スポーツの秋は、輸入MT車で「知的スポーツ」に励もう!
2014/09/22
総額200万円以下で手に入れる最高の脳トレグッズ?
欧州の小型車は日本仕様でもMT車が結構ラインナップされています。写真はプジョー 208。総額200万円以下でもそこそこ探せるはず
もっと個性的な存在感を求めるならアルファロメオのアルファMiToもオススメ。メインは2ペダルのTCTですが、MTも流通しています
アルファロメオ アルファMiToのMT仕様。機械まかせのAT車と違い、自分で考え、自分で変速させるMT車は脳トレにもなるかも?
数はやや少なめですが、コンパクトカーが好みでないなら旧型BMW3シリーズの一部モデルに設定されたMT仕様を探してみてはいかがでしょう
頭と身体を使うMT車に乗って自分に活を入れる
「食欲の秋」「馬肥ゆる秋」「秋の夜長」など、世の中にはいろいろな「秋」がありますが、忘れてはいけないのが「スポーツの秋」。人間に限らず、生き物は年を重ねるごとに身体も頭も衰えていきますが、トレーニングをすることで肉体と脳を活性化することができます。で、注目したいのが「MT車」です。
機械が変速のすべてを行ってくれるAT車と違い、MT車は自分で適切な変速タイミングと段数を判断し、自分の手と足で変速を行います。AT限定免許全盛の世に育った人からすると「面倒くさそう……」と思われるかもしれませんが、実際やってみるとMT車をスムーズに走らせるというのは、ある種の知的スポーツのようなもので、うまく走ることができた際はなかなかの「達成感」があります。そして、それは身体にも脳にも結構な刺激となります。
なので、ハイスピードドライビングなどをせずとも、ただMT車をスムーズかつ安全に運転しようとするだけで、結果として「スポーツ」になり得るのです。新しい刺激を求めている方、自分を鍛えたいと思っている方には、ぜひともオススメしたい選択肢です。
国産MT車は“やんちゃ”なモデルが多い?
しかし自販連によれば、軽自動車と輸入車を除く2011年のMT新車販売比率はわずか1.5%。……要するに「新車はほとんどAT」ということ。車好きとしては残念なデータですが、そんなに嘆く必要もありません。なぜならば、中古車市場には依然としてたくさんのMT車が存在していますから!
ただ、問題なのは「国産のMT車は結構“やんちゃ”なイメージのモデルが多い」ということ。
全部が全部ではありませんし、やんちゃなモデルに大人が乗ってはいけないという法律もありません。しかし、年が30を越えた成人男性として、ガンダムチックなビジュアルの車や、ギラギラしすぎた車に乗るのは遠慮したい向きも多いでしょう。価値観はもちろん人それぞれですが、大人の男性ならではの落ち着きや、「文化の香り」がする車をさりげなく普段使いしたい、というふうに考える方が多数派かもしれません。
輸入車であれば小型車であっても大人の香りが
そんなときに注目すべきが「輸入車のMT車」です。不思議なもので、似たようなサイズのコンパクトカーであっても、見かける機会が国産車より少ないためか、ヨーロッパ車だと“子供っぽい”イメージをあまり感じさせません。
またヨーロッパのコンパクトカーであればMT車の数も豊富です。例えば、総額200万円以下という超現実的な予算であっても最新世代のプジョー208を選ぶことができますし、ちょっと個性的なアルファロメオのミト、あるいはミニも狙えます(2014年9月12日現在)。いずれもATでなく、できればMTで運転した方がいっそう楽しめます。
「コンパクトカーはちょっと……」と思うのであれば、数はやや少なくなりますが、旧型BMW3シリーズのMT版はいかがでしょうか? こちらも総額200万円以下で、それもカーセンサーアフター保証対象車を探すことができるはず。
スポーツの秋。激しく身体を動かすフットサルなどのスポーツに打ち込むのもステキですが、「MTの輸入車をスムーズに操ってみる」という静かなスポーツも、大人の男性にとってはステキな選択かと思います。ぜひ、ご検討ください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります
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