S2000唯一の特別仕様車は艶っぽいオトナ仕様だ
もうすぐ生産中止!?が噂されるS2000。オープンカーとピュアスポーツスピリットを併せ持つ、希少なホンダのFRスポーツカーとして中古車相場も高値を維持し続けています。きっとこのままコレクターズアイテム化されていくんじゃないかと個人的には思っているのですが、となれば生産中止のアナウンスによって相場が高騰することも予想されます。だったら、買いはまさに今!な一台であることは間違いありません。

そんな中、特に注目しているのが、この特別仕様車「ジオーレ」です。発表は2002年10月3日。つまり5年前ですから、2度目の車検を前に手放すオーナーも出てくるのではないかと思われます。

ベースグレードとタイプVにそれぞれジオーレが用意され、いずれもベースに対して25万円高の368.0万円/386.0万円(いずれも東京の販売価格)でしたから、台数もそれほど伸びなかったのではないでしょうか。
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さて、その25万円の中身を見てみましょう。
●ボディカラーは専用の2色。写真のダークカーディナルレッド・パールとロイヤルネイビーブルー・パール。さらにボンネットに2本のゴールドピンストライプが入ります。
●BBS製鍛造アルミはゴールド!
●専用タン内装で、本革シート・ドアライニングセンターパッド・センターコンソールにはキルティング加工が施されます。
●タイプV専用の特別装備であったステアリングが付きます。
そのほかに専用ドアミラーやフロアカーペットを装備。
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しかもこのジオーレに箔をつけたのが、リリースの約2カ月後に受賞した「オートカラーアウォード2003<ファッションカラー賞)>」。内外装の色合いが評価されたようです。

こういう、ちょっと大人っぽいS2000ってなかなかないでしょ!? というのも実は約6年間も販売されているというのに、登場した特別仕様車はわずかにこの1モデルだけなのです! ほら、ますます希少に思えてきませんか?

何しろ内装がキレイですからね。今の時期、冬の晴れた日に、ダウンを着てマフラー巻いて、グローブしてヒーターをガンガンに利かせて、涼しい顔して走るなんてのがサマになります。街中や高速道路ではスラっと流す感じで走って、ちょっとカーブが続くような、例えば峠道ではシフトを一つ落としてVTECの高回転域の音を楽しみながら・・・という大人な走りにピッタリではないでしょうか。

ちなみにこの原稿を執筆中の12月12日時点で、カーセンサーnetで探してみると・・・やっぱりあるんですねぇ~これが。みなさんも気になったらトップページにある検索窓(「車名や気になる装備などを入れてみよう」とある窓です)に「ジオーレ」と入れて探してみてください。

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<カーセンサーnet編集部デスク・ぴえいる>