ホンダ ヴェゼルの内装を徹底レビュー! 各シートの快適さや運転席の操作性などをチェック
2026/07/18
▲2021年に登場したコンパクトSUVのホンダ ヴェゼル(2代目)。その内装は実際どう?スタイリッシュなデザインと扱いやすいサイズ感が魅力のホンダ ヴェゼル。街中で見かける機会も多い大人気のSUVですが、実際に購入を検討する際に「どんな内装か」気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、2代目ヴェゼルの室内空間や使い勝手、シートの快適さなどを徹底的にレビューします。
ヴェゼルの内装をサクッとまとめ
【快適さ】後席の足元空間が広いので、大人が乗ってもリラックスして過ごせる
【操作感】スイッチ類が押しやすい位置に集約され、運転に集中しやすい
【積みやすさ】荷室の床が低く平らで、重い荷物や大きな荷物もラクに積める
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ホンダ ヴェゼル(2代目)ヴェゼルの内装は「使い勝手のよさ」と「居心地のよさ」が同居
ヴェゼルの内装は「毎日の使いやすさ」と「居心地のよさ」を両立したデザインが特徴。見た目の派手さよりも乗る人全員がリラックスできる空間づくりにこだわっています。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| シート | 包み込まれるような座り心地 |
| 運転席まわり | メーターやナビは自然な視線移動で操作可能 |
| 荷室 | 開口部が低く、シートアレンジも多彩 |
| 快適装備 | 「ちょっとした不満」を解消する便利機能が充実 |
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| シート | 包み込まれるような座り心地 |
| 運転席まわり | メーターやナビは自然な視線移動で操作可能 |
| 荷室 | 開口部が低く、シートアレンジも多彩 |
| 快適装備 | 「ちょっとした不満」を解消する便利機能が充実 |
華美な装飾に頼るのではなく、手で触れる部分の質感にこだわっており、視界もすっきりしているので、まるで自宅のソファのようにくつろげます。
▲外装もギラギラせず、どこか洗練されたたたずまい。画像は2代目ヴェセル、2024年4月以降の後期型各シートの快適さをチェック
まずは各シートの快適性を詳しく確認していきましょう。そもそも2代目ヴェゼルの室内は、コンパクトSUVというジャンルにおいてトップクラスの室内長を誇ると同時に、数値以上に広々と感じられる空間が広がっています。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 室内長 | 2020mm |
| 室内幅 | 1445mm |
| 室内高 | 1225mm |
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 室内長 | 2020mm |
| 室内幅 | 1445mm |
| 室内高 | 1225mm |
その前席と後席の座り心地と居住性について、以下レビューしていきます。
前席はとにかく見晴らしが良く、シートの硬さもちょうどいい
2代目ヴェゼルの前席は視界がスッキリしていて開放的。そして座り心地も抜群であるため、「運転しやすい特等席」と評価できます。
▲「とにかく見晴らしがイイ!」という一語に尽きる2代目ヴェゼルの前席ワイパーなどの余計な部品は運転席から見えないよう工夫されているのも特徴です。ダッシュボードも水平にまっすぐ伸びているため、車両の感覚がつかみやすくなっています。
シートの硬さもちょうどよく、お尻や腰を優しく包み込んでくれるため、毎日の通勤から遠出まで快適に運転ができるでしょう。
後席は大人が足を組んで座れる広さ
2代目ヴェゼルの後席はコンパクトSUVとは思えないほど足元空間が広く、大人が乗っても窮屈さをほとんど感じません。
▲同じコンパクトクラスのSUVと比べると、2代目ヴェゼルの後席は圧倒的に広い後席は足元スペースが初代より35mm広くなっており、大人が足を組んで座れるほどのゆとりがあります。
背もたれの角度も絶妙で、頭上の圧迫感も抑えられているため、長時間のドライブも快適に過ごせるでしょう。

著者・伊達軍曹後席ドアを開けた際の足元の引っかかりが少ないため、乗り降りもスムーズに行えます。
運転席まわりの質感・操作感をチェック
運転席まわりは、運転中の使いやすさを最優先に考えられたレイアウトになっています。
インパネまわりは各種スイッチを直感的に操作できる
インパネまわりはナビ画面を少し高い位置に配置することで、運転中の視線移動を少なくする工夫がされています。
また、エアコンなどの各種スイッチは運転に集中できる配置となっているだけでなく、あえて「回すダイヤル式」を採用。これにより運転中でも画面をじっと見ることなく、手探りでカチカチと直感的に操作することができます。
▲エアコンの温度調整などはタッチパネルではなく、物理的なダイヤルを多用しているため、運転中に手元を凝視しないでも正確に操作できるダッシュボードは水平基調のシンプルビューティな造形
2代目ヴェゼルのダッシュボードは余計な凹凸がなく、フロントガラスへの映り込みも抑えられています。
プラスチック部品特有の安っぽさがなく、触り心地のよい素材が使われているため、道具としての満足感も高め。すっきりとした上品な質感に仕上がっています。
なお、2代目ヴェゼルは2024年4月の改良を境に「前期型」と「後期型」に分かれますが、後期型ではセンターコンソールまわりの形状が変更。より使い勝手が向上しているのもポイントです。
▲こちらが前期型。シフトレバー周辺のデザインが運転席側に少し張り出した左右非対称になっている
▲後期型ではシフトレバーまわりのコンソールが左右対称になり、スマホなどを2台並べて置きやすい2段のトレーが新設。画像はe:HEV X ハントパッケージ▼検索条件
ホンダ ヴェゼル(2代目)荷室の広さ・積載性をチェック
続いて、買い物やアウトドアで重要となる荷室の広さと使い勝手をチェック。ヴェセルの競合となるマツダ CX-30(初代)、トヨタ カローラクロス(初代)と荷室容量を比較してみましょう。
| 車名 | 荷室容量 |
|---|---|
| ヴェゼル(2代目) | 335L |
| CX-30(初代) | 430L |
| カローラクロス(初代) | 487L |
| 車名 | 荷室容量 |
|---|---|
| ヴェゼル(2代目) | 335L |
| CX-30(初代) | 430L |
| カローラクロス(初代) | 487L |
ヴェゼルの荷室容量がライバル車に比べてやや狭いのは、後席の乗員スペースを広く快適に確保しているから。そのため、後席に人を乗せることが多い人や、荷室に荷物を満載する機会は少ない人に向いています。
▲左からCX-30(初代)とカローラクロス(初代)。カローラクロスは2025年5月の改良で外装が変更されている▼検索条件
マツダ CX-30(初代)▼検索条件
トヨタ カローラクロス(初代)ただヴェゼルの荷室容量は、日常の買い物や旅行の荷物を載せる分にはまったく困らない、必要十分な広さが確保されています。
荷室の使い勝手は抜群。多彩なアレンジも魅力
2代目ヴェゼルの荷室は床面が低く、そして段差もないため、荷物の出し入れはかなりラク。そしてシートアレンジの便利さに関しても文句なしです。
▲決して広大な荷室ではないが、それでもゴルフバッグやスーツケースは普通に積載可能荷室開口部の床が地面から近いため、重い荷物を高く持ち上げずに載せることができます。さらに後席の背もたれを前に倒すと、床面がフルフラットになるため、大きな家具の運搬もこなすことができるでしょう。
また、後席の座面を上に跳ね上げる「チップアップ」も便利です。後席が「背が高い荷物の置き場」に早変わりし、観葉植物やベビーカーなども立てたまま積むことが可能。ライバル車には不可能な、抜群の使い勝手です。
▲リアシートの座面をはね上げて固定するチップアップ機能。 座面は左右別々にはね上げることもできる快適装備の利便性をチェック
日々のドライブを快適にしてくれる、2代目ヴェゼルの注目すべき装備をご紹介します。
| 装備名 | 機能・特徴 |
|---|---|
| そよ風アウトレット | エアコンの風が直接当たらず、包み込むように冷暖房を行き渡らせる |
| ハンズフリーアクセスパワーテールゲート | 足をかざすだけでバックドアが自動で開く。車から離れると自動で閉まる「予約クローズ機能」も搭載 |
| 静電タッチ式LEDルームランプ | ランプを指で軽く触れるだけでルームランプの点灯・消灯ができる |
| スマートフォンワイヤレス充電器 | 置くだけで充電できる便利なトレー |
| シートヒーター&ステアリングヒーター | 冬場でもすぐに体を温めてくれる |
| 充電用USBジャック | スマホ充電用ポート。前席だけでなく、後席にも配置 |
| 装備名 | 機能・特徴 |
|---|---|
| そよ風アウトレット | エアコンの風が直接当たらず、包み込むように冷暖房を行き渡らせる |
| ハンズフリーアクセスパワーテールゲート | 足をかざすだけでバックドアが自動で開く。車から離れると自動で閉まる「予約クローズ機能」も搭載 |
| 静電タッチ式LEDルームランプ | ランプを指で軽く触れるだけでルームランプの点灯・消灯ができる |
| スマートフォンワイヤレス充電器 | 置くだけで充電できる便利なトレー |
| シートヒーター&ステアリングヒーター | 冬場でもすぐに体を温めてくれる |
| 充電用USBジャック | スマホ充電用ポート。前席だけでなく、後席にも配置 |
中でも注目したいのが「そよ風アウトレット」です。まるで窓から心地よい自然の風が入ってくるかのような室内環境を作り、エアコンの風が直接当たって目が乾いたり寒すぎたりするのを防いでくれます。
▲フロント左右に配置される「そよ風アウトレット」のイメージ写真。体に直接当たることなく穏やかに頬をなでる風が心地よいその他、両手が塞がっていても荷室を閉めることができるパワーテールゲートも、毎日のお買い物で大活躍してくれるでしょう。
RSやZなどグレード別の内装の違い
ヴェゼルの内装は、選ぶグレードによってシートの素材や全体のカラーリングが異なります。販売中のモデルでは6グレードが用意され、内装装備の違いは次のとおりです。
| グレード | 内装の特徴・雰囲気 | シート表皮 |
|---|---|---|
| G(ガソリン車) | シンプルで実用的 | ファブリック(布) |
| e:HEV X | 基本的にGと同様だが、メーターまわりはスッキリ | |
| e:HEV X ハントパッケージ | 内装はカーキ×ネイビー。無骨すぎないアウトドア感 | プライムスムース(合皮)×ファブテクト(撥水・撥油) |
| e:HEV Z | 肌触りの良い素材などで上質 | プライムスムース(合皮)×ファブリック |
| e:HEV Z プレイパッケージ | 内装はベージュとグレーの中間色。ライトブルーのインパネなどでおしゃれ | |
| e:HEV RS | 赤のステッチなどでスポーティ | プライムスムース×黒のスエード調×ファブリック |
| グレード | 内装の特徴・雰囲気 | シート表皮 |
|---|---|---|
| G(ガソリン車) | シンプルで実用的 | ファブリック(布) |
| e:HEV X | 基本的にGと同様だが、メーターまわりはスッキリ | |
| e:HEV X ハントパッケージ | 内装はカーキ×ネイビー。無骨すぎないアウトドア感 | プライムスムース(合皮)×ファブテクト(撥水・撥油) |
| e:HEV Z | 肌触りの良い素材などで上質 | プライムスムース(合皮)×ファブリック |
| e:HEV Z プレイパッケージ | 内装はベージュとグレーの中間色。ライトブルーのインパネなどでおしゃれ | |
| e:HEV RS | 赤のステッチなどでスポーティ | プライムスムース×黒のスエード調×ファブリック |
おしゃれな内装カラーの「ハントパッケージ」や「プレイパッケージ」ですが、装備内容は基本的にベースとなるグレードに準じており、内装の差し色やシートカラーの違いがメインとなります。
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ホンダ ヴェゼル(2代目)ヴェゼルを買うなら中古車に注目!
2代目ヴェゼルを新車で購入しようとすると、支払総額はどうしてもそこそこ高くなります。しかし、そんなときこそ「中古車」の出番です。
2026年5月時点における中古車価格の平均は総額で約297万円。多走行車となりますが、総額200万円以下の物件も見つけられます。
ただ、中古車を選ぶメリットは経済性(コスパの良さ)だけではありません。「前期型のデザインの方が好み」という方にとっても中古車は絶好の選択肢となるのです。
オススメの選び方①:購入費用を抑えたいなら前期型e:HEV Z
▲快適装備や安全装備が大いに充実しているe:HEV Z最も手頃な予算で入手できる2代目ヴェゼルの中古車はハイブリッド車のエントリーグレードで「e:HEV X」の前期型ですが、ハイブリッド車の上級グレード「e:HEV Z」の前期型でもさほど変わらない予算で狙えます。
であるならば、ここでのイチオシは間違いなくe:HEV Zでしょう。1.5 e:HEV Xでも装備は充実していますが、1.5 e:HEV Zは、さらに下記の装備も追加されます。
- ●ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
- ●ブラインドスポットインフォメーション(後側方の安全確認を支援する機能)
- ●運転席・助手席のシートヒーター
- ●ステアリングヒーター
- ●リアベンチレーション機能
- ●フルオート・エアコンディショナー左右独立温度コントロール機能
▲e:HEV Zでは、両手がふさがっているときに重調する「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約機能付き)」も標準装備装備が充実しているゆえに、e:HEV Zの新車時価格はe:HEV Xより24万円ほど高額でしたが、現在の中古車価格はe:HEV Xとおおむね同額か、少し高い程度です。
そして流通量も2200台以上と豊富であるため、総額230万~270万円付近で、状態の良い1台が見つかるでしょう。
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ホンダ ヴェゼル(2代目)× 2021年4月~2024年3月 × 1.5 e:HEV Z系オススメの選び方②:快適さを優先するなら前期型1.5 e:HEV プレイ
▲e:HEV プレイは専用の内外装を採用。ボディカラーはしゃれた2トーンカラーのみの5色という設定2代目ヴェゼルの中古車で「快適な毎日」を送りたい場合は、前期型の最上級グレードだった「e:HEV プレイ」がベストな選択となるでしょう。e:HEV プレイはハイブリッド車の最上級グレードで、新車時の車両価格は約330万円でした。
豪華装備が特徴で、日射透過率25%以下の特殊ガラスを採用したパノラマルーフを標準装備。新世代のコネクテッド技術をフル活用できる「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器」も搭載しています。
Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器は他のグレードでも選択できましたが、その場合は約22万円の費用が必要となる高額なオプション装備でした。
▲e:HEV プレイのパノラマルーフは90%以上の紫外線・赤外線をカット。シェードを開けたままでも暑さを感じにくく、木陰にいるような爽快な開放感を堪能できるそんなe:HEV プレイも今となってはe:HEV Zよりも少々お高い総額270万~300万円付近で、走行5万km以下の物件が豊富に流通しています。
内外装に極端な劣化が見られず、かつホンダ正規ディーラーで車検整備を受けてきた履歴が確認できる物件を選ぶようにすれば、購入後の不安や問題もほとんどないでしょう。
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ホンダ ヴェゼル(2代目) × 1.5 e:HEV プレイオススメの選び方③:スポーティなデザインが好みなら後期型の「RS」
▲スポーティな専用内外装とローダウンサスペンションを採用し、電動パワーステアリングも専用チューニングとなっている1.5 e:HEV RSスポーティなコンパクトSUVが好みなら、2025年10月に追加された「e:HEV RS」が最適な選択肢に。ヴェゼルならではのデザインと走りを磨き、スポーティさを追求したグレードです。
外観はブラック系やダーククローム系のパーツやホイール、ドアミラーをあしらうことで硬派なイメージを強調しており、足回りも専用のローダウンサスペンションが採用。
インテリアもブラック基調の専用仕立てで、室内の随所にレッドのステッチやガーニッシュ(装飾物)が配されています。
▲内装ではラックス スエードによる専用コンビシートを装備。本革巻きステアリングホイールなどの各所にレッドステッチが施されている2025年10月の登場からまだ間もないこともあり、e:HEV RSの中古車価格は総額350万~430万円と「新車よりも少々安い程度」です。
ただ、中古車は新車より納期が早く、流通している物件は走行数千kmレベルの「ほぼ新車」も多いです。多少でもコストを抑えたい、少しでも早く乗りたいなら検討してみるのも良いでしょう。
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ホンダ ヴェゼル(2代目)× 1.5 e:HEV RS系▼検索条件
ホンダ ヴェゼル(2代目)
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2005年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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支払総額322.8万円
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本体価格329.8万円
支払総額341万円