▲日本を代表するモデルである日産 スカイラインには数々の先進的なメカニズムが導入されてきました。1985年8月にデビューしたR31型スカイラインは、電子制御4輪操舵システム「HICAS」を量産車として世界初搭載。翌年デビューした2ドアクーペには70km/h以上で自動的に現れるオートスポイラーが採用されました ▲日本を代表するモデルである日産 スカイラインには数々の先進的なメカニズムが導入されてきました。1985年8月にデビューしたR31型スカイラインは、電子制御4輪操舵システム「HICAS」を量産車として世界初搭載。翌年デビューした2ドアクーペには70km/h以上で自動的に現れるオートスポイラーが採用されました

世界初の後輪操舵システムを搭載したスカイラインも登場

日本には様々な暦や記念日があります。そして車の世界を見渡しても多くの記念日があります。今回は8月30日から9月12日までの出来事を紹介します!

■8月30日 レクサス GS発売(2005年)
■8月31日 7代目 日産 スカイライン(R31型)発売(1985年)
■9月1日 日産 セフィーロ発売(1988年)
■9月1日 マツダ ユーノスロードスター発売(1989年)
■9月2日 日産 ムラーノ発売(2004年)
■9月3日 スズキ ワゴンR発売(1993年)
■9月9日 東北自動車道全線開通(1987年)
■9月11日 ホンダ トゥディ発売(1985年)


厳しい暑さが印象に残った8月は、名車スカイラインの7代目、R31型が発売された時期でもあります。続く9月も歴史に名を残す車たちが登場しました。

▲トヨタのハイパワーセダン、アリストを系譜に持つレクサス GS。アリストは海外ではGSの名で販売されていましたが、日本でのレクサスブランド展開によりレクサスモデル第1弾として2005年8月30日にデビューしました。翌年登場したGS450hは世界初のFRハイブリッドモデルです ▲トヨタのハイパワーセダン、アリストを系譜に持つレクサス GS。アリストは海外ではGSの名で販売されていましたが、日本でのレクサスブランド展開によりレクサスモデル第1弾として2005年8月30日にデビューしました。翌年登場したGS450hは世界初のFRハイブリッドモデルです
▲「みなさん、お元気ですか?」というCMを覚えている人も多いはず。セフィーロは1988年に登場したFRセダン。プロジェクターライトを採用した薄い顔などが特徴的でした。2代目からはFFに変更、FRだった初代は走り屋の間でも人気が高まりました ▲「みなさん、お元気ですか?」というテレビCMを覚えている人も多いはず。セフィーロは1988年に登場したFRセダン。プロジェクターライトを採用した薄い顔などが特徴的でした。2代目からはFFに変更、FRだった初代は走り屋の間でも人気が高まりました
▲かつて2人乗りのコンパクトなオープンモデルは多くの人の憧れでしたが、70年代ごろから衰退。自動車メーカーでも「ライトウェイトオープンは売れない」が定説でした。しかしマツダは1989年9月1日にユーノスロードスターを発売。すると世界中で大ヒット。その後、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェなどがライトウェイトオープンを発売し、社会現象にまでなりました。ロードスターは「世界で最も売れている2人乗りスポーツカー」としてギネス認定されています ▲かつて2人乗りのコンパクトなオープンモデルは多くの人の憧れでしたが、70年代ごろから衰退。自動車メーカーでも「ライトウェイトオープンは売れない」が定説でした。しかしマツダは1989年9月1日にユーノスロードスターを発売。すると世界中で大ヒット。その後、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェなどがライトウェイトオープンを発売し、社会現象にまでなりました。ロードスターは「世界で最も売れている2人乗りスポーツカー」としてギネス認定されています
▲ムラーノはもともと北米のみで販売される予定でしたが、2002年にデビューするとその流麗なスタイリングで人気を博し、世界中から「自分の国でも売ってほしい!」という声が殺到。日本では2004年9月から発売開始となりました ▲ムラーノはもともと北米のみで販売される予定でしたが、2002年にデビューするとその流麗なスタイリングで人気を博し、世界中から「自分の国でも売ってほしい!」という声が殺到。日本では2004年9月から発売開始となりました
▲それまでも背の高いモデルは一部存在しましたが、基本的には背の低い乗用タイプが一般的だった軽自動車。そこに全高を上げることで室内を広くしたワゴンRが登場。軽自動車の常識を覆すこのモデルは大ヒット。こうしたスタイルは現在の軽自動車の主流となっています ▲それまでも背の高いモデルは一部存在しましたが、基本的には背の低い乗用タイプが一般的だった軽自動車。そこに全高を上げることで室内を広くしたワゴンRが登場。軽自動車の常識を覆すこのモデルは大ヒット。こうしたスタイルは現在の軽自動車の主流となっています
▲埼玉県から青森県までを結ぶ北の大動脈、東北自動車道。総延長は679.5kmで日本一長い高速道路です。1989年9月9日、川口JCT~浦和IC間が開通し、全線開通となりました ▲埼玉県から青森県までを結ぶ北の大動脈、東北自動車道。総延長は679.5kmで日本一長い高速道路です。1989年9月9日、川口JCT~浦和IC間が開通し、全線開通となりました
▲1985年9月に登場したトゥデイは最初は軽ボンネットバン(商用車)からのスタートでした。そして1988年3月に乗用モデルを追加。その後ライフへと系譜が続いていきます ▲1985年9月に登場したトゥデイは最初は軽ボンネットバン(商用車)からのスタートでした。そして1988年3月に乗用モデルを追加。その後ライフへと系譜が続いていきます
text/高橋 満(BRIDGE MAN) photo/PIXTA、LEXUS