テントタイプの屋根裏部屋を備えたワンボックスミニバン

いよいよ夏休みシーズンを迎えました。家族旅行やキャンプに大活躍するのが、家族みんなで乗れるミニバン。なかでも、今回ご紹介するマツダボンゴフレンディは「オートフリートップ」が付いている優れ物。天井の上にポップアップ型のテントが広がる、キャンプに最適な車なのです。

デビューは1995年6月。新車時価格は181万円からですが、オートフリートップ搭載車は225万円から。エンジンは2Lの直4と2.5LのV6という2種類のガソリンエンジンと、2.5Lの直4ディーゼルターボエンジンを設定しています。なお、ディーゼルエンジン車は首都圏、関西圏、中京圏の規制地域では登録、運行ができないので注意が必要です。

近年では駆動方式がFFのミニバンがほとんどですが、ボンゴフレンディはシートの下にエンジンを縦置きに搭載するフロントミッドシップの形を取っています(ディーゼル車には4WDも設定)。そのためフロア面が高くて、小さな子供は乗り降りに苦労するかもしれません。半面、ヒップポイントが高くなるため、高い視点で運転することができます。
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キモのオートフリートップは、ダイキョー・ベバスト社が製作。ルーフ部分が電動で持ち上がり、屋根の上にテント型の「屋根裏部屋」が出来上がります。内部は小さいお子さんなら中で立つことができる高さで、広さも大人2人が十分に寝られるサイズ。床面はクッションになっており、まさに「車で寝る」人のための車なのです。

「屋根裏」への移動は、1・2列目シートの間にある「アクセスホール」から。就寝時にはアクセスホールは塞がれてしまいますが、飲み物など小物を受け渡すための窓も用意されており、使い勝手に抜かりはありません。オートフリートップ上部には固定式のサンルーフを完備。窓には開閉可能な虫除けの網も備えられています。

シートのバリエーションも豊富です。8人乗りタイプには、2種類のサードシートを設定。左右ハネ上げ式と一体型のベンチ式で、ベンチ式では2~3列目シートが800mm以上スライドします。また初期型には6人乗れるシートにシンクやコンロなどを加えたキャンピングカー仕様「RF-Vキャンパー」も用意。3列目を撤去した5人乗り仕様も設定されています。
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原稿執筆時点で、カーセンサーnetに掲載されているボンゴフレンディ オートフリートップの物件数は40台。このうち、半数の20台がディーゼル車。規制地域では、実質的な選択肢は20台のガソリンモデルしかありません。価格は最安値が15.7万円とかなり割安。だだし、50万円以下の物件はほとんどが10万km前後の多走行車です。

購入時によくチェックしておきたいのが、オートフリートップの状態。テントの汚れや破損、電動でルーフがしっかり動作するか必ず確認しましょう。幌を新品に交換してある物件もいくつかあるようです。また、前期型のディーゼルターボ車は一部にリコールが出ています。対策が行われているか、確認してください。

ちょうど好みに合う物件がない…という人には、兄弟車のフォードフリーダにも注目。こちらにもオートフリートップ搭載モデルが設定されています。中古車相場もボンゴフレンディとほとんど変わりません。

お盆休みにはちょっと納車は間に合わないかもしれませんが、今から探せば秋の行楽シーズンには十分に間に合いそう。特に今年は、9月に5連休が待ち受けています。高速道路も1000円で走れることですし、家族みんなで楽しむために、ぜひオートフリートップ付きのボンゴフレンディを検討してみてはいかがでしょうか。興味をもった方は下の検索窓に「ボンゴフレンディ オートフリートップ」と入力してみてください。


Text/渡瀬基樹