▲車の維持費は年間でどれくらいかかる? 維持費の目安や実例を紹介
 

車の購入を検討している人や、納車されたばかりのユーザーにとっては「年間の維持費はいくらかかるのか」というのは気になるところでしょう。車の維持費が年間でいくらかかるのか、普通車・軽自動車の目安を徹底比較。税金や保険料といった費用の内訳から維持費の実例、すぐにできる節約法までを紹介します。

まずは、車の維持費の要点を3つのポイントでサクッと解説。
 

サクッとまとめ

【目安】国産車なら年間の維持費は20万~50万円の間に収まることが一般的
【内訳】維持費は自動車税や車検費用、保険料、メンテナンス費用といった費用によって構成
【実例】維持費の実例でも15万~55万円程度。ただ、高額となる費用は車種や用途によって異なる
 

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車の維持費は年間でいくら? 軽自動車と普通車の比較

車の維持費は一概には言えません。ただ、通常の国産車を地方都市で所有するなら、20万~50万円の間に収まることが一般的

以下は軽自動車、1.5Lと2.5Lの普通乗用車における年間維持費のシミュレーションです。

項目 軽自動車 1.5L車 2.5L車
自動車税 1万800円 3万500円 4万3500円
自動車税 自動車重量税 3300円 1万2300円 1万6400円
自賠責保険 8770円 8825円 8825円
印紙代 1050円 1050円 1050円
整備費用 1万円 1万5000円 2万円
任意保険料 5万1059円 5万5404円 7万5267円
メンテナンス費用 4万円 5万円 6万円
ガソリン代 4万2500円 3万4000円 6万5385円
駐車料金 12万円 12万円 12万円
年間合計 28万7479円 32万7079円 41万427円
項目 軽自動車 1.5L車 2.5L車
自動車税 1万800円 3万500円 4万3500円
自動車税 自動車重量税 3300円 1万2300円 1万6400円
自賠責保険 8770円 8825円 8825円
印紙代 1050円 1050円 1050円
整備費用 1万円 1万5000円 2万円
任意保険料 5万1059円 5万5404円 7万5267円
メンテナンス費用 4万円 5万円 6万円
ガソリン代 4万2500円 3万4000円 6万5385円
駐車料金 12万円 12万円 12万円
年間合計 28万7479円 32万7079円 41万427円
※車検は2年に1度なので年額(半分の価格)で計算
※1.5L車は車重が1~1.5t、2.5L車は1.5~2tと仮定して重量税を算出
※車検の整備費用とメンテナンス費用は車の状態などによって異なるため、一般的な金額で計算。大きなパーツの交換などは発生しないと想定
※ガソリン代は2026年4月末におけるレギュラーガソリンの全国価格170円/Lを使用。走行距離は年間5000km。軽自動車の燃費は20km/L、小型車はハイブリッド車と仮定して25km/L、2.5Lは13km/Lで計算
※駐車場代は地方都市を想定し、月額1万円で計算
 

このように、車の維持費は自動車税や車検費用など様々なコストが発生します。

基本的には軽自動車や排気量の小さい車種が維持費を抑えられるものの、パーツが手に入りにくい希少車などは整備費用やメンテナンス費用などがかさみます。場合によっては、乗用車より維持にお金がかかることも珍しくありません。
 

ハシモトタカシ

著者・ハシモトタカシただ、これは試算値であり、実際には乗っている車種や住んでいる地域、車の使い方などによって変動します。あくまでも参考程度にお考えください。

 

自動車の年間維持費の主な内訳

車の維持費は価格だけでなく、その内訳も把握しておくことが大切です。何にお金がかかっているかを知っていれば、節約につなげられます。

以下、各費用の詳細を見ていきましょう。
 

維持費の主な内訳

  • 軽自動車税・自動車税
  • 車検費用(法定費用)
  • 車検費用(整備費用)
  • 任意保険料
  • メンテナンス費用
  • 燃料代
  • 駐車場代

軽自動車税・自動車税

軽自動車税・自動車税は、毎年発生する税金で、車の排気量に応じて税率が変わります。660ccエンジンを搭載する軽自動車は一律ですが、乗用車は1L以上から0.5L刻みで税額が変わります。

課税額は次のとおり。新車登録時によって額が異なるので注意しましょう。

自家用軽自動車における軽自動車税の課税額表

新規登録の時期
2015年3月31日以前 2015年4月1日以後
7200円 1万800円
新規登録の時期
2015年3月31日以前 2015年4月1日以後
7200円 1万800円


自家用乗用車における自動車税の排気量別課税額表

総排気量 新規登録の時期
2019年9月30日以前 2019年10月1日以後
電気自動車 2万9500円 2万5000円
1L以下 2万9500円 2万5000円
1~1.5L以下 3万4500円 3万500円
1.5~2L以下 3万9500円 3万6000円
2~2.5L以下 4万5000円 4万3500円
2.5~3L以下 5万1000円 5万円
3L~3.5L以下 5万8000円 5万7000円
3.5~4L以下 6万6500円 6万5500円
4~4.5L以下 7万6500円 7万5500円
4.5~6L以下 8万8000円 8万7000円
6L超 11万1000円 11万円
総排気量 新規登録の時期
2019年9月30日以前 2019年10月1日以後
電気自動車 2万9500円 2万5000円
1L以下 2万9500円 2万5000円
1~1.5L以下 3万4500円 3万500円
1.5~2L以下 3万9500円 3万6000円
2~2.5L以下 4万5000円 4万3500円
2.5~3L以下 5万1000円 5万円
3L~3.5L以下 5万8000円 5万7000円
3.5~4L以下 6万6500円 6万5500円
4~4.5L以下 7万6500円 7万5500円
4.5~6L以下 8万8000円 8万7000円
6L超 11万1000円 11万円


なお、電気自動車やプラグインハイブリッド車など、環境性能に優れた車を免税・減税する「グリーン化特例」が用意されています。

新車登録の翌年度のみの適用となりますが、これから車を購入する予定なら、目当ての車種が適用対象となるか事前にチェックしましょう。
 

ハシモトタカシ

ハシモトタカシ覚えておきたいのは、軽自動車税・自動車税は新車登録から13年(ディーゼル車は11年)が経過すると、税額が「重課」されること。ただし、電気自動車などエコカーと認定されている車種は対象外となります。

車検費用(法定費用)

車検費用は「法定費用」と「整備費用」に大別でき、家庭用の車では新車初回時は登録から3年、以降は2年に1度支払う必要があります

車検の法定費用は自動車重量税と自賠責保険料、印紙代の3つに分けられ、いずれも金額が決められているのが特徴。印紙代は車検の受け方によって変わるが、自動車重量税と自賠責保険料の金額は基本的に一定です。

自動車重量税

自動車重量税はその名のとおり、車の重量に応じて課せられる税金。軽自動車は定額ですが、普通車は0.5t刻みで増額されます。

特筆すべきは、軽自動車税・自動車税と同様、環境性能に優れた車両を対象とする「エコカー減税」。環境に優しい車を対象に、税金が安くなる仕組みです。

新規登録時に加えて初回車検時が免税・減税されるだけでなく、継続車検でもエコカー認定された車は本則税率が適用され、税額が安くなります。

自動車重量税の課税額表

車両重量 エコカー エコカー以外
本則税率 13年未満 13年経過 18年経過
軽乗用車 5000円 6600円 8200円 8800円
0.5t以下 5000円 8200円 1万1400円 1万2600円
~1t 1万円 1万6400円 2万2800円 2万5200円
~1.5t 1万5000円 2万4600円 3万4200円 3万7800円
~2t 2万円 3万2800円 4万5600円 5万400円
~2.5t 2万5000円 4万1000円 5万7000円 6万3000円
~3t 3万円 4万9200円 6万8400円 7万5600円
車両重量 エコカー エコカー以外
本則税率 13年未満 13年経過 18年経過
軽乗用車 5000円 6600円 8200円 8800円
0.5t以下 5000円 8200円 1万1400円 1万2600円
~1t 1万円 1万6400円 2万2800円 2万5200円
~1.5t 1万5000円 2万4600円 3万4200円 3万7800円
~2t 2万円 3万2800円 4万5600円 5万400円
~2.5t 2万5000円 4万1000円 5万7000円 6万3000円
~3t 3万円 4万9200円 6万8400円 7万5600円
 

ただし、自動車重量税にも重課が設定されており、新車登録から13年および18年が経過すると税率が上がる点には留意しておきましょう。
 

自賠責保険料

自賠責保険料は、法律によってすべての車両に加入が義務づけられている「強制保険」です。乗用車と軽乗用車で金額がわずかに異なります。
 

保険期間 乗用車 軽乗用車
12ヵ月 1万1500円 1万1440円
13ヵ月 1万2010円 1万1950円
24ヵ月 1万7650円 1万7540円
25ヵ月 1万8160円 1万8040円
36ヵ月 2万3690円 2万3520円
37ヵ月 2万4190円 2万4010円
保険期間 乗用車 軽乗用車
12ヵ月 1万1500円 1万1440円
13ヵ月 1万2010円 1万1950円
24ヵ月 1万7650円 1万7540円
25ヵ月 1万8160円 1万8040円
36ヵ月 2万3690円 2万3520円
37ヵ月 2万4190円 2万4010円


自賠責保険料は、一般的に車検時に次回の車検満了期日までの期間分(24ヵ月や25ヵ月など)をまとめて前払いする仕組みなので、車検時に忘れずに支払いましょう。

なお、2026年11月から保険料が全車種平均で6.2%引き上げられることが決まりました。これは13年ぶりの値上げで、物価・賃金上昇による事務コストの増加などが背景にあります。
 

印紙代

印紙代は、国や自動車検査法人に対して支払う「検査手数料」のこと。ディーラーなどに車検を依頼した場合は実感しにくいですが、車検の審査や自動車検査証(車検証)の発行手続きを行うための費用です。
 

検査方法 軽自動車 小型自動車 普通自動車
指定整備工場での検査(保安基準適合証の提出) 2100円 2100円 2100円
OSS申請 1850円 1850円 1850円
持込検査 2500円 2500円 2600円
検査方法 軽自動車 小型自動車 普通自動車
指定整備工場での検査(保安基準適合証の提出) 2100円 2100円 2100円
OSS申請 1850円 1850円 1850円
持込検査 2500円 2500円 2600円


実際の窓口では現金ではなく、印紙や証紙を購入して納付します。

金額は法律で定められていますが、普通車や軽自動車といった「車種の違い」や、指定工場(民間車検場)か認証工場(持ち込み車検)かという「受け方の違い」によって、変動します。
 

車検費用(整備費用)

整備費用は、法律で定められた24ヵ月定期点検を行うための基本料金や、検査を代行する手数料などを含んだ費用。消耗品の交換や修理の有無といった「車の状態」も価格を左右します。

依頼する店舗・業者や整備内容によって金額が変動します。基本的に、純正部品で手厚く整備するディーラーは高く、車検専門店やカー用品店は安く抑えられる傾向にあります。

なお店舗・業者によっては、エンジンオイルやバッテリーの交換など「予防整備」を費用に含むケースもあります。

任意保険料

任意保険料は、自賠責保険だけではカバーしきれない高額な賠償や自身のケガ、車両の損害に備えるための保険です。

料金は加入者の条件によって違い、主に「等級(事故歴)」や加入者の年齢などによって変動。車両保険の有無や対人・対物の補償内容、ゴールド免許割引など特約によっても大きく異なります。
 

メンテナンス費用

メンテナンス費はその名のとおり、日常のメンテナンスにかかる費用です。法律で定められた法定12ヵ月点検などの費用も、これに含まれます。

例えば、エンジンオイルやワイパーゴムは半年から1年に1回、タイヤの買い替えなどは3年から5年の頻度で発生します。

年間コストは車の乗り方や状態で変わるため、一概には言えませんが、価格を左右する大きな要因は走行距離と車種。当然ながら、長い距離を走るほど部品の摩耗が進みますし、車が高級なほど部品代も高額になります。
 

燃料代

燃料費は、日常的に発生する最も意識しやすいコストのひとつでしょう。

年間コストは、走行距離や燃料価格の変動で大きく変わります。加えて、レギュラー/ハイオク/軽油/電気といった「エネルギー源」や、ストップ&ゴーの多い市街地か郊外の幹線道路かといった「走行環境」などに左右されるのが特徴です。
 

駐車場代

駐車代は月極駐車場への賃料で、居住環境によって必要性が変わります。

料金は屋根付き・舗装・セキュリティの有無といった設備によって上下しますが、最も大きな要因は土地代です。

総務省統計局「小売物価統計調査」の「車庫借料」を見ると、東京都内23区は2万7287円、大阪市は1万7500円、福岡市は1万3695円。都市によって大きな差がありました。

 

維持費の実例を紹介

次に、維持費の実例を見ていきましょう。アンケートに回答いただいた2名と筆者の3例を紹介します。

結論から言うと、実際の維持費も15万~55万円程度。ただ、詳細をみることで維持費への理解が深まるはずです。
 

維持費の実例

  • 実例①:トヨタ ルーミー(初代)を所有するTAKAOさんの場合
  • 実例②:スバル XV(3代目)を所有するR.Yさんの場合
  • 実例③:スズキ ジムニー(JB64型)など3台を所有する筆者の場合

実例①:トヨタ ルーミー(初代)を所有するTAKAOさんの場合

ルーミー▲トヨタ ルーミー(初代)。TAKAOさんが所有するのは2022年式 ※画像はイメージ

まずは、神奈川県藤沢市に住むTAKAOさんの事例です。愛車はトヨタ ルーミー(初代)で、グレードは「1.0 X」。買い物を中心に近隣の公園や散策に利用しているそうで、年間の走行距離は約6500km程度でした。
 

項目 金額
自動車税 2万5000円
車検費用 8万3434円
任意保険料 4万1520円
メンテナンス費用 0円(車検整備代に内包)
ガソリン代 8万4000円
駐車料金 0円
年間合計 23万3954円
項目 金額
自動車税 2万5000円
車検費用 8万3434円
任意保険料 4万1520円
メンテナンス費用 0円(車検整備代に内包)
ガソリン代 8万4000円
駐車料金 0円
年間合計 23万3954円

年間の維持費は約23万4000円ですが、「車検の年だったので費用が高額になった」とのこと。車検は新車登録から初回は3年後、それ以降は2年毎なので、ならせば年間で約19万2000円です。

走行距離が少ないのでメンテナンス費がかからず、持ち家で駐車場代が不要なので、かなり負担を軽減できています。また、維持費を抑えられたポイントとして、次のようなコメントも。
 

TAKAOさん

TAKAOさんたまたま立ち寄った近所のガソリンスタンドでタイヤフェアが開催されており、そこでディーラーよりも2万円ほど安く購入できたので節約できました。

ちょっとした手間で維持費が大きく変わるエピソードではないでしょうか。
 

実例②:スバル XV(3代目)を所有するR.Yさんの場合

xv▲こちらがスバル XV(3代目)。R.Yさんが所有するのは2022年式 ※画像はイメージ

続いては、京都府京都市に在住のR.Yさんの事例です。愛車はスバル XV(3代目)でグレードは「1.6i-L アイサイト」。保育園の送迎や週末のお出かけに使用し、年間の走行距離は約4000kmだったそうです。
 

項目 金額
自動車税 4万円
車検費用 8万円
任意保険料 5万5000円
メンテナンス費用 10万円
ガソリン代 12万円
駐車料金 13万円
年間合計 52万5000円
項目 金額
自動車税 4万円
車検費用 8万円
任意保険料 5万5000円
メンテナンス費用 10万円
ガソリン代 12万円
駐車料金 13万円
年間合計 52万5000円

年間の維持費は52万5000円。固定でかかる毎月1万3000円の駐車料金のほか、1.6Lの国産車としてはやや高めとなっている要因はメンテナンス費とガソリン代です。
 

R.Yさん

R.Yさん購入時にメンテナンスパックに加入していたものの、点検のたびに対象外の部品交換が発生! さらに、夏場の冷房で燃費が悪くなり、ガソリン代がかさんでしまいました……。

メーカーなどのメンテナンスパックはオトクですが、場合によっては対象外となることもあります。予想外の出費が発生しても対応できるよう、万が一のメンテナンス費用を用意しておくことが家計においては大切です。
 

実例③:スズキ ジムニー(JB64型)など3台を所有する筆者の場合

キャラバンとロードスター、ジムニー▲左から日産 キャラバン(4代目)とマツダ ロードスター(ND型)、スズキ ジムニー(JB64型)

最後に筆者の事例を紹介しましょう。

愛車は日産 キャラバン(4代目)とマツダ ロードスター(ND型)、そしてスズキ ジムニー(JB64型)の3台。やや偏ったラインナップで、用途もサーキット走行や趣味のモトクロスバイクの運搬など特殊です。

そういう意味では金額自体は参考にならないでしょうが、内訳を見ると車種や車両の状態による維持費の違いは見てとれるはずです。
 

項目 キャラバン ロードスター ジムニー
自動車税 2万5300円 3万500円 1万800円
車検費用 6万2500円 5万5000円 2万5000円
任意保険料 7万2980円 1万670円 4万2790円
メンテナンス費用 2万円 20万円 1万円
ガソリン代 6万円 12万円 6万円
駐車料金 6万円 0円 0円
年間合計 30万780円 41万6170円 14万8590円
項目 キャラバン ロードスター ジムニー
自動車税 2万5300円 3万500円 1万800円
車検費用 6万2500円 5万5000円 2万5000円
任意保険料 7万2980円 1万670円 4万2790円
メンテナンス費用 2万円 20万円 1万円
ガソリン代 6万円 12万円 6万円
駐車料金 6万円 0円 0円
年間合計 30万780円 41万6170円 14万8590円

年間の維持費は約15万~40万円と、車によってマチマチ。ジムニーは購入から半年なので、あくまで概算。ただ、軽自動車なので税金は安く、新車なのでメンテナンス費も控えめです。

一方、ロードスターとキャラバンはどちらも初年度登録から10年以上が経過しているため、車検整備代やメンテナンス費用が高くなりがち

特にサーキット走行用のロードスターは、毎年タイヤ4本と2度のオイル交換で、かなり高め。ただ、任意保険は車両保険を付けないことで抑えています。
 

ハシモトタカシ

ハシモトタカシこのように、車種や状態、用途によって維持費は大きく変わります。これから車を購入するなら、車両価格だけを見るのでなく、維持費を含めたトータルコストで比較検討しましょう。

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車の維持費を抑えるテクニック

最後に、車の維持費を抑えるテクニックを5つ紹介しましょう。
 

維持費を抑えるテクニック

  • エコな運転を心がける
  • 定期的にメンテナンスする
  • 車検に出す際に相見積もりを取る
  • 自動車保険を見直す
  • 燃費や税金の安い車を購入する

エコな運転を心がける

車の燃料代は、日々の運転の仕方で大きく改善できます。特に意識したいのがアクセル操作。5秒かけて20km/hへの加速を目安とする「ふんわりアクセル」を行うだけで、約10%の燃費改善が見込めます

さらに、走行中は車間距離にゆとりを持ち、無駄な加減速を抑えるのもポイント。停車の際は早めにアクセルを離し、エンジンブレーキや回生ブレーキを活用することで燃料を節約できます。

 
▲「無駄なアイドリングを控える」「不要な荷物を降ろして車体を軽くする」ことなども、燃費向上に直結

定期的にメンテナンスする

定期的なメンテナンスは、長期的に大きな節約につながります。

例えばエンジンオイルの交換を怠ると、エンジンの焼き付きなど深刻なトラブルが発生。数十万円規模の高額な修理代が発生するリスクがあります。タイヤの空気圧を適正に保つことも効果切。タイヤの寿命を延ばし、燃費の悪化を防げます。

日頃から愛車を手入れし、小さな不具合を早期に対処することが、結果的に出費を最小限に抑える近道となり得るのです。
 

車検に出す際に相見積もりを取る

車検費用を抑えるのにオススメなのが、複数の店舗から見積もりを取る「相見積もり」。法定費用はどこで受けても一律ですが、車検基本料や整備費用は店舗によって差があります。

ディーラーやカー用品店、車検専門店などによって、料金設定や整備の方針は様々。2~3店舗から見積もりを取ることで、それぞれの料金だけでなく、整備の充実度も比較検討できます。

ただし、安価な業者はメンテナンスにかけるコストを最小限に抑えている場合もあるため、目先の安さだけで判断しないこと。総合的な内容で検討することが大切です。
 

自動車保険を見直す

維持費を抑えたいなら「自動車保険(任意保険)の見直し」が有効です。例えば、運転者の年齢制限を変更したり、運転する家族の範囲を狭めたりするだけで、保険料が大きく下がる場合があります。

また、店舗で手厚いサポートを受けられる「代理店型」から、ネットで直接契約する「ダイレクト型(通販型)」に変更するだけでも料金を抑えられることも。

自動車保険は、ライフステージの変化や車の使用頻度によって適切な補償内容・契約条件が変わります。入ってそのまま放置するのではなく、定期的に見直せば、毎月の保険料を節約できるでしょう。
 

ハシモトタカシ

ハシモトタカシ自動車保険も車検と一緒で「相見積もり」を取るのがオススメです!

燃費や税金の安い車を購入する

これから車を買う、ないし乗り替えを検討しているなら、購入時の車種選びがその後の維持費を大きく左右します。

税負担の小さい軽自動車や、ハイブリッド車などのエコカーを選ぶのがランニングコストを抑えるうえで重要です。

さらに中古車を選択肢に加えれば、初期コストを抑えられることも可能。トータルコストを見据えることが車を賢く選ぶポイントです。
 

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文/ハシモトタカシ 写真/Adobe Stock、トヨタ、スバル、スズキ、マツダ、日産
※記事内の情報は2026年5月25日時点のものです。
ハシモトタカシ

自動車ライター

ハシモトタカシ

大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。