ホンダ ヴェゼル(2代目)▲スタイリッシュで実用的な2代目ヴェゼルが中古車でお買い得に!

中古車流通台数が増え、お得な価格の物件が増加

2021年4月にフルモデルチェンジし、2代目となったホンダ ヴェゼル。その中古車平均価格が1年で約30万円も下がり、2024年2月末時点で300万円を切っている。

ホンダ ヴェゼル(2代目) ▲ホンダ ヴェゼル(2代目)の中古車平均価格の推移(2023年1月~12月)

登場からわずか3年弱しかたっておらず、まだまだ新鮮味のある現行モデルの中古車価格としては、かなりリーズナブル。ズバリ、今狙い目の1台だ。

そこで2代目ヴェゼルがどんなモデルか紹介するとともに、オススメの選び方をピックアップした。

ホンダ ヴェゼル(2代目) ▲初代とはイメージをがらっと変えた、存在感のあるフォルムが2代目の特徴

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【モデル概要】ヴェゼルはどんなモデル?

ヴェゼルはクーペライクなフォルムをもつクロスオーバーSUVだ。2013年に登場し、スマッシュヒットを記録した初代の跡を継いで2021年4月に2代目がデビューした。

ボディサイズは全長:4330mm×全幅:1790mm×全高:1580-1590mmとコンパクト。大径タイヤ(16~18インチ)を採用することでフロアを高めに設定しつつ、全高を低く抑えることでスポーティな外観としている。同じようなサイズのモデルはトヨタ C-HR(2023年7月に国内販売終了)、マツダ CX-30、スバル XVあたりだろう。

ホンダ ヴェゼル(2代目) ▲最小回転半径は5.5mと都市部や路地でも扱いやすい

外観デザインについては初代とは全くイメージを変え、押し出し感を重視した直線基調のスタイルとなった。遠目から眺めるとコンパクトSUVには見えないボリューム感だ。特徴的なフレームレスグリル、ツートーンカラーも選べるルーフなど、ユニークな意匠を数多く採用している。

3代目フィットのプラットフォームを利用しているが、居住空間や荷室などは同車の痕跡を全く感じさせないほど広い。特に後席については足元が広いばかりか、座面をチップアップして背の高い荷物を置ける空間とするなど、使い勝手の良さは圧倒的だ。

ホンダ ヴェゼル(2代目) ▲後席足元の空間や座面は、コンパクトSUVとは思えない広さ
ホンダ ヴェゼル(2代目) ▲後席はたたむとダイブダウンし、フラットな荷室空間となる
 

【パワートレイン】主力はホンダ独自のハイブリッド

パワートレインについては、1.5Lガソリンエンジン(自然吸気)と、同排気量のエンジンに2つのモーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV」という2種類がある。

「e:HEV」はトランスミッション内にモーターを備えるもの。通常走行はモーターのみで駆動してエンジンは発電に特化しながら、高速走行時(70km/h以上)のみエンジンを駆動力として利用する。シリーズ式とパラレル式の長所を組み合わせた、ホンダ独自のハイブリッドシステムだ。

ガソリン車、ハイブリッド車ともにFFと4WDが設定される。ちなみに、4WDはハイブリッド車によく見られる後輪をモーターで駆動するタイプではなく、アクティブトルクスプリット機構で前後に駆動力を分け、プロペラシャフトを介して後輪を駆動するタイプのシステムを採用。より本格的な4WDシステムで、雪道などにも強いのが特長だ。

ホンダ ヴェゼル(2代目) ▲ハイブリッドのパワーユニットをコンパクトに収めた駆動系。4WDはフロア下にプロペラシャフトが通る
 

【グレードごとの違い】乗り味や走行性能にも差がある

ガソリン車は「G」の1グレードのみ。ハイブリッド車は「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV プレイ」の3グレードがある。それぞれの特徴は以下のとおり。

・「G」: ガソリン車のエントリーグレード。FFと4WDの設定あり。
・「e:HEV X」: ハイブリッド車のエントリーグレード。FFと4WDの設定あり。
・「e:HEV Z」: アクティブコーナリングライトや左右独立温度調整式エアコン、パワーテールゲートなどを実用的な装備をパッケージした上級グレード。FFと4WDの設定あり。
・「e:HEV プレイ」: 豪華な内装や駐車支援機能、専用エクステリア、パノラマルーフなどを備える最上級グレード。FFのみ。

いずれのグレードも衝突軽減ブレーキなどを含む先進安全・運転支援機能「Honda SENSING」を装備。18インチのホイールを備えるのは「e:HEV Z」と「e:HEV プレイ」で、他グレードは16インチとなっている。価格重視なら「G」もしくは「e:HEV X」、SUVらしい使い方をしたいなら「e:HEV Z」、カーライフは都市型、かつパノラマルーフの開放感を味わいたい人なら「e:HEV プレイ」という選び方が順当だろう。

ホンダ ヴェゼル(2代目)インテリア ▲上級グレードにはグレージュカラーのオシャレな内装を採用

ちなみに、「e:HEV Z」と「e:HEV プレイ」には可変ステアリングギアレシオが備わるなど、走行性能についても他グレードとは差別化された内容となっている。

 

【オススメの選び方】安く買うなら……

購入価格をできるだけ抑えてヴェゼル買うなら、ガソリン車である「G」のFFが最もリーズナブル。デビューからまだ3年経過しておらず、走行距離も少なめの物件が多いが、それでも新車価格よりも10万~20万円程度低い総額210万円台から狙える。

ヴェゼルの中古車市場全体におけるガソリン車の比率は10%強というところだが、流通量全体が1500台以上と多いために、選択肢は少なくない。

ただし、ガソリン車の新車価格は239.9万~261.9万円(デビュー時)と、もともと安い。また、燃費性能もハイブリッド車には及ばない(ガソリン車が15.6~17km/L、ハイブリッド車が22~25.0km/L ・WLTCモード)。コスパとランニングコストをよく検討したうえでガソリン車にするか、ハイブリッド車にするか決断すべきだろう。

ホンダ ヴェゼル(2代目)G ▲シンプル装備のGグレードだが、使い勝手などは上級グレード同様だ

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【オススメの選び方】ハイブリッド狙いなら……

ハイブリッドモデルの中で中古車流通量が最も多いグレードは「e:HEV Z」。なんと「e:HEV Z」だけで900台以上も流通している。年式もデビュー直後から2024年式まで比較的まんべんなく分布しており、選択肢は非常に豊富だ。

「e:HEV Z」の中古車価格帯は総額250万~380万円(雹害車、修復歴ありを除く)。走行距離5万km以下の物件に絞っても、新車価格より50万円近く安い価格から狙えることになる。

前述のように「e:HEV Z」には実用的な装備が揃っており、お買い得感が高い。さらに、FFだけでなく4WDも選べるという利点がある。中古車でヴェゼルを狙う場合の本命と言っていいだろう。

ホンダ ヴェゼル(2代目)e:HEV Z ▲コスパの高さでは随一と言える「e:HEV Z」の中古車

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【オススメの選び方】人気グレード「プレイ」狙いなら……

最上級グレードである「e:HEV プレイ」の新車価格は329.9万円(デビュー時)。コンパクトSUVで、しかもFFのみのグレードとしてはなかなか強気な価格設定だ。そんな「e:HEV プレイ」も中古車ならリーズナブルに手に入る。

新型車では通常、最上級グレードに人気が集中する傾向にあるが、ヴェゼルではやや傾向が異なる。中古車市場に流通する2代目ヴェゼル全体のうち、「e:HEV プレイ」が占める割合は7~8%前後だ。それでも流通台数全体が多いために、現状で100台以上の物件から選べる状況ではある。

「e:HEV プレイ」の中古車市場価格帯は総額300万~390万円となっており、例えば2021年式・走行距離3.8万km、オプションの「マルチビューカメラ」付き物件の場合で総額300万円。先進装備が充実した最上級グレードで良コンディションの物件がこの価格帯なら納得だろう。

ホンダ ヴェゼル(2代目)e:HEV プレイ ▲オシャレな内装やパノラミックルーフが欲しいなら「e:HEV プレイ」一択だ

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※記事内の情報は2024年3月1日時点のものです。
 

文/田端邦彦 写真/篠原晃一、ホンダ
田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。

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