BIG is GOOD|カーセンサー特選市

今も昔も高級モデルはビッグサイズ、大排気量エンジン

センチュリーのインパネ。スイッチ類には日本語表記が用いられています。贅沢に使われたウッドパネルは、職人が美しい木目を組み合わせたものです

センチュリーのインパネ。スイッチ類には日本語表記が用いられています。贅沢に使われたウッドパネルは、職人が美しい木目を組み合わせたものです

ランドクルーザー100。丸みを帯びたデザインで“色気”が演出されています。全幅は1940mm、全高は1860~1890mmもあります

ランドクルーザー100。丸みを帯びたデザインで“色気”が演出されています。全幅は1940mm、全高は1860~1890mmもあります

ランドクルーザー100には8名乗り仕様も用意。高級志向の本革仕様もありますが、一昔前のトヨタ車っぽさが今となっては個性的です

ランドクルーザー100には8名乗り仕様も用意。高級志向の本革仕様もありますが、一昔前のトヨタ車っぽさが今となっては個性的です

こちらはラグレイト。ホイールベースは驚きの3000mmで、3列・7人乗りのシート配置となっています

こちらはラグレイト。ホイールベースは驚きの3000mmで、3列・7人乗りのシート配置となっています

今も昔も大きいということは素晴らしい

昨今、小排気量・高効率化によるダウンサイジングがトレンドです。そんな中、高級車に目を向けると効率化は図られているものの、今も昔も物理的にビッグサイズで大排気量のエンジンが搭載され続けています。コンパクトで低燃費なことは良いことですが、大きいということもまた同様に素晴らしいことです。

小排気量・高効率化は日本車が得意とする分野ですが、そんな中、あえて国産車の中でビッグサイズな車に注目しました。小さな車が旬な今こそ、中古車市場で“見逃され”おトクになっている3モデルをご紹介。いずれもカーセンサーアフター保証対象車が総額220万円以下で狙えます。

特大サイズのセダン、SUV、ミニバンをピックアップ

まずはトヨタ センチュリー。泣く子も黙るトヨタの最高級車です。日本でしか販売されていないモデルです。国産車で唯一、5L V12エンジンを搭載し、リアシートに座る人のことを徹底的に考えて作られています。センチュリーの全長は5270mm。トレンドに流されないクラシカルなフロントマスクとともに威風堂々としています。

次にトヨタ ランドクルーザー100。日本の中古車市場においても海外市場(日本からの中古車輸出)においても人気のSUV。強靭なラダーフレームを備え、オフロードにおける悪路走破性はライバルを寄せ付けません。スカイフックTEMSというサスペンションが採用され、当時は世界中の富裕層に愛されました。

全長は最も長いもので5125mmで、ライバルの高級SUVと比較しても見劣りしません。搭載エンジンは4.2L直6ディーゼルターボと4.7L V8ガソリンエンジンをラインナップ。たっぷりのボディサイズにたっぷりの排気量なのは、優れた悪路走破性とオンロードでの機動力を得るためでした。

最後は、ホンダ ラグレイト。搭載しているエンジンは3.5L V6でなかなかにパワフル。全長5105mmというビッグサイズなミニバンながら、当時のスポーツカーにも引けを取らないような走りが魅力でした。

カーセンサーアフター保証対象車はわずか!

平均車両価格を見てみると、ラグレイトが約40万円、センチュリーが約110万円、ランドクルーザー100が202万円。ラグレイトとセンチュリーは底値で安定していますが、ランドクルーザー100が下落傾向にあります(2014年8月27日現在)。

問題はアフター保証対象車の少なさ、正確にいうと長期保証付きの物件の少なさです。どれも年式的に古い車ですし、センチュリーのような超高級車となると長期保証付きの物件を狙うのは必須でしょう。しかし、総額220万円以内で探してみると、原稿執筆時点で各モデルは両手で数えるほどしかありません。アフター保証を付けられる車があったら早めに行動した方が良さそうです。

もちろん、100万円台後半の物件もチラホラありますので、物件一覧をご覧になってみてください。多少燃費が悪くとも日本が世界に誇るビッグサイズな車、一度は乗ってみたいものです。

【検索条件】トヨタセンチュリー(現行)&トヨタランドクルーザー100&ホンダ ラグレイト×総額220万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額220万円を超える場合があります