BYD シーライオン6が400万円台で買えることに驚愕したあなたに贈る「同価格で買えるPHEV SUV」5選
カテゴリー: 特選車
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2026/05/13
▲BYDの新型プラグインハイブリッドSUV「シーライオン6」の新車価格398万2000円を「中古のプラグインハイブリッドSUV」に投じてみれば、シーライオン6以上(?)に魅力的なモデルが買えるかもしれない!BYD シーライオン6のFWD車は確かにお手頃価格だが
BYDオートジャパンは2025年12月1日、プラグインハイブリッド車「BYD シーライオン6」の日本導入を発表。FWD車は2026年1月末から納車開始となっており、4WD車は2026年3月からデリバリー開始となりました。
BYD シーライオン6は、電気を主役にした外部充電可能なハイブリッドシステム「DM-i」を搭載するプラグインハイブリッド車。日常使いではほぼすべてEVとして走行し、長距離においてはエンジンとの併用により、効率の良い走りを実現すると説明されています。
▲満タン・満充電からの航続距離は1200kmになるというBYD シーライオン6。BYDはこれを「スーパーハイブリッドSUV」と呼んでいるFWD車の場合、満充電時には100kmのEV走行が可能で、総合走行可能距離は1200kmに達するとのこと。そんな長距離型プラグインハイブリッド車の最新モデルであるにもかかわらず、BYD シーライオン6(FWD)の新車価格は398万2000円。これはもう「安い!」と断言すべきプライシングといえるでしょう。
とはいえBYD シーライオン6の新車と同程度の支払総額、つまり400万円台前半ぐらいの予算を中古車に適用してみれば、BYD シーライオン6と同程度または同程度以上に魅力的な、国産および欧州製プラグインハイブリッド車を狙うことも十分に可能です。
この記事では、そんな「BYD シーライオン6以上に魅力的かもしれない総額400万円台のプラグインハイブリッド車」を5モデル、ピックアップしてみることにしましょう。
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BYD シーライオン6(初代)BYD シーライオン6の代わり①|トヨタ RAV4 PHVまたはRAV4 Z(4代目・先代)
→想定予算:総額340万~480万円
現行型ではなく先代(4代目)にはなりますが、大人気のミドルサイズSUVであるトヨタ RV4のプラグインハイブリッドグレードも、総額400万円台半ばまでの予算にて低走行物件を見つけることが可能です。
▲2020年6月に登場したトヨタ RAV4 PHV。2022年以降は「RAV4の中の Zグレード」という扱いに変更2019年4月に発売された先代(4代目)トヨタ RAV4は、当初は2Lガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドのみのラインナップでしたが、2020年6月にはプラグインハイブリッド車である「RAV4 PHV」を追加。
そして2022年10月の一部改良時に、それまでは独立したモデルという扱いだった同車を「RAV4のZグレード」という立ち位置に変更しました。
▲写真は「RAV4 Z」に変更された世代の運転席まわりパワーユニットは、最高出力177psの2.5L直4ガソリンエンジンにプラグインハイブリッドシステム「THS II Plug-in」を組み合わせたもので、前輪と後輪それぞれの車軸にモーターを搭載。システム最高出力は306psをマークします。
新開発されたバッテリーは総電力量18.1kWhのリチウムイオン式で、最大で95km(WLTCモード)のEV走行距離を実現。ハイブリッド燃費は22.2km/Lで燃料タンク容量は55Lですので、満タン・満充電の状態からであれば、BYD シーライオン6よりも長い1300km以上の総合走行可能距離を記録することになります。
▲ベースとなるハイブリッド車よりもインバーターとフロントモーターを高出力化することで、306psという強力なシステム最高出力を実現しているそんな4代目トヨタ RAV4のプラグインハイブリッド車の中古車価格は、2022年10月以降の「RAV4 Z」が総額380万~480万円といったところ。そしてそれ以前の「RAV4 PHV」という独立モデルだった世代の中古車であれば、総額340万~430万円付近にて低走行物件を見つけることができます。
「新車ではなく中古車である」ということさえ気にならないのであれば、かなり良き選択肢だといえるでしょう。
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トヨタ RAV4 PHV(初代)トヨタ RAV4(4代目)×Z系グレードBYD シーライオン6の代わり②|三菱 アウトランダーPHEV(3代目)
→想定予算:総額350万~450万円
プラグインハイブリッドSUVの草分け的存在といえる「三菱 アウトランダーPHEV」の3代目・現行型低走行物件も、総額400万円台の予算にて余裕で見つけることができます。
▲こちらが現行型三菱 アウトランダーPHEV2021年12月に発売された3代目アウトランダーPHEVは、三菱が「高次元の安全性と操縦安定性を追求した」という新開発のプラットフォームを採用した中型SUV。
ボディサイズは全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mmというなかなかのモノで、駆動方式は全車フルタイム4WDです。
パワートレインは、従来型のツインモーター4WDをベースに大幅な改良を加えたもので、最高出力133psの2.4Lエンジンにフロント116ps、リア136psのモーターを組み合わせています。満充電からのEV走行可能距離は前期型が87kmで、2024年10月以降の大幅改良世代が102~106km。
前期型の場合は、4代目トヨタ RAV4 PHVやBYD シーライオン6よりも若干劣る数字にはなりますが、「近距離から中距離の移動はEV走行で済ませたい」という実際のニーズに対しては、前期型であっても特に問題はないでしょう。
また、この車の場合は車両運動統合制御システム「S-AWC」に基づく高い操縦安定性や、路面状況や運転スタイルなどに応じてパワートレインなどの制御を細かく切り替えられることなどに代表される「走りの良さ」も大きな魅力であり、あえて選びたくなる要因のひとつです。
▲従来型より大幅に質感がアップしたアウトランダーPHEVのインテリア。上級グレードである「P」は9基のスピーカーを備えたBOSEプレミアムサウンドシステムを標準装備する
▲従来型と違って現行型は、アクセルを深く踏み込んだ際にもエンジンの補助を必要とせず、モーターだけでの走行を持続できるように変わっているそんな3代目三菱 アウトランダーPHEVの中古車価格は、2024年10月以降の後期型はまだまだ総額500万円以上である場合がほとんどですが、それ以前の世代であれば、走行3万km台までの物件でも総額350万~450万円付近で見つかるでしょう。
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三菱 アウトランダー(3代目)BYD シーライオン6の代わり③|マツダ CX-60 PHEV(初代)
→想定予算:総額350万~470万円
マツダのラージ商品群第1弾として2022年9月に登場した「CX-60」にもプラグインハイブリッド車は用意されており、こちらも総額400万円台前半にてごく普通に検討可能となります。
▲ミドルサイズSUVとはいえ、全長4.7m超の堂々たるサイズとなるマツダ CX-60マツダ CX-60は、新開発されたFRベースのプラットフォームに全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mmという存在感たっぷりなサイズのボディを組み合わせたミドルサイズSUV。
多種多様なパワーユニットが用意されているのもCX-60の特徴ですが、ここでご紹介するのは、最高出力138psの2.5Lガソリンエンジンと変速機の間に、最高出力175ps/最大トルク270N・mのモーターを搭載し、容量17.8kWhの電池を組み合わせたプラグインハイブリッドグレード。
その満充電からのEV走行可能距離はWLTCモードで74kmですので、ここまで紹介してきた(BYD シーライオン6を含む)3車種と比べると、数値的には若干劣ります。しかし日常的な使用に際しては、「ほぼ給油なしでイケる」と言ってしまっていいでしょう。
▲今どき珍しい、FRをベースとしたエンジン縦置きの構造となっているCX-60 PHEVのラージプラットフォームまた、ボディサイズはBYDシーライオン6とおおむね同等ではあるものの、インテリアデザインのセンスに関しては――異論もあるでしょうが――マツダ CX-60の方が上であると、少なくとも筆者は判断します。
乗り心地は硬めですが、その分だけワインディングロードなどではスポーツカー顔負けの走りを堪能できてしまうのが、このSUVの魅力でもあります。
▲仕立てとセンスの良さに関してはクラス随一といえそうなマツダ CX-60の運転席まわりそんなマツダ CX-60 PHEVの中古車価格は、上位グレードである「プレミアム スポーツ」や「プレミアム モダン」の低走行物件であっても、総額390万円前後にて余裕で見つけることが可能。
ソフトな乗り味のSUVを求めている人にはあまり向かない車ですが、「スポーティに走れるSUV」を探している人であれば、そのEV走行部分も含め、きっと気に入るでしょう。
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マツダ CX-60(初代) ×PHEVBYD シーライオン6の代わり④|ボルボ XC60(2代目)
→想定予算:総額380万~480万円
ここまでご紹介してきた国産SUVのプラグインハイブリッド車ももちろんナイスな選択肢ですが、北欧の素敵なブランドであるボルボのプラグインハイブリッドSUV「XC60」も、BYD シーライオン6の新車総額と同程度の予算で検討することができます。
▲こちらがボルボのミドルサイズSUV「XC60」。マツダのCX-60は「シーエックス・シクスティー」と発音するが、ボルボのこちらは「エックスシー・ロクジュウ」が正式な発音となる
▲北欧家具のテイストに通じる「柔らかな上質感」といったニュアンスが魅力となるXC60のインテリア通算2代目となる現行型ボルボ XC60は、2017年10月に上陸した全長4690mm×全幅1900mm×全高1660mmのスタイリッシュなミドルサイズSUV。
パワーユニットはこれまで多種多様なものがラインナップされてきましたが、日本上陸時から一貫してプラグインハイブリッド車も販売されています。
2017年10月に上陸した当初のプラグインハイブリッド車は、2L直4スーパーチャージャー+ターボエンジンにモーターを組み合わせることでシステム最高出力405psをマークした「T8ツインエンジン」というグレード。
しかしこの世代は今や年式的にやや古く、その後2020年8月に改名された「リチャージ プラグインハイブリッドT8」も、BYD シーライオン6と比べた場合の年式が古めであることは否めません。とはいえ、直近の一部仕様変更が行われた「ウルトラ T6」はまだまだ総額750万円以上であるため、今回の予算感とはまったく合致しないでしょう。
となるとちょうどいいのは、2022年1月仕様変更時に登場した「リチャージ プラグインハイブリッドT6」になるはずです。
▲パワーユニットが刷新された2022年1月以降の「リチャージ プラグインハイブリッドT6」こちらのパワーユニットは「スーパーチャージャーを外し、ターボのみとなった2Lエンジン」にプラグインハイブリッドシステムを加えたもので、EV走行可能距離はWLTCモードで81km。それまでのボルボ XC60のプラグインハイブリッド車はEV走行距離が短めだったのが若干ネックでしたが、81kmともなれば、日常的にはほぼ給油なしで使用することができるでしょう。
そんなボルボ XC60リチャージ プラグインハイブリッドT6の各グレードは、総額500万円以上となる場合がほとんどではあるものの、総額400万円台後半のゾーンでも何台かの物件を見つけることができます。
しゃれたニュアンスのプラグインハイブリッドSUVをお探しの方は、可能であれば総額500万円を少し超えるぐらいの価格帯を含め、ぜひボルボ XC60リチャージ プラグインハイブリッドT6の各種グレードをチェックしてみてください。
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ボルボ XC60(2代目) ×リチャージ プラグインハイブリッドT6BYD シーライオン6の代わり⑤|ミニ クロスオーバー クーパーS E オール4(2代目)
→想定予算:総額210万~420万円
ボディサイズもEV走行可能距離もBYD シーライオン6などとは大きく異なるのですが、もしも「コンパクトなプラグインハイブリッド車を、主には自宅近隣で気軽に使いたい」と思っているのであれば、2代目ミニ クロスオーバーのプラグインハイブリッドグレードがいいかもしれません。
▲ミニとしては初のプラグインハイブリッド車となった先代ミニ クロスオーバーのクーパS E オール42代目ミニ クロスオーバーは、2017年から2024年まで販売された全長4315mm×全幅1820mm×全高1595mmのコンパクトSUV。
基本となるパワーユニットは出力が異なる2種類の2Lディーゼルターボエンジンですが、最高出力136psの1.5L直3ガソリンターボエンジンに同88psのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドグレード「クーパーS E オール4」もラインナップされていました。
こちらは前輪をエンジンで駆動し、後輪を電動モーターで駆動するタイプのフルタイム4WDで、後席の下に搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は7.6kW。200V電源を利用して約3時間で満充電にすることが可能であり、最大で40kmの距離を電気のみで走ることが可能です。
▲インテリアは他のミニ クロスオーバーおよびミニシリーズとおおむね共通するデザインを採用とはいえ電気のみでの走行可能距離は約40kmに過ぎないため、100km級のEV走行が可能となる本格的なプラグインハイブリッドSUVと比べてしまうと「EVっぽい車」としてはやや物足りませんし、そもそも全長4.3m級であるというサイズ感が、我が家のファーストカーとしては物足りないと感じる人も少なくないでしょう。
しかしプラグインハイブリッドSUVをセカンドカー的に使うのであれば、もしくはご夫婦2人などの最小家族ユニットで車を使うのであれば、むしろミニ クロスオーバー クーパーS E オール4ぐらいの方がちょうどいい――と考えることもできるはずです。
▲中~長距離ドライブを頻繁に行う予定がないのであれば、EV走行距離は40km程度でも 十分なのかももちろん、このあたりは人それぞれの考え方や事情によるため一概にはいえないのですが、もしも「気軽にちょい乗りできるプラグインハイブリッドSUV」を探しているのであれば、ぜひぜひミニ クロスオーバー クーパーS E オール4にもご注目ください。中古車価格も前期型で総額210万円~、2020年5月以降の後期型でも総額250万円~と、なかなかのお手頃水準です。
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ミニ ミニクロスオーバー(2代目)×S E オール4
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2005年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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本体価格519.0万円
支払総額530.9万円