世界的に人気なSUV界の大穴? 日産 ムラーノを忘れてはいませんか?
2017/12/07
▲SUVの中でも各社が特に力を入れているのが高級SUVのジャンルですまだまだ人気の衰えないSUVブーム
どんな物事にも流行り廃りがあるように、自動車のジャンルにもそれは存在します。そんな中でも2000年前後から起こり始めた「SUVブーム」にはいまだ陰りが見えずに多くのニューモデルが登場しています。
特に高級SUVのジャンルは1998年のトヨタ ランドクルーザー100、2000年のBMW X5や、2002年のポルシェ カイエンなどを皮切りに、今ではマセラティやベントレーなどのメーカーまでがSUVを新たに開発、投入しているほどの世界的なブームとなっているのです。
このブームは日本でも例外ではなく、トヨタ ハリアーやレクサス RXなど高級感のあるモデルが高い人気を誇っています。
結果的に中古車市場でも人気ということでなかなか価格が下がってこないのが現状です。
次はちょっと高級感のあるSUVがいいなあ~と思っていても、中古車価格を見て、そっとブラウザを閉じる日々を送っている人もおられるのではないでしょうか?
でも諦めるのはまだ早い! 実はもっとリーズナブルに狙えて高級感も走りのポテンシャルもライバル車に負けていない個性的なSUVモデルがあるのです!!
日産が送り出したプレミアムSUVのムラーノ(2代目)
▲日本では2代目で終了してしまったが、海外での人気は高く、現在は3代目が販売中それがこの日産 ムラーノの2代目モデル!
ややアクの強いエクステリアのために受け入れられない、という人もいるかと思いますが、そこさえクリアできればこれほどリーズナブルな価格で購入できる上質なSUVはなかなかないと断言してもいいレベルです。
グレード構成はかなりシンプルで、上級グレードの「XV」とベースグレードの「XL」が存在し、それぞれに直列4気筒の2.5リッターエンジンとV型6気筒の3.5Lエンジンが用意されています。
組み合わされるミッションはCVT(3.5LはMTモード付)のみ。
そして全車四輪駆動がベースで、2.5Lモデルでは前輪駆動も選べる、といった感じ。
中古車市場では新車価格の高かった3.5Lグレードの方がお高い……と思いきや、実はそれほど価格帯は変わらず。
自動車税や燃費に差が出てしまうものの、このクラスを狙うならV6をチョイスしたい! というのが個人的な意見です。
もちろん2.5L仕様も必要十分な出力を備えているので、このあたりはお好みで選んで問題ないでしょう。
▲SUVというよりは高級サルーンといった雰囲気の落ち着いた内装。ここはやはり本革シートを狙いたくなりますグレード間の違いは結構大きく、XVだと前席シートヒーター付本革シートや前後2つのサンルーフを持つスタイリッシュガラスルーフなどが標準装備となります(ガラスルーフはレスOP車もあり)。
さらにモデル途中からはHDDナビやクルーズコントロールも標準となって、新車時のグレード間の価格差は80万円ほどありました。
しかし、中古車となってからはほぼ誤差の範囲。こうなると上級グレードのお買い得感がかなり強くなりますね。
また、2代目ムラーノを語るうえで忘れてはならないのが、オーテックジャパンが手掛けたモードシリーズです。
現在のモード・プレミアの祖とも言えるこのシリーズは、ビアンコ、ロッソ、ビアネロの3種類が用意され、それぞれ登場年度は異なりますが、基本コンセプトは共通。
名前のとおり、ビアンコ(白)、ロッソ(赤)、ビアネロ(白黒)のカラーをまとった本革シートが用意されるというもので、個性的なルックスのムラーノをより個性的に彩ってくれる特別仕様車となっています。
▲より一層の個性を与えてくれるオーテックの手掛ける特別仕様車。写真はモード・ビアネロのものですさて、そんな魅力たっぷりな2代目ムラーノですが、一番の魅力はそのお値段。
なんと安いものでは総額100万円以下でイケるものまであるのです!
もう少し低走行や高年式なものを狙おうとしても200万円の予算があればかなりの個体を選り好みできると言った状況です。
ちなみに3代目ハリアーだと総額200万円を切る個体はなく、初代レクサス RXはギリギリ200万円を切る個体が少々あるといった感じですから、ムラーノのお買い得感がお分かりいただけると思います。
人気のSUVは欲しいけど、他の人とカブるのは……という個性を大切にしたい人にも、ぜひともオススメしたい1台であることは間違いありません!
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日産 ムラーノ(2代目)×修復歴なし×支払総額ありこの記事で紹介している物件
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