新型デリカミニの中古車流通量が100台超えてきたけどお得なの? 三菱の超人気アウトドア派軽SUV、中古車状況やオススメの狙い方を解説!
2026/02/08
▲新型デリカミニの掲載台数が100台を超え探しやすい状況に。そんな新型デリカミニの「上手な狙い方」を考えてみましょう!実用性とデザイン性が高次元でバランスしている!
かわいらしさとタフネスをあわせせもち、そして軽スーパーハイトワゴンならではの抜群の居住性と実用性ももち合わせている新型三菱 デリカミニ(2代目)が今、大人気となっています。
実用性に優れる軽スーパーハイトワゴンは他にもいろいろありますが、実用性とデザイン性とが高次元で両立している軽スーパーハイトワゴンは、現段階では新型三菱 デリカミニこそが“決定版”であるといっていいでしょう。
▲便利に使い倒せると同時に、愛玩動物的にかわいがることもできるのがデリカミニの魅力!そんな新型デリカミニの掲載台数がこのところ増加中で、すでに100台を超える水準となってきました。
これを機に新型三菱 デリカミニのモデル概要をあらためて整理するとともに、支払総額の推移を含めた中古車状況、そして「オススメの狙い方」を見ていくことにしましょう。
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三菱 デリカミニ(2代目)モデル概要:「リアル新型」に生まれ変わった軽スーパーハイトワゴン
新型三菱 デリカミニ(2代目)は2025年10月に発売された軽スーパーハイトワゴン。
2023年に登場した初代デリカミニは、それまで発売されていた「eKクロススペース」のビッグマイナーチェンジ版でしたが、2代目は本当の意味での“新型”として、全体と細部を新たに設計したうえで登場したモデルです。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1815mmで、2315mmの室内長は軽スーパーハイトワゴンの中でもトップクラス。そのため、車内は誇張抜きで「広大!」といったニュアンスとなっています。
▲こちらが新型三菱 デリカミニ。ぱっと見のデザインは初代と大きく変わらないようにも思えるが、細部はけっこう変更されている。そして「中身」は完全に刷新された
▲助手席側の電動スライドドア(イージークローザー付き)は全グレード標準装備。シートアレンジも自在で、そもそも広い空間を、より広く活用することができるインテリアでは、運転席前のパネルにワイドでフラットな今どきの形状を採用し、最上級グレードのインフォテインメントシステムにはGoogleを搭載。音声によってマップや温度調整を行うことが可能です。
そして3Dマルチアラウンドモニター(最上級グレードに標準装備、それ以外のグレードにはオプション設定)には、広角映像を表示する「ノーズパノラマビュー」や、車両の下が透けて見える「フロントアンダーフロアビュー」機能が備わっています。
▲新型デリカミニの運転席まわりはこのようなデザイン。写真のグレードは「G プレミアム」
▲走行中にフロントカメラで撮影した1~2秒後の映像を合成して投影する「フロントアンダーフロアビュー」を見ることができる3Dマルチアラウンドモニターは、最上級グレードである「デリマル パッケージ」に標準装備で、他グレードにもオプションとして設定されたパワーユニット最高出力52psの0.66L直3自然吸気と、同64psとなるターボチャージャー付きの2種類。駆動方式はFF(前輪駆動)または4WDで、4WD車は最低地上高がFF車よりも10mm高いため、若干のラフロードであれば余裕をもって走ることも可能です。
そんな新型デリカミニのグレードはノンターボの「G」とターボ付きの「T」に大別され、それぞれの中に3種類ずつのグレードが設定されています。各グレードの主な特徴は下記のとおりです。
●ベースグレード:運転支援機能「e-Assist」の主要機能は標準装備で、左側スライドドアは電動開閉式。シート表皮はファブリック
●プレミアム:上級グレード。ベースグレードの装備に加え、後側方衝突防止支援機能や後退時車両検知警報、運転席側スライドドアの電動機能、マルチアラウンドモニター、合成皮革&ファブリックのシート表皮などを標準装備
●プレミアム デリマル パッケージ:最上級グレード。プレミアムの装備に加え、Google搭載インフォテインメントシステム&12.3インチディスプレイや前後ドライブレコーダー、ETC2.0、3Dマルチアラウンドモニター&フロントアンダーフロアビューなどを標準装備
中古車状況:価格はまだ新車と同等だが、流通量は増加中
新型デリカミニの中古車は、発売と同タイミングである2025年10月から早くも流通開始。大人気モデルということもあってか、掲載台数は登場直後から一気に増加し、2025年12月時点で早くも100台を超えてきました。
パワーユニット別の割合は、ノンターボ車が約35%、ターボ車が約65%といったところです。
▲2025年10月から12月までの延べ掲載台数推移とはいえ中古車価格はまだまだ新車価格と同等か、もしくは「中古車の方がやや高い」ぐらいの状況が続いています。しかし今、もしも「中古の新型デリカミニ」をあえて選ぶとしたら、どのような狙い方が考えられるのでしょうか? 次章以降、解説してまいります。
オススメの選び方①:自然吸気エンジンを搭載するG系の狙い目は「G プレミアム」
現在、ノンターボ(自然吸気)エンジンを搭載する「G」系の中古車流通量は約45台で、各物件の走行距離は数kmから十数kmでしかない場合がほとんど。
つまり、ほとんどすべてのG系中古車は、いわゆる「登録済未使用車」です。
▲新型デリカミニの場合、走行距離の多い中古車はまだほとんど流通していないそして現在、G系のグレード別流通量と中古車支払総額はおおむね下記のとおりです。
●G:12台、総額200万円前後
●G 4WD:0台
●G プレミアム:21台、総額220万~260万円
●G プレミアム 4WD:2台、総額240万円前後
最も安価に入手可能なのはベースグレードである「G」ですが、G プレミアム以上と比べると運転支援機能の一部が省略されているのはちょっと気になりますし、新型デリカミニのチャームポイントのひとつである「ベージュの内装色」を選ぶことができないというのも痛いところです。
そのため、ここで選ぶべきはやはり「G プレミアム」でしょう。こちらであれば内装色はかわいいベージュとなり、シートもしゃれた色味の合成皮革&ファブリックに。そして後退時ブレーキアシストシステムや後側方車両検知警報システム等々も標準装備です。
▲ブラックとグレーが基調となる「G」のインテリア。これはこれで悪くはないが、デリカミニの世界観とは少し違うかも?
▲グレーのファブリックに、ブラウンの合成皮革も加えた撥水シート生地を使用している「G プレミアム」のインテリア。三菱自動車いわく「グランピングのコテージのような空間」を目指したというただしG プレミアムは、最上級グレードである「G プレミアム デリマル パッケージ」と違って「オーディオレス」が標準の仕様であるため、純正または社外のディスプレイオーディオを装着する場合には、カーセンサーnetに表記されている支払総額プラスαの予算が必要になります。
そこを念頭に置いたうえで、ご自身の好みに合うボディカラーをまとまった「G プレミアム」をお探しください。
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三菱 デリカミニ(2代目) × G プレミアム>オススメの選び方②:ターボエンジン搭載のT系でも、狙うべきは「T プレミアム」
現在、力強いターボエンジンを搭載する「T」系の中古車流通量は約80台。
こちらもノンターボのG系と同様に、走行十数kmレベルの未使用車がほとんどとなっています。
▲「T」という文字が付くグレードには、最高出力64psのターボチャージャー付きエンジンが搭載されるそして現在、T系のグレード別流通量と中古車支払総額はおおむね下記のとおりです。
●T:0台
●T 4WD:1台、総額228万円
●T プレミアム:14台、総額230万~300万円
●T プレミアム 4WD:20台、総額240万~320万円
T(ターボ)系の場合は装備内容が劣るTおよびT 4WDはほぼ流通していないため、狙い目は自動的にT プレミアムまたはT プレミアム 4WDになります。両者に装備内容の差はなく、また中古車支払総額も大きくは変わらないため、どちらを選ぶべきかは「使用目的次第」ということになるでしょう。
ほとんど舗装路しか走らない予定であるならば、FFである「T プレミアム」がオススメですが、中古車価格はあまり変わらないため、四駆である「T プレミアム 4WD」を選んでも特に問題はありません。ただ、FF車よりも燃費がほんの少し悪いことを承知しておく必要はありますが。
そしてデリカミニは決して本格的なオフローダーではありませんが、それでも「ファミリーキャンプ場などに行く予定がある」というご家族であれば、二輪駆動の「T プレミアム」ではなく四駆の「T プレミアム 4WD」を選んだ方がいいでしょう。
▲ラゲージルームはFF車も4WD車も間口が大きく、荷物の積み降ろしはラク。後席を倒せば27インチの自転車も余裕で積載できる支払総額はいずれのグレードも総額200万円台前半から320万円といったところですが、総額290万円以上の物件は、あらかじめカスタマイズが施されている場合がほとんど。フルノーマル状態のオーディオレス車であれば、「T プレミアム」も「T プレミアム 4WD」も総額250万円前後で検討可能です。
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三菱 デリカミニ(2代目) × T プレミアム>オススメの選び方③:最上級グレード狙いなら「T プレミアム デリマル パッケージ 4WD」がイチ推し
新型デリカミニの売れ筋は最上級グレードである「デリマル パッケージ」で、新車においては、新型デリカミニの中では最も高額な「T プレミアム デリマル パッケージ 4WD」が一番人気となっています。
▲新車の支払総額は300万円を超えることになる「T プレミアム デリマル パッケージ 4WD」だが、それでも新型デリカミニの中では一番人気のグレードになっているそんな「デリマル パッケージ」各グレードの流通状況は下記のとおりです。
●G プレミアム デリマル パッケージ:6台、総額265万~280万円
●G プレミアム デリマル パッケージ 4WD:4台、総額280万~290万円
●T プレミアム デリマル パッケージ:9台、総額270万~310万円
●T プレミアム デリマル パッケージ 4WD:36台、総額300万~370万円
やはり中古車においても新車と同様に、最も高額な「T プレミアム デリマル パッケージ 4WD」の流通量が最多となっているようです。
最上級グレードであるデリマル パッケージの場合は、ノンターボ車もターボ車もGoogle搭載インフォテインメントシステム(12.3インチHDディスプレイ)が標準装備されています。そのため安価な部類の中古車(未使用車)であっても、ディスプレイオーディオを後付けする必要はありません。
▲「デリマル パッケージ」であれば、12.3インチのナビゲーションディスプレイと7インチのカラー液晶メーターを一体化したGoogle搭載インフォテインメントシステムが標準装備にそのため「デリマル パッケージの中では安価な物件」であったとしても、気にするべきは「ボディカラーが自分の好みに合うかどうか?」ぐらいのもの。ターボにするかノンターボにするか、そしてFFにするか4WDにするかは、お好みと使用目的に応じて決めればいいだけです。
とはいえ、「長距離を走る機会が多い」「近所に急坂が多い」「活発に走らせたい」というような場合はターボ車がオススメとなり、流通量が多い=ボディカラーなどを選びやすいという観点からも、やはり「T プレミアム デリマル パッケージ 4WD」がイチ推しグレードということにはなるでしょう。
ぜひご自身の好みと用途にぴたりと合う、かわいくてタフな1台を探してみてください。
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三菱 デリカミニ(2代目) × T プレミアム デリマル パッケージ 4WD▼検索条件
三菱 デリカミニ(2代目)
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。