【名車への道】’99 フェラーリ F355 ベルリネッタ
2023/07/08

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍モデルたちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
クリーンなフォルムと官能的なV8サウンドで心揺さぶるミッドシップ
——最近は新しい車も「名車予備軍」として選んでいるので、選択肢も広がったと思うんですよね。
——本当ですよね。今号で取り上げたいモデルも実はそんな1台です。松本さん、フェラーリ F355ってどう思います?
——この時代のV8フェラーリのデザインを推す人って多いですよね?
——エンジンも素晴らしいんですか?
——確かに特徴的なエンジン音ですね。


——これが今回の車です。実はちょっと珍しい仕様でフィオラノハンドリングパッケージっていうみたいです。しかも走行距離が9000kmなんですよ。
——そんな希少な車なんですね。ミッションはF1なんですね。そもそもF1マチックってやっぱりすごいんですか?
——その人の名前は聞いたことがありますね。

——F355の人気が高い理由がちょっと分かった気がします。
フェラーリ F355 ベルリネッタ
1994年のジュネーブショーで発表された、348の後継となるV8ミッドシップ。鋼管リア・サブフレーム付きのスチール製モノコック構造を採用する。トンネルバックを備える、すっきりしたデザインはピニンファリーナが担当。1997年には、セミAT のF1マチック搭載モデルも登場している。


▼検索条件
フェラーリ F355 ベルリネッタ× 全国※カーセンサーEDGE 2023年8月号(2023年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
M・ベンツのセダン狙いのあなたに推したい“粋な別解”4ドアクーペ CLSクラス。新車で1000万円超えが今中古車なら総額300万円台! オススメの選び方は?
メルセデスの名車に乗る|W201型からSLS AMGへ。“ネオクラとAMG覚醒”をいま読み解く【カーセンサーEDGE 2026年1月号】
優先すべきはヘリテージか 経済効率? マセラティのモデナ回帰にみるブランドの価値とは【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
R32型 スカイラインGT-Rが50万円から? あの時買っときゃ良かった……のモデルを振り返り“後悔を楽しむ”
“いまは”日本未導入のGAC(広州汽車集団)AION Y Plusに試乗してきた!
プロショップで聞いた600万円前後で狙える初代 ポルシェ マカンのリアル! 狙うは前期型の高性能グレードか? それとも後期型のベーシックグレードか?
トヨタ センチュリーがブランド化! クーペタイプも公開された今、改めて歴代モデルを振り返ってみよう!
「大人になったら絶対にこの車に乗ろう!」と子供の頃の夢を叶えた86(初代)
600万円台で買えるアストンマーティンはアリか? プロフェッショナルに聞いてきた真実!
「20年後も残る車、消える車」とは? 創刊20年を機に真剣に考えてみた【カーセンサーEDGE 2025年12月号】









