガソリンモデル!
▲価格を抑えるならガソリン車を中心に選ぶのがオススメ。写真は最もベーシックな「X」まずは予算重視の「ガソリンモデルの選び方」からご紹介しましょう。
4代目ノアのガソリンモデルは600台ほど流通しています。
支払総額はおよそ170万円から720万円と幅広ですが、高額モデルはキャンプ用に架装されていたりするので、最大値はおよそ450万円ほどとなっています。
基本的に丈夫で耐久性のあるノアなので、ちょっとぐらい距離が延びていても全然平気。2022年1月以降と新しいモデルなので、走行距離よりも内外装のキレイさを基準に選んでみるのがオススメです。
乱暴に扱われた個体は、傷や汚れなど内外装にも使い込んだ痕跡が多いもの。逆に少しぐらい走行距離が延びていても、内外装がキレイなのは丁寧に使われていた証拠です。子供がジュースをこぼしたりしている可能性もあるので、シートのシミや汚れなどは要チェックです。
▲ベーシックな「X」はディスプレイオーディオが非搭載。内装もやや素っ気ない雰囲気なので、「Z」か「S-Z」以上を選んだ方が満足度は高いはずグレードは、価格をとことん抑えるならベーシックな「X」でも問題ないですが、ハンドルが本革ではなくウレタン素材であったり、アルミではなくスチールホイール+ホイールキャップだったり、センターコンソールボックスが省かれていたりと装備が簡素なので、「Z」以上(エアロモデルであれば「S-Z」か「S-G」)を選ぶと購入後の満足度が高め。
ETCやナビ、ドラレコといったマストで付けたいオプションが装備されているかなども選ぶ際のポイントになります。初めての中古車で不安があるのであれば、認定中古車や保証付の中の個体から選んでみるといいでしょう。
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トヨタ ノア(4代目) × ガソリンモデル中古車のオススメ②:平均総額付近で狙いたい! エアロモデルのS-GとS-Z
▲人気のエアロモデルも平均総額付近で良質な個体が手に入る続いては、平均総額である350万円から400万円の個体を見てみましょう。標準仕様もチラホラありますが、多くは「S-G」や「S-Z」といったエアロ仕様が中心で、2023年前後の5万km以下がほとんどです。
おそらくこれは、1回目の車検(3年目)を迎えたタイミングで買い替えたユーザーの車両が多いと推測されます。「そんなすぐ買い替えなんて、ワケありなんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、ノアのようにMクラスミニバンはいつだって中古車需要が高いジャンル。
リセール価格が高いため、車検のタイミングで新車に乗り替えて、常にほぼ新車状態をキープするユーザーも多いんです。
特に「エアロモデル」×「ハイブリッド車」の組み合わせは鉄板。「中古車なのにいいお値段するなぁ……」と思いがちですが、需要が多い分次回の乗り替えの際、下取り価格で高値が付きやすく、結果的にお得な買い物になる可能性も高いというわけです。
少し予算に余裕があるのであれば、手放すときのことも考えて選んでみるというのも中古車のひとつの賢い選び方。オプションが豊富に付いている個体は査定額のアップが期待できますよ。
▲「ユニバーサルステップ」といった人気のオプションが付いているかも、選ぶ際のポイントに特に子供やお年寄りを乗せる機会の多い方は、後席のステップが自動で迫り出してくる「ユニバーサルステップ」や、フロントドア下側に足を出し入れすることでスライドドアが自動で開閉する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」といったオプションもオススメです。
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トヨタ ノア(4代目) × 総額400万円未満中古車のオススメ③:予算が潤沢の場合は上級モデルも狙える!
▲予算が許すなら上級グレードも狙いたい。装備の充実だけでなく、内装もより上質感が高められている最後は、最上級グレード「Z」と「S-Z」の選び方です。支払総額は240万円から、フルカスタムの車両で580万円ほど。
最上級グレードになると、UVカットガラスが撥水機能が加わったスーパーUVカット機能付きとなったり、ドアベルトモールディングがブラックからステンレスになったり、内装が合成皮革+ファブリックのコンビシートとなったり、「快適温熱シート」になったり、パワースライドドアが助手席側だけでなく左右両方になったりと、まさに最上級にふさわしい内容に。
同社には高級ミニバンの「アルファード」が君臨していますが、駐車場のサイズなどで諦めるケースもあると思います。
アルファードよりもサイズを抑えつつ、快適で豪華な移動を楽しみたいユーザーにとってノアの最上級グレードはぴったりの存在です。
ガソリン車もいいですが、ここはやはりハイブリッドモデルを選びたいところ。燃費だけでなく、モーターによるスムーズな加速や静粛性の高さはガソリン車では手に入らない魅力ですよ。
▲高級ミニバン「アルファード」には一歩劣るが十分なほどの豪華さ。2列目は左右独立のキャプテンシート(7人乗り)のみとなるちなみに注意点として、ZとS-Zは7人乗りのみの設定であるということ。その分2列目シートは独立して快適ですが、8人乗車を想定している場合は選べないので注意が必要です。
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トヨタ「ノア」(4代目) × 「Z」「S-Z」グレード▼検索条件
トヨタ ノア(4代目)
自動車ライター
ハシモトタカシ
大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。
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