スペーシア ▲軽自動車はもちろん、国内の新車登録車の中で販売台数1位を獲得したスペーシア。いま、その魅力を改めて考えてみましょう!

スズキ スペーシアが新車販売台数国内トップに!

2026年4月、スペーシアが国内車名別新車販売台数で1位を獲得。長らくホンダ N-BOXがトップを守り続けてきた中で、約1年11ヵ月ぶりに首位へ返り咲きました。

一時的な話題性ではなく、前年同月比でも販売台数を伸ばしていることから、改めてスペーシアの商品力が評価されていることがわかります。

最近よく見かけるけれど、そんなにいい車なの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。そんなスペーシアの魅力を紹介します。
 

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スズキ スペーシア(3代目)
 

3代目スペーシアってどんな車?

現行型となる3代目のコンセプトは「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」。全車にマイルドハイブリッドを搭載しています。

また、安全装備も大幅に進化しました。交差点での右左折時の車両・歩行者検知機能や車線維持支援、標識認識機能など、普通車に匹敵する先進運転支援機能を採用。軽自動車として初めて後退時ブレーキサポートを搭載しています。

さらに、3代目では電動パーキングブレーキとブレーキホールドを採用。信号待ちや渋滞でブレーキペダルを踏み続ける必要がなくなり、毎日の運転がグッとラクになっています。

ダッシュボード周辺の収納やUSBタイプCの対応、シート形状の見直しなど、日常でちょっと便利! と感じる細かな改良も多く、まさに毎日使う車としての完成度を高めたモデルでしょう。
 

スペーシア▲ナチュラルな雰囲気の運転席回り。収納スペースも多く使いやすい

2代目からの進化で使い勝手を向上

また、3代目スペーシアを語るうえで外せないのが、先代からの大きな進化。外装は、2代目の丸みを帯びた親しみやすい雰囲気を残しながら、立体感のあるフロントグリルや水平基調のボディラインとなって生まれ変わりました。

スペーシア▲シートを倒して、小物入れの収納にも。細やかな気配りがうれしい!
スペーシア▲後席はオットマン仕様になっているため、長距離ドライブでも足を伸ばしてくつろげる

ライフスタイルに合わせて選べるデザインと仕様

3代目は、ライフスタイルに合わせて3つのモデルが用意されています。

標準モデルは、毎日使いやすい軽ハイトワゴンがテーマ。コンテナをモチーフにした親しみやすいデザインで、子育て世帯や初めて軽自動車を購入する方にもぴったりです。

グレードはエントリーグレードのハイブリッド Gとハイブリッド Xの2種類を設定し、使い勝手と価格のバランスに優れています。
 

スペーシア▲デザインテーマはスーツケース。柔らかい印象を受ける標準仕様

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スズキ スペーシア(3代目)

カスタムは、高級感を重視したモデルです。大型メッキグリルやシャープなLEDヘッドライトを採用し、軽自動車とは思えない存在感を演出。ブラック基調の内装も質感が高く、ターボモデルも選べるため、高速道路を利用する機会が多い方にもオススメです。
 

スペーシア▲クールでスポーティなカスタム仕様

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スズキ スペーシア(3代目)×カスタム

ギアはアウトドア志向のモデル。丸型ヘッドライトや専用グリル、ルーフレールなどSUVテイストを取り入れ、撥水シートなど実用装備も充実しています。街乗りはもちろん、キャンプやレジャーでも頼れる1台です。
 

スペーシア▲アウトドアなデザインで、個性的なフロントフェイスがかわいいギア

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スズキ スペーシア(3代目)×ギア

どのモデルも2WDと4WDが用意され、カスタムとギアにはターボモデルの設定があるので、自身の生活でどう使うか細かく選ぶことができます。

なお、シリーズにはスペーシアベースという4ナンバーの軽商用車もラインナップされています。

乗用モデルをベースにしながら、荷室のマルチボードを活用した車中泊やアウトドアなど、多目的に使えるモデルとして人気を集めています。
 

スペーシア▲車中泊も可能なスペーシアベース
スペーシア▲後席を倒せば、ちょっとした作業スペースに。キャンプ中の食事やリモートワークにも便利

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スズキ スペーシアベース(初代)

そんな魅力がいっぱいなスペーシアですが、新車だけでなく中古車の流通も豊富です。いま、中古車で選ぶとしたらどんなモデルがオススメなのか、考えてみました!
 

 

オススメの選び方①:コスパ重視なら標準仕様のハイブリッド X

スペーシア▲燃費もよくお財布にも優しい、そしてもちろん快適装備もばっちり!

コストパフォーマンスを重視するなら、オススメしたいのは標準モデルである、スペーシアのハイブリッド Xです。

エントリーグレードのハイブリッド Gより価格は少し高くなりますが、装備の充実度を考えると満足度は非常に高め。両側パワースライドドアや快適装備、安全装備も充実しており、価格と装備のバランスが最も優れているグレードだと感じます。
 

スペーシア
スペーシア▲荷室の広さも十分

中古車の流通は1200台程度。総額110万円程度から流通しており、年式によっては走行距離も1万㎞未満のものも見つかります。先進安全装備は、スズキセーフティプラスパッケージを装着しているモデルを選択すれば、「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能)」、「車線維持支援機能」、「電動パーキングブレーキ」などが追加された物件を選ぶことが可能。装着モデルは130台程度見つかります。
 

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スズキ スペーシア(3代目)×ハイブリッド X
 

オススメの選び方②:ロングドライブをするならカスタムのハイブリッド XSターボ

スペーシア▲力強さも感じさせるカスタムモデル

高速道路をよく利用する方なら、カスタムのハイブリッド XSターボがオススメです。ターボエンジンのおかげで合流や追い越しにも余裕があり、アダプティブクルーズコントロール(ACC)との組み合わせで長距離移動も快適です。

中古車では、750台程度流通しています。スペーシアより若干価格はお高めですが、総額150万円台から探すことが可能。走行距離も1万㎞未満を見つけることができます。
 

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スズキ スペーシア(3代目)×ハイブリッド XSターボ
 

オススメの選び方③:アウトドアを楽しみたいならギアのハイブリッド XZターボ

スペーシア▲遊び心を感じさせる丸目がキュートなデザイン

アウトドアを楽しみたい方には、スペーシアギアのハイブリッド XZ ターボがぴったりでしょう。

撥水シートや専用デザインなど、見た目だけではない実用性が魅力です。普段は街乗り、休日はレジャーという使い方にもしっかり応えてくれます。
 

スペーシア▲ギアにはステアリングヒーターが標準装備。水辺で遊んで体が冷えたときや、寒い日の運転に重宝しそう
スペーシア▲自転車もばっちり積める広い荷室で遊びに全力!

中古車の流通は400台弱。総額170万円台から流通しており、1万㎞未満の物件も多く見つかります。

ギアのキャラクターもあるためか、カラーバリエーションが豊富。水色や赤、黄色などモノトーン以外のカラー選択が豊富なのも特徴。カラーによる価格差はほとんど見られないため、お好きな色を探してみるのも楽しいかもしれません。


 

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スズキ スペーシア(3代目)×ハイブリッドXZターボ

中古車を購入する際は、修復歴、点検記録簿の有無、電動スライドドアは問題なく動くか、メーター内にチェックランプはついていないかなど確認や、メーカーオプションや欲しい装備が付いているかどうかも忘れずにチェックしましょう。

スペーシアは、広さ、燃費、安全性、使い勝手、そして価格のバランスが非常によくまとまった1台。今回の販売台数1位という結果は、毎日にちょうどいいという価値が、多くのユーザーに届いた証しなのかもしれません。中古車という選択肢も含めて、今改めて注目したい軽スーパーハイトワゴンです。
 

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スズキ スペーシア(3代目)
文/瀬イオナ 写真/スズキ、尾形和美
※記事内の情報は2026年6月25日時点のものです。
瀬イオナ

自動車ジャーナリスト

瀬イオナ

車メディアの雑誌編集部員を経て、2024年にフリーランスとして独立。「走って書ける」自動車ジャーナリストを目指して修行しながら、若手ジャーナリストとして活動中している。車業界に入ったきっかけは、某動画で中谷明彦師匠を見つけたこと。現在に至るまで「ドライビング」はもちろん「ジャーナリスト」の心得など業界におけるすべてを教わりながら日々鍛錬中である。趣味はドライブ、レーシングカート、サウナ。