右も左もぜ~んぶハチロク! 聖地伊香保に集まったハチロクは330台!? 【All 86 Fan Meeting 2026 in Gunma】
2026/07/10
▲群馬県渋川市の伊香保リンクで開催されたAll 86 Fan Meeting 2026 in Gunmaには総勢800人以上が来場した
「車は買うまでが一番楽しい」とはよく耳にしますが、間違いなく買ってからの楽しみの方が多いはずです。ただし、それは、楽しみ方を見つけた、または知っている人に限った話。
購入後のカーライフを華やかに彩る楽しみ方のひとつに「車系イベントへの参加」があります。今回は群馬県渋川市で開催された車のイベントを取材してきました。車購入後に踏み出す先の一歩として、知っておいても損はない! のではないでしょうか。
群馬県渋川市の伊香保リンクに3世代のハチロクが集結!
2026年6月14日(日)に群馬県の伊香保スケートリンクで開催された「All 86 Fan Meeting 2026 in Gunma」は今年で7回目を迎えました。イベント名のとおりトヨタの人気絶版モデルであるスプリンタートレノ/カローラレビン(AE86型)と86(ZN6型)、そして現行型のGR86(ZN8型)とそのオーナーが一堂に会するイベントです。
▲イベントの会場となったのは高崎健康福祉大学の伊香保スケートリンク。比較的標高の高いエリアにあることから熱く盛り上がる会場を涼しい風が吹き抜けていく今年は「ハチロク3世代」だけで330台、その他にも姉妹車のスバル BRZを含むそれ以外の車種が伊香保に集結しました。当日の来場者数は812人と年々その規模を拡大しているイベントです。来場した老若男女は、ショップが展示しているスペシャルな1台やオーナー車を訪ね歩くように見て触れて楽しんでいました。また、イベント内の様々なコンテンツは大人も子供も楽しめるものが多く、参加者同士でおのおののリズムで交流をしていました。
▲世代ごとにハチロクが並んでいる景色は圧巻。同じ車種でもオーナーそれぞれの使い方による仕様の差異がある。それを見て聞いて回るのも楽しみ方のひとつ
▲昭和時代のハチロク(AE86型)もまだこんなに残っている。さすが人気車!渋川伊香保はあの人気マンガの聖地! 聖地に集まった者同士の自然な交流も発生!
ところで、なぜ開催地が伊香保なのでしょうか……。
それは大人気マンガ「頭文字D」の主役の車がトヨタ スプリンタートレノ(AE86型)かつ、作品の舞台が伊香保とその周辺のまちだったことが理由です。つまりマンガをきっかけにハチロクや車を好きになった人たちにとって渋川伊香保は「聖地」というわけなのです。当然、ハチロク以外で参加していた車種も作品内で登場していたモデルが目立っていました。
こういった「車種を限定した参加型イベント」は、同じ車に乗っているという共通点によってオーナー同士の交流が生まれやすいという特徴があります。また、今回のイベントは「頭文字D」ファンも多く集まっているため、作品好きというもうひとつの共通点が参加者間の会話のきっかけとなり交流のしやすさにつながっていたのです。
中には、同じナンバーの人同士がこのイベントでつながり、地元で小さなコミュニティーを形成しているというケースもあると聞きました。つまり、年齢や性別、職業、生活スタイルも自分とは異なる「車きっかけ」でなければつながることがなかっただろう新しい出会いがあちらこちらで生まれているということです。
同じ車によってつながっていく仲間がいる人生、とても華やかで豊かですよね。もしもハチロクや「頭文字D」に登場するモデルを購入、もしくはすでにお乗りなのであれば、このような車系イベントに参加してみてはいかがでしょうか。
▲オーナーさんをつかまえて、整備やチューニングの方法やフィーリングの変化などを熱心に聞いている人も
▲会場にはご当地グルメなどを提供するキッチンカーも並び、参加者の胃袋を満たしていた
▲ステージでは様々なコンテンツが催され、今年はミュージシャンのMOTSUさんがミニライブとサイン会を開催、会場を大いに盛り上げていた
▲物販系のショップもブース出展。開場直後から限定品や特価で手に入れたグッズを両手いっぱいに持っている人も
▲プレミア価格になってしまった昭和時代の絶版モデルは、若い人には「憧れ」、その時代を知っている人たちには「懐かしさ」で注目を集めていた
▲渋川市の星名市長(左から2番目)も登場!
▲歩き疲れたら一休み
▲イベント会場は子供連れのファミリーやカップルの比率も多く、全体的に爽やかな雰囲気。初参加という方も多く、いわゆるマニアックな油っぽさは皆無だ
▲遠方から参加している頭文字Dファンも多い。聖地×ハチロクのコラボによる集客パワーはさすが