予防安全装備が一気に普及! 多くのロングセラーが生まれた『平成24年』
カテゴリー: トレンド
タグ: トヨタ / マツダ / スバル / 三菱 / クーペ / ステーションワゴン / SUV / プラグインハイブリッド / FF / FR / フルタイム4WD / 360 / 86 / アウトランダーPHEV / アテンザワゴン / 平成メモリアル / 田端邦彦
2019/06/09
▲SUVで初めてプラグインハイブリッドを実用化した三菱アウトランダーPHEV。電力だけで走れるEV走行モード、ツインモーター4WDなど先進的なメカニズムを数多く採用した社会不安から安全への意識が高まった
東日本大震災から1年経った平成24年。
7年前というと、ほとんど今と変わらないんじゃ、という気もするけど、任天堂がWii Uを発売、ロンドン・オリンピック開催、金環日食、LCC元年と呼ばれた年……など当時の出来事を振り返ると、なんだか懐かしい感じがします。
「笑っていいとも!」もまだやってたし。
すんごく前より、ちょっと前の方が懐かしく感じるってこと、ありますよね? 昔のことは記憶が薄れちゃってるからかしら? この年の流行語大賞は「ワイルドだろぉ」。
ほら、もはや懐かしい。
また、大きな交通事故が続いて発生してしまった年でもありました。
事故の原因は様々だったけど、社会的に自動車の予防安全装備に対するニーズが高まっていったのは確か。
それまで国内ではスバルだけだった衝突被害軽減ブレーキを他メーカーでも徐々に搭載するようになっていったのです。
今、この頃の中古車を狙うとしたら、予防安全装備が付いているか否かが、選択時のポイントになってきますよね。
スバルの軽が存在したのは平成24年まで!
▲1950年代のスバル 360から始まったスバル軽自動車の歴史は、自社開発する車種を選んで競争力を付けるため、2012年で幕を下ろしましたスバルといえば、この年に軽自動車の生産を終了しました。
スバル 360に始まり、R-2、サンバー、レックス、ヴィヴィオ、R2&R1など数々の名・軽自動車を生み出してきたスバルでしたが、トヨタとの資本提携、グローバル市場へのシフトなどいろんな事情が重なっていたので致し方ないところ。
それにしてもスバルの軽は良い車が多かったな。
国産ワゴンで不動のポジションを築いた1台
▲人気のないカテゴリーになっていた国産ステーションワゴンを、再び活気づかせた立役者がアテンザワゴンですさて平成24年に発売された車の私的トップ3となれば、この車を外すわけにはいきません。
マツダのアテンザワゴンです。
新世代技術「SKYACTIV」を初めて全面採用したとか、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」とか、メカニズム的にはいろいろあるんだけど、なんつってもデザインがカッコいい。
2010年にコンセプトカーでスタートしたデザインテーマ「鼓動」を市販車で表現したもので、マツダの復活劇第1弾(と勝手に思ってる)というところ。
セダンももちろん良い車なんですが、個人的なお気に入りはワゴン。
あえてセダンよりもホイールベースを短くして、コストよりもスタイル、走りのバランスを重視しているあたりもツボ。
もう、このモデルになって7年近くかー。
次のモデルも期待してますよ!
過去にとらわれていないのが逆にイイ
▲軽量、FR、NAという86のアイデンティティは守りつつも、現代のスポーツカーとして新たなコンセプトで設計されたトヨタ 86私的ランキング第2位は、トヨタ 86でいきましょー。
2006年のセリカ生産終了、2007年のMR-S生産終了以来、長らく不在だったトヨタの軽量スポーツカーが見事に復活、しかも往年の名車ハチロクの名前、というところで、ファンを喜ばせてくれた功績はデカイです。
もっとこうしてくれたらなお良かったのに……という点はあるにせよ、ちゃんとFRだし、MTあるし、エンジンは水平対向だし、とスポーツカー好きのポイントはちゃんと押さえてくれています。
中身の開発はスバルじゃねーかよ、というツッコミありそうですが、あくまで共同開発だかんね!
生産は軽自動車から撤退し、ラインが空いた富士重工業群馬製作所で行われている、というのも、なんだかドラマチック。
SUVにも未来がやって来た!
▲蓄えた電力を走行だけでなく外部に取り出して使えるところも、プラグインハイブリッドの魅力私的ランキング、第1位は……三菱 アウトランダーPHEVに決定! 理由は、プリウスの登場から実に15年、ようやく登場したSUVカテゴリーでのエコカーだから。
あ、クルーガーハイブリッドってのもありましたね、失礼しました。
でもハイブリッドとしての完成度も、プラグインであるというところも含めて、アウトランダーの方が全然上でしょう。
前輪はエンジン+モーター、後輪は独立したモーターという「ツインモーター4WD」も、4WDが得意な三菱らしい機構で、メカマニア萌え萌えです。
どうやって、こんな複雑な制御してるの? ユーロテイストな外観は好みが分かれるところで、正直、マイチェン前のモデルは販売的に苦戦したらしいけど、これも今見ると個性的で悪くない。
というのは、あくまで個人的な意見ですけどね。
今回選んだ3台、いずれもマイナーチェンジこそあったけれど、今でも継続販売している現行モデルです。
今時分、バブル期みたいに、5年や6年でフルモデルチェンジはしないんですよ。
それだけ車の技術が成熟してきたって証しでもあるでしょう。
個性的で完成度の高い車なら、ずっとモデルチェンジしなくても良いよね!

自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
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