東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第4戦(富士スピードウェイ)の予選において、今シーズン初めてQ2進出を果たし、8番グリッドより決勝レースに臨みます。

予選Q1を担当するのは、Aドライバーのアレックス・インペラトーリ。ピットロード出口のシグナルがグリーンになってから3分後にコースインし、適正なタイヤプレッシャーと温度に到達させるべく周回していく。多くのチームがアタックを開始した予選開始5分後、コースアウトした車両が出たため赤旗が振られる。車両の回収が終了し、再びコースインしたアレックスは最初のアタックで4番手に入り、クールダウンラップを挟んだ次のアタックでは3番手となる1’38”630のタイムを記録。チェッカーフラッグ間際にベストタイムを更新していくライバルに抜かれるも、10位に踏みとどまり今シーズン初めてQ2に進出した。

GT500の Q1終了から10分後に開始されたGT300のQ2アタッカーは山下健太。山下は前戦タイラウンドのQ1に続いて2度目のスーパーGT予選アタックとなった。2周のウォームアップラップの後、タイムアタックに入った山下はいきなり1’38”442と19番手に沈んだ朝の練習走行から1秒近くベストタイムを更新。その後クールダウンラップを間に入れながら2度のアタックを試みるもタイムアップは叶わず9位のタイムで予選を終了したが上位の1台がペナルティにより降格し、911 GT3Rは今シーズン最高位となる8番グリッドから翌日の決勝レースを戦うこととなった。

予選終了後ドライバーコメント
アレックス・インペラトーリ(Q1担当)
「路面コンディションやガソリンの量など様々な要因が重なり合い、午前中より大幅にタイムアップしました。赤旗はアタック開始前だったので、予選再開時にはフレッシュなタイヤでアタックすることが出来たのも良かったです。初ポイトンを獲得したブリーラムのレースに引き続き、今シーズン最上位グリッドからのスタートとチーム全体として前進しているのは間違いありません。明日の決勝は期待していいでしょう。」

山下健太(Q2 担当)
「ウォームアップが上手くいってフロント、リヤタイヤの両方が朝と比較してよく動いてくれました。GTの予選をフレッシュタイヤでアタックするのは初めてでしたが、38秒台と良いペースで走れて一安心しています。明日は表彰台に迫れるようアレックスとともに頑張ります。」

スーパーGT2015シーズン第4戦の決勝は、8月9日(日)の15時にスタート予定です。