BMW X1は本格派アスリートと言える車である
2016/03/10
▲守備範囲の広いX1だから、選び手のワガママ度は低い。私のイメージは、奥様専用のセカンドカー。もともとBMWのSAVは男性的で押し出しの強い印象から、女性ユーザーからも高い人気を集めてきた。そんなキャラクターそのままにコンパクト化されたX1は、従来以上に人気が高まりそうだ期待のコンパクトSAV、人気市場に満を持して登場
2代目となる新型X1は、注目のモデルだ。今やコンパクトSUVは、世界中で人気を集めるカテゴリー。メルセデス・ベンツ GLAやアウディ Q3、レクサス NXなどのプレミアムブランドはもちろん、マツダ CX-3といった身近なモデルもデザインとパフォーマンス、さらにコストまで魅力な1台となっている。
日頃、いろいろなブランドのセールス諸氏と接する機会が多いのだが、コンパクトカーやセダンからSUVへの乗り替えは着実に増え、新型モデルが登場するたびに、店舗への来場者も激増する傾向にあるようだ。
初代X1は兄貴分であるX3やX5と比べると、どこか中途半端なイメージは拭えなかった。SUV(BMWではSAV)ラインナップを大中小と並べて比較検討したときに、男性的で押し出しの強い兄貴たちに比べて、SUVテイストをまとった5ドアハッチバックという印象は否めない。ところが新型は、眼光鋭い筋肉質なボディをもつ本格派アスリートへと生まれ変わった。
さらにトピックスとしては、2シリーズに採用されるFF用プラットフォームを搭載したこと。これによりキャビンスペースは大幅に拡大し、GLAやQ3に対する競争力を高めている。
試乗車のX1 xDrive20iに搭載される2L直列4気筒エンジンは、6速ATと組み合わされて低速から力強いトルクでスムーズに加速をする。走りの質感もワンランク上がっているようで、試乗コースの箱根山中では正確なハンドリングとしなやかなサスペンションの動きを堪能できた。
試乗機会は得られなかったが、1.5L直列3気筒エンジンを搭載する2WDのsDrive18iも注目したいモデルだ。アーバンSUVの最右翼になることは間違いないだろう。
▲先代より全長を30mm短く、全高が35mm高くなり、よりSAVらしいスタイルになった
▲前席の着座位置は36mm高くなり視認性が向上。アンビエントライトなどで高級感を演出
▲後席にスライディング機能を備え、ラゲージの使い勝手も高められた。容量は505-1550L【SPECIFICATIONS】
■グレード:xDrive25i xLine ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1998cc
■最高出力:231/5000[ps/rpm]
■最大トルク:350/1250-4500[n・m/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:8AT
■全長×全幅×全高:4455×1820×1610(mm) ■ホイールベース:2670mm
■車両価格:569万円
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