スズキ スペーシアカスタムをマンガで解説! 大人気スーパーハイト軽はどんな車?【人気車ゼミ】
2024/11/15
自動車テクノロジーライターの松本先生と、漫画家の田代先生が話題のモデルを深く分かりやすく掘り下げていく連載『人気車ゼミ』。今回紹介するのは新型スペーシアカスタム。
講師紹介
自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1987年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を5台乗り継ぎ、現在の愛車はエスクード。
▼検索条件
スズキ スペーシア × 全国重要ワード(マンガ内※)解説
初期は標準車にエアロパーツを付けただけのものが多かったが、現在はフロントやリアのイメージを大きく変えている。リアコンビランプはスペーシアが赤なのに対し、カスタムはクリアレンズを採用。クリアレンズ間のメッキガーニッシュで存在感を強調している。
日本車の収納は海外メーカーも参考にしているといわれるほど秀逸なものが多い。スズキを代表する収納といえば、助手席座面下に設置されるアンダーボックス。この収納は取り外してバケツのように使うこともできるもので、初代ワゴンRで初採用された。
ハイブリッドGとハイブリッドGSを除くグレードに装備されるマルチユースフラップ。座面の一部を前に出して足を支えることで移動中の姿勢をサポートしたり、座面を上げることで急ブレーキを踏んだ際に座席上の荷物が落下するのを防ぐ機能。
前席がベンチシートの軽ハイトワゴンは足踏み式のパーキングブレーキが主流だが、近年はスイッチで操作できる電動パーキングブレーキが採用され始めている。この機能によりアダプティブクルーズコントロール(ACC)は渋滞時に停止保持できるようになる。
ミリ波レーダーと単眼カメラにより認識画角が広がり、前後の超音波センサーで車両周辺の状況を把握することで、先進安全装備に新たな機能が加わった。
■ 交差点衝突回避支援(右左折): 右左折時に対向車や歩行者などを検知
■ 交差点衝突回避支援(出合い頭車両): 横から出てくる車両を検知
■ 低速時ブレーキサポート: 駐車時などでも衝突被害軽減ブレーキが作動
■ カーブ速度抑制機能: ACC作動時、カーブを認識して手前で減速
■ 車線変更時の補助機能: ACC作動時、方向指示レバーと連動して自動で加減速
減速時のエネルギーで発電し、多くの燃料を消費する発進時などにモーターがエンジンをサポートする。ハイブリッドにはエンジンとモーターを使い分けながら走るスプリット式(トヨタ)、エンジンが発電に徹してモーターの力で走るシリーズ式(日産)などがある。
2012年9月に登場した5代目ワゴンRに、減速エネルギーで発電した電気を電装品作動に使うエネチャージを搭載。2014年8月には発進時などにモーターアシストを行うS-エネチャージを初採用。これが後にマイルドハイブリッドと名称変更した。
2014年に登場した先代アルトで新プラットフォーム ハーテクトを初採用。もともと軽量だったアルトだが、その前のモデルからさらに60kgも軽量化した。屈曲した骨格を最短距離で滑らかにつなぎ、骨格同士が結合する部分を部品の固定に利用することで軽量化を実現。
1991年に登場した軽オープン2シータースポーツ。軽自動車でありながら駆動方式をFRにして走行性能を高めている。車両重量は前期型が700kgで、1995年5月以降の後期型は新開発のオールアルミ製ターボエンジンを搭載して690kgになった。
タイヤやホイール、ブレーキ、サスペンションアームの下半分などサスペンションのバネより下に付いている部品の総重量。バネ下重量が重いとサスペンションの動きが鈍くなり、乗り心地や操舵性に影響が出てくるため、特にスポーツカーではこの箇所の軽量化が図られる。
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スズキ スペーシア(3代目) × 全国あわせて読みたい
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