【トヨタ bBの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / ハッチバック / クルマを選び始めた人向け / かっこいい / カジュアル / bBオープンデッキ / bB / 人気中古モデル徹底ガイド / 高橋満
2021/02/27
▲カスタムモデルのようなデザインを採用したbB。見た目だけでなくオーディオや照明にも凝るなど、若者の遊び心を巧みに取り入れたモデルだトヨタ bBの中古車は今
トールワゴンタイプのハッチバックであるトヨタ bBは、広い室内空間で利便性を高めただけでなく、カスタムモデルのようなデザインで無骨な雰囲気を強調したモデルだ。
2000年に初代が登場。その後、2代目へのフルモデルチェンジを経て、2016年に生産が終了するまで2世代にわたり販売された。
初代の生産終了は2005年だが、まだ200台近くの中古車が流通している。ほとんどの物件が予算100万円以下で狙うことができる状態だ。
この初代は前期型と後期型があり、バンパーの大きさを変えたことで雰囲気がかなり異なる。さらに、後期は全長が120mm長くなっており、ボディサイズも物件選びのポイントとなる。
車内のイルミネーションや重厚感あるサウンドが特徴的な2代目は、10年以上にわたり生産されたこともあり価格帯に幅がある。
こちらも前期と後期に分かれ、前期型なら9スピーカー+11イルミネーションの1.5Z Qバージョンも予算50万円以下で手に入る。
ここではbBの特徴や選ぶ際のポイント、現在の中古車相場について紹介していく。
bB(初代)の特徴と中古車相場
■bB(初代)DATA
生産期間:2000年2月~2005年11月
中古車流通量:約180台
中古車価格帯:10万~80万円
▲当時人気のあった、アメ車のミニバンをほうふつとさせる“ワルっぽい雰囲気”を醸し出した初代bB■bB(初代)の特徴
1990年代後半、ダイハツ ムーヴカスタムなど軽自動車を中心に、標準車と大きく雰囲気を変えたカスタムモデルが流行した。
また同時期には、同じく軽自動車の全高を高くして室内空間を広げる、トールワゴンが一般的になるという流れも起きる。
この2つのトレンドを、普通車のハッチバックに取り入れ登場したのが、初代bBだ。
▲余計な装飾を一切排したことで、逆に“bBらしさ”を表現した秀逸なデザインだ全高を1640mmまで高めたボックス型のハッチバックで、まるでアメ車のカスタムモデルのような、無骨でワイルドな雰囲気を前面に押し出した異色のモデルだ。
ちなみに、車名のbBは、“ブラック・ボックス”を意味している。
▲エクステリア同様、シンプルなラインで構成されたインパネインテリアも外観同様に直線を基調にしたデザインで、インパネ上部をフラットにすることで小物などを置きやすいようになっている。センターメーターは対照的に円形のものを採用し、意図的に違和感を出す意匠が施された。
リアシートを座面前方に跳ね上げると、マウンテンバイクなど大型の荷物を積めるほどの広大なスペースが確保できる。このように、若者の遊びをしっかりバックアップできる機能を備えていたのもbBの特徴だ。
また、このリアシートは前後150mmのスライド機構を備えているので、後部座席に人が座った状態でもラゲージスペースを拡大することが可能だった。
▲フロントシートはベンチタイプ初代bBの特徴として、音楽好きのニーズを満たす装備が用意されていたことも挙げられる。スピーカーは4つの大型フルレンジスピーカーと、インパネにツイーターを設置した6スピーカーが標準装備に(1.3Lは4スピーカー)。さらにディーラーオプションで、ルーフスピーカーや100W×4チャンネルの特大ウーハーボックスを設定することができた。
搭載エンジンはFFが最高出力65kW(88ps)を発生する1.3L 直列4気筒と、最高出力81kW(110ps)を発生する1.5L 直列4気筒の2種類。4WDは1.5Lのみの設定だった。トランスミッションは、4速ATとなっている。
▲前後バンパーを大型化して、一層ワルっぽさを強調した後期型2003年4月にマイナーチェンジが行われ、フロントとリアのバンパーを大型化してワルっぽさを一層強調するデザインに変更された。この変更で、前期型より全長が120mm拡大されている。
また、2001年6月には派生モデルとして、リアのルーフをスパンと切り落としてピックアップトラック形状にしたbBオープンデッキが登場した。
▲派生モデルとして登場したbBオープンデッキ。bBとはイメージが大きく異なり、開放感にあふれている■bB(初代)の中古車相場
初代bBの流通量は前期型が約50台、後期型は130台ほど流通している。すでにデビューから15年以上が経過しているので、前期型と後期型で相場差はなくなっている。
駐車スペースの都合などで、全長の短さが重要であれば前期型だが、bBらしい無骨な雰囲気を楽しむなら、バンパーが大型化した後期型がオススメだ。
エンジンタイプは1.3Lと1.5Lの2種類あるが、自動車税や自動車重量税に差はない。燃費は1.3Lの方が良いが、その違いは1km/L程度。その差が許容できれば、よりパワフルな1.5Lの「X」から探してみよう。
上級グレードの「1.5Z Xバージョン」には本革ステアリング、ディスチャージヘッドライトなどが備わる。流通台数は約60台程度だが、初代bB狙いなら探す価値は十分ある。
▼検索条件
トヨタ bB(初代)× 全国■bB オープンデッキ(初代)の中古車相場
現在の流通量は約20台と、極めて少ない。bBオープンデッキは、もともと「1.5」のワングレードのみの展開だった。そのため、物件選びの軸はコンディションと色のみ。
流通している物件の走行距離は、おおむね10万km前後。カスタムされているものも散見されるため、状態は実車を見て判断をするのが得策だろう。
カラーバリエーションはいくつか選べる状況だが、台数が少ないため気になるものがあれば問い合わせを急いだ方が良さそうだ。
▼検索条件
トヨタ bBオープンデッキ(初代)× 全国bB(2代目)の特徴と中古車相場
■bB(2代目)DATA
生産期間:2005年12月~2016年7月
中古車流通量:約700台
中古車価格帯:10万~130万円
▲音とイルミネーションで、車内をクラブのように演出できる2代目bB。2011年11月に追加された「煌(きらめき)」では、11スピーカーやイルミネーションの調整ができるアームレストコントローラーが備わる■bB(2代目)の特徴
初代がミニマルなラインで無骨さを表現したのに対し、2代目bBは、抑揚感のあるデザインでワイルドな雰囲気が前面に押し出されている。フロントグリルも立体的な構造になっており、高級感が高められた。
2代目bB最大の特長はインテリアだ。開発コンセプトで、“音・光・まったり”とうたわれているように、イルミネーションとサウンドを存分に楽しめ、さながらクラブで好きな音楽を堪能しているような雰囲気で運転することができる。
▲重低音が効いた音と光が圧倒的な存在感を演出。夜のドライブが楽しくなること請け合い当時、最新だったデジタル信号処理技術を応用した最新の音響技術、“DSP”を採用。最上級グレードの「Qバージョン」は、9つのスピーカーで音楽を立体的に再現。中でもインパクトがあるのはセンターコンソールに設置されたサブウーハーだろう。
オーディオはパワービート、リアブースト、BGM、ナチュラルという4つの再生モードが設定された。もちろん、上級グレード「Xバージョン」の6スピーカーも、十分に迫力のあるサウンドを楽しむことができる。
「Qバージョン」では、室内11ヵ所にイルミネーションを設置。サウンドと連動して明るさが変わるようになっているので、ナイトドライブが盛り上がること間違いなしだ。
▲深く沈み込むフロントシートが2代目bBの特徴。チルアウトしたいときに最適な機能だまた、フロントシートには前後スライド、リクライニングに加え、座面が深く下に沈み込む“まったりモード”を搭載。休憩中は好きな音楽を聴きながら、のんびりくつろぐことができる。
搭載エンジンはFFが最高出力68kW(92ps)を発揮する1.3L 直列4気筒と、最高出力80kW(109ps)を発揮する1.5L 直列4気筒の2種類。4WDは1.3Lのみになる。トランスミッションは4速ATのみの設定だ。
デビュー時、9スピーカー&11イルミネーションの「Qバージョン」は「1.5Z」だけに設定できるものだったが、2006年5月には、「1.3S」にも設定可能になった。
2008年10月のマイナーチェンジで、グレード構成を大きく変更。標準スタイル(「S」、「Z」、「Z Lパッケージ」)、エアロスタイル(「エアロパッケージ」、「エアロGパッケージ」)の2展開になった。
▲クールなカラー以外に淡いカラーも設定された標準スタイルは、フロントデザインがマイルドな印象になり、派手なデザインを好まない人でも選びやすい。一方のエアロスタイルは、デザインの他、音や光の演出も従来のbBらしさを踏襲。このタイミングで最上級グレード「エアロGパッケージ」が11スピーカーになった。
2011年11月には、エクステリアにメッキを多用してワイルド感を強調したグレード「煌(きらめき)」が、2013年2月には「煌」の装備に加え、専用のファブリック&合成皮革シートを組み合わせた「煌-G」が、「1.3 S」と「1.5 Z」に追加された。
■bB(2代目)の中古車相場
10年以上にわたり生産されたため、価格帯にかなりの幅がある。前期型のベースグレードにあたる「1.3 S」や「1.5Z」は走行距離にこだわらなければ、予算30万円で買うことも可能。予算を50万円程度までアップできれば、走行距離7万km弱の物件も見つけることができる。予算重視派はまず、このあたりからチェックするのがよいだろう。
2代目bBの特性である、音楽やイルミネーションを楽しめる1台を選びたいなら、オススメは「1.5 Z Qバージョン」、後期型の「1.5 ZエアロGパッケージ」、「1.5 Z煌」および「煌G」だ。
「1.5 Z Qバージョン」は約60台流通していて、価格帯のボリュームゾーンは総額30万~50万円。年式が古いこともあり走行距離は10万km前後のものが多くなる。
「1.5 Z エアロGパッケージ」は特別仕様車を含めて約80台が流通。こちらも総額30万~50万円プラスαのゾーンに、物件が集中している。走行距離は8万km前後のものが多く、高価格帯だと5万km前後のものも見つけることができる。
「1.5 Z煌」と「煌-G」は約50台流通していて、最安値帯は総額70万~80万円。予算を100万円プラスαまでアップできれば、走行距離3万km以下の物件が射程圏内に入ってくる。
▼検索条件
トヨタ bB(2代目)× 全国※記事内の情報は2021年6月21日時点のものです。

自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
この記事で紹介している物件
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