アウディ A4【東京モーターショー2007】
2007/10/25
スポーティな性格を進化させた新世代A4
先のフランクフルトモーターショーで新型が披露された新型A4がいよいよ日本で公開された。ドイツ御三家、アウディの基幹モデルとなるこのA4には、現行のライバルを焦らせるだけの、また幾多のDセグ・セダンにお手本をしめすだけの、総合的な進化が求められる。パワーユニットはガソリンが直4の1.8L TFSI、V6の3.2L FSI、それに加えてディーセルが複数グレード用意される。ただ、これはあくまで欧州での話。昨今、低燃費・高トルクで注目される最新ディーゼルだが、日本への導入は未定だという。
スタイリングは、フロントマスクのスポイラーが迫力を演出し、スッと伸びたサイドラインと緩やかに上昇するアンダーラインを経て、より情感を増したリアに至る(リアランプの造形はちょっと現行3シリーズ似?)。サイズ数値で見れば全長×全幅×全高=4703×1826×1427mm。先代に比べて全高は若干下げられたものの、全長・全幅は拡張されている。サイズアップでさらなる居住性を目指しつつも、全高だけは抑えて重心を上げなかった決断は、おそらくは英断として走行性能にあらわれることだろう。しかも先代より大きくなったにもかかわらず車重は軽くなっているのだから、さらに見事というしかない。

↑セオリー通りの3ボックスセダンながらも、ダイナミズムあふれるスポーティなスタイリングを実現している

↑190ps以上を発生するモデルには、車速に応じてパワーアシスト量を調整するサーボトロニック・ステアリングを装備

↑先に欧州で発表されたクーペA5と共通のインパネ回り。過度な演出はないが、整然とした上質な雰囲気はさすがアウディといった感じ
↑新型ではサスペンションが全面的に見直された。またフロントアクスルを前方に移動することでショートオーバーハングを実現
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
アウディ A4【東京モーターショー2007】/旬ネタ
あわせて読みたい
「ネオクラ・メルセデス」がアツい! 正規ディーラーも参入するほど中古車市場でいま静かに熱を帯びているR129型、W124型に注目!
あの名車は今? その後継モデルたちは……20年という時の流れは車をどう変えたのか。SL、ムルシエラゴ、911…
アコードの平均総額が1年で60万円以上ダウン! プレリュードが気になるけど実用性も欲しい諸兄にオススメのフラッグシップセダン
新型CX-5が待ちきれないあなたに贈る「納車までの期間、代わりにコレどうですか?」5選
トヨタ センチュリーがブランド化! クーペタイプも公開された今、改めて歴代モデルを振り返ってみよう!
【今が狙い目!】昨年2024年登場のメルセデス・ベンツ Eクラス(6代目)の中古車平均価格が1年間で約70万円ダウン!オススメの買い方・選び方を紹介
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
トヨタ アクアが、プリウス顔に大胆イメチェン! でもマイルドな見た目がお好きなら、前期型もいいんじゃない? 中古車相場をチェック!
【悲報】レクサス ISが“ほぼ”生産終了。絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
BMWのMとは違う“絶妙”な味を堪能できるオススメの「BMWアルピナ」モデル5選【2025年最新版】









