アウトランダー ▲デリカD:5に続き、アウトランダーにもブラック仕上げの外装パーツとオーバーフェンダーが与えられて、アグレッシブな雰囲気の強い派生モデルがラインナップされる。国内でも需要はありそうだが、海外専売にとどまる可能性も

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください
 

伝統のスポーツ走行を感じられる、アグレッシブな1台

2021年に発表された3代目となる現行型のアウトランダーは、念願の質感アップを遂げて価格に見合ったデザインとエレガントさを手に入れたが、高級車の色合いが強まり道具としてのSUVらしさがトーンダウンした感も否めない。

こうした経緯があったのかどうかは不明だが、モデルライフ後半を盛り上げる派生車として、SUV色の強い仕様が2026年にリリースされる。

アグレッシブな印象を強化すべく、前後ホイールアーチとドア下部にガーニッシュが追加され、スキッドプレート風にデザインされたバンパー下部のシルバー塗装はブラックに変更。ソリッドな雰囲気がかもし出される。

この他、ドアミラーやドアハンドルといった外装パーツもブラックに仕立てに変更され、ルーフレールも装着されそうだ。

これだけなら単なるドレスアップにすぎないが、S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)思想に基づいて走破性を高めるべく、アンダーフロアと足回りが補強される。

専用のドライブモードも設定されるというから、手の込んだ作り分けが行われる。グラベルなどの未舗装路で、実力を発揮するオールテレインタイヤも採用される。
 

アウトランダー▲スバルは北米で展開している「ウィルダネス」の国内導入を検討しており、フォレスターへの設定を暗示した。写真はJapan Mobility Show 2025に出品されたスバル フォレスターウィルダネスのプロトタイプ
アウトランダー▲日産はエクストレイルに「ロッククリーク」を加え、アグレッシブな雰囲気の再アピールに乗り出した

スポーツギアを名乗るか!?

以上の内容を加味すると、スバルが北米で展開していて国内投入も模索し始めた「ウィルダネス」に近い存在であることが予想できる。

また、日産はローグとエクストレイルに「ロッククリーク」を加えるなど、市場ではSUV本来の魅力を身に付けたモデルが増えつつある。

アウトランダーに加わる派生車は、まさにこの流れをつかんだ1台と言えそうだ。懐かしのネーミングである「スポーツギア」を名乗るのだろうか。
 

RVR▲こちらは1991年発売のRVR(初代)に設定されたグレード、スポーツギア

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三菱 RVR(初代)×スポーツギア

国内導入はあるのか

ここまで盛り上げておいてお伝えしにくいのだが、この車は北米など海外専売にとどまる可能性もある。なぜなら、ベースに起用されるのはプラグインハイブリッド(PHEV)ではないからだ。

海外では、2.5L直4ユニット搭載の純エンジン車が販売されており、2026年には1.5Lターボのマイルドハイブリッドに進化する予定だ。これに合わせて前述したSUV色の強い派生車が加わる公算が大きい。

せめて架装部分だけでもPHEVに流用されたら、国内ユーザーにもアウトランダーの新たな一面を見せられそうなのだが。
 

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三菱 アウトランダー(3代目)

※2026年1月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
 

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2026年
■全長×全幅×全高:4750×1890×1800(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター
 

文/マガジンX編集部 写真/マガジンX編集部、スバル、日産自動車