トミカに163万円の値がつく!? あなたの家にもお宝が眠っているかも!
カテゴリー: カーライフ
タグ: トヨタ / ホンダ / マツダ / 三菱 / ロールスロイス / シビック / ファントム / N360 / 2000GT / ロードスター / S660 / ギャラン / 86
2016/06/02

幻のトミカが驚くような額で落札
トミカと聞いて、子供のころに遊んだなぁ、と懐かしい気分になる人も多いのではないでしょうか。たとえミニカーに興味がなくとも、その名を知らない人はいないはず。玩具メーカーのタカラトミー(発売時はトミー)が1970年から販売を開始した小スケールミニカーのトミカは、現在までに約900車種を発売し世界中で6億台以上が販売されました。
ちなみに6億台というこの数字、トミカをつなげると地球1周強になるんだとか。ただ、星の数ほど世に出回っているトミカの中には「えっ!!!!」と驚愕するほどプレミアがつく製品が存在します。
販売当時、180円だった商品が10万円を超える価格で取引されていることはほんの序の口。昨年はオークションに幻といわれていたクラウンのトミカが出展され、163万円という驚きの値段で落札されました。
「そんなお宝を持っている人もいるんだー」と他人事になるなかれ、もしかするとあなたの押し入れに眠っているトミカも驚くほどの高値がつく可能性があるかも。そこで、プレミアがつくトミカの条件を大公開しちゃいます!
ポイントは箱の色! 青と黒は要チェック!
1970年から販売しているトミカは販売していた時期やシリーズによりパッケージが異なります。コレクターは商品の販売時期やシリーズを「黒箱」「青箱」「赤箱」と箱のカラーで判別しますが、現在廃番となっている「黒箱」「青箱」には高値がつく商品が多いそう。


販売当時の不人気トミカが今は貴重に?
販売を開始してから45年以上が経過したトミカには、当然不人気車も存在します。そして、販売されていた当時は不人気だったからこそ出回っている数が少なく、現在驚くほどのプレミアがつく商品が少なくないんです。コレクターにとって、特に入手困難といわれている通称“香港トミカ”や“マスコミトミカ”がまさにこれに当たります。
香港トミカは、その名のとおり香港で生産されたトミカ。トミーが生産台数や品番の拡大に対応するため香港の業者に下請けに出したものの、国内生産製品と比べ質感が大きく劣っていたため生産を取りやめてしまいました。そのため現存する商品が少ないことで激レアモデルとなったのです。とくにギャランGTO-MRは現在、10万円以上で取り引きされています。

一方、“マスコミトミカ”はテレビ番組とコラボしたシリーズでしたが、トミカに“ただ”キャラクターシールを貼っただけというチープさが理由でまったく売れなかったのだとか。

中古車もトミカも限定モデルは高値がつく
欲しいというニーズに対して市場に出回る数が少ない限定モデル──これは中古車でも同じことが言えると思いますが、特にコレクター人気が集中するのが限定販売品。例えば、東京モーターショーやオートサロンなど、イベント会場でしか購入できない製品や台数限定で販売されたシリーズ物には高値がつく傾向があるのだとか。


将来のプレミア候補は初回特別カラー!
そんなトミカで今後プレミアがつくと予想されているのが製品発売時に限定販売される初回特別カラー。今年1月に販売されたS660や2月に販売されたロードスターの初回特別カラーは、すでに販売価格の2倍以上で取り引きされているのだとか。今後こうした特別カラーが発売されたら、目を付けておきましょう!


これら以外にも、ノベルティグッズとして製作された非売品の特注モデルや、家畜のフィギュアがなくなりやすい家畜運搬車などにプレミアがつく可能性が高いとのこと。

プレミアがつくトミカをいろいろと紹介してきましたが、「あれ、これ見たことある……?」なんてものもあったのではないでしょうか。もしかするとあなたの押し入れにも“お宝”となるトミカが眠っているかもしれませんよ。
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