2021年もやっぱり人気だった現行型 トヨタ RAV4! これから中古車を狙うなら、どんな探し方がオススメ?
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / SUV / クロスオーバーSUV / RAV4 / カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー / 高橋満
2021/12/22
▲クロカン4WDのようなタフなスタイルに生まれ変わった現行型RAV4。新車はもちろん中古車の人気も高く、カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーで総合9位にランクインタフなイメージのSUVに生まれ変わったRAV4。その反骨精神が人気の秘密!?
カーセンサーだけがもっている膨大なデータをもとにした、毎年恒例の中古車注目度&競争率ランキング「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー(CSCOTY)」。今回紹介する現行型トヨタ RAV4は総合9位にランクインしました。
ちなみに2020年、ボディタイプ別にランキングすると、「SUV・クロカン部門」で堂々の第1位に入っていました。現行型RAV4はデビューしてからすぐに、中古車としても大人気だったのです。
現行型RAV4の人気の秘密はいろいろ考えられますが、筆者は以下の3点を挙げたいと思います。
●硬派なスタイル
●世界初の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリング4WD」やマルチテレインセレクトなどのタフなギミック
●燃費性能とパワーを両立したハイブリッド
▲右からアドベンチャー、ハイブリッドX、ハイブリッドG。スタイルがかなり異なるのがわかるだろう今は空前のSUVブームで、中でも大自然だけでなく都市のビル群にも似合う流麗なクロスオーバータイプが主流に。例えば、2000年にデビューした日産 エクストレイルは初代・2代目が無骨なタフギアというスタイルだったのに対し、2013年に登場した現行型はクールな都市型スタイルに生まれ変わりました。
逆に、1994年に登場した初代RAV4はクロカン4WDが主流だった中で、あえて都市型ライトクロカンというスタイルで登場。その後も都市部にマッチするライトデューティーなSUVとして進化をしていきますが、日本での販売は振るわず、グローバルでの4代目は日本での販売が見送られました。
ところが、グローバルでの5代目(日本では4代目/現行型)は歴代RAV4とは真逆のタフギアとして登場。これが見事にハマり、発売と同時に登録車販売台数上位にランクインするほどの大ヒットモデルとなったのです。
▲アーバンカーキはデビュー時にアドベンチャーを買う人の約4割が選択していたグレードもオフロードをイメージさせるアドベンチャーを設定。ガソリンモデルのアドベンチャー(2021年12月にハイブリッドにもアドベンチャーが設定されましたが、まだ中古車は流通していません)はスキッドプレートなどでタフさを演出するだけでなく、アーバンカーキといったアースカラーを設定。
これがアウトドアやミリタリー系のファッションにもハマり、都市型SUVに難色を示していた人からも選ばれるようになりました。
アドベンチャーの4WDシステムは、ダイナミックトルクベクタリング4WDを装備。これは前後輪に加え、後輪左右のトルク配分も行う世界初のシステムです。
さらに、オフロード走行時にマッド&サンド、ノーマル、ロック&ダートという3つのモードから最適なものを選んで駆動力や4WDなどを統合制御するマルチテレインセレクトも装備。見た目だけでなく、それに見合う実力も備えていることがギミックにこだわる人たちから評価されました。
▲ハイブリッドは2.5Lエンジンとモーターの組み合わせ。4WDは後輪側にもモーターを搭載するE-Fourにもちろん、今時のトヨタ車ですからガソリンモデルだけでなくハイブリッドも用意されています。ハイブリッドは、前輪を駆動させるエンジン+モーターとは別に、後輪を駆動させるモーターを搭載した4WDシステム。
WLTCモード20.6km/Lとこのクラスでは燃費性能がかなり良く、しかもモーターアシストによる力強い加速感を味わえます。
もうすぐデビューから3年たつ現行型RAV4の中古車事情は?
2021年12月現在、現行型RAV4の中古車は約850台流通しています。
2021年は1000台以上流通していたのですが、秋頃から流通台数が減少傾向に。
これは、半導体不足やコロナ禍の影響による部品の供給不足で新車の納車が遅れていることが原因と思われます。新車を買おうと思っていた人が新車を諦めて高年式で状態のいい中古車を買っているのではないでしょうか。
▲こちらは現行型RAV4の中古車平均価格の推移。流通量が減り始めた頃から平均価格が上昇に転じているのがわかる中古車の流通量が減り始めるとともに、平均価格は上昇し始めています。2021年12月時点での価格帯は240万~520万円。高価格帯はショップがカスタムを施したコンプリートカーになります。
新車価格より10万~20万円程度安いものも見つかる一方で、新車とほとんど変わらない価格で販売されている中古車も珍しくありません。
2022年5月にはデビューから3年がたち、初回車検を迎えた中古車が増えると思われます。
一方で、半導体不足や部品不足による納車の遅れは当分続くことが考えられるので、3年落ちの中古車流通量が増加=中古車相場の下落という王道の動きにはならない可能性も。それを考えると、早くRAV4に乗りたい人は早めに購入を検討した方が良さそうです。
▼検索条件
トヨタ RAV4(現行型) × 全国オススメの中古車の選び方① 人気のアドベンチャーを新車より少しでも安く探す!
▲フロントのスキッドプレートがアドベンチャーの特徴オフロード色を高めたアドベンチャーの中古車価格帯は290万~440万円。流通量は約200台。300万円以下のものは走行5万kmを超えるものが多く、300万~310万円あたりには走行2万km前後のものが中心になります。
デビューから3年経過していないので、走行5万kmを超えるものでも内外装はそこまで悪い物はないはず。
相場的に、中古車としてのお買い得感が高い感じではありませんが、これは昨今の状況を考えると致し方ないところ。走行距離さえ気にならなければ、RAV4を早く手に入れる方法としては悪くない選択でしょう。
また、購入後にカスタムしてアウトドアテイストを高めたいと考えている人は、ショップがカスタムを施したコンプリートカーから好みのものを探すのもあり。
カスタムの内容によって価格は大きく変わりますが、車両本体価格360万円くらいからカスタムされた中古車が見つかります。
▲アドベンチャーのインテリアにはアウトドアテイストを感じさせるオレンジの差し色が使われている▼検索条件
トヨタ RAV4(現行型) × アドベンチャー × 全国オススメの中古車の選び方② 争奪戦必至だが人気の特別仕様車を中古車で探す!
▲ベースモデルより最低地上高を10mmダウンし、専用のブリッジ型ルーフレールやマッドブラックホイールを装着したアドベンチャー オフロードパッケージ2020年に設定された特別仕様車のアドベンチャー オフロードパッケージ。アドベンチャーにオフロード色の強い装備を盛り込んで、タフなアウトドアギア感を高めたモデルです。
専用塗装や専用アルミホイールはアドベンチャーの雰囲気にかなりハマっていて、「RAV4が登場したときはそこまで興味がなかったけれど、オフロードパッケージが出て『これだ!』と思った」という人も多い人気の特別仕様車です。
オフロードパッケージの中古車は現在50台ほど流通していて、価格帯は310万~440万円。注目したいのは、低価格帯でも未登録の新車だけでなく、登録済未使用車が見つかること。新車価格が363万7000円ですから、新車より30万円くらい安く手に入ることになります。
難点を挙げるとしたら、流通台数が少なく、しかも人気グレードなので争奪戦必至ということ。
欲しい人は購入の決断を早めにするようにしてください。
▲オフロードパッケージの差し色は赤になる▼検索条件
トヨタ RAV4(現行型) × アドベンチャーオフロードパッケージ × 全国オススメの中古車の選び方③ハイブリッドの上級グレードを車両本体価格400万円以下で探す
前述したように、現行型RAV4は、2Lガソリンエンジンと2.5L+モーターのハイブリッド、2種類のパワートレインが用意されています。
性格は大きく異なり、ガソリンエンジンが軽快でスポーティな走りを楽しめるのに対し、ハイブリッドはしっとりとした上質な乗り味に。
どちらが好きかは好みの問題ですが、大人っぽい走りを楽しみたいならハイブリッドに注目を!
せっかくハイブリッドを買うなら、合成皮革のシートや前席シートベンチレーションなどが備わる上級グレードのハイブリッドGがオススメ。流通台数も約140台と、ハイブリッドのエントリーグレードであるハイブリッドXの10倍ほど流通しています。価格帯は300万~510万円に。
低価格帯は走行距離5万kmを超えるものになりますが、車両本体価格370万円前後だと2万km程度のものが多くなります。
新車のハイブリッドGの新車価格より少し安いくらいの予算でこの条件の中古車が狙えるのは、昨今の状況を考えるとアリな選択だと思います。
▼検索条件
トヨタ RAV4(現行型)× 車両本体価格400万円以下 × ハイブリッドG × 全国
▲アドベンチャーより落ち着いた雰囲気になるハイブリッドGのインテリア▼検索条件
トヨタ RAV4(現行型) × 全国※記事内の情報は2021年12月17日時点のものです。

自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
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