新型ホンダ CR-Vの新車価格が先代モデルから約120万円アップで絶望した人に贈る「おおむね半額で買えるコレ、どう?」5選
カテゴリー: 特選車
タグ: レクサス / トヨタ / ホンダ / マツダ / スバル / SUV / ハイブリッド / ディーゼル / 2WD / 4WD / フルタイム4WD / シビック / フォレスター / ハリアー / CX-5 / NX / 伊達軍曹
2026/02/13
▲新型CR-Vが発売直近となりましたが、新車価格価格は従来型よりも約120万円お高い512.27万円~。……さすがに高すぎて無理かも……ということで、その半額ぐらいで買えそうな「代わりのモデル」を探してみることにしましょう!欲しいけど、さすがにちょっと高すぎるかも
まもなく発売される新型ホンダ CR-Vが今、大注目となっています。
ホンダが先行公開した資料によれば、新型CR-Vはきわめて万能なSUVに仕上がっている模様であり、内外装デザインも非常にいい感じ。そして第4世代のユニットが搭載されるハイブリッドシステムや、12基のスピーカーからなるBOSEプレミアムサウンドシステムが全車標準装備になるなど、注目ポイントは枚挙にいとまがありません。
▲新型ホンダ CR-Vの運転席まわり。デザインのトーンは11代目シビックとおおむね同様だが、ステアリングホイールの角度は28°から25°に調整可能となっているしかし残念ながら、新車時の車両本体価格はかなり高くなります。
先代に当たる5代目のe:HEVモデルである「e:HEV EX」が392.59万円だったのに対し、6代目となる新型の「e:HEV RS(FF)」は512.27万円。実に約120万円もの値上がりであり、 値上げ率は約30.5%に達します。こうなると、さすがに「欲しいけど、高い!」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では新型ホンダ CR-Vのおおむね半額、つまり総額260万円未満で狙える、新型CR-Vの代わりになり得るSUVを探してみたいと思います!
新型CR-Vの代わり①:マツダ CX-5(2代目)
新型CR-Vの約半額で買うことができて、なおかつ新型CR-Vに近い満足を得られる中型SUVの代表格は、2代目マツダ CX-5のディーゼルターボエンジン搭載グレードでしょう。
▲こちらが2代目マツダ CX-5。写真は2021年12月の大幅改良を受けた世代2代目マツダ CX-5は、2016年12月に発売され、まもなく生産終了となる全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mmのミドルサイズSUV。このボディサイズは、新型CR-Vよりも少しだけ小ぶりですが、大局的に見れば「だいたい同じ」ということができます。
これまで搭載されてきたパワーユニットは2Lおよび2.5Lのガソリン自然吸気と、2.5Lガソリンターボ、そして2.2Lディーゼルターボの4種類。これらのうち2.2L直4ディーゼルターボエンジンであれば、2Lの2モーター式ハイブリッドを搭載する新型CR-Vの魅力にも対抗可能と考えられます。
新型CR-Vのパワーユニットに関する詳細なスペックは、現時点(2026年2月上旬)では未発表ですが、最新世代のe:HEVシステムを搭載するだけあって、パワー&トルクと燃費性能が上々であることはほぼ間違いないでしょう。
しかし、2代目マツダ CX-5のXD(ディーゼルターボ搭載グレード)も決して負けていません。
この2.2Lディーゼルターボユニットは最高出力も200psとなかなかのモノですが、それより何より450N・mという極太トルクが、2000rpmという低回転域から立ち上がるというのが肝です。そして2WD車の燃費性能もWLTCモードで17.4km/Lと、このサイズのSUVとしては十分以上。
さらに、そのモデルライフの中で幾度となくブラッシュアップされてきた「走り」の質感はきわめて良好であり、インテリアのシンプルビューティな世界観も、国産SUVの中では相当ハイレベルだといえるでしょう。
▲過剰にデコラティブではないのがCX-5の、というかマツダ車のインテリアの良いところ。写真のグレードは「スポーツアピアランス」そんな2代目マツダ CX-5のディーゼルターボエンジン搭載車は今、以下のニュアンスの中古車を総額260万円未満で狙うことができます。
・比較的低走行な前期型XD Lパッケージ(上級グレード)
・2021年11月に大幅改良を受けた後期型XD プロアクティブ(中間グレード)
・XD スマートエディション(後期型のお買い得な特別仕様車)
・XD スポーツアピアランス(後期型のスポーティな特別仕様車)
・XD ブラックトーンエディション(後期型の、黒と赤のアクセントを利かせた特別仕様車)
▼検索条件
マツダ CX-5(2代目) × 総額260万円未満 × ディーゼルエンジン新型CR-Vの代わり②:トヨタ ハリアー(4代目)
新型ホンダ CR-Vとおおむね同等のサイズ感、そしておおむね同等の車格感となる4代目トヨタ ハリアーも、新型CR-Vの代わりになり得る個性を有しています。
▲大人気の都市型SUVである4代目トヨタ ハリアー2020年6月に発売された4代目トヨタ ハリアーは、全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmの大人気ミドルサイズSUV。
前述したとおり、このサイズ感は新型ホンダ CR-Vと(少しだけ違いますが)おおむね同等です。そしてこれまたまったく同じとはいえないのですが、「都市部で映えるエクステリアデザインである」という点においても、新型CR-Vに若干近いといえるでしょう。
そんな4代目ハリアーは、新世代プラットフォームである「GA-K」を採用したことで走りのフィーリングも従来型と比べて大幅に向上し、充実した運転支援システムも全車標準装備。さらに上級グレードであれば「JBLプレミアムサウンドシステム」も標準装備です。
▲「Z」と「Z レザーパッケージ」では、ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PlusとJBLプレミアムサウンドシステムが標準装備となる。写真のグレードはZ レザーパッケージとはいえ、実は少々の問題もあります。それは「総額260万円未満で狙えるのは、主には2Lガソリン自然吸気エンジン搭載車のエントリーグレードである」ということです。
4代目ハリアーが搭載している2L直4エンジンが悪いわけでは決してないのですが、2モーター式ハイブリッドである新型CR-Vと比べてしまうと、やはり力感と燃費性能において見劣りします。また、この予算で狙えるエントリーグレードである「S」は装備類も若干さみしいため、多くの充実した装備が標準で備わる新型CR-Vと比べると、これまた大幅に見劣りしてしまいます。
しかしながら、想定予算を「総額260万円未満」ではなく「総額200万円台後半」と少しだけアップしてみると、2.5Lハイブリッドを搭載するグレードも選択可能になります。こちらのパワーユニットであればシステム最高出力222psとなりますので、おそらくは新型CR-Vと比べてもさほどの遜色はないはず。また、WLTCモード燃費も2WD車の場合で22.4km/Lと、非常に優秀です。
▲なかなかスポーティな走行性能を有しつつ、SUVとしてはきわめて燃費良好でもある4代目ハリアーの2.5Lハイブリッドモデルそんな4代目ハリアーのハイブリッド車を買うのであれば、JBLプレミアムサウンドシステムが標準装備となる上級グレード「ハイブリッド Z」または「ハイブリッド Z レザーパッケージ」を、ぜひとも選びたいところです。
しかし総額200万円台後半で狙えるこの2グレードは、どうしても走行距離がやや多めになってしまいます。もしもそこが気になるのであれば、JBLプレミアムサウンドシステムはキッパリあきらめて、中間グレードである「ハイブリッド G」または「ハイブリッド G レザーパッケージ」をチェックしてみるがオススメです。この2グレードであれば総額200万円台後半でも、さほど距離が延びていない物件が見つかるでしょう。
▼検索条件
トヨタ ハリアー(4代目) × 総額300万円未満 × ハイブリッドエンジン新型CR-Vの代わり③:スバル フォレスター(5代目)
先ほど“代わり”の有力候補として4代目トヨタ ハリアー ハイブリッドを挙げましたが、駆動方式は2WD(FF)であることを念頭に置いています。フルタイム4WD(E-Four)の4代目ハリアー ハイブリッドは、どうしても総額300万円を超えてしまう場合が多いからです。
しかし、全車がプロペラシャフトを用いた本格的な機械式4WDとなる新型ホンダ CR-Vの代わりとしては、FF車ではなく4WD車、それも新型ホンダ CR-Vと同様の「プロペラシャフトを用いた本格的な4WDシステム」を採用しているSUVの方が適任なのかもしれません。
となると、総額260万円未満で狙える有力候補は5代目スバル フォレスターということになるでしょう。
▲こちらが5代目スバル フォレスター。写真は2021年8月の大幅改良が行われる前の前期型5代目スバル フォレスターは、2018年から2025年3月まで生産された全長4625mm×全幅1815mm×全高1715mmのミドルサイズSUV。
重心の低い水平対向エンジンと機械式の4WDシステムを組み合わせ、さらには、その走破性をさらに高める電子制御システム「X-MODE」も標準搭載する本格派です。
また、スバル自慢の「アイサイト」による運転支援や、これまたスバル自慢の「0次安全性(そもそも事故を起こさないように、「見やすさ」「操作のしやすさ」「疲れにくさ」などを極限まで高めた設計になっていること)」においても定評がある1台です。
そんな5代目フォレスターを選べば、もちろん設計年次が新しい新型CR-Vと比べてすべてが同等または同等以上になるわけではありませんが、おおむね近いニュアンスの満足を得ることはできるでしょう。
▲前後左右の窓が大きく、運転席からの視界がきわめて良好なのがフォレスターの魅力のひとつ。写真のグレードは前期型e-BOXER(マイルドハイブリッド)の上級グレードである「2.0 アドバンス」現在、総額260万円未満で狙える5代目スバル フォレスターは下記のとおりです。
・2.5 ツーリング(2.5L自然吸気エンジンを搭載する前期型標準グレード)
・2.5 プレミアム(2.5L自然吸気エンジンを搭載する前期型上級グレード)
・2.5 X エディション(上記をタフなイメージに仕立てた特別仕様車)
・2.5 エックスブレイク(2.5L自然吸気エンジンを搭載する前期型のタフグレード)
・2.0 ツーリング(2Lマイルドハイブリッドを搭載する前期型標準グレード)
・2.0 アドバンス(2Lマイルドハイブリッドを搭載する前期型上級グレード)
・2.0 エックスブレイク(2Lマイルドハイブリッドを搭載する前期型のタフグレード)
▼検索条件
スバル フォレスター(5代目) × 総額260万円未満新型CR-Vの代わり④:レクサス NX(初代)
最新世代のミドルサイズSUVである新型ホンダ CR-Vに対しては、「機能ではなくブランドパワーによって互角の勝負に持ち込む!」という作戦もあるでしょう。その場合は「初代レクサス NX」が最有力の選択肢になります。
▲世代的にはやや古めとなるが、初代レクサス NXも新型CR-Vの代わりになり得る?ご承知のとおり「レクサス」は、欧州のメルセデス・ベンツやBMWなどとも肩を並べる日本のプレミアムブランド。そしてNXは、そのミドルサイズSUVなわけですが、当然ながら2021年10月に登場した2代目NXは、まださすがに総額260万円未満で狙うことはできません。
しかし、2014年から2021年まで販売された初代NXであれば総額250万円前後の価格帯にて、まずまず悪くない条件の前期型を見つけることが可能なのです。
先進安全装備の細部や内外装デザインにおけるセンスなどに関しては、当然ながら新型CR-Vは「最新」であり、初代NXは「ちょっと古い」ということになります。
しかしながら、「レクサスはレクサス」ですので、足回りにもインテリアにも“いいモノ”が使われています。そのため乗り味や手触りなどには、やはり一般的な車とは少々異なる良さがあります。また、レクサスというブランドの威力みたいなものも正直ありますので、乗っていると、なんだかんだで気分がいいのがレクサスなどの高級ブランド車なのです。
▲素材も仕立てもさすがに上質な、初代レクサス NXのインテリア。写真のグレードは「Fスポーツ」そんな初代レクサスを総額260万円未満の予算で狙う場合は、以下のグレードが検討対象になるでしょう。
・200t系前期型(最高出力238psの2L直4ターボを搭載するグレードの前期型)
・300h系前期型(システム最高出力197psの2.5Lハイブリッドを搭載するグレードの前期型)
▼検索条件
レクサス NX(初代) × 総額260万円未満
▲こちらは後期型レクサス NX 3002017年9月のマイナーチェンジを機に200t系は「300」に車名が変更されましたが、こちらは総額300万円前後の予算感で検討可能です。
「新型ホンダ CR-Vの約半額」という条件からは少し外れてしまいますが、この世代は内外装も新デザインになり、足回りもブラッシュアップされています。もしも予算をちょい足しできるようであれば、ぜひこちらもチェックしてみてください。
▼検索条件
レクサス NX(初代) × 300t系新型CR-Vの代わり⑤:ホンダ シビック e:HEV(11代目)
こここまで、約半額で狙える「新型ホンダ CR-Vの代わり」をいろいろ探してまいりました。しかしこの話には、基本的な部分で無理があります。
そもそも普通に考えて、「最新の2モーター式ハイブリッド」「最新の運転支援システム」「最新のおしゃれで機能的な内装」「BOSEプレミアムサウンドシステム」「本格的な機械式4WD」「広大な荷室」という条件をすべて備えている車があったとしたら、それを新型CR-Vの半額程度で売る理由はどこにもありません。もしもそういう車であったならば市場原理に基づき、その価格は必然的に新型CR-Vと近い水準になるでしょう。
しかし――先ほど挙げた条件のうち「本格的な機械式4WD」「広大な荷室」という2点だけを削除して考えてみると、実は条件にピタリと合う車種を、ひとつだけ見つけることができます。
それは11代目ホンダ シビックのe:HEVモデルです。
▲……5ドアハッチバックである11代目ホンダ シビックが、SUVである新型CR-Vの代わりとは?2021年9月に発売された11代目(カーセンサーnet上では9代目表記)ホンダ シビックは、登場当初は1.5Lの直噴直4ガソリンターボエンジンのみを搭載していました。それはそれでなかなか良きパワーユニットだったのですが、翌2022年7月には待望の「e:HEV」が追加されました。
新開発された2L直4エンジンをベースとするこのシステムは、本当に素晴らしいスポーツハイブリッドです。ただ経済的なだけでなく、いかにもホンダ車らしい「走る喜び、(エンジンを)回す喜び」に満ちているのです。
そして最新の運転支援システムも全車標準装備であり、内装やインフォテインメント関係はモダンで機能的でおしゃれ。さらに、サブウーファーを含む12のスピーカーで構成されるBOSEプレミアムサウンドシステムも、e:HEVモデルの場合は標準装備です。
つまり、やや乱暴にいってしまえば「新型CR-Vと違うのは駆動方式と荷室容量だけ!」ということになるのです。
▲ゴテゴテしていない水平基調の造形がシンプルで美しい11代目シビックe:HEVのインテリア。ガソリン車の最廉価グレード以外は全車、BOSEプレミアムサウンドシステムが標準装備となるで、機械式4WDではない部分はさすがにどうすることもできませんが、荷室に関しては、11代目シビックは意外と優秀です。ハッチバック形状であるため、リアのゲートをガバッと開けて荷物の出し入れを簡単に行うことができますし、床下にはけっこう大きなサブトランクも付いています。
さすがに荷室容量586Lとなる新型CR-Vとまったく同じような使い方はできませんが、ある程度は「荷グルマ」として使うこともできるのが、11代目ホンダ シビックというスポーティな5ドアハッチバックの魅力なのです(実際ホンダは公式サイトにて、「シビックにキャンプ道具を積んでみる!」的な企画をやっていたりもします)。
▲写真はe:HEVではなく1.5Lエンジン車のラゲージスペースだが、いずれにせよ11代目ホンダ シビックのラゲージスペースは、SUVである新型CR-Vほどではないにせよ、床下のトランクを含めて広く使うことができるそんなホンダ シビック e:HEVの中古車支払総額は現在、おおむね下記のとおり。「新型CR-Vの半額」というラインは少々超えてしまいますが、超えるだけの価値は十分ある1台です。「ボディタイプはSUVじゃなくてもOK」という人は、ぜひ前向きにご検討ください。
・2.0 e:HEV:総額270万~370万円
・2.0 e:HEV LX:総額340万~420万円
・2.0 e:HEV EX:総額350万~440万円
▼検索条件
シビック(11代目) × e:HEV系
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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