レーステクノロジーを注ぎ込んだ史上最強のフェアレディZ

GT-Rと並び、日本のレーシングシーンにその名を刻み込んだフェアレディZ。一旦は2000年にその歴史に幕を下ろしましたが、2年後の2002年にファンの声を受けて復活。以降は過去の栄光を取り戻すかのように、スーパーGTなどで活躍し『フェアレディZここにあり』を印象づけました。

そんなレースシーンで欠かすことができないのが、日産の子会社でアフターパーツの開発やコンプリートカーの販売などを行っているNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル、以下ニスモ)の存在。日産直系のワークスチームとして、2003年(GT-R)と2004年(フェアレディZ)のスーパーGTチャンピオンに輝いています。

そのニスモが手がけたのが、フェアレディZ史上最強のストリート仕様と言える『バージョンニスモ Type 380RS』。搭載されるエンジンは、プロダクションレース専用車両である380RS-Competitionのレースエンジンをストリート仕様にデチューンした3.8L改仕様のVQ35HR。
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この3.8Lエンジンの搭載を想定して企画段階から作られたシャーシは、350ps(通常313ps)のパワーに見合う剛性を得るため、フロントピラーとルーフ接合部の溶接面積の増加や、リアタワーバーの結合部に補強パネルを追加するなど剛性アップが図られています。また、フロントとリアには乗り心地と直進安定性を高めるため、ヤマハ製のパフォーマンスダンパーを採用しています。

スーパーGT参戦車両から得た空力データをフィードバックし作り出された各エアロパーツは、高速走行時に車体を路面に押しつける“マイナスリフト”を実現。スポーツ走行時のコーナリングスピードを向上させ、タイヤやステアリングの応答性を上げるなどの効果をもたらしてくれます。

パワーとシャーシ、そしてボディの3つが究極にバランスされているのが380RS。ニスモが送り出す“走り”に特化した一台です。だからといってインテリアをおろそかにしているわけではなく、ステアリングやシフトノブなどにレッド系のレザーを用いるなど、レーシーな専用の装飾がされています。
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380RSほどではなくとも、ニスモのパフォーマンスを味わいたい人には『バージョンニスモ』がオススメです。エンジンは標準仕様車と同一のものですが、剛性感の高いシャーシとマイナスリフトを実現したエアロボディは380RSそのものです。

史上最強のフェアレディZ。そんな一台を手にしたい人は
下の検索窓に『バージョンニスモ』と入れて探してみてください。
 

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<カーセンサーnet編集部・フクダ>