車のスマートキーとは? 使い方や反応しないときの対処法を“やさしく”解説
カテゴリー: ガジェット・パーツ
タグ: 運転が不安な人向け / クルマを選び始めた人向け
2026/02/20
▲スマートキーを携帯していれば、鍵を取り出すことなくスムーズに車の乗り降りが可能
これから新車を買う、あるいはレンタカーを借りる予定のあなた。車に乗るのが初めてだったり久しぶりだったりと、現代の車の鍵として普及している「スマートキー」の使い方に悩むかもしれません。
しかし、一度使い方を覚えてしまえばスマートキーは非常に便利なものです。ここではその基本的な使い方や、いざというときの対処法を見ていきましょう。
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スマートキー搭載(全車種)車のスマートキーとは
▲車内の検知エリア内にキーがあれば、スタートボタンを押すだけでエンジンが始動するスマートキーとは、ポケットやバッグからキーを取り出さなくても、キーを携帯しているだけでドアの解錠・施錠やエンジンの始動ができる電子認証システムのことです。
スマートキーは車とキーが微弱な電波をやり取りすることで持ち主が近くにいることを車が検知します。キーには1台ごとに異なる暗号コードが設定されており、正しいキーであると認証された場合にのみ、ドアが開く仕組みになっています。
スマートキーのしくみ
▲スマートキーと車との間で電波をやり取りし、正しいキーだと認証されるとロックが解除できたりエンジンをかけたりできる車のドアのハンドルを触ったりドアノブ横のボタンを押したりすると、車側から微弱な電波を発信します。それをキーが受信すると応答用の電波を発信。そのやり取りで互いのIDコードが一致するとドアロックが解除されたりします。
- ● 微弱電波:キーと車が常に通信を行っています。
- ● 認証:電子的な暗号が一致するかどうかを瞬時に判断します。
- ● 有効半径:一般的に車の周囲1m程度が検知範囲です。
自動車メーカーごとの名称
本稿ではスマートキーという一般名称で紹介していますが、呼び方は自動車メーカーごとに異なります。
| レクサス トヨタ | スマートエントリー&スタートシステム |
|---|---|
| ホンダ | Hondaスマートキー |
| 日産 | インテリジェントキー |
| スズキ | キーレスプッシュスタートシステム |
| ダイハツ | キーフリーシステム |
| マツダ | アドバンストキーレスエントリーシステム |
| スバル | アクセスキー |
| 三菱 | キーレスオペレーションシステム |
| メルセデス・ベンツ | キーレスゴー |
| BMW ミニ | コンフォート・アクセス・システム |
| フォルクスワーゲン | スマートエントリー&スタートシステム |
| アウディ | アドバンストキーシステム |
| ポルシェ | ポルシェエントリー&ドライブシステム |
| レクサス トヨタ | スマートエントリー&スタートシステム |
|---|---|
| ホンダ | Hondaスマートキー |
| 日産 | インテリジェントキー |
| スズキ | キーレスプッシュスタートシステム |
| ダイハツ | キーフリーシステム |
| マツダ | アドバンストキーレスエントリーシステム |
| スバル | アクセスキー |
| 三菱 | キーレスオペレーションシステム |
| メルセデス・ベンツ | キーレスゴー |
| BMW ミニ | コンフォート・アクセス・システム |
| フォルクスワーゲン | スマートエントリー&スタートシステム |
| アウディ | アドバンストキーシステム |
| ポルシェ | ポルシェエントリー&ドライブシステム |
スマートキーとキーレスキー・ワイヤレスキーとの違い
「キーレスキー」と「ワイヤレスキー」は基本的に同じものを指します。スマートキーとの大きな違いは「操作方法」と「エンジンの始動方法」にあります。
| 名称 | 主な操作方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| スマートキー | 触れる・近づく | キーをバッグなどに入れたまま、ドアノブやボタンに触れるだけで作動。 |
| キーレスキー・ワイヤレスキー | キーのボタンを押す | リモコンキーのボタンを操作して開閉。エンジン始動時は車にキーを差し込む必要がある。 |
| 名称 | 主な操作方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| スマートキー | 触れる・近づく | キーをバッグなどに入れたまま、ドアノブやボタンに触れるだけで作動。 |
| キーレスキー・ワイヤレスキー | キーのボタンを押す | リモコンキーのボタンを操作して開閉。エンジン始動時は車にキーを差し込む必要がある。 |
スマートキーのメリット・デメリット
スマートキーには便利な点がいくつもある反面、注意すべき点もあります。
スマートキーのメリット
- ● たくさんの荷物を持っているときに便利:買い物袋などで両手が塞がっていても、キーを取り出さずにロックを解除できる。
- ● 鍵穴の傷防止:物理的なキーを鍵穴に差し込まないため、鍵穴周辺を傷つける心配がない。
スマートキーのデメリット
- ● 電池消耗:電池が切れると、通常の電波操作ができなくなる。
- ● 車両盗難のリスク:「リレーアタック」などの手口により、電波を悪用して解錠・車両盗難される被害に遭う可能性もある。
- ● 紛失時の費用:紛失した際など、キーの再発行・再作成に数万円程度の費用がかかる場合がある。
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スマートキー搭載(全車種)車のスマートキーの使い方
スマートキーの操作は非常にシンプルです。基本的には「持っているだけ」で完結します。
キーを開けて車に乗る
▲鍵をカバンに入れたままドアハンドルを握る(またはボタンを押す)だけで、自動的にロックが解除されるバッグの中やポケットなど、キーを所持した状態でドアハンドルの横にあるスイッチを押すか、ハンドルを握ることで解錠されるので、ドアを開けて車に乗ります(解錠後一定時間ドアを開けないと自動で再施錠されてしまいます)。
※操作方法はメーカー・車種ごとに異なるので、取扱説明書などで確認してください。
エンジンをかける
ブレーキペダルをしっかり踏み込んだ状態で、「エンジンスタートボタン」を押します。車のシステムが作動し、エンジンが始動します。
▲エンジンをかける際は、ブレーキペダルをしっかり踏みながらエンジン始動ボタンを押すエンジンを切る
車を完全に停止させ、シフトを「P(パーキング)」に入れてサイドブレーキをかけてから「エンジンスタートボタン」を押すと、エンジンが停止します。
鍵を閉めて車を降りる
車から降りてすべてのドアを閉めた後、ドアハンドルのセンサーに触れる(またはボタンを押す)と施錠されます。
※操作方法はメーカー・車種ごとに異なるので、取扱説明書などで確認してください。
スマートキーが反応しないときは?
キーを持っているのに「鍵が開かない!」「エンジンがかからない!」こともあります。その場合は、下記を試してみましょう。
電池が切れていないかを確認する
スマートキーは本体内部に電池(多くはボタン型電池)が入っています。電池切れになると電波の送受信ができなくなるため、キーを持っていてもドアの解・施錠やエンジンスタートができなくなります。電池残量の確認方法は車の取扱説明書に書かれています。
メカニカルキーを使用してドアを解・施錠する
▲電池切れなどの緊急時は、キー本体に内蔵されている「メカニカルキー(物理鍵)」を引き抜いて使用するスマートキーには、電池が切れた際に物理的に開けるための「メカニカルキー」が内蔵されています。メカニカルキーはキーの側面などにある小さなレバーを操作することで取り出せます。
スマートキーと車を強制的に交信させてエンジンを始動する
スマートキー搭載車は電池切れの際でもエンジンをスタートできる方法が用意されています。例えばトヨタ車や日産車は、ブレーキを踏みながらスマートキー本体でスタートボタンに触れるとキーを検知し、エンジンが掛けられるようになります。
※電池切れの際のエンジン始動方法はメーカーにより異なるので、取扱説明書を確認してください。
電池交換の方法
電池交換が必要な場合は、ディーラーに依頼するか、コンビニやカー用品店などで電池を購入して自分で行うことも可能です。
コインやマイナスドライバーなどを使ってキー本体のカバーを開けると中にボタン型電池が入っているので、新しいものに交換してカバーを閉めます。
※交換方法はメーカーにより異なるので、取扱説明書を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要なもの | 新しいボタン型電池、コインやマイナスドライバーなど |
| 電池の型番 | 車のメーカーや車種によって型番が異なるため、必ず現物を確認してください。 |
| 交換のコツ | カバーを開ける際、コインなどに布を巻くなどするとキー本体の内部や外装を傷つけにくくなります。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要なもの | 新しいボタン型電池、コインやマイナスドライバーなど |
| 電池の型番 | 車のメーカーや車種によって型番が異なるため、必ず現物を確認してください。 |
| 交換のコツ | カバーを開ける際、コインなどに布を巻くなどするとキー本体の内部や外装を傷つけにくくなります。 |
スマートキーの電池の寿命は?
一般的に電池の寿命は1〜2年といわれ、車に乗る頻度などで変わってきます。また、自宅などでスマートキーをパソコンやスマートフォン、テレビ、電子レンジ、電気スタンドなどの近くで保管すると、電化製品が発する電磁波の影響を受けて常時通信状態となってしまい、電池が著しく消耗することがあります。頻繁に電池切れする人は保管場所を変えてみましょう。
スマートキーの注意点! 紛失したときはどうする?
便利なスマートキーですが、取り扱いにはいくつか注意が必要です。
スマートキーの紛失に注意する
スマートキーを紛失すると、一般的に再発行には3万〜5万円程度の費用がかかります。防犯用の電子認証(イモビライザー)の設定が必要なため、専門の知識と機器が必要になります。
スペアキーの有無を確認する
スマートキー搭載の中古車を購入する際は、スペアキーの有無も確認しましょう。スペアキーがない場合、将来の紛失リスクに備えて、納車前に作成が可能かどうか販売店に相談してください。
インロックに注意する
車内にキーがあっても、電波環境や電池の消耗具合によっては「車外にある」と誤判定され、ドアがロックされてしまうことがあります。
水没
スマートキーは精密機器です。雨に濡れる程度であれば問題ありませんが、水に浸かったり洗濯機で洗ったりすると故障の原因になります。
ペースメーカーへの配慮
スマートキーから発信される電波が、植え込み型医療機器に影響を与える可能性が指摘されています。不安がある場合は、スマートキーではない車種を検討するのも選択肢の一つです。
盗難対策
電波を中継して鍵を開ける盗難手口への対策として、保管時に「電波遮断ポーチ」などの専用グッズを活用する人も増えています。
慣れれば便利な「スマートキー」搭載車種をチェック
最初は戸惑う方もいるかもしれませんが、スマートキーは慣れればとても便利な機能。カバンからキーを探し出す手間がないだけで、買い物帰りなどでも車への乗り降りは驚くほどスムーズになります。
もし今の車からの乗り替えを検討されているなら、ぜひ「スマートキー搭載車種」もチェックしてみてください。最新モデルはもちろんですが、中古車でもスマートキーを備えた個体はたくさん見つかります。
納得のいく1台を見つけて、快適なカーライフをスタートさせてくださいね。