ドライブ大好きわんこになれる、車内での工夫&アイデア 【安全編】
2017/04/29
わんことのドライブは、安全&快適な居場所づくりから!
お出かけは好きだけど「車酔いするから遠出はちょっと」というわんこも少なくありません。でも、もちろん体質にもよるのでしょうが、わんこの車酔いは「車に乗ったらいいことがあった」という体験の積み重ねによって改善するといわれます。そのためには移動後のお楽しみだけでなく「移動中」の環境づくりこそ、大切といえそう。そこで、歴代の愛犬4匹を全員「ドライブ大好きわんこ」に育てた筆者が、実際に取り入れている工夫をご紹介。今回は「安全」をキーワードに解説していきます。
【できること1】わんこが「落ちない」工夫
わんこをどこに乗せるかは、同乗する家族の人数やわんこの大きさ・数などにより様々。なかでも後部座席に乗せるケースが多いと思いますが、座面にそのまま座らせるだけでは、急ブレーキの衝撃で下に落ちてしまう危険性がありますよね。落ちなかったとしても、落ちたらどうしようという不安はなくしてあげたいもの。車の揺れに振り回されないよう、踏ん張り続けるのだって大変です。
筆者が使用しているのは、写真のようにヘッドレストに引っ掛けるタイプのシートカバー。これなら足元に転げ落ちる心配がなく、わんこも安心していられます。ちょっと遠出のときは、この上に愛用のベッドをプラス。ベッドが揺れる隙間を埋め、衝撃を吸収してくれるので、安心してすやすや眠ってくれますよ。
そして旅行のときは、後部座席の足元にボストンバッグを詰め込みます。空いたスペースを収納に活用しつつ、さらに座面の安定感もアップ。わんこを後部座席に乗せる家族は、結構やっているかもしれませんね。
【できること2】わんこが「飛び出さない」工夫
車内での過ごし方はわんこの性格などによって様々ですよね。わが家のわんこも、ぐりは好奇心旺盛、ぐらはおっとりさんと、タイプが違います。ぐりは、高速道路を降りて外の景色が変わると「窓、開けて」と要求するので、飛び出し対策が必要。そこで、ハーネスを着せ、リードを窓から飛び出せないギリギリの長さに調節し、シートベルト代わりにしています。
運転中に窓を開けるのは危険な面もありますが、快適ドライブのためには、ときどき窓を開けて新鮮な空気を取り込むことも大切。もちろん高速道路や大きな幹線道路などでは厳禁ですが、周囲の状況を見て、ときどき窓を開けてあげるといいかもしれません。
【できること3】わんこが「運転を邪魔しない」工夫
最も避けたいのが、わんこが運転の邪魔になってしまうこと。このこともあり、わんこの居場所は助手席よりも後部座席の方がベターなのですが、わんこを車内でフリーにしておくと、後部座席から前に移動してくることもあるので注意が必要ですね。
わが家では、上でご紹介したシートカバーが運転席と助手席の間のすき間をガードしてくれるのと、飛び出し防止リードで対策。ただし、車内で動き回るわんこは、キャリーやケージに入れた方がいいかも。その上からシートベルトがかけられるタイプなら、転げ落ち・飛び出し・運転の邪魔をすべて防げます。
しっかりと「安全」対策をしたうえで快適ドライブを!
ドライブは安全第一。でも、そればかり考えて、わんこを車にガチガチに固定してしまったら、ドライブを楽しめなくなってしまいます。わんこだってガラス越しではない景色を見たいし、知らない土地の匂いを嗅ぎたいはず。そうすることで酔い防止にもつながるので、安全と快適、両面から考えてドライブを楽しみたいですね。
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