レクサスLMが年間250万以上ダウン!アルファード食傷気味のあなたへ贈る「最上級ミニバン」の狙い方
2026/01/18
▲Lサイズのハイグレードミニバンが欲しいけど、一番人気のトヨタ アルファードはさすがにちょっと食傷気味……と感じているそこのあなた! ならばいっそのこと「レクサス LMの中古車」という選択はどうでしょうか?アルファードが最適だったとしても、さすがにカブりすぎる?
家族が多いから。荷物が多いから。あるいは、ゴージャスな気分に浸りたいから……。
5ナンバー級ではなくLサイズのハイグレードミニバンを選ぶ理由は人それぞれでしょうが、それを検討する際に、真っ先に候補として上がるのは4代目トヨタ アルファードでしょう。
▲こちらが4代目アルファード確かに4代目アルファードは今、前述した人それぞれのニーズを十分に満たすためのミニバンとしては筆頭格であり、最善に近い選択肢であるといえます。
しかし……筆頭格であるがゆえに、街はハッキリいってアルファードだらけです。右を見れば対向車線を白いアルファードが走っていて、ルームミラーを見れば、3台の黒いアルファードが映っている――みたいな状況なのです。
「寄らば大樹の陰」的な考えでもって、自らもアルファード軍団の一員になってみるのもオツなものではあります。しかし、もしも「さすがにここまでカブりまくるのはちょっと……」と考えるのであれば、例えば「レクサス LM」というチョイスはどうでしょうか?
そう、あのアルファードすらも上回る、国内ではトップ・オブ・トップの存在となる超ハイグレードミニバンです。
▲こちらがレクサス LM!もちろん「……とはいえLMは高いでしょ?」というのが一般的な反応になるかと思いますが、レクサス LMの中古車平均価格はこの1年でぐっと大きく下がり、4代目アルファードの最上級グレードとさほど大幅には違わない予算で狙えるようにもなっているのです。
この記事では、そんな「アルファードの代替案としてのレクサス LM」について、徹底的に考えてまいります。
モデル概要:アルファードベースだが「すべてがアルファード以上」な最上級MPV
レクサス LMは、日本では2023年12月に発売されたレクサスブランドの高級MPV。LMという車名は「Luxury Mover」の頭文字を取って付けられたもので、レクサスとしては「すべての乗員が自然体でくつろげる、上質かつ快適な移動空間」の実現を目指して開発したとのこと。
基本骨格には4代目トヨタ アルファードと同じGA-Kプラットフォームを採用していますが、細部は異なり、レクサス LMの骨格には、外からは見えない部分に様々な補強と軽量化、特殊素材の適用などが行われています。
そんなスペシャルな基本骨格とともに構成されるボディのサイズは、全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm。これは4代目アルファードと比べて13cm長く、4cm広く、2cm高いということになります。
▲2023年12月に発売されたレクサス LM
▲ボディパネル各部の過剰な抑揚を抑えることで上質さを表現しつつ、それでもやはり絶妙にエモーショナルな造形ではあるエクステリアパワーユニットは、4代目アルファードのエグゼクティブラウンジが2.5L自然吸気エンジンに前後モーターを組み合わせたハイブリッドであるのに対し、レクサス LMは2.4Lターボエンジンに最高出力87psのフロントモーターと、「eAxle」と呼ばれる高出力リアモーター(同103.2ps)を組み合わせたハイブリッドシステム。
システム最高出力はアルファードの2.5Lハイブリッドが250psであるのに対し、レクサス LMは371psです。
そしてレクサス LMのインテリアは「人間中心」の考えに基づいた、きわめて精緻なつくり込みが行われています。
コックピット周辺はTazuna Concept(馬を操る手綱をモチーフとした、運転に集中できる設計思想)に基づいた構造で、12.3インチのフル液晶メーターと14.1インチのセンターディスプレイ、そして標準装備となるヘッドアップディスプレイが見事に連携。
そしてエアコンは、アルファードが一般的な前後左右独立温度コントロール式であるのに対し、LMはそれに加えて、設定温度や外気温、室内温度に応じてシートヒーターやシートベンチレーター、ステアリングヒーターを自動で制御する「レクサスクライメイトコンシェルジュ」も装備されています。
▲レクサスが提唱する「Tazuna Concept」に基づいた運転席まわり。メータークラスターには12.3インチ、センターディスプレイには14.1インチの液晶パネルが配置され、ヘッドアップディスプレイも標準装備となる
▲エアコンは前後左右独立温度コントロール式(写真のエグゼクティブは部位別調整機能付き4席独立温度調整オートエアコン)であることに加え、エアコンの設定温度や外気温、車室内温度などに応じて前席のシートヒーターやベンチレーター、ステアリングヒーターがそれぞれ自動制御される「レクサスクライメイトコンシェルジュ」も標準装備この他にもシートの素材やオーディオの種類、先進安全装備の内容など、違いを挙げていけばキリがないのですが、最もわかりやすい違いはシートレイアウトでしょう。
アルファードのシートレイアウトはご存じのとおり6~8人乗りの3列シートとなりますが、レクサス LMの「500h エグゼクティブ」は2列シートの4人乗り。前席と後席はパーティションで区切られており、リアの独立大型シートの前方には48インチの大型ワイドディスプレイと、750mlのボトルを3本収納できる冷蔵庫も配置されています。
▲48インチ大型ディスプレイとマークレビンソン・リファレンス3Dサラウンドサウンドシステム、そして冷蔵庫が標準装備されるエグゼクティブの後席
▲エグゼクティブのリアシートはLアニリン本革の4Wayパワーシート(オットマン、ランバーサポート付き)2024年5月に追加された「500h バージョンL」のシートレイアウトはアルファードのエグゼクティブラウンジと同様の3列・6人乗りですが、シート表皮は最上級のLアニリンとなり、2列目には、シートだけでなくアームレストとオットマンにもヒーターを内蔵。
また、3列目シートもシートバックとクッションに厚みをもたせた構造で、リクライニング時に自然な姿勢を保てるよう、シートバックの形状は最適化されています。
▲こちらはバージョンLのキャビン。2列目シートはLアニリン本革の6Wayパワーシート(オットマン、ランバーサポート付き)で、3列目はセミアニリン本革のマニュアルスライドおよびリクライニング機能付き中古車状況:平均総額は1年間で250万円以上ダウンし、流通量も順調に増加
2列シート・4人乗りである500h エグゼクティブの場合で新車価格は2000万円(※2025年8月以降は2010万円)、3列シート・6人乗りの500h バージョンLでも1500万円となります。
超高額モデルだけあって、平均支払総額は約1840万円という、ちょっとめまいがしそうな価格状況ではありました。

しかしその後はけっこうなダウントレンドへと転じ、2025年5月には約1708万円、そして同年11月には約1580万円までダウンしてきました。
もちろんまだまだ高額であることに違いはありませんが、2024年時と比べれば「いちおう現実的」とはいえる平均総額にはなってきており、カーセンサーnet上では総額1400万円台の物件も多数流通しています。

そして流通量も増加傾向ということでレクサス LMの中古車は今、「ラグジュアリーミニバン狙いの人にとっては買い時を迎えた」と言うことができそうです。
中古車のオススメ①:バージョンLを狙うなら総額1500万円前後の予算感で
3列シート・6人乗りのグレードである「500h バージョンL」は総額1398万~1722万円という比較的幅広い価格帯にて約70台が流通しています。
とはいえ、ボリュームゾーンとなっているのは総額1400万円台後半から1500万円台前半で、このゾーンに全体の半数以上が集中している状況です。
▲総額1600万円以上の物件も流通しているが、ボリュームゾーンは1500万円前後となるバージョンLそして総額1400万円台後半から1500万円台前半のバージョンLは、そのほとんどが走行数千kmからせいぜい1万km台、つまり「新車ではないけど、まぁ新車みたいなモノ」と言えるニュアンスの物件。さらにレクサス LMのバージョンLはメーカーオプションの数が極端に少ないため(つまり最初からほぼ全部盛りであるということ)、相対的に安価な中古車だからといって、装備レベルが劣るわけでもありません。
ということで、バージョンLにおけるオススメは「ボリュームゾーンである総額1400万円台後半から1500万円台前半の物件です」と話をまとめたいところですが、実は最安値ゾーンである総額1400万円台前半の物件も、その走行距離はせいぜい1万km台である場合がほとんどで、装備内容も「ほぼ全部盛り」です。
▲バージョンLであっても装備類は「ほぼ全部盛り」で、例えばリアシートエンターテインメントシステムの電動開閉式14インチディスプレイや、マークレビンソン・リファレンス3Dサラウンドサウンドシステムは標準装備となれば――もちろん総額1500万円台後半以上の予算を投じて、さらに好条件な物件やモデリスタエアロが付いている物件を狙うのもご自由ではあるのですが、基本的には「総額1400万円台前半から1500万円台前半ぐらいの予算感でサーチする」というのが、レクサス LM 500h バージョンLを探す場合のオススメとなります。
中古車のオススメ②:エグゼクティブ狙いの場合でも総額1500万円台でOK
超絶VIPな世界観を堪能できる2列シート・4人乗りの「500h エグゼクティブ」は総額1361万~2248万円という、バージョンL以上に幅広い価格帯で約30台が流通しています。
とはいえ、最高値の物件は確かに総額2200万円台なのですが、その直下の物件価格はいきなり1900万円台前半まで下がりますので、エグゼクティブの実質的な価格帯は「総額1300万円台後半から1900万円台前半」と見るべきでしょう。
▲特定の価格帯ではなく、総額1300万~1900万円の範囲であまねく流通しているエグゼクティブ3列シートのバージョンLの場合は1400万円台後半から1500万円台前半が明確なボリュームゾーンとなっていましたが、2列シートであるエグゼクティブの場合、明確なボリュームゾーンは存在しません。総額1300万円ちょいから1900万円ちょいの間にダラダラと――というと言葉が悪いかもしれませんが、とにかく不規則に、約30台の物件が並んでいる状況です。
そんな中でも総額1400万円台前半までの物件は走行距離が延び気味である傾向が見られるため、注目すべき価格帯を強いて挙げるとしたら「総額1500万~1800万円」ということになるでしょう。つまり3列シートであるバージョンLの予算に少々プラスすると、超絶VIP車であるエグゼクティブが狙える――ということです。
また、もしも総額1800万円以上の予算を拠出できるのであれば、走行数百kmレベルのモデリスタエアロ付きを狙うことも可能になります。
▲3列シートのバージョンLにするか、それとも2列シートのエグゼクティブ(写真上)を選ぶかは好みの問題だが、やはりエグゼクティブの世界観には憧れてしまうものがあるこちらも装備内容はバージョンLと同様に「最初からほぼ全部盛り」であるため、相対的に安価な物件であっても装備内容に問題はありません。
内外装などのコンディションに問題ないことさえ確認できたのであれば、エグゼクティブとしては安価といえる「総額1500万円ぐらいの物件」であっても何ら問題なく、素敵なVIP車生活が送れることでしょう。

自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2005年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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この記事で紹介している物件
レクサス
LM 500h バージョンL 4WD OP・モデリスタエアロ OP・寒冷地仕様 OP・ドラレコ前後 セーフティシステムプラス チームメイト・モデリスタエアロ OP・寒冷地仕様 OP・ドラレコ前後 セーフティシステムプラス チームメイト ガラスルーフ
本体価格1579.0万円
支払総額1592.8万円
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