3列シート需要に応えるCX-6発覚!
カテゴリー: クルマ
タグ: マツダ / ミニバン / クロスオーバーSUV / 男性向け / 家族向け / シンプル / カジュアル / AT / FF / 4WD / 帰省 / スポーツ / ドライブ / MPV / CX-5
2016/10/12
次期CX-5から派生する多人数乗車可能な車
現在、マツダ系ディーラーが望んでいるのは、ファミリー需要が見込める3列シートのミニバンではないだろうか。しかし、マツダは今春、その需要を満たす、MPVのモデルライフに幕を下ろした。ブランドの方向性や収益性を考え、同社は後継モデルを開発しない方針を固めた。マツダの今後における、多人数乗車モデルへの考え方とは。
国内ラインナップに残っている3列シート車は、プレマシーとビアンテだけ。プレマシーは7年目、ビアンテは9年目に突入しており、どちらも基本設計は古い。マツダがミニバンから距離を置く方針を明確にしている以上、後継モデル登場にも期待できそうにない。
そんなマツダが国内投入を検討しているのが、CXー6だ。当初は北米向けの戦略車であるCX-9が日本に投入されるとのうわさ(マツダは否定)があったが、MPVを上回る、全長5065×全幅1970×全高1750mmのボディサイズが、日本の道路事情に合わないことは明らか。より小さな車に白羽の矢が立つのも当然と言えよう。
CX-6とは聞きなれない名称だが、次期CX-5と並行して開発が進められている、ブランニューモデルのこと。もちろん、ミニバンではなく、CX-5派生のクロスオーバーSUVという位置づけだから、スライドドアもない。
ただ、3列シートは備わっており、マツダとしては同社の車づくりに共感を覚えつつ、「ミニバンほどの居住性は求めないが、3列シートは欲しい」というユーザーに売り込む考えだ。当然、MPVユーザーが最大のターゲットに定められる。
次期CX-5同様、Gベクタリングコントロールが搭載され、スカイアクティブGen2(第2世代)の実用化を待たずに登場する。ミニバンと比べて3列目シートにおける居住性はお世辞にも良いとは言えなさそうだが、スムーズな荷重移動を助けるGベクタリングコントロールやディーゼルエンジンのノック音を抑える周波数コントロール機構により、走行中の快適性は高いはず。CX-6は国内市場を意識しているため、約1年後の東京モーターショーで披露され、ほどなく発売される模様。
※2016年10月12日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年10月
■全長×全幅×全高:4690×1840×1695(mm)
■搭載エンジン:2.2L 直4ディーゼルターボ 他
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