▲ドイツ製快速ワゴン。

快速=余裕、つまり「安全」なんです!

日本のあちこちで鬱陶しい梅雨が始まりそうなこの時期ですが、ここを乗りきれば季節はもう夏。各種の行楽やお盆シーズンの帰省などに必要な車は今のうちに探しはじめたいところ。そんなタイミングで勧めたいのが「快速輸入ステーションワゴン」です。

まずは「なぜステーションワゴンなのか?」をご説明します。もしも車を何台も所有できるのであれば「行楽用のミニバンと近場用のコンパクトカーと、運転を楽しむ用のクーペ」みたいなラインナップをガレージに揃えるのが理想ですが、実際はそうもいきません。よって、「高い実用性」と「運転自体の楽しさ」を1台で獲得しようとすると、最適なのはステーションワゴンとなります。積めて、なおかつ走れますからね。

次に「快速」ですが、これは「夏は高速道路をぶっ飛ばそうぜ!」という話ではありません。そうではなく、車というのは基本的に高性能である方が何かと安全なんです。

極端な話ですが、最高速度110km/hしか出ない車で100km/h出すよりも、その気になれば250km/hぐらい出せる車で100km/h巡航する方が絶対に安全です。必要な場合の追い越し性能も、ブレーキの性能も余裕がありますから。で、快速な車は性能に余裕があるため比較的安全で、そして安全ゆえに長距離ドライブでも疲れにくいんです。だからこそ、夏休みに向けては「快速」な車がオススメなんです。

▲ユーテリティ性と走行性能、安全性の良いとこ取りができるのが快速ステーションワゴンの魅力です ▲ユーテリティ性と走行性能、安全性の良いとこ取りができるのが快速ステーションワゴンの魅力です

ドイツ御三家の人気ワゴンも総額200万円以下で探せます!

そして「輸入車」という点については、正直「輸入車でなくては絶対にダメ」ということもないのですが、それでもやはり高速域での安定性に関しては(特にヨーロッパの)輸入車に一日の長があります。それゆえ輸入車には、高速道路を長い時間ドライブしても疲れにくく、疲れにくいから結果として安全、というメリットがあります。

また、どうでもいい話ではありますが、なんだかんだいって日本ではいまだにヨーロッパ車はイメージが良いため、それに乗って帰省すれば、ほんの少しですが「故郷に錦を飾る」みたいな意味合いも生まれそうです。

さて、そういった事情に基いて輸入ワゴンの中古車市場を見渡してみますと、絶好のモデルが結構な買い頃を迎えていることに気づきます。具体的にいいますと、M・ベンツ Cクラス ステーションワゴンとBMW 3シリーズ ツーリングのそれぞれ旧型、そしてアウディ A4アバントの現行型、つまり「ドイツ御三家」といえるブランドの中核モデルが、総額200万円以下で多く出回っているのです。

車両価格100万円台で狙えるこれらモデルは比較的小排気量のベーシックなグレードになりますので、快速といっても決して「鬼のように速い」わけではありません。しかし高速道路に速度無制限区間もある国で生まれ育った車ですから、ベーシックなグレードであっても日本の高速道路では十分以上に快速です。実際に運転してみれば、特に「平均速度が高くても疲れにくい」という部分に感銘を受けるでしょう。

▲高速域での安定性に優れるのがヨーロッパ車の特徴。それゆえ長距離ドライブでも疲れにくいんです ▲高速域での安定性に優れるのがヨーロッパ車の特徴。それゆえ長距離ドライブでも疲れにくいんです

カーセンサーアフター保証付きならメンテナンスの不安も軽減

モデルごとの中古車相場を見ますと、いちばん手頃なのは旧型3シリーズ ツーリングです。購入の中心となる08~10年式の平均価格は約170万円(2015年6月15日現在)。ボリュームゾーンは120万~160万円ぐらいで、狙えるグレードは主に320iです。6気筒ではなく直列4気筒エンジンですが、十分以上にBMWらしい快速っぷりを楽しめるグレードといえます。

▲05年から12年まで販売された旧型3シリーズツーリング。吹け上がりの良いエンジンが魅力です ▲05年から12年まで販売された旧型3シリーズツーリング。吹け上がりの良いエンジンが魅力です

旧型Cクラス ステーションワゴンも中心は08~10年式付近。平均車両価格は、08~09年式が約175万円、09~10年式が約180万円と、旧型3シリーズツーリングより少しお高いイメージです。しかしベーシックなC200コンプレッサーアバンギャルドに絞ってみれば車両価格150万~170万円ぐらいの物件も結構流通していますので、興味のある方は個別の物件を細かくサーチしてみることをオススメします。

▲08年から14年までの旧型Cクラスステーションワゴン。安定感はピカイチです ▲08年から14年までの旧型Cクラスステーションワゴン。安定感はピカイチです

A4アバントは現行型だけあってやや高めです。具体的には09年式の平均車両価格が約220万円。これだと総額で245万円ぐらいになりそうですが、ベーシックな1.8TFSIだけで見てみると総額170万~200万円ぐらいの物件も流通しています。1.8Lとはいえ近年のダウンサイジングターボエンジンは大排気量エンジンに引けをとらないトルクを発揮しますので、これまた普通に使う分には十分「快速」といえるでしょう。都会的なスタイリングと合わせ、なんとも魅力的な1台です。

▲こちらは08年から現在も販売中のA4アバント。洗練された都会的デザインがステキですね ▲こちらは08年から現在も販売中のA4アバント。洗練された都会的デザインがステキですね

いずれにしもこの夏、荷物が積めて運転が楽しくて、その結果として長距離ドライブでも疲れにくく安全な「輸入快速ステーションワゴン」を、ぜひ手頃な価格で手に入れてみてはいかがでしょうか? カーセンサーアフター保証を付帯させれば、輸入車のメンテナンスに不安を感じている人もきっと安心できると思いますよ!

▼検索条件

M・ベンツ Cクラス ステーションワゴン(旧型)&BMW 3シリーズ ツーリング(旧型)&アウディ A4アバント(現行型)×総額200万円以下×CSA保証対象車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります