新型RAV4▲5代目となった新型RAV4。内外装デザインもラインナップも旧型とガラリと変わった

RAV4が約6年ぶりにフルモデルチェンジ。国内5代目(グローバル市場では6代目)となる新型が2025年12月17日に発表・発売された。デザインからパワーユニット、装備まで旧型から大きく変わっている。

センセーショナルなモデルチェンジであったため、「新車の納期はいつ?」「価格は?」など気になっている人も多いだろう。

この記事では新型RAV4にまつわる最新情報を紹介。旧型との違いや現時点での中古車状況、選び方も解説する。今すぐ新型RAV4を手に入れたいと思っている人、いつかは新型RAV4が欲しいと思っている人は必見だ。
 

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トヨタ RAV4(5代目)
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【新型RAV4の最新情報】2025年12月発売だが、納期遅延の可能性が

まずは気になる販売状況について、2026年2月11日時点での情報をお伝えしよう。新型RAV4は2025年12月17日に発表された

しかし、一部報道で発売開始直前の12月15日、「最終の品質確認が必要になった」という理由で生産停止が伝えられた。同月25日午後には生産再開されており、販売に大きな影響はなかったようだ。
 

新型RAV4のラインナップ▲すでに発売されている「Z」(左奥2台)「アドベンチャー」(右手前2台)に加え、2025年度内には「GRスポーツ」、PHEVが追加されてラインナップが完成する予定

ただ、人気車ゆえ多くの注文が入っていることはほぼ確実。今のところ受注停止にはなっていないが、一部メディアでは「すでに割当枠分が即完したディーラーもある」と報じているほどだ。実公式サイトの工場出荷予定時期でも目安の明記がなく、販売店案内となっている。

一般的の目安としてはラインオフから納車までには2ヵ月前後かかるので、最も早く注文した人でも車が届くのは恐らく2026年3~4月頃だろう。注文が殺到しているなら、納車まで半年~1年以上かかる可能性も十分あり得る。
 

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そもそもRAV4とはどんな車? 新型の魅力を解説

新型RAV4(Zグレード)▲新型RAV4のテーマは「Life is an Adventure」。従来のオフロード色の強いイメージに、先進性も加えられている

本格四駆が流行していた時代に登場したRAV4は、超本格ではないが、ある程度の走破性を備えた“ライトデューティ系”SUVの人気をけん引してきたモデル。旧型となった4代目では車格を上げてハイブリッドとプラグインハイブリッド(PHEV)が設定され、ミドルクラスSUVの代表格となった。

5代目となる新型RAV4は「多様化」「電動化」「知能化」をキーワードに掲げ、先進的なSUVへと生まれ変わっている。ライバルたちが3列シート化・高級化する中で、新型RAV4は2列シート車ならではの俊敏性や悪路でのたくましさ、積載能力といった「SUVらしさ」にこだわっているのが特徴だ。
 

グレード 新車時価格(税込)
2.5 アドベンチャー E-Four 4WD 450万円
2.5 Z E-Four 4WD 490万円
グレード 新車時価格(税込)
2.5 アドベンチャー E-Four 4WD 450万円
2.5 Z E-Four 4WD 490万円

新型RAVの主なスペック(諸元)

新型RAV4の実力を数字で見てみたい。主なスペックは以下のとおりだ。
 

ボディサイズ Z:全長4600mm×全幅1855mm×全高1680mm
アドベンチャー:全長4620mm×全幅1880mm×全高1680mm
室内寸法 室内長1880mm×室内幅1525mm×室内高1220mm
乗車定員 5名
ホイールベース 2690mm
総排気量 2487cc
エンジン最高出力 186ps/6000rpm
エンジン最大トルク 221N・m/3600~5200rpm
モーター最高出力 前136ps/後54ps
モーター最大トルク 前208N・m/後121N・m
燃費性能(WLTCモード) Z:22.5km/L
アドベンチャー:22.9km/L
ボディサイズ Z:全長4600mm×全幅1855mm×全高1680mm
アドベンチャー:全長4620mm×全幅1880mm×全高1680mm
室内寸法 室内長1880mm×室内幅1525mm×室内高1220mm
乗車定員 5名
ホイールベース 2690mm
総排気量 2487cc
エンジン最高出力 186ps/6000rpm
エンジン最大トルク 221N・m/3600~5200rpm
モーター最高出力 前136ps/後54ps
モーター最大トルク 前208N・m/後121N・m
燃費性能(WLTCモード) Z:22.5km/L
アドベンチャー:22.9km/L
 

新型RAV4で注目の改良点は? 旧型となる4代目との違いを紹介

旧型からの改良点は数多い。ここからは新型RAV4と旧型の違いをジャンルごとに徹底比較していく。グレード名や装備名など新型と旧型で共通する名称においても、内容に大きな違いがある。
 

項目 新型・5代目 4代目
グレード展開 アドベンチャー/Z/GRスポーツの3グレード X/アドベンチャー/G/Zの4グレード
デザイン 力強さとともに先進性も表現 たくましさを強調しつつもオーソドックスなデザイン
エクステリア エッジを効かせたプレスライン。アドベンチャーとZの差が明確化 有機的なプレスライン。基本的な造形はグレード共通
インテリア 直線的で未来感あるデザイン 曲線や円を多用した柔和なデザイン
荷室 荷室長は旧型より短くなったが、容量では若干拡大 荷室長は長めだが、ホイールハウスの張り出しは大きめ
パワートレイン・駆動方式 ハイブリッド(4WDのみ)とプラグインハイブリッド(予定) 2Lガソリンエンジンとハイブリッド、プラグインハイブリッド(4WDのみ)
装備 多くの装備を標準化。予防安全機能や走行支援機能は大幅向上 ハンズフリーパワーバックドアなどは一部グレードのみ。予防安全機能の充実度は年式によって異なる
項目 新型・5代目 4代目
グレード展開 アドベンチャー/Z/GRスポーツの3グレード X/アドベンチャー/G/Zの4グレード
デザイン 力強さとともに先進性も表現 たくましさを強調しつつもオーソドックスなデザイン
エクステリア エッジを効かせたプレスライン。アドベンチャーとZの差が明確化 有機的なプレスライン。基本的な造形はグレード共通
インテリア 直線的で未来感あるデザイン 曲線や円を多用した柔和なデザイン
荷室 荷室長は旧型より短くなったが、容量では若干拡大 荷室長は長めだが、ホイールハウスの張り出しは大きめ
パワートレイン・駆動方式 ハイブリッド(4WDのみ)とプラグインハイブリッド(予定) 2Lガソリンエンジンとハイブリッド、プラグインハイブリッド(4WDのみ)
装備 多くの装備を標準化。予防安全機能や走行支援機能は大幅向上 ハンズフリーパワーバックドアなどは一部グレードのみ。予防安全機能の充実度は年式によって異なる

新型RAV4のグレード展開

新型RAV4はハイブリッド車のみ。4代目には設定されていたガソリン車は廃止されている。グレード構成は4代目に設定されていた「X」と「G」グレードがなくなり、オフロード色の強い「アドベンチャー」と高級志向の「Z」に絞られた。

この後、2025年度内にスポーツモデルである「GRスポーツ」とPHEVが追加される予定。PHEVのグレードが何になるかは現時点では未定だ。
 

新型RAV4のデザイン

たくましさを演出しつつもデザインとしては比較的オーソドックスだった4代目に対して、新型RAV4では先進性も強調。新型では新たに「SUVハンマーヘッド」デザインのフロントフェイスが採用されており、プリウスやクラウンなどと共通性のあるルックスとなっている。
 

新型RAV4のハンマーヘッド・デザイン▲ヘッドライト内にグリルの一部が入り込むハンマーヘッド・デザインを採用

新型RAV4のエクステリア

新型RAV4は旧型よりも全高が5~10mm低くなっている。ただし、新型ではボディサイドの造形を後方に向かって絞り込み、リフトアップ感を表現。同時にフェンダー部分の盛り上がりをより高く、鋭いエッジで見せ、踏ん張りの利いたスタンスを印象づけている。

また、リアはランプの下辺を一直線とし、その上でガラスとの境目の分かりにくいシームレスなデザインに。これによりワイド感が強調されている。
 

新型RAV4のリアデザイン▲バックドアガラスと左右テールランプが独立していた旧型よりも、新型RAV4のリアはすっきりと洗練されている

これらに加え、新型では「アドベンチャー」と「Z」の差異も大きくなっている。また、フロントグリルやスキッドプレートだけでなく、ボンネットの形状まで専用形状となった。
 

新型RAV4(Z/アドベンチャー)▲「Z」(左)はメッシュグリル&スラントノーズ(前方部分を後ろに傾けたデザイン)で高級感を打ち出しているのに対して、「アドベンチャー」(右)はブラックアウトしたグリル、高いノーズで力強さを演出

新型RAV4のインテリア

旧型のインテリアはダッシュボードからコンソールパネルが連続するシンプルなものだった。しかし、新型RAV4ではコンセプトを一新。より直線的なデザインとしたうえで、操作部をひとつにまとめる「アイランドアーキテクチャー」を採用し、操作性が向上している。

先進的な機構も数多く採用。フードのない四角い形状のメーター、従来の立面表示から斜め表示へと変わったヘッドアップディスプレイなどが備わっている。
 

新型RAV4のインパネ▲新型RAVのインパネ。SUVらしい見晴らしが良く、開放感を重視している

注目すべきは、トヨタ初採用となる「エレクトロシフトマチック」。レバーを前後に倒すことでシフトする方式で、Zグレードのみに装備される。
 

新型RAV4のエレクトロシフトマチック▲エレクトロシフトマチック。Pスイッチも同直線上に配置されている

新型RAV4の荷室

新型RAV4は4代目よりも荷室の積載性が向上している。荷室寸法および容量は下記のとおりだ。
 

項目 新型・5代目 4代目
荷室長(2名乗車時) 1806mm 1880mm
荷室長(5名乗車時) 961mm 1015mm
荷室幅(最小部) 1002mm 1000mm
荷室幅(最大部) 1386mm 1355mm
荷室高(デッキボード上段時) 847mm 880mm
荷室高(デッキボード下段時) 933mm 935mm
容量 749L 733L
項目 新型・5代目 4代目
荷室長(2名乗車時) 1806mm 1880mm
荷室長(5名乗車時) 961mm 1015mm
荷室幅(最小部) 1002mm 1000mm
荷室幅(最大部) 1386mm 1355mm
荷室高(デッキボード上段時) 847mm 880mm
荷室高(デッキボード下段時) 933mm 935mm
容量 749L 733L

新型は4代目より荷室長が短いにもかかわらず、容量が16L拡大しているのは荷室の形状をすっきりさせ、荷室最大幅を拡大させたことが要因だろう

また、後席を倒したときの荷室がよりフラットになり、長尺物が積み込みやすくなっている点も進化ポイントである。
 

新型RAV4の荷室▲新型RAV4では、セカンドシートを倒したときの角度が旧型より水平に近くなっている

新型RAV4のパワートレイン・駆動方式

新型RAV4のパワーユニットは、2.5Lガソリンエンジン+前後モーター。ハイブリッド4WD「E-Four」を採用している。

これは前輪をエンジン+モーター、後輪をモーターで駆動する方式だ。4代目に設定されていた2Lガソリン車、および2WDは廃止されている。
 

E-Four▲「E-Four」は前後駆動系をつなぐプロペラシャフトがないため、床下をすっきりレイアウトできるのが長所

ハイブリッドについては旧型のシステムを踏襲している。しかし、エンジンを改良して最高出力が186psに向上し、フロントモーターも136psまでアップ。4代目のハイブリッドも力強かったが、新型ではさらに動力性能が高められている。

なお、PHEVと「GRスポーツ」の駆動方式・スペックについては詳細が公表されていない。
 

新型RAV4の装備

新型RAV4は、全車ステアリングが本革巻き仕様になるなど装備内容が充実している。

4代目では上級グレードのみ設定されていたハンズフリーパワーバックドアやパノラミックビューモニターが標準化。好評だったパノラマムーンルーフも全車にオプション採用されているのもポイントだ。
 

ディスプレイオーディオ▲12.9インチのディスプレイオーディオも全車標準装備品のひとつ

予防安全機能の進化も見逃せない。

プリクラッシュセーフティも先行車の減速をより早く検知でき、レーダークルーズコントロールも周囲の車両をより早く認識可能になるなど、大きくレベルアップしている。トヨタセーフティセンスのソフトウエア開発に「アリーン」というプラットフォームを採用したのもトピックだ。

新型と4代目の予防安全機能と駐車・走行支援機能の主な違いは以下のとおり。
 

Toyota Safety Senseの主な違い

  • プリクラッシュセーフティが夜間の自転車も検知可能に
  • 緊急時操舵支援を「Z」にオプション採用
  • レーンディパーチャーアラートを標準装備
  • ドライバー異常時対応システムの自車線内停止機能を標準装備。「Z」では路肩寄せ機能もオプション採用
  • プロアクティブドライビングアシストを標準装備
 

他の予防安全装備の違い

  • パーキングサポートブレーキが前後方静止物と後方歩行者、「Z」では周囲静止物にも対応
  • ドライブレコーダーを標準装備
 

駐車・走行支援の主な違い

  • アドバンストパーク(リモート機能付き)を「Z」にオプション装備
  • アドバンストドライブ(渋滞時支援)を「Z」にオプション採用
  • ドライバーモニターを「アドベンチャー」に標準、「Z」にオプション採用
 

新型RAV4はどう選ぶべき? ニーズ別にオススメ

グレードごとのキャラクターが明確になった新型RAV4。どのグレードや仕様がどんな人にぴったりなのか、ニーズ別に考察してみよう。
 

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トヨタ RAV4(5代目)
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ファミリーでゆったり走りたい人に「Z」は最適

新型RAV4のZグレード▲「Z」は洗練された印象のエクステリア、上質かつ快適な装備内容のグレードだ

家族で乗る機会が多いなら「Z」がオススメ。運転席・助手席に8ウェイ・パワーシートが、全席に快適温熱シートが採用されていて、どの席に座っても快適だ。

運転の負担を減らす機能が多いのも特徴。指一本で操作できる「エレクトロシフトマチック」や自動操作で駐車してくれる「アドバンストパーク」などを採用している。メーカーオプションとなるが、後席上まで大きく視界が開ける「パノラマムーンルーフ」も、ファミリーユースにぴったりだ。
 

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トヨタ RAV4(5代目)×Z
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「アドベンチャー」はアクティブに楽しみたい人向け

新型RAV4のアドベンチャー▲パワーユニットは「Z」と共通。しかし、TRAILモードやSNOWモードなど走行モードを任意に選べるのでフィールドを選ばずに楽しめる

オーバーフェンダーを装備し、フロントセクションも専用デザインとなる「アドベンチャー」。オレンジ加飾付きのステアリングなど、アクティブな気分にさせてくれる装備が豊富だ。

シフトレバーは旧型同様のゲート式。手動で任意に変速できるシーケンシャルシフトマチック付きなので、走りを積極的に楽しめる。パワーシートは運転席、快適温熱シートは前席のみだが、国産ミドルサイズSUVの一般的な水準を考えると十分な内容と言えるだろう。

キャンプやアウトドアスポーツを楽しむ人なら、オプションの「アウトドアセット」に注目。ラゲージトレイやシートバックのモールパネルなど、汚れた荷物を積載しやすい装備がセットになっている。
 

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トヨタ RAV4(5代目)×アドベンチャー
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攻めた走りが好みなら「GRスポーツ」を待つべし!?

新型RAV4のGRスポーツ(プロトタイプ)▲こちらは新型RAV4「GRスポーツ」プロトタイプ。専用外観となるだけでなく、動力性能やブレーキ性能もチューンナップされるはず

ワインディングや林道走行などを積極的に楽しみたい人なら、追加予定の「GRスポーツ」を待つのも手だ。

GRスポーツとはトヨタのモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing」が展開するスポーツカーブランド。詳細はまだ明かされていないが、カローラクロスなどの先例を見る限り、オンロード走行を主体にしたセッティングとしながら、雪道などもオールマイティに走れる刺激的な内容になるだろう。

ただし、ブッシュ類の強化、バネレートを高めた専用サスペンションとなることが予想されるため、万人向けとは言い難い。追加されるのを待ち、比較検討したうえで判断しよう。
 

ワンクラス上の余裕を求める人にはPHEV

現時点では詳細は一切公表されていないが、外部からの給電が可能なPHEVも4代目の事例を踏まえると、新型RAV4ではバッテリーやモーターの性能がさらに向上すると予想される。

4代目では通常のハイブリッドをベースに、バッテリーを大型化してプラグインに対応。モーターの性能も高められており、システム最高出力は通常ハイブリッドの約1.5倍となる306psとなっていた。

災害時の備えとしても新型RAV4を活用したい人だけでなく、スポーツカー顔負けの動力性能が欲しい人にもPHEVは選択肢のひとつとなるだろう。
 

 

新型RAV4は中古車で買える?

少しでも早く新型RAV4を手に入れたい人にとって、中古車は魅力的な選択肢となるだろう。前述のとおり、新車は注文しても納車までに長い期間がかかる可能性があるからだ。中古車なら、欲しい物件さえ見つかれば納車までの期間は比較的短く済む。

ただ、現時点でカーセンサーの掲載台数は0台。新型RAV4の中古車が一定数流通し始めるのは、もう少し先になりそうだ。しばらくの期間はごく限られた台数の争奪戦になると予想される。気になる人はこまめにチェックすると良いだろう。
 

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トヨタ RAV4(5代目)
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あえて4代目RAV4を狙うのも一案!

新型RAV4が中古車で買えるようになる日が来るのは楽しみでしかない。ただ、流通量が少ないうちは価格は高止まりするだろう。最近の中古SUV人気を考えると、プレミア価格となる可能性も否定できない。

それならいっそ旧型となった4代目RAV4に注目してみてはどうだろうか。4代目の中古車平均価格は現在300万円台前半。中には総額200万円以下の物件も。新型RAV4の新車車両本体価格が450万~500万円なので、半分以下の予算から狙えるのはメリットだろう。
 

4代目RAV4▲2019年4月から2025年11月まで販売された4代目RAV4。ボディサイズは全長4600~4610mm×全幅1855~1865mm×全高1685~1695mmと、新型と大きく変わらない

4代目RAV4は「X」「G」「アドベンチャー」「Z」とグレード展開が幅広いのが特色だ。パワーユニットは2Lガソリンエンジン、2.5L+モーターのハイブリッド、PHEVを用意。駆動方式も2WDと4WDを選べ、ラインナップは多彩だ。

4代目のカーセンセー掲載台数は2500台前後。生産終了したばかりの現在なら、高年式・低走行車も狙える。豊富なラインナップも相まって、予算に応じた中古車を探しやすいだろう。

以下ニーズ別にオススメのグレードと仕様を紹介していこう。
 

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トヨタ RAV4(4代目)

予算重視ならガソリンの「X」

4代目RAV4 X▲ガソリン車の「X」は2WDなら車両重量が1500kg前後と軽いのが魅力。なお、2024年11月以降のモデルは全車4WDとなっているので注意

「X」はエントリーユーザー向けの最廉価グレードだ。シンプルな装備内容とする代わりに、デビュー当時の新車価格が260.8万~323.7万円に抑えられていた。

そのため、中古車市場でもリーズナブル。特にガソリン車「X」は手頃な価格帯で、4代目を安く手に入れたい人にオススメ。

2WDと4WDが設定されており、中古車市場においては2WDの流通量が圧倒的に多い。中古車価格帯は総額180万円前後~。例えば走行距離4万km程度の物件でも、デビュー年に近い年式のガソリン車・2WDなら総額230万円から狙える。
 

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トヨタ RAV4(4代目)×X(ガソリン車)

家族で乗る or 荷物を積むならハイブリッドの「G」

4代目RAV4 G▲上級グレードの「G」。ステアリングヒーターや快適温熱&ベンチレーション機能付きシート、パワーバックドアなどを装備している

「家族を乗せることが多い」「キャンプ道具などを満載することが多い」という方は、パワフル&トルクフルなハイブリッドがオススメだ。

システムが2.5Lガソリンエンジン+モーターという構成なので、エンジンだけでもガソリン車より排気量が大きい。そこにモーターも加わって、登坂路や高速道路での合流でも余裕たっぷり。装備が充実している「G」なら家族とのドライブも快適だろう。

4代目におけるハイブリッド車の比率は全体の3割ほど。「G」は4WDのみの設定だが、中古車市場での流通量は多めで、比較的選びやすい。中古車市場での価格帯は総額220万円~。走行距離5万km以下という条件なら、総額260万円前後から見つけられる。
 

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トヨタ RAV4(4代目)×ハイブリッド G

ガソリンの「アドベンチャー」なら走りを純粋に楽しめる

ダイナミックトルクベクタリングAWD▲4WDにもかかわらず、後輪駆動車のように機敏な走行特性が「ダイナミックトルクベクタリングAWD」のウリ

走りを楽しむならガソリン車の「アドベンチャー」を推したい。同グレードには4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が搭載されているからだ。

これは前後に加えてリア左右の駆動力配分を行う斬新な機構。ハンドリングがクイックで、ワインディングやダートでの走りを積極的に楽しみたい人にぴったりだ。

ガソリン車の「アドベンチャー」は人気グレードで、オフロードパッケージ込みでカーセンサー掲載台数が約800台と豊富。総額250万円から購入圏内で、走行距離5万km以下の物件が総額270万円前後から探せる。
 

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トヨタ RAV4(4代目)×アドベンチャー系(ガソリン車)
文/田端邦彦 写真/トヨタ
※記事内の情報は2026年2月11日時点のものです。
田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。