アウトランダー ▲2025ジャパンモビリティショーに出展された「エレバンスコンセプト」の雰囲気が次期アウトランダーに受け継がれたら、こんな装いで現れるかもしれない。現行モデルに採用されている、シャークフィン形状のクォーターピラーはアレンジされたうえで継承か


※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

次期型を示唆するコンセプトカーを出展

デリカミニとデリカD:5のデリカ兄弟が奮闘して支えている、三菱の国内販売。モデル数の削減でラインナップが縮小された今、各車種が担う役割は大きくて、失敗は許されない。次期アウトランダーはどう進化するのか。

クラス初のプラグインハイブリッドとして投入されたアウトランダーは、RAV4とハリアーによる、トヨタの追い上げをかわしながらも存在感を保っている。

しかし、度重なる価格改定で手頃感は薄れてしまった。(5人乗りのベーシックグレード「M」で約530万円~)それでも2025年1月から10月の国内販売台数は、前年同期比44.1%を上回った。しかし、もうひと踏ん張り頑張ってほしいといったところだろうか。

アウトランダー▲2025年ジャパンモビリティショーに出展された、エレバンスコンセプト。車中泊のためのトレーラーも出品された。太陽電池パネルが装備されており、車両の大容量バッテリーを充電し、そこから電力供給を受ける想定だ

後輪にはAYC(アクティブヨーコントロール)を採用

アウトランダーの次期型を暗示したモデルが、2025年のジャパンモビリティショーで出展されたエレバンスコンセプトだ。

出品車は左右前輪にインホイールモーターが、後輪には左右デュアルモーターAYCが採用され、計4つのモーターで各車輪の駆動力を自在に制御する仕組みをもつ。

高い走破性と旋回性能を実現することがアピールされた。四輪ともインホイールモーター化した方がシンプルでいいのでは?と考えてしまう。

AYCはインホイールモーターの1.5倍の駆動力をかけられるとのこと。多くの荷物を積み込んで、後輪に荷重のかかる場面が多そうなSUVにはAYCの方が適しているという。

では、そんな状況で次期アウトランダーは4モーター化されるのか。現時点での答えはNOだろう。まだ技術的に解決できていない課題もあり、何より価格が大幅に上がってしまう点が現実的ではない。

アウトランダー▲フロント1モーター、リア2モーターの3モーターユニットは、クーペSUVのコンセプトカーに搭載されて、2017年東京モーターショーに出品された

新システムはマイナーチェンジ以降に採用か?

それでも数年後に行われる、アウトランダーのモデルチェンジでは、後輪デュアルモーターAYCの実用化に期待が高まる。3モーターともなれば、左右後輪の駆動力が緻密に制御できて、旋回性能とラフロードでの走破性が向上することは想像に難くない。

※2025年12月22日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

アウトランダー▲2021年12月に登場した、3代目アウトランダー。前後モーターと駆動用バッテリーの出力が引き上げられ、EV航続距離は87kmに設定された。要望の多かった高級感アップも遂げた

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2027年以降
■全長×全幅×全高:4800×1860×1745(mm)
■搭載エンジン:2.5L 直4+モーター
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、三菱自動車

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