日産 エクストレイル【購入アドバイス&ライバル車比較編】
2009/07/22
形はキープコンセプト、中身は大幅進化の“使い倒せる道具”
OVERVIEWモデル概要
外観は初代のイメージを踏襲、「X」をモチーフとしたフロントで存在感をアピール
ターゲットを“アウトドアスポーツをとことん楽しんでいる若者”に絞った結果車を“道具”としてとらえる年配のユーザーはもとより、海外からも絶大な支持を受け、167カ国で販売されるグローバルモデルとなった。現行型は初代で培ったノウハウをベースに、ユーザーの不満点をことごとく解消。大人のユーザーの選択に応えるクオリティと性能を身につけた。
GRADE VARIATIONSグレードバリエーション
グレード名 | トランスミッション | ひと言解説 |
---|---|---|
20S | CVT | デビュー時より設定されているベーシックグレード。 駆動方式はFFと4WDが用意されている |
20X | CVT/6MT | デビュー時より設定されており、20S同様FFも用意。 このCVT車が、全年式を通して流通量が最も豊富だ |
25S | CVT | デビュー時から2008年11月まで設定。 6速マニュアルモード付きCVTを搭載する2.5L車のベーシックグレード |
25X | CVT | デビュー時から2008年11月まで設定された、2.5L車の上級グレード。 流通量は25Sより比較的多い |
20GT | 6MT | 2008年9月より追加された、新開発エンジン搭載のクリーンディーゼル。 駆動方式は4WDのみとなる |
BUYER’S GUIDE購入アドバイス
購入時のチェックポイント
アウトドアで使われていた車両は
外装チェックを入念に
オフロード走行を行っていると下回りなどのキズが予想されるし、海や雪山を走っていたならボディにサビが浮いている場合もあるので注意。荷物の積み降ろしが頻繁に行われたことも考慮し、ルーフやラゲージもキズやヘタリを確認しておこう。現状、大きなリコールは出ていないが、2008年11月から12月にかけて製造された車両の一部がサービスキャンペーンの対象。これは2010年度燃費基準に関するステッカーの貼付ミスで、達成車に別のステッカーが貼られていることもあるという。対象車両の場合は、念のためチェックしよう。
狙い目グレード
探しやすいのは、流通量が最も豊富な
20Xの2008年式
全体的に流通量はそれほど多くないが、その中で比較的探しやすいのは2008年式だ。相場の上限は270万円と高いが、これはクリーンディーゼルによって引き上げられたもの。ガソリン車の高額物件は240万円台で収まっているので、2007年式との差は小さい。グレード別では、全年式で流通量の多い20XのCVT車が探しやすいだろう。2.5L車とディーゼル車はいずれも全体の1割以下と少なく、探すには根気が必要だ。
予算にこだわらないなら、2009年式が狙い目。流通量はあまり多くないが、低走行距離の物件が豊富だ。
RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究
エクストレイルのライバル3モデルをピックアップ現行のCR-V、RAV4、アウトランダーと各メーカーの人気コンパクトSUVが揃い踏みだ
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