【トヨタ istの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどまとめ
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / ハッチバック / クルマを選び始めた人向け / ist / 人気中古モデル徹底ガイド / ぴえいる
2021/09/21
▲ist(イスト)という車名は「Stylist(スタイリスト)」「Artist(アーティスト)」など「~をする人」という意味を表す接尾辞から名づけられたトヨタ istの中古車は今
SUVのようなスタイルと、使い勝手の良さが特徴のコンパクトカー、トヨタ ist(イスト)。
2002年5月に登場すると、1ヵ月で4.2万台という記録的な受注が入るほど人気を集めた。
2007年7月には2代目へとフルモデルチェンジしたが、後継モデルが出ることなく2016年4月に生産が終了した。
各世代の中古車流通量と中古車平均価格は下記のとおりとなっている。
・初代:約40台/23万円
・2代目:約60台/43万円
台数はそう多くないが、いずれも総額50万円から狙える、お手頃なコンパクトクロスオーバーだ。
ここからはトヨタ istの特徴や中古車相場について紹介する。
▼検索条件
トヨタ ist × 全国ist(初代)の特徴と中古車相場
■ist(初代) DATA
生産期間:2002年5月~2007年6月
中古車流通量:約40台
中古車価格帯:10万~70万円
全長3855mm × 全幅1695mm × 全高1530mm
▲四隅に張り出したホイールアーチと、15インチタイヤによってアクティブ感が演出された■ist(初代)の特徴
2002年5月に登場した初代istは、前年に登場して大ヒットしていたヴィッツをベースに開発されたコンパクトカーだ。
全長が4mを切り、全高も都市部に多い立体駐車場に収まるという街乗りに便利なサイズながら、ベースのヴィッツより室内空間が拡大されている。
▲ガラスエリアがサイドからリアに続いているようなデザイン。上級グレードの「1.5S」はリアスポイラーが備えられたまた、SUVのような力強さはあるものの、やぼったくない、“細身マッチョ”的なデザインや、後席を倒せばフラットなラゲージを拡大できたり、ラゲージを前後に分けられるアンダートレイ(FFのみ)で荷物を整理しやすいなどの利便性が受けヒットした。
搭載されたエンジンは初代ヴィッツに準じ、1.3Lと1.5Lの2種類。これに、4速ATが組み合わされている。また、1.5L車のみ4WDも用意された。
▲ベースのヴィッツ同様、センターメーターが採用された。センターコンソールにはCDが6枚収められる広さのある、アンバー照明イルミネーション付きボックスが備わる2005年5月にはマイナーチェンジが行われ、専用フロントグリルやバンパーを備えたグレード「A」と「A-S」が新設定された。
「A-S」に2WD車はサスペンションが専用チューニングされている。
▲後席を倒すとこのようにフラットな大空間を作れる。ラゲージ床下にはサブトランクも備わる■ist(初代)の中古車相場
最も手頃な総額30万円以下の価格帯は、走行距離が10万km前後の物件が多い。
価格重視でこのゾーンから狙う場合は、購入時は実車を必ず確認し、できれば点検記録簿も見て選ぶようにしたい。
一方、10年以上前の車にもかかわらず走行距離5万km以下の物件も見つかる。予算の目安は40万円前後だ。
走行距離だけでコンディションをはかることはできないが、価格とコンディションのバランスが良さそうなのはこのあたりだ。探す際の目安のひとつとして参考にしてもらいたい。
排気量別では、1.3Lより1.5L車の方が台数は多いが、価格に差はほとんどない。
同年式なら自動車税の違いはないので、走りの力強さを求めるなら1.5L車を探してみよう。
▼検索条件
トヨタ ist(初代) × 全国ist(2代目)の特徴と中古車相場
■ist(2代目) DATA
生産期間:2007年7月~2016年4月
中古車流通量:約60台
中古車価格帯:20万~120万円
全長3930mm × 全幅1725mm × 全高1525mm
▲拡幅されたことで初代より力強いイメージが増し、タイヤサイズも15インチから16インチへと拡大された■ist(2代目)の特徴
2007年7月に登場した2代目istは、2代目ヴィッツをベースとし、アメリカやヨーロッパでの販売も視野に入れて開発された。
そのため、全幅は1725mmに拡幅され、5ナンバーサイズではなくなった。ただし、全長は初代同様4mを切り、立体駐車場に収まる全高に収められている。
▲サイドからリアまでガラスエリアが続いて見えるような初代と異なり、SUV色が強まったデザインになっている。サイドターンランプ付きドアミラーが全車に標準装備された全長は初代とあまり変わらないものの、前後席間の距離が30mm拡大され、また全幅の拡幅によって、特にリアシートの足元スペースは左右に30mm拡大された。
リアシートは初代同様に倒すとラゲージ床面とフラットになる空間をつくれる他、スライド&リクライニング機構が備わるようになった(スライドは2WDのみ)。
▲メーターは一般的なステアリング奥に移動。滑らかな曲線を描くセンタークラスターとなった。メーターは1眼だが、スピードメーターとタコメーターが集約されている。オートエアコンが標準装備された搭載されたエンジンはベースのヴィッツと同じ1.5Lと、ヴィッツにはない1.8Lエンジンの2種類。
1.5LにはCVTが、1.8Lには4速ATが組み合わされ、1.5L車には4WDも用意された。
何度か一部改良が行われ、2012年6月には車両の横滑りなどを防ぐVSC&TRCが全車に標準装備された。
なお、2016年4月に販売が終了まで、大きなマイナーチェンジは実施されていない。
▲後席を倒せばフラットなラゲージ空間を広げられる。後席の背もたれはラゲージ側からも倒すことが可能。初代にあったラゲージを前後に分けられる仕組みはない■ist(2代目)の中古車相場
約3割が総額50万円以内に収まるというお手頃な相場となっている。
大半が走行距離10万km以下、修復歴なしの物件だ。総額50万円以下のゾーンは2012年の一部改良前のモデルとなり、VSC&TRCが備わらないが、気にしないのであれば積極的に狙ってみよう。
1.5L車と1.8L車との価格差はほとんどないが、1.8L車は約1割と台数が圧倒的に少ない。力強い走りを求めるなら1.8L車だが、1.5L車でも走行性能は十分あるので、あえて排気量を決めずに、予算や好みで選ぶことをオススメする。
ほとんどが総額100万円以内 & 2012年式以前の中古車となり、2013年式以降はあまりない。とはいえ、年式による大きな装備差はないので、あまりこだわる必要はないだろう。
それよりも街乗り中心で使われてきたことが予想されるだけに、キズや汚れなどコンディションを重視して選ぶことをオススメしたい。
▼検索条件
トヨタ ist(2代目) × 全国※記事内の情報は2021年9月15日時点のものです。

ライター
ぴえいる
『カーセンサー』編集部を経てフリーに。車関連の他、住宅系や人物・企業紹介など何でも書く雑食系ライター。現在の愛車はアウディA4オールロードクワトロと、フィアット パンダを電気自動車化した『でんきパンダ』。大学の5年生の時に「先輩ってなんとなくピエールって感じがする」と新入生に言われ、いつの間にかひらがなの『ぴえいる』に経年劣化した。
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