新型CR-V発売間近! ところで先代5代目の中古車状況はどうなってる? 都市型SUVの先駆け、オススメの狙い方を解説
2026/01/31
▲ホンダの新型CR-Vが2月に発売となりますが、先代にあたる5代目の中古車状況はどうなっているのでしょうか? チェックしてみることにしましょう!新型「CR-V」がもうすぐ発売だけど、先代5代目はどうなの?
ホンダは2025年12月12日、新型「CR-V」の先行予約を開始しました。発売は2026年2月を予定しています。
CR-Vは、世界中で販売されるホンダのミドルクラスSUVです。今回登場するのは6世代目にあたるモデル。SUVでありながらスポーティなスタイル、広い室内空間や実用性、最新のハイブリッドシステム「スポーツe:HEV」や、先進安全装備「Honda SENSING 360」が一部のグレードに採用されるなど、ホンダの最新技術が余すことなく採用されています。
しかしながら、その分価格は500万円を超える予定で、もはや高級車です。気軽に買えるモデルではありません。
そんな新型も気になるところですが、5代目だってまだまだ古さは感じない現役バリバリのモデル。しかも中古車であれば手頃な価格で手に入れられ満足度も高い! そこで今回は、5代目CR-Vの中古車状況と「オススメの狙い方」をチェックしてみましょう。
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ホンダ CR-V(5代目)モデル概要:グローバルでホンダを支える都市型SUVの先駆け
CR-Vは1995年に初代が登場しました。いまでこそ各社から多種多様なSUVが販売されていますが、当時の4WD車は悪路走破性に重きを置いたクロスカントリー車が中心。
そんな中、居住性や実用性、都市部での扱いやすさを重視し、乗用車ライクに使える“都市型SUV”として登場したCR-Vは、発売直後から大ヒットを記録しました。
▲都市型SUVの先駆けとして登場した初代CR-VCR-Vは、同社の「シビック」などと並び、グローバルでホンダの屋台骨を支える最重要モデルのひとつです。デビューから30年で累計販売台数は1500万台を突破し、直近10年の販売台数はホンダの四輪車で最多を誇る人気モデルへと成長しました。
6代目は、2022年に北米を皮切りにグローバルへと展開され、日本では2024年7月に燃料電池車の「CR-V e:FECV」がリース販売されてきましたが、今回満を持してハイブリッドモデルの「e:HEV」が投入されます。
▲2月に日本発売となる6代目CR-Vのハイブリッドモデル
▲2024年7月に投入されたCR-Vの燃料電池である「e:FCEV」。日本ではリース形式のみの販売だった一方、今回取り上げる5代目CR-Vは、2018年8月~2022年12月まで日本で販売されていました。
ボディサイズは、全長4610mm×全幅1860mm×全高1068から1690mm。ライバルであるトヨタ RAV4やマツダ CX-5、スバル フォレスターと同等の、ミドルクラスSUVの平均的なサイズ感といえるでしょう。
エクステリアデザインは、上品さの中に、大径タイヤやマッシブでワイド感を強調するフェンダーを組み合わせた力強いスタイルがウリ。昨今流行りの“ラギッドな土くささ”はありませんが、都会的で洗練された印象で、まだまだ古さは感じさせません。
▲2018年に国内デビューした5代目CR-V。都会的な上質さと力強さを兼ね備えたデザインを採用
▲ライバルと同等の広さと取り回しの良さを両立しているインテリアも質感が高く、広い視界による運転のしやすさはCR-Vが代々培ってきた美点。
後席はダイブダウンし、荷室長1830mmのフラットな空間を作り出せるなど、使い勝手も積載性も抜群です。
▲5代目CR-Vのインテリア。シンプルで操作性もよく、視界も広い
▲広い室内とユーティリティの高さも5代目CR-Vの魅力
▲後席はダイブダウンすることで荷室長1830mmのフラットな空間に
▲フラットかつスクエアで使いやすい5代目CR-Vのラゲージスペースさらに、流通台数こそ少ないものの、ガソリン車にはSUVとして希少な7人乗り3列シート仕様も存在するので、「3列シートの車が欲しいけどミニバンはちょっと……」と思うユーザーにとってはかなり有力な選択肢になるのではないでしょうか。
▲7人乗り3列シート仕様が存在するのも5代目CR-Vの特徴のひとつ
▲7人乗り3列シート仕様のラゲージ。後席を倒すことで長尺な荷物も積載可能パワートレインは、1.5LターボエンジンにCVTの組み合わせと、2Lエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた「SPORT HYBRID i-MMD」に電気式無段変速機(eCVT)を採用する2種類を用意。なおハイブリッドシステムは、2020年のマイナーチェンジから「e:HEV」へと名称変更されました。
1.5Lといってもパワーは十分。最高出力190ps/最大トルク240N・mを発揮し、ホンダの発表によると「2.4L自然吸気エンジンに匹敵するトルクと、高回転まで伸びやかなパワーフィール」とのことで日常の使い勝手としては問題なし。
しかも、1.5Lなので自動車税の負担が抑えられるのでお財布にもうれしい限りです。ミドルクラスSUVでありながらコンパクトカー並みの税金というのは、家族を説得するうえでかなりのポイントです。
▲ガソリン車に搭載される1.5Lターボエンジンは、最高出力190ps/最大トルク240N・mを発揮一方のハイブリッド車は、発電用と走行用の2つのモーターを備え、走行状況などに応じ「モーターだけ」「モーターとエンジンの併用」「エンジンのみ」の3つのモードを賢く切り替えてくれる優れもので、WLTCモードで21.2km/Lという高燃費をマーク。現代の水準と比べても全く遜色ありません。
さらに、FFだけでなく4WD仕様も用意されるなど、雪国ユーザーやスキー・キャンプなどのアクティビティにガンガン使いたいユーザーにも頼もしい限りです。
▲2モーターを備えたハイブリッド車。3つのモードを切り替えることで、燃費は21.2km/L(WLTCモード)をマーク
▲ガソリン車だけでなくハイブリッド車も4WD仕様をラインナップ。雪国のユーザーにとっては嬉しい限りだそんなCR-Vのグレード構成は、ベースとなる「EX」と上級グレードの「EX マスターピース」の2タイプ。それぞれにガソリン車とハイブリッド車が用意され、駆動方式はFFと4WDから選べます。
さらに、2020年6月のマイナーチェンジで最上級グレード「EX ブラックエディション」がガソリン車とハイブリッド車にそれぞれ追加されました。
EX ブラックエディションは、その名のとおり内外装に黒基調の専用加飾を施し、ブラック塗装のアルミホイールを装備したちょいワルな雰囲気が特徴ですが、パワートレインなどに大きな変更はありません。
▲2020年6月のマイナーチェンジで追加された最上級グレード「EX ブラックエディション」。ブラック基調の内外装を採用することで精悍な印象に
▲ホイールもブラック塗装の専用品が装備されるなお、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や車線維持支援システムなどを組み合わせた安全運転支援システム「Honda SENSING」はどのグレードにも標準搭載されており、悩まないで済むのもうれしいポイントです。
▲グレードによって先進安全装備に差がないのも5代目CR-Vのうれしいポイント中古車状況:価格は安定も掲載台数は減少傾向。早めに狙った方が良さそう
まずは5代目CR-Vの中古車平均総額を見てみましょう。
2023年はややダウントレンドだったものの、2024年~2025年にかけては290万~300万円前後で推移しており、安定期。ここから大幅な変動は考え憎いため、価格としては今が狙い目と言えそうです。
▲2025年1月~12月までの平均総額推移続いて延べ掲載台数は2025年に一気に減少。2025年1月時点で650台を超えていましたが、2025年12月には386台まで減ってしまいました。
新型が発売し、乗り替えによる台数増加を期待したいところですが、元々販売台数があまり多くはないため、大幅な上昇は考えにくいところ。程度のいい中古車を狙うなら「早めが吉」という状況です。
▲2025年1月~12月までの延べ掲載台数推移なお、先ほどの290万~300万円というのは、あくまでも平均総額です。カーセンサーnetを見ると総額200万円以下の個体も流通しているので、その点も踏まえ「オススメの狙い方」をチェックしていきましょう!
中古車のオススメ①:総額250万円未満で保障付認定中古車のハイブリッドが買える!
まずは、価格重視で手に入れたい場合、250万円までの予算で探してみましょう。
総額100万円台(200万円未満)でも流通はしているものの、流通台数は本稿執筆時点で10台ほどと少なめなので、250万円まで予算を広げてみるとかなり選択肢が広がります。しかも、燃費のいいハイブリッド車が多々見受けられます。
そして、そのほとんどが保証付きの認定中古車。中には走行距離5万km以下の個体も見つかるので、内外装のコンディションをチェックし、荒っぽい使われ方がされていない車両を根気強く探しましょう。
▲走行距離はやや長めながら5代目CR-Vは100万円台の認定中古車も見つかるグレードはEXが中心ですが、EXとEX マスターピースの主な違いは、本革シートや電動サンルーフ、助手席パワーシートなどの高級装備だけ。先進安全装備やなど日常の使い勝手は全く変わらないので、価格重視であれば何ら問題なし。EXにだってシートヒーターなどの快適装備も付いています。
もちろんコンディションのチェックありきですが、走行距離5万km以下の個体であれば、大きな故障が出る頻度はそう多くはなさそうです。ミドルクラスのハイブリッドSUVをお手軽に手に入れるなら、250万円未満のCR-Vはかなりアリな選択肢ではないでしょうか。
注意点としては、マイナーチェンジ前(2018年8月~2020年5月)のFF車が中心であること。そして、ボディカラーがホワイトかブラックが多いということ。
ビビビッときた個体が見つかったのなら、それはもう「運命」だと思って早めに動きましょう。
▲ベースグレードであるEXでもシートヒーターなどの快適装備は標準
▲EXとEX マスターピースの主な違いは、本革シートや助手席パワーシートといった豪華装備
▲電動サンルーフはEX マスターピースの主要装備のひとつ。欲しいユーザーはEXマスターピースを選ぶしかない▼検索条件
ホンダ CR-V(5代目)×総額250万円未満中古車のオススメ②:総額250万~300万円で良質な個体が見つかる!
続いてはコスパ重視の選び方。筆者的に5代目CR-Vでオススメなのが、総額250万~300万円のボリュームゾーンです。
本稿執筆時点で140台ほどと台数も多く、5代目CR-Vの中古車を買ううえでひとつの目安となる「走行距離5万km以下」に絞っても60台ほどが流通しています。
しかも、ガソリン車だけでなくハイブリッド車も選べるのもうれしいポイント。2モーターならではの高効率かつ爽快な走りは最新SUVと比べても全く遜色ありません。
同じホンダのコンパクトSUVである「ヴェゼル」のハイブリッド車が新車で299万8600円からであることを考えると、ワンランク上の車格の車をそれ以下の値段で買えるので、かなりの高コスパではないでしょうか。
グレードも、EXとEX マスターピースが満遍なく揃っているので、好みで選んでOK。個体数は少ないものの「EX ブラックエディション」だって見つかります。
▲250万~300万円の予算であれば、多くの選択肢の中から欲しい個体を選ぶことができそう
▲最上級グレードのEX ブラックエディションも選ぶことができるあとはこの予算感の中で、走行距離を優先するもよし、豪華なEX マスターピースやEX ブラックエディションに絞るもよし、4WDを探すもよし、保証付きの認定中古車を狙うもよし。各々が大事にするポイントと合致する個体を選びましょう。
なお、CR-Vのひとつの特徴である3列シート車は極端に流通数が少なく、このゾーンでも片手で数えられる程度。3列仕様をお求めの方は、狙った仕様が出るまで辛抱強く待つか、予算の上限を上げるなどの対策が必要です。
▲5代目CR-Vの特徴のひとつである3列シート車は台数がかなり少ないのが残念なポイント▼検索条件
ホンダ CR-V(5代目)×300万円未満中古車のオススメ③:「EX ブラックエディション」も300万円前半で見つかる!
最後のオススメは、マイナーチェンジ後に追加されたEX ブラックエディションです。
EXブラックエディションの特徴は、なんといってもそのデザイン。新型CR-Vはスッキリスポーティな雰囲気ですが、5代目CR-Vは、切れ長のヘッドライトとメッキの利いたグリル、マッシブなフェンダーと相まってかなりの迫力です。そこに以下のような専用装備が加わることで、迫力はさらにマシマシに。
<エクステリア>
・専用アルミホイール(ブラッククリア塗装・18インチ)
・専用エンブレム
・フロントグリルやフォグライトガーニッシュ、ドアロアガーニッシュ、テールゲートガーニッシュをダーククロームメッキ仕上げに変更
・ヘッドライトエクステンションカラーをブラックに変更
・スモークタイプのLEDリアコンビネーションランプを採用
<インテリア>
・ロゴ入り本革シート
・ドアオーナメントパネル、インナードアハンドルなどをピアノブラック調塗装に変更
・木目調パネルをブラックに変更
・ブラックルーフライニング
これで、ライバルであるトヨタ ハリアーやマツダ CX-5などの人気SUVと比べても、その威風堂々とした雰囲気は全く引けを取らない……どころか唯一無二の個性と存在感です。
▲より個性を重視したい場合は、EX ブラックエディションに絞って探すのもアリ。内外装の専用装備が特徴となっている
▲ロゴ入りの本革シートを採用したEX ブラックエディションのインテリア。その他にも専用装備が多数そして、EXブラックエディションの“隠れオススメポイント”が、マイナーチェンジ後のモデルであるということ。必然的に2020年6月以降のモデルとなるので、良質な個体が数多く揃っています。
執筆時点では60台弱が流通しており、支払総額は約240万~550万円とかなり幅広。そこで300万~350万円に絞ってみると、3万km以下の個体が10台ほど見つかります。
現在流通するのはほぼすべてハイブリッド車ですが、発売時の価格は433万8400円(FF)/455万8400円(4WD)なので、このときですでに高級車レベル。そんなグレードが300万円前半で手に入れられるなんて、かなりの満足感を得られることは間違いなし。
ハリアーやCX-5は人気モデルのため、街中での遭遇率も高め。「人とかぶるのは嫌!」という方の選択肢としてもかなりアリなのではないでしょうか?
▲EX ブラックエディションはマイナーチェンジ後に追加されたモデルなため、比較的状態のいい個体が流通している▼検索条件
ホンダ CR-V(5代目)×EXブラックエディション▼検索条件
ホンダ CR-V(5代目)
自動車ライター
ハシモトタカシ
大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。
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