低燃費の新エンジン、排気量は下がっても走りの軽快さはキープ
(Tester/スーザン史子 Photo/尾形和美)
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テスト車両:1.2XG(119万7000円)
■主要諸元:1.2XG
●駆動方式:FF
●トランスミッション:CVT
●全長3755×全幅1690×全高1510mm
●ホイールベース:2390mm
●車両重量:1000kg
●乗車定員:5人
●エンジン種類:直4DOHC
●総排気量:1242cc
●最高出力:60kW(90ps)/6000rpm
●最大トルク:118N・m(12.0kg-m)/4400rpm
●使用燃料:無鉛レギュラー
●燃料タンク容量:43L
●10・15モード燃費:20.5km/L
●タイヤサイズ:185/60R15


コンセプト
新開発エンジン+CVTは経済的で普段使いにピッタリ

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今回のマイナーチェンジでは、販売の主力であった1.3Lエンジンを、新開発のK12B型1.2Lエンジンに変更。これに動力の伝達効率に優れるCVTを新設定、これにより2WD車で1.3L&4ATの設定が、全グレードで1.2L&CVTになりました(1.3Lの4WDは併売)。この新エンジンとCVTとの組み合わせのおかげで、燃費も20%向上の20.5km/Lと、普段使いに嬉しい車に仕上がっています。

キーレスエントリーが標準装備となったぶん、価格が2万円上がったものの、基本的にはお値段据え置き。エンジンが軽量化されたことで、車重が1020kgから1000kgとなり、重量税も5万7600円から3万7800円となり経済的です。外装・内装ともにエレガント志向の新グレード、スタイルも登場しました。

室内&荷室空間
女性も納得の上質感。新登場の『スタイル』も注目

スズキ スイフト インパネ|ニューモデル試乗 スズキ スイフト フロントシート|ニューモデル試乗 スズキ スイフト リアシート|ニューモデル試乗

これまでの男らしい硬派なイメージだけでなく、女性も意識した変更がなされています。まず、シート生地とドアトリム表皮が紺ストライプ×ブラックに変更され(XG)、ピアノブラック調のパネルにもマッチ、上品でシックな印象に。後席は6:4可倒式のベンチシートを採用し、バックレストのレバーを軽く持ち上げれば、ワンアクションでフラットになります。

また、新グレードのスタイルでは、ブラウンを基調とした落ち着いた室内が特徴。ステアリングとシフトノブには、ウッド調パーツと本革を、シートには、アルカンターラと本革をあしらい、大人の女性にも満足できるしつらい。専用のグリルや、ホイールカバーも用意され、プレミアムコンパクトにふさわしい仕上がりです。

ドライブフィール
粘りのある力強い走りと、滑らかな乗り心地が魅力

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試乗したのは、新開発1.2Lエンジンを搭載するXG。ワタシが神経質すぎるのか、多少エンジン音が気になったものの、アイドリング時はピタッと音がやみ、室内は静かに。走り出しはアクセルの踏みしろを少なく、丁寧に運転することで、絹の上を滑るようなスムーズな加速感が得られます。1.3Lと比べると、トルクは変わらず、パワーは数値上、1ps下回るのみなので、その違いは体感上変わりません。さらに1.2Lの割にはトルクがあり、20kg軽量化されたことで、右左折時などでフロントがもたつくところがなく、とっても軽快に走れました。

街中での走りがメインなら、1.3LのAT車より燃費も2割良く、価格も17万8500万円もお安い1.2L+CVTがオススメ。財布を握る主婦にも魅力的です。

こんな人にオススメ

走りも燃費も良くなったスイフト、プレミアムコンパクトとして新グレードのスタイルは女性にも似合うのではないでしょうか。軽自動車からランクアップを図りたいという若い女性にもピッタリですし、もちろん、上質感はそのままに、扱いやすさでセダンからダウンサイジングしたいという熟年世代のご夫婦にもオススメですね。