▲薄型ヘッドランプやグリルレスマスク、傾斜したバックウインドウが用いられて、エレガントなクーペSUVに仕立てられるアヴァンシア。オデッセイ同様、中国から輸入販売される ▲薄型ヘッドランプやグリルレスマスク、傾斜したバックウインドウが用いられて、エレガントなクーペSUVに仕立てられるアヴァンシア。オデッセイ同様、中国から輸入販売される

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

SUVラインナップを拡充

ホンダが国内のSUVラインナップを強化する。これまでコンパクトカー系を中心に取り揃えてきたが、単価の高い上級モデルも用意することで、富裕層の取り込みに注力する。海外の生産拠点を活用し、輸入販売する方針だ。

現在、国内ではインド発のWR-V、ワンクラス上の車を思わせるヴェゼル、ZR-Vの3車種が販売されており、2026年2月にはCR-VのHEV版が加わる。

片や弱みもある。安定した人気を誇るライバル、トヨタ ハリアーやマツダのCX系に対抗できるエレガント路線のSUVが存在しないことだ。

ホンダとしては、華やかで見栄えの良いSUV需要にも応えたい気持ちが強いようで、より立派で高級感のあるSUVの投入を検討していることがわかった。

アヴァンシア▲セダンでもワゴンでもない新ジャンルの車として、1999年にリリースされたアヴァンシア。往年のアコードエアロデッキを思い出させる天窓付きのリアゲートが起用された。搭載エンジンは2.3L直4と3L V6

懐かしい名称が復活!?

ホンダが上級SUVとして検討している車種がアヴァンシアだ。同車は、オトナ向けの上級車両として、1999年にリリースされた。

落ち着いた印象が市場では保守的に受け取られて、販売は伸び悩んだ。4年でモデルライフに幕が下ろされた。

てっきり1代限りで終わった、と思っている方もいるだろう。だが、実はDセグメントSUVであるUR-Vの兄弟車として、中国で2016年にネーミングが復活し、現在も販売されている。

デビューから10年を迎える、2026年下半期にも生まれ変わる予定で、世代交代に合わせて、国内投入も検討されているというのが、本稿のトピックだ。

▲2020年4月に発表された、現行トヨタ ハリアーは、TENGAプラットフォームやトヨタ初の調光式パノラマルーフが、ウリに掲げられた。22年9月にはプラグインHEVが加わった▲2020年4月に発表された、現行トヨタ ハリアーは、TNGAプラットフォームやトヨタ初の調光式パノラマルーフが、ウリに掲げられた。22年9月にはプラグインHEVが加わった

海外の生産拠点を活用

ロングルーフのワゴン風シルエットをまとうCR-Vと違い、アヴァンシアはハリアーを強く意識。傾斜したバックウインドウを有する。

まるで、BEVのようなグリルレスマスクが薄型ヘッドランプとともに与えられるようだ。

タイからアコードとCR-Vを、中国からオデッセイを輸入して、商品のグローバル化を推し進めるホンダ。ここで紹介したアヴァンシアも中国から輸入販売される計画で、2026年末までに、日本デビューするとの見方が強い。

※2026年2月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2026年11月
■全長×全幅×全高:4860×1950×1690(mm)
■搭載エンジン:2L 直4+モーター
 

文/マガジンX編集部 写真/マガジンX編集部、ホンダ、トヨタ