カーシャンプーでの正しい洗車 【しっかりボディメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
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2013/04/01
あくまで優しく、がシャンプーの基本
今回は、ワンランク上の輝きを手に入れたい、というコダワリ派に向けた正しい「シャンプー」の方法をお送りします。洗車なんて教えてもらわなくてもできるよ! という方こそ、ぜひ読んでみてください!
ボディメンテの基本、シャンプー。ボディの汚れはそのまま放っておくと塗装面をどんどん傷めてしまいます。ボディを守るワックスやコーティングの施工前に洗車は必須ですが、洗うという作業で付いてしまうキズが意外に多いのです。シャンプーで最も重要なポイント、キズを付けずにボディをキレイにする秘策をご紹介します。
まずはホースでボディ全体に満遍なく水を掛けます。水圧で汚れを洗い流すイメージ。家庭用としても普及してきた高圧洗浄機を使うのも良いでしょう。ルーフやガラス面、パネルとパネルの隙間など細かい所もしっかり洗い流します。
スポンジを丸く掛ける…は間違った常識!
次に洗剤を作る作業。バケツにシャンプーだけを入れ、ホースから勢いよく水を流し込んで充分に泡立てます。ただ、泡のみだと洗いにくいので水がバケツの底に少しだけたまるようにします。
ボディをいきなりスポンジで洗うのはNG。まずはスポンジに泡を含ませ、洗いたい場所に垂らしていきます。こうすることで泡の力で表面の汚れを浮かせるのです!
充分に泡が行き渡った状態で、いよいよスポンジ掛け。ゴシゴシこするのではなく優しいタッチでスポンジを滑らせましょう。ポイントは必ず一定方向・直線的にストロークすること。スポンジを丸くこするとキズが多方向に付くことになり乱反射を起こしてしまうからです。ここですべての汚れが落ちなくてもOK。鉄粉や水アカなどのガンコな汚れは、この後にクリーナーなどを使って落とします!
ちなみにスポンジは表面に波形加工が施されていて塗装面にキズを付けにくいものをチョイスしましょう。
残った洗剤は汚れのもと!
ボディに残った洗剤成分は水でしっかりと洗い流しましょう。洗剤が乾くとホコリなどを吸着しやすくなってしまうからです。フロントグリルの隙間など細かい部分もしっかり!
最後に水分を拭き取ってシャンプー終了。クロスをストロークするときも一定方向に拭き取るようにしてください。拭き取り用のクロスは、吸水性が高くしなやかな素材がベターです。
さて、これでボディにたまった汚れが洗い流され、本格的なクリーニングの行程に入る準備ができました。ボディメンテの極意は、下地づくりの行程こそ丹念に、です。シャンプーは泡立ちがよく、すすぎやすいものが理想。
今回使用した「シュアラスター カーシャンプー1000」は研磨剤フリーでコーティング車にも使えます。ほかにもガラスコーティング車向けの「ウイルソン ガラスボディメンテナンスシャンプー」やコーティング施工車用の「プロスタッフ ポリマーメンテナンスシャンプー 2.5L」もオススメです。
【取材協力/シュアラスター】