トヨタ C-HRが生産終了。でも中古車なら低走行車が狙える! 最新の価格や流通状況は?
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / クロスオーバーSUV / C-HR / 高橋満
2023/07/30
▲デビュー時はSUV販売台数1位にも輝いたC-HRも、約7年の歴史に幕を閉じた。これからは中古車でしか手に入れることができないモデルになる2016年12月の発売前から日本やヨーロッパで話題になった都市型コンパクトSUVのトヨタ C-HR。デザイン重視のスタイルは多くのユーザーにインパクトを与え、大ヒットモデルとなりました。
そんなC-HRが2023年7月をもって生産終了。ヨーロッパでは2代目が発表になっていますが日本では発売されず、約7年の歴史に幕を下ろすことになっています。
この記事ではC-HRがどんなモデルなのか、これから中古車で狙うならどんなモデルがオススメかを見ていきましょう。
トヨタ C-HRってどんなモデル?
▲バンバー上部に立体をそいだような造形を加えることで彫刻のようなメリハリ感が表現されている2016年3月のジュネーブモーターショー(スイス)でワールドプレミアされたC-HR。日本での正式発売前にニュルブルクリンク24時間レースに参戦して完走し、日本でも先行試乗会を富士スピードウェイで開催するなど、一般的なSUVとは全く異なる手法でその性能がアピールされました。
4代目プリウスに続いて、トヨタの新しい車づくりの指針となるTNGAの思想に基づき開発されたモデルで、最大の特徴はデザインです。
▲盛り上がったフェンダーで踏ん張り感が強調されているTNGAの低重心パッケージを生かした、低く構えたスタイル。立体的で抑揚のあるボディラインはダイヤモンドがモチーフになっていて、前後のフェンダーを大きく張り出させ、対象的にボディサイドをぐっと絞り込むことで、彫刻のような造形が与えられています。
形状は5ドアのコンパクトSUVですが、リアドアのドアノブはルーフに近い部分にボディと一体化して見えるように配置して、スポーティな2ドアクーペのようなルックスにしているのが特徴。上級グレードのGとG-TにはLEDシーケンシャルターンランプ(いわゆる「流れるウインカー」)がトヨタ車として初採用されたことも話題となりました。
車のデザインを表現する際に、「ロボットのよう」と例えることがあります。この場合のロボットは、例えばガンダムのような“メカ”っぽいものを指します。C-HRも「ロボットのよう」といわれたりしましたが、メカっぽいというよりも、エヴァンゲリオンのような“生っぽさ”を感じさせるこれまで見たことがないデザインで、初めてC-HRを見たときは心底驚いたのをよく覚えています。

▲ダイヤモンドモチーフで上質なイメージを演出エクステリアとは対象的に、インテリアはシックでエレガントなデザインが採用されています。インパネからドアトリムまでつながるようにソフトパッドを配置。そこに高級感を感じさせる金属調の飾りがあしらわれました。
ステアリングスイッチやドアトリム、天井など、随所にダイヤモンドをモチーフにしたデザインが取り入れられているのも特徴です。
そんなC-HRは2つのパワーユニットが用意され、乗り味が大きく異なります。
・1.2L 直列4気筒ターボエンジン搭載車:最高出力85kW(116ps)、最大トルク185N・m(18.9kg-m)を発揮し、軽やかでスポーティな走りが特徴
・1.8L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステム搭載車:しっとりと高級感のある走りが持ち味。JC08モード燃費は30.2km/Lを達成
先進安全装備は歩行者検知機能が付いたToyota Safety Sense Pが全グレード標準装備されました。
C-HRのモデル改良遍歴
デビュー時のグレード構成と新車時価格は以下のとおりです。
■1.2Lターボ(4WD)
S-T:251.64万円
G-T:277.56万円
■1.8Lハイブリッド(FF)
S:264.6万円
G:290.52万円
2018年5月には、それまで4WDのみの設定だった1.2Lターボ車にFFモデルが新設定されました。
▲ライトまわりを中心にデザインが大きく変わった後期型そして2019年10月にマイナーチェンジを実施。デザインがこれまで以上にワイドなスタンスを強調したものに変更され、ヘッドライトの意匠も変更されています。
そしてこのタイミングで、1.2LターボのFF車に6速MTを設定。スポーティなターボモデルの走りを存分に堪能できるようになりました。
▲GRスポーツのガソリンターボはマイナーチェンジ時にはFFのみの設定。2020年8月に4WDが追加されたさらに、専用チューニングが施されたGRスポーツが新設定されています。GRスポーツの主な装備は以下のとおり。
・専用19インチアルミホイール&225/45R19タイヤ
・専用フロントデザイン(フロントバンパー、大開口アンダーグリル、アンダーガード、大型フォグランプベゼル)
・専用本革巻き小径3本スポークステアリングホイール
・専用スポーティシート(GRエンブレム付き+シルバーダブルステッチ付き)
2020年8月には予防安全パッケージのToyota Safety Senseが、夜間の歩行者と昼間の自転車運転者に対応。さらに、交差点を右折する際に直進してくる対向車や、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者にも対応したプリクラッシュセーフティが搭載されました。
【C-HRの中古車 オススメの買い方①】購入価格を抑えるなら前期型のハイブリッド
▲ハイブリッドの上級グレードであるGはフォグランプが標準装備されるC-HRの中古車は約3200台流通。そのうち2400台近くがハイブリッドです。新車時価格はガソリンターボの方が安かったのですが、ターボモデルは希少性があるため中古車価格はハイブリッドの方が安くなっています。
C-HRの中古車価格帯は総額140万~350万円。総額160万円以下の最安値帯でも走行距離5万~8万km程度のものが見つかります。ただし、グレードはSが中心。
上級ファブリックと本革のコンビシートを備えるGは、総額160万円以上から走行距離10万km未満の物件が流通しています。走行距離5万km未満のものだと総額170万円前後から見つかります。
▼検索条件
トヨタ C-HR(初代) × 前期型 × ハイブリッド【C-HRの中古車 オススメの買い方②】コンディション重視で狙うなら走行距離1万km未満の後期型
▲後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターなどが装備されるG-Tモード ネロ セーフティプラス新車販売が終了したC-HRですが、走行距離100km以下の登録済未使用車が20台弱あります。価格は新車と同程度から20万円ほど安いものまでまちまち。未使用車はGRスポーツも流通しています。
走行距離1万kmまで範囲を広げると、90台ほどの中古車が流通。新車価格が305.5万円するハイブリッドGでも総額250万円以下で買えるものが見つかります。
走行距離1万km以下で後期型という条件だと、ハイブリッドとガソリンターボの比率はほぼ同程度。ガソリンターボの上級グレードであるG-TのFF車や特別仕様車のG-Tモード ネロ セーフティプラスも総額250万円以下で狙えます。
▼検索条件
トヨタ C-HR(初代) × 後期型 × 走行距離1万km以下【C-HRの中古車 オススメの買い方③】スポーティな走行性能を求めるならGRスポーツ
▲GRスポーツはハイブリッドの方が流通台数が多く探しやすい後期型で追加されたGRスポーツにはハイブリッドのS GRスポーツとガソリンターボのS-T GRスポーツが用意され、ガソリンターボはFFと4WDを選べます。
GRスポーツの中古車は160台ほど流通していて、価格帯はガソリンターボが総額200万~310万円、ハイブリッドが総額230万~320万円となっています。
GRスポーツは後期型なので、走行距離がそこまで多くない中古車が探しやすくなります。GRスポーツらしい走りを楽しむなら6速MTのガソリンモデルがオススメ。デザインを含めた雰囲気を楽しみつつ、専用チューニングされた足回りがもたらしてくれるスポーティな走りを気軽に味わうならハイブリッドがいいでしょう。
▼検索条件
トヨタ C-HR(初代) × GRスポーツ▼検索条件
トヨタ C-HR(初代)※記事内の情報は2023年7月26日時点のものです。

自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
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トヨタ
C-HR ハイブリッド 1.8 G モード ネロ セーフティ プラス 衝突被害軽減ブレーキ ETC スマートキー リモコンスターター ドラレコ バックモニター 全周囲カメラ ディスプレイオーディオ
本体価格205.0万円
支払総額217.6万円
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