レクサス IS-F【スクープ!】
2014/01/07

2014年1月のデトロイトショーで発表されるレクサスの2ドアクーペ、RC−FはIS-Fの後継モデルとなるはずだった。ところが、現行ISをベースにFを開発する計画が浮上。急ピッチで作業が進められることになった
レクサス IS-F、急きょ開発へ
ライバルの動向を見据えたうえでの決定か
後継車に当たるRC−Fをキチンと用意しておきながら、なぜ、いまさらIS-Fを作るのか。最大の理由は、ボディ形状とドアの枚数にある。
RC−Fは2ドアクーペなので使用シーンが限られる。しかし、IS-Fは4ドアセダンがベースのため、後席に乗員が座れるだけの居住性と乗降性が確保できる。つまり、ハイパフォーマンスを目指しながらニーズの拡大も狙ったのだ。
これは、おそらくライバル車の動向を意識してのことだろう。メルセデス・ベンツ C63AMGやBMW M3などは、クーペだけでなくセダンもラインナップしている。アウディ RS4は、セダンの設定がなくワゴンのアバント専用グレードになった。
つまり、1000万円クラスのハイパフォーマンスモデルであっても、セダンやワゴンのラインナップが不可欠なのだ。以上のような理由で、IS-Fも急きょ開発されることになったようだ。
動力系・駆動系はISをベースに先行開発されているRC-Fのものが用いられる。エンジンは、現行IS-Fの5L V8を最高出力450ps/最大トルク55.0kg−mまで引き上げた改良版が搭載されるだろう。
エクステリアでは、現行モデルと同様、ハイパワーに見合ったワイドタイヤを履くためにフェンダーもワイド化される。迫力のあるフォルムとなるだろう。
※2014年1月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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