こんなにおしゃれなフレンチSUVが総額200万円から狙える!? シトロエンC3エアクロスSUVの選び方
2026/01/29
▲洗練された雰囲気をまとうフレンチSUV。シトロエンらしい個性が際立つ「おしゃれで個性的、それでいて便利に使える車が欲しい」「コンパクトSUVが欲しいけれど、無骨すぎるデザインはちょっと苦手」「人と同じ車には乗りたくない」。そんなよくばりな願いをかなえてくれるのが、シトロエン C3エアクロスSUV。
フランス生まれのコンパクトなSUVは、「カワイイ」に少々のアクをプラスした肩の力が抜けた佇まい。ワイルドな強さを主張しがちなSUVの中で貴重な、個性的でおしゃれな存在です。
そんなC3エアクロスSUVが、中古車市場では200万円前後から手に入るうれしい状況になってきました。ここではモデル概要をおさらいしつつ、現在の中古車状況、そしてライフスタイル別にオススメしたいグレードを紹介していきます。
モデル概要:街乗りも遊びも!おしゃれな実力派SUV
▲丸みを帯びたライトが個性的。「カワイイ」の中に遊び心が光る、唯一無二のデザインC3エアクロスSUVは、シトロエンのコンパクトハッチバック「C3」をベースにしたSUVテイストのクロスオーバー。
サイズ感としてはトヨタ ヤリスクロスやホンダ ヴェゼルと同等なので、街中での扱いやすさと、荷物も積めて乗員も快適に過ごせる広さが両立されています。
▲街乗りからレジャーまで、あらゆる景色に馴染む佇まい。アウトドアでも活躍の予感車名にしっかりとSUVと入っているのにSUV“テイスト”とはこれいかに!? という感じですよね。
じつはSUVというジャンルに明確な定義はないのですが、スポーツ・ユーティリティ・ビークルの頭文字を取ったスポーツ用多目的車の略で、街乗りからアウトドアレジャーまで多目的に使える車を指します。
荒れた未舗装路も走れるような高い最低地上高や四輪駆動を思い浮かべるかもしれませんが、C3エアクロスSUVの最低地上高はベースのC3と同じ160mm。駆動方式も前輪駆動の2WDしか用意されません。
▲SUVらしい高い実用性。広い開口部とスクエアな荷室は、大きな荷物も積み込めるでも実際のところ、降雪地帯でもない都市部で乗られているSUVのほとんどは、見切りの良い視点の高さと居心地のいい高い室内高、荷物がたっぷり積める荷室の広さ、それにちょっといいモノ感のあるスタイリングによって選ばれているのではないでしょうか。
だったら最低地上高を上げることなく全高をC3比プラス40mmの1630mmとすることで、余すことなく室内が広くなっているのはうれしいですし、燃費が低下し、車体価格も高価になる重く複雑な機構をもつ四輪駆動システムを搭載しないというのも英断といえるでしょう。
▲外見だけでなく、走りも2WDながら幅広い路面状況に対応する高い走破性を秘めている。写真はマイナーチェンジ後の後期型。搭載されるエンジンは1.2Lターボ。日本導入時は最高出力110psでしたが、2021年11月のマイナーチェンジで20ps出力アップされました。このマイナーチェンジでは外観のお色直しとシートのクッション性が高められる改良が施され、これを境に前期型/後期型と分けられます。
2022年7月には、WLTCモード21.3km/Lの燃費性能を実現した最高出力120ps/最大トルク300N・mの1.5Lディーゼルターボエンジン搭載モデルもラインナップに追加されました。
▲海辺のドライブも絵になる、洒脱なエクステリア。最新のシトロエンフェイスが、開放的な風景に力強く映える
▲視点が高く見切りの良いボディサイズ。都市部でも扱いやすく、街乗りが多い人にもオススメなにより魅力的なのはこの個性的なデザイン! ユニークな車が多いフランス車の中でも特に個性的なデザインを得意とするシトロエンらしい佇まいです。マイナーチェンジで後期型では力強さが強調されましたが、おしゃれで個性的なルックスはご覧のとおり。
そんな外観はもちろんのこと内装もまた個性的で、表情のあるファブリックやカラーアクセントが効果的に配されています。
▲リビングのような心地よさを追求した内装。カラーアクセントが利いた、乗るたびに気分がアがるデザイン
▲センスの良さだけでなく座り心地も◎! 独自のクッション性が、ソファのような座り心地を実現その主役ともいえるシートの座り心地はふっくらとしてソファのよう! ベーシックグレード「フィール」を除き、60:40の分割可倒式リアシートもリクライニングやスライドもできるので、前席から後席のお子さんのお世話をするようなシーンでも便利に使えます。
前述のとおり全車2WDですが、グリップコントロールやヒルディセントコントロールを備えた仕様もあり、日常からレジャーまで幅広く対応できる懐の深さも魅力です。
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シトロエン C3エアクロスSUV(初代)中古車状況

デビューから5年を経過した2024年以降、中古車流通台数は右肩上がりとなり、2025年からはほぼ横ばいの安定傾向。
本稿執筆時点での掲載台数は131台となっていて、人とかぶらないモデルでありながら、十分選べる状況となっています。

中古車平均総額は、2025年5月以降の半年で30万円程度ダウンして約200万円と、手が届きやすい状況。価格改定を重ねた現在の新車価格は本体だけで約380万~415万円まで上昇しているので、なかなかこなれていると言えそうです。
とはいえ、2019年デビュー時の新車価格は300万円を切っていたことを思うとお手頃とも言い切れないような……そのへんどうなんだ? ということで、オススメの狙い方を詳しく見ていきましょう。
オススメの狙い方①:価格重視なら「前期型のシャイン/シャイン パッケージ」
限られた予算で、なるべく安くおしゃれなフレンチSUVを手に入れるなら、前期型のガソリンモデルを。中でもオススメは「シャイン パッケージ」です。
▲写真はシャイン パッケージ(前期型)、グリプラチナム(特別塗装色)。バイカラーの色使いがかわいいベースモデルの「シャイン」にパノラミックサンルーフと悪路での走破性を高めるグリップコントロール、17インチアロイホイール、オールシーズンのマッド&スノータイヤ(スノーフレークマーク付き)からなる約25万円分のパッケージオプションを装着したモデルなのですが、中古車市場では「シャイン」との明確な価格差はありません。
オールシーズンタイヤの性能は3~5年/3万~5万kmといったところなので、そのまま乗れるかどうかは要チェックですが、ノーマル、スノー、マッド、サンドなど、路面に合わせてトラクションを最適化するトラクションコントロールはアウトドアで心強いですし、17インチの大径ホイールはSUVらしく見栄えがします。
▲パッケージオプションに含まれる「パノラミックサンルーフ」。開放感がたまらないといいつつ、フランス車好きとしては16インチホイールの「シャイン」も捨てがたい。フランスの実用車らしく、軽いボディと小さなタイヤで気持ちのいいハンドリングとのんきな乗り心地を堪能するというのもまたオツなものです。アウトドアユースを想定していない方は、ぜひこちらもチェックしてください。
ちなみに、導入初期に用意された廉価グレード「フィール」もまた価格差はなく、流通台数も少ないうえに、後席は分割可倒式になっていないこともあり、あえてこれを狙う必要もないかな、と思います。
前期型の「シャイン」「シャイン パッケージ」は、合わせて約50台、総額約100万円から! 走行5万km以下の物件も総額約130万円台から充分選べる状況です。
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シトロエン C3エアクロスSUV(初代)×シャイン パッケージオススメの狙い方②:ディーゼル車でも「シャイン パッケージ」がオススメ
力強い走りや高い燃費性能を求めるならディーゼルモデルを。ディーゼルは2022年に追加設定されたので、必然的に後期型になります。
アウトドアでも使いたいなら、ディーゼルの「シャイン パック ブルーHDi ディーゼルターボ」がオススメ。ガソリン車同様に「シャイン」にパノラミックサンルーフと悪路での走破性を高めるグリップコントロール、17インチアロイホイール、マッド&スノータイヤ(スノーフレークマーク付き)が追加されています。
▲コンパクトSUVらしく、アウトドアでも街乗りでも活躍する軽快な1台ベースグレード「シャイン」の方が若干お手頃価格傾向ではありますが、オプション分の25万円ほどの差額ではありません。
ディーゼル車の中古車掲載台数は約40台、総額200万円から。多くは走行3万km以下です。
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シトロエン C3エアクロスSUV(初代)×シャイン パッケージ×ディーゼルオススメの狙い方③:よりおしゃれで個性的な「特別使用車」も要チェック!
そもそもユニークなC3エアクロスSUVの中でも、もっと個性的にというのなら、ぜひとも特別仕様車を狙ってください。フランス語でレザーを意味する「キュイール」は、ハーフレザーシートやダッシュボード、センターコンソールにもレザーがふんだんに採用された上質感たっぷりの特別仕様車。
前期型の「キュイール」は「サーブル」と「ナチュラルホワイト」のボディカラーとキャメルブラウンのレザーの組み合わせで鮮やかな印象、後期型では「カーキグレー」のボディに淡いグレーとベージュを組み合わせたレザー&テップレザーコンビネーションシートの他、ベージュのテップレザーをあしらったダッシュボードでシックな印象です。
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シトロエン C3エアクロスSUV(初代)×キュイールその他、オーストラリア発祥のサーフブランド「リップカール」とのコラボモデル「サーフエディション バイ リップカール」や、フロントのバンパースキッドプレートの一部やドアミラー、リアクオーターウインドウにオレンジのアクセントカラーを採用した「オレンジ」も要チェックです。
▲写真はリップカールとのコラボモデル「サーフエディション バイ リップカール」。後部座席をたためばサーフボードの積み込みも可能!
▲アクセントカラーのオレンジのバイカラーがハイセンスな「オレンジ」。室内にも随所にオレンジカラーが使われるなどこだわりが詰まっているそれぞれ台数は少ないですが、これぞ人と被らないということ。ぜひお気に入りの1台を見つけてください。
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シトロエン C3エアクロスSUV(初代)×サーフエディション バイ リップカール系▼検索条件
シトロエン C3エアクロスSUV(初代)
ライター
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してからしばらく車を所有していなかったが、2021年春にプジョー 208 スタイルのMTを購入。近年は1馬力(乗馬)にも夢中。