トヨタ▲現時点で世界で最も販売台数の多い自動車メーカーであるトヨタ。売れるということは、それだけ魅力的な車がたくさんあるということの証しだ

トヨタ車種ランキングTOP25を発表!

トヨタ自動車は日本最大手の自動車メーカーで、国内のみならず世界を代表する企業のひとつ。グループの販売台数は、2020~2023年の4年間連続で世界トップを誇っている。

もちろんお膝元である日本でも売れまくっていて、トヨタブランドだけでみても2023年度の実績では、軽自動車を含めた国内販売台数の約30%を占めている。実に3台に1台がトヨタ車というわけだ。

今回は、カーセンサーのデータを基にした人気モデルをランキング形式で紹介! 新車で購入できる現行モデルTOP15に加え、中古でしか買えない旧型モデルTOP10も紹介するので、ぜひ愛車選びの参考にしてほしい。
 

 
 

トヨタ車の特徴・魅力

4年連続で販売台数世界一に輝いたトヨタ車だが、その人気の理由はどこにあるのか? まずは前提となるトヨタ車について解説しよう。日本におけるトヨタ車の特徴・魅力は以下の5つが挙げられるだろう。

世界で称賛される信頼性の高さ
トヨタ車は、世界的に故障や不具合が少ないことで知られている。耐久性も高く、長く愛用するユーザーも少なくない。実際2024年の「米国自動車信頼性調査」(J.D.パワー調べ)では、トヨタ車が2位を獲得。1位はレクサス車で、トヨタグループで1位と2位を飾った。

現在では他メーカーの車も信頼性が向上し、車のトラブルは全体的に少なくなった。そうは言っても、乗っているうちに調子が悪くなることもある。だからこそ、トヨタ車の優れた信頼性と耐久性は、大きな魅力と言えるだろう。
 

ランドクルーザープラド▲岩場や泥寧路など過酷な環境でも走破できる、頑丈なクロカンSUVもトヨタは得意としている。写真はトヨタ ランドクルーザープラド(4代目)

ニーズに応えるラインナップの豊富さ
「フルラインナップ」を掲げているだけあって、トヨタ車はコンパクトカーからラージサイズSUVまで幅広い車種が用意。原稿執筆時(2024年9月3日現在)の現行モデルは次のようなラインナップとなっている。

コンパクトカー:5車種
ミニバン:7車種
セダン:6車種
ワゴン:2車種
SUV:13車種
クーペ:2車種
軽自動車:3車種
バン(ワンボックス):2車種

上記以外にもトラックやバス、スポーツモデルの「GR/GRスポーツ」もあるうえ、中古車を含めれば選択肢はさらに増加。カーセンサー掲載台数も約10万台と20%以上を占めている。このように多様なニーズに応えられる多彩な車種が展開されており、自分に合った1台を見つけやすいのも、トヨタ車の特徴だ。
 

GRヤリス(初代)▲最近ではベース車と別車種扱いされているGRモデルもあるので、留意しておこう。写真はトヨタ GRヤリス(初代)

燃費性能と実用性を両立したハイブリッド車
ハイブリッド車も、トヨタのお家芸だ。いち早くハイブリッド車に注力しているだけあって、ハイブリッド技術には1日の長がある。レスポンスが良く、エンジン走行とモーター走行の切り替えなど、システム制御も適切だ。

燃費性能も優秀だ。乗用車で燃費がよい車を調べれば、ほとんどのカテゴリでトヨタのハイブリッド車が上位を独占するほどだ。加えて、1500Wのアクセサリーコンセントを広く採用。高い給電能力を備え、アウトドアや災害発生時に電源として使うことができる。
 

RAV4(現行型)▲トヨタはプラグインハイブリッド車にも積極的で、プリウスやRAV4などにも設定している。写真はトヨタ RAV(4代目)のプラグインハイブリッド車

TNGAプラットフォームによる優れた走行性能
最近のトヨタ車は、走りも良い。とりわけ独自の設計思想である「TNGA」を導入以降のモデルは、車の土台であるプラットフォームが進化したことで、走行性能が全体的に向上している。

走りのスポーティさをウリとするメーカーとは違い、乗り味は車種のキャラクターによって違う。爽快さやパワフルさが追求しているのでなく、「走る・曲がる・止まる」といった車の基礎能力が高められているのだ。
 

プリウス(5代目)▲ TNGAによってプラットフォームなどを共通化することで、コストを抑えながらも品質の向上が可能。車種数が多いトヨタには、とりわけ効果的となる。写真はトヨタ プリウス(5代目)

安心して購入できるサポート体制
トヨタ車を扱うディーラー・販売店が多いことも、トヨタ車を選ぶ利点だ。店舗数は自動車メーカートップであり、日本全国に販売網が張り巡らされている。購入時だけでなく、アフターケアも手軽に受けることができる。

サポート体制も手厚く、メンテナンスから車検まで任せることが可能。他メーカー同様に、ディーラーなら認定中古車やロングラン保証などの制度も整っているので、安心して車選びができる。
 

ヴォクシー(4代目)▲メンテナンスやアフターケアが充実しているからこそ、安心感が求められるファミリーカーにもトヨタ車はもってこい。 写真はトヨタ ヴォクシー(4代目)
 

トヨタの現行型車種人気ランキングTOP15

現在カーセンサーでどんなトヨタ車が人気なのか。まずは新車も販売されている現行型に絞り、TOP15にランクインしたモデルを解説していこう。バリエーションも豊富で、きっと気になる1台が見つかるはずだ。
 

 

第1位|トヨタ ハイエースバン(5代目・現行型)
約20年前にデビューして以降、根強い人気を誇る商用バン

ハイエースバン(5代目)▲ボディバリエーションが豊富なので、どれがいいかあらかじめ調べておいた方がいいだろう。ボディ長はロング/スーパーロング、ボディ幅は標準/ワイド、ルーフ形状は標準/ハイルーフ、フロア形状は標準/ジャストロー(荷室にタイヤの張り出しがない代わりに床が高い)がある

20年以上もフルモデルチェンジが行われていないにもかかわらず、根強い人気を誇るのが5代目ハイエースバンだ。

そもそもは工事現場などへ向かうような、働く人々のための商用車だ。しかし信頼性&安全性の高い造りと、様々な職種に対応できる使い勝手の良い室内が、キャンプやアウトドアスポーツユーザーなどにも注目されるようになり、商用車でありながら1位に輝くほど幅広い層から支持を得ている。

2004年8月に登場して以来、マイナーチェンジや一部改良を繰り返し、最新モデルは「8型」と呼ばれている。中でも大きな転換となったのは2013年11月のマイナーチェンジ。内外装デザインが変更された他、バックドアのイージークローザーや両側電動スライドドアのオプション設定など装備が充実した。

パワーユニットも変更・仕様向上などが図られており、2017年11月~現在は2Lと2.7Lガソリンエンジン、2.8Lディーゼルターボの3種類がラインナップされている。
 

ハイエースバン(5代目)▲乗車定員もバリエーションがあり、2/3/5/6/9人がある(現時点の新車の場合)。フロア形状が(荷室にタイヤの張り出しがない代わりに床が高い)ジャストローの場合、床下に収納スペースが備わる

原稿執筆時点の掲載台数は約3770台で、ディーゼル車が6割弱を占める。生産年数の長さに加え、仕事やアウトドアでのハードユースが多いこともあり、平均走行距離は約7.8万km。走行距離10万km超の物件が全体の3割強もあるが、5万km以下の物件も4割強と多くなっている。

走行距離5万km以下を狙うなら、ガソリン車が総額140万円前後、ディーゼル車が総額190万円前後から見つけることができる。
 

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トヨタ ハイエースバン(5代目・現行型) × 全国

【5代目ハイエースバンの注目データ】
生産期間:2004年8月~
ボディサイズ:全長4695~5380mm×全幅1695~1880mm×全高1970~2285mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:3~10名
燃費(WLTCモード):6.2~12.5km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ/プラグインハイブリッド
排気量:1998~2982cc
エンジン最高出力:109~160ps
エンジン最大トルク:182~300N・m
駆動方式:FR/4WD
新車の車両価格帯:170.6万~548.4万円
中古車の車両価格帯:69万~1130万円
 

 

第2位|トヨタ ハリアー(4代目・現行型)
プレミアムな内外装と機能が魅力のミドルサイズSUV

ハリアー(4代目)▲吸遮音材や制振材、高遮音ガラスなどによって車内は静粛性が高められている。乗り心地だけでなく、ドライバーの視線がブレることで疲れないような足回りが開発された

日本専用の高級SUV、ハリアー。同じトヨタのRAV4をはじめ、ライバルのひしめくミドルクラスSUVの中で、先進的なプレミアムSUVとして人気が高い。

4代目ではスタイリッシュなフォルムに加え、“プレミアム”な機能や仕様が採用されているのも魅力のひとつ。トヨタ車で初めて、前後録画機能付きのデジタルインナーミラーと、シェードがなくても調光によって日差しを遮る調光パノラマルーフを採用したのも記憶に新しいだろう。

デビュー時のパワートレインは2Lガソリンエンジンと、2.5Lのハイブリッドという2種類。全グレードで2WDと4WDが選べる。2022年9月には外部給電が可能なプラグインハイブリッドモデルも追加されている。

4WDのシステムはガソリン車とハイブリッドで異なる。しかし、どんな路面状況でもドライバーが狙ったラインを走れるように、前後輪のトルク配分を変えてくれる方向性は同じだ。
 

ハリアー(4代目)▲車内もプレミアムSUVとして高級感にあふれている。なお、ハイブリッド車には100V・1500Wのコンセントが設定されている

原稿執筆時点の掲載台数は約2430台。パワートレイン別では2Lガソリン車が6割強を占め、プラグインハイブリッド車は40台とまだまだ希少だ。

平均走行距離は約2.5万kmで、走行距離1万km以下の物件は2割強。走行距離3万km以下のガソリン車が総額270万円前後、同距離のハイブリッド車が総額310万円前後から見つけることができる。
 

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トヨタ ハリアー(4代目・現行型) × 全国

【4代目ハリアーの注目データ】
生産期間:2020年6月~
ボディサイズ:全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm
室内寸法:室内長1880mm×室内幅1520mm×室内高1215mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):14.7~22.3km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1986~2487cc
エンジン最高出力:171~178ps
エンジン最大トルク:207~221N・m
モーター最高出力:前120~182ps/後54ps
モーター最大トルク:前202~270N・m/後121N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:299万~620万円
中古車の車両価格帯:225.5万~669.8万円
 

 

第3位:トヨタ RAV4(4代目・現行型)/同PHV(初代)
見た目も走行性能も無骨でワイルドなミドルサイズSUV

 RAV4(4代目)▲デザインは標準と、オフロード感を強調した「アドベンチャー」の2種類がある。アドべンチャーには専用フロントグリルやバンパー、スキッドプレートなどが備わる。写真はアドベンチャー

4代目RAV4(世界では5代目)は、4代目ハリアーと同じプラットフォームを使用。ただ、デザインの方向性は異なり、RAV4には無骨でワイルドなSUVスタイルが与えられている。

見た目どおり、オフロード性能も優秀だ。ガソリン車の4WDモデルには走行状況に応じて後輪トルクを左右独立で制御することで旋回性能を高める機能と、4WD走行が不要なときは自動的にFF走行になる機能を備えた4WD「ダイナミックトルクベクタリング4WD」が搭載されている。

一方でハイブリッド車の4WDモデルには、走行状況に応じて前100:後0~前20:後80の間で自動的にトルクを配分してくれる電気式4WDが備わる。

デビュー時のパワートレインは2Lガソリンと2.5L+モーターのハイブリッドシステムの2種類。4WDだけでなく、2WDも設定されている。

2020年6月には外部給電が可能なプラグインハイブリッド車を別車種扱いで展開。2022年10月には一本化され、プラグインハイブリッド車は最上級グレードの「Z」として設定された。
 

 RAV4(4代目)▲デビュー時はオーディオレスが標準だったが、2020年8月にディスプレイオーディオが全車標準装備となった。荷室容量はクラストップレベルの580Lあり、濡れた物をそのまま放り込むことも可能

原稿執筆時点の掲載台数は約2560台。パワートレイン別では2Lガソリン車が6割強で、残りはほとんどがハイブリッド車。プラグインハイブリッド車はRAV4 PHV時代の物件を合わせても約90台と少なめだ。

出自としては街乗り中心のクロスオーバーSUVに当たるが、全体の9割弱を4WD車が占めるのはRAV4ならではだろう。

平均走行距離は約3.9万kmで、2020年6月~2022年10月の別車種扱いだったRAV4 PHVだと約2.6万km。狙い目となるのはガソリン車で、走行距離5万km以下の物件が総額約220万円前後から見つけることができる。
 

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トヨタ RAV4(4代目・現行型) × 全国

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トヨタ RAV4 PHV(初代) × 全国

【4代目RAV4の注目データ】
生産期間:2019年4月~
ボディサイズ:全長4600~4610mm×全幅1855~1865mm×全高1685~1735mm
室内寸法:室内長1890mm×室内幅1515mm×室内高1230mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):15.2~22.2km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1986~2487cc
エンジン最高出力:171~178ps
エンジン最大トルク:207~221N・m
モーター最高出力:前120ps/後54ps
モーター最大トルク:前202N・m/後121N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:260.8万~563.3万円
中古車の車両価格帯:180万~565万円
 

 

第4位|トヨタ ヤリスクロス(初代・現行型)
デザイン重視ながら優秀な4WDシステムを搭載したコンパクトSUV

ヤリスクロス(初代)▲ヤリスクロスの最低地上高は170mmだが、悪路走破機能は充実。例えばガソリン・ハイブリッドとも4WD車は一定速度で坂を下れるダウンヒルアシストを装備している

トヨタのコンパクトハッチバックであるヤリスの、SUV版がヤリスクロスだ。初代は街で取り回しやすいボディサイズを維持しながら、デザインが重視され、SUVらしいアクティブな外観が与えられている。

パワートレインは1.5エンジンと1.5L+モーターのハイブリッドシステムという2種類。いずれもFFと4WDが用意されている。

デザイン重視といっても、このクラスのSUVとしては高い悪路走破性が備わる。4WDシステムはガソリン車とハイブリッド車で異なり、ガソリン車では泥濘地&砂地/岩場&ダート/ノーマルの3モードから路面状況に応じて任意に選択可能。その他にスノーモードも搭載している。

ハイブリッド車ではスノーモードに加えて、タイヤ空転時に空転側のタイヤにブレーキをかけながら接地側に駆動力を伝えて脱出を図るトレイルモードも備わっている。
 

ヤリスクロス(初代)▲ウインタースポーツを楽しむ際などに便利なステアリングヒーターとシートヒーターなどが用意されているのも同車の特徴のひとつ。荷室のフロアボードは6:4分割式で、左右どちらでも外すと床が深くなり、背の高い荷物を載せやすい

原稿執筆時点の掲載台数は約1690台で、そのうちの6割強がハイブリッド車だ。駆動方式別では2WD:4WDの割合は8:2と、クロスオーバーSUVらしく2WD車が多くなっている。

平均走行距離は約2.3万km。走行距離3万km以下の物件なら総額180万円前後から狙うことが可能だ。
 

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トヨタ ヤリスクロス(初代・現行型) × 全国

【初代ヤリスクロスの注目データ】
生産期間:2020年8月~
ボディサイズ:全長4180~4200mm×全幅1765mm×全高1580~1590mm
室内寸法:室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1205mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):17.1~30.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1490cc
エンジン最高出力:91~120ps
エンジン最大トルク:120~145N・m
モーター最高出力:前80ps/後5.3ps
モーター最大トルク:前141N・m /後52N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:179.8万~315.6万円
中古車の車両価格帯:163.4万~370万円
 

 

第5位|トヨタ ルーミー(初代・現行型)
両側スライドドアを備えたコンパクトなトール2ボックス

ルーミー(初代)▲デビュー時のルーミーは、現在のルーミーカスタムのようなデザインのみ。2020年9月のマイナーチェンジ以降、従来の厚みのあるフロントグリルを備えたカスタム系と、大開口のアンダーグリル(従来のタンクと同じ方向のデザイン)を備えたノーマル系の2モデル体制となった。写真はカスタムG-T

トヨタ ルーミーは、コンパクトながら背が高いため室内が広く、後席に両側スライドドアを備えたトール2ボックス。もともとスズキ ソリオ/ソリオバンディットが開拓したといえる市場へ、2016年に参入した。

初代ルーミーはトヨタの盟友ダイハツが開発・生産するトールの、いわばトヨタ版。トヨタにはもう1台、デザインの異なるタンクがあったが、2020年9月のマイナーチェンジでルーミーのみに絞られている。

後席の両側スライドドアは、一部グレードを除き両側とも電動。全長約3.7mながら前後乗員間距離は1105mmと、後席は広々としている。また、最小回転半径は軽自動車並みの4.6mに抑えられるなど、街中で取り回しやすさと、広々とした室内を両立。搭載するエンジンは1Lの自然吸気と、1Lターボの2種類だ。
 

ルーミー(初代)▲リアシートを前へ最大限スライドさせると、荷室に5名分の機内持ち込み用スーツケースを4つ積める。後席シートはリクライニング可能で、前に倒すと床にダイブするように下がるので、傾きのないフラットな空間を作ることができる

原稿執筆時点の掲載台数は約3180台で、ターボ車は約390台と少なめだ。平均走行距離は約3.5万km。走行距離3万km以下の物件が総額90万円前後から狙うことができる。
 

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トヨタ ルーミー(初代・現行型) × 全国

【初代ルーミーの注目データ】
生産期間:2016年11月~
ボディサイズ:全長3700~3725mm×全幅1670mm×全高1735mm
室内寸法:室内長2180mm×室内幅1480mm×室内高1355mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):16.8~18.4km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ
排気量:996cc
エンジン最高出力:69~98ps
エンジン最大トルク:92~140N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:146.3万~209万円
中古車の車両価格帯:39万~285万円
 

 

6位|トヨタ ライズ(初代・現行型)
4mを切るサイズながら車内は広々、使い勝手も良いSUV

ライズ(初代)▲「スマートアシスト」には誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能などが備わる。ヘッドライトは全車LED。荷室には荷物の量やカタチに合わせてフロアの高さを変えられる

2代目ダイハツ ロッキーのトヨタ専売モデルが初代ライズだ。ダイハツが両車とも生産し、先進安全運転支援機能もダイハツの「スマートアシスト」が全車に標準装備されている。SUVらしい力強い見た目と取り回しやすいコンパクトなサイズで、燃費も良い。街乗りが中心という人には魅力的な1台だろう。

しかも全長4mを切るサイズながら、369Lと十分な荷室容量を確保。荷物に合わせてデッキボードを調整できるなど、買い物やアウトドアでの使い勝手が良いのも人気の一因だろう。

デビュー時のパワーユニットは1Lガソリンターボのみだったが、2021年11月に1.2Lガソリンの自然吸気エンジンと、1.2L+モーターのハイブリッドが追加されている。
 

ライズ(初代)▲スマートフォンのアプリを画面で操作できる、ディスプレイオーディオが全車にオプションで用意されている。4WD全車と2WDの一部グレードには運転席・助手席シートヒーターが標準で備わる

原稿執筆時点の掲載台数は約2510台で、そのうち6割強が1Lターボ車だ。最も少ないハイブリッド車は330台ほどなので、じっくり探してみると良いだろう。

平均走行距離は約2.4万km。走行距離3万km以下の物件が総額160万円前後から見つけることができる。
 

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トヨタ ライズ(初代・現行型) × 全国

【初代ライズの注目データ】
生産期間:2019年11月~
ボディサイズ:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm
室内寸法:室内長1955mm×室内幅1420mm×室内高1250mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):17.4~28.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ハイブリッド
排気量:996~1196cc
エンジン最高出力:82~98ps
エンジン最大トルク:105~140N・m
モーター最高出力:106ps
モーター最大トルク:170N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:167.9万~232.8万円
中古車の車両価格帯:128万~309.9万円
 

 

第7位|トヨタ ヴォクシー(4代目・現行型)
扱いやすさと車内の広さを両立させたミドルサイズミニバン

ヴォクシー(現行型)▲ヴォクシーのボディは迫力あるエアロのみ。バックドアを開いた際に任意の角度で止めることができる「フリーストップバックドア」は、車の後方にあまりスペースがないときでも荷物を取り出しやすくて便利だ

2021年12月にフルモデルチェンジして登場した4代目ヴォクシー。トヨタを代表する、ミドルサイズのミニバンだ。中身は同じでデザインが異なる兄弟車にノアがあり、ヴォクシーでは細いヘッドライトに大開口フロントグリルで迫力があるデザインが採用されている。

TNGAのプラットフォームが採用され、全幅は1730mmに拡大。そのため、全車3ナンバーとなったが、その恩恵で走行性能や乗り心地が向上している。

安全運転支援機能が充実しているのも魅力のひとつ。歩行者の飛び出しなど走行中のリスクを先読みしてステアリングやブレーキ操作をサポートする機能や、交差点での右左折時に歩行者や自転車、左右から来る車やバイクなどとの事故を回避する支援機能も採用されている。

パワートレインは2Lエンジンと、1.8L+モーターのハイブリッドシステムの2種類がある。
 

ヴォクシー(現行型)▲グレードはガソリン車、ハイブリッド車とも2グレード。上級グレードのS-Zは7人乗りのみで、2列目のセパレートシートの間に充電用USB端子の付いた折り畳み式大型サイドテーブルが備わる

原稿執筆時点の掲載台数は約870台で、そのうち約6割がハイブリッド車だ。

平均走行距離は約1.1万km。走行距離2万km以下の物件がガソリン車なら総額340万円前後、ハイブリッド車なら総額400万円前後 から狙える。
 

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トヨタ ヴォクシー(4代目・現行型) × 全国

【4代目ヴォクシーの注目データ】
生産期間:2021年12月~
ボディサイズ:全長4695mm×全幅1730mm×全高1895~1925mm
室内寸法:室内長2805mm×室内幅1470mm×室内高1405mm
乗車定員:7~8名
燃費(WLTCモード):14.1~23.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:98~170ps
エンジン最大トルク:142~202N・m
モーター最高出力:前95ps/後41ps
モーター最大トルク:前185N・m/後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯: 309万~396万円
中古車の車両価格帯:295.9万~637.7万円
 

 

第8位|トヨタ ノア(4代目・現行型)
王道デザインで低燃費なミドルサイズミニバン

ノア(4代目)▲助手席側の後席ドアには、スライドドアの開閉に連動する「ユニバーサルステップ」をオプション採用。小さな子供がいるファミリーにはうれしい装備だ

ヴォクシーの兄弟車となるノア。4代目もヴォクシーと同時に2021年12月にデビューした。

エクステリアはミニバンの王道的なデザインで、メッキを多用したグリルが印象的。ボディは標準仕様とエアロ仕様の2種類が用意されている。

ヴォクシーとはプラットフォームを共有しており、基本となるスペックはほぼ一緒。違いとなるのは燃費性能で、ヴォクシーがWLTCモードで最高23.0km/Lなのに対し、ノアが23.6km/L。軽量な標準ボディが用意されている分、ノアの方が低燃費となっている。

パワーユニットもヴォクシーと同じラインナップだ。2Lガソリンエンジンと1.8L+モーターのハイブリッドが用意され、当然E-Fourも採用されている
 

ノア(4代目)▲インテリアのデザインもヴォクシーと同様だが、内装色ではグレードによってダークブランあるいはフロマージュを選択できる

原稿執筆時点の掲載台数は約370台。パワートレイン別ではハイブリッド車が約200台と全体の約6割弱を占める。

平均走行距離は約1.3万km。走行距離1万km以下の物件が5割弱で、ガソリン車が総額290万円前後、ハイブリッド車が総額380万円前後から狙うことができる。
 

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トヨタ ノア(4代目・現行型) × 全国

【4代目ノアの注目データ】
生産期間:2021年12月~
ボディサイズ:全長4695mm×全幅1730mm×全高1895~1925mm
室内寸法:室内長2805mm×室内幅1470mm×室内高1405mm
乗車定員:6~8名
燃費(WLTCモード):14.1~23.6km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:98~170ps
エンジン最大トルク:142~202N・m
モーター最高出力:前95ps/後41ps
モーター最大トルク:前185N・m /後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:267万~389万円
中古車の車両価格帯:216.7万~539万円
 

 

第9位|トヨタ ヤリス(初代・現行型)
軽快な走りを目指したグローバルコンパクトハッチバック

ヤリス(初代)▲ハイブリッド車にはAC100V・1500Wのコンセントがオプションで用意された。これを備えれば旅先や災害時などに電気ポットやドライヤーを使うことができる

ヤリスは世界中で販売されているトヨタのコンパクトハッチバック。初代(世界では4代目)はコンパクトカー用のプラットフォームである「GA-B」が用いられた初めての車で、コンパクトカーならではの軽快なハンドリングが目指された。

パワートレインは1Lと1.5Lのガソリンエンジン、それと1.5L+モーターのハイブリッドシステムという3種類。軽快なハンドリングを楽しめるようにと、1.5Lガソリン車には6速MTの設定がある。なお別車種扱いとはなるが、「モータースポーツ用の車両」として開発されたGRヤリスも2020年9月に投入されている。

もちろん日常使いも考慮され、ハイブリッド車は燃費性能に優れている。WLTCモードで36.0km/Lと、2024年9月3日現在、国内量販車で最も低燃費だ。

その他、交差点での右折時に対向直進車や横断者を検知したり、低速時の急加速を抑制する機能など、トヨタ車初の安全機能が盛り込まれている。
 

ヤリス(初代)▲スマートフォンと連携するディスプレイオーディオは全車に標準装備されている。2022年8月にドライブレコーダー付きインナーミラーがオプション設定された

原稿執筆時点の掲載台数は約1620台で、ガソリン車が全体の6割強を占める。一方で、MT車は約50台と希少だ。

平均走行距離は約2.6万km。走行距離3万km以下の物件がガソリン車なら総額110万円前後、ハイブリッド車なら総額130万円から見つけることができる。
 

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トヨタ ヤリス(初代・現行型) × 全国

【初代ヤリスの注目データ】
生産期間:2020年2月~
ボディサイズ:全長3940~3950mm×全幅1695mm×全高1495~1515mm
室内寸法:室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1190mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):19.0~36.0km/L
パワーユニット:ガソリン/ハイブリッド
排気量:996~1490cc
エンジン最高出力:69~120ps
エンジン最大トルク:92~145N・m
モーター最高出力:前80ps/後5.3ps
モーター最大トルク:前141N・m /後52N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:139.5万~269.4万円
中古車の車両価格帯:92万~321.8万円
 

 

第10位|トヨタ カローラツーリング(初代・現行型)
グローバルモデルながら日本専用のボディが与えられたワゴン

カローラツーリング(初代)▲ドアミラーの取り付け位置の工夫で、ミラー格納時の車幅を旧型同様に、またドアの開口角度の工夫でドア開け幅も旧型同様となるなど、そこかしこに日本専用の工夫が施された

1966年に誕生したロングセラーで、今や世界150以上の国と地域で販売されているグローバルモデルのカローラ。そのワゴンがカローラツーリングだ。

カローラ全体では12代目、カローラツーリングとしては初代となる現行型では、TNGAプラットフォームを採用。乗り心地がよく、高い操縦性能も手に入れている。

全幅が1700mmを超えたため、3ナンバーサイズとなっているが、日本の道路事情に合わせた日本専用モデルを展開。具体的には海外で販売されるモデルより全長・全幅・ホイールベースが短い。最小回転半径も15インチタイヤ装着車なら5.0mと、旧型同様の取り回しやすさになっている。

デビュー当初のパワートレインは1.2Lガソリンターボと1.8L、さらに1.8Lターボ+モーターのハイブリッドシステムの3種類。2022年10月には1.2Lターボが廃され、1.5Lガソリンエンジンが追加された。なお、1.2Lターボ車は6速MTだったが、1.5Lガソリン車はCVTとなっている。
 

カローラツーリング(初代)▲荷室容量は5名乗車時で392Lあり、ゴルフバッグが4つ積める。背もたれにあるレバーを操作すると後席が倒れて簡単に荷室を拡大できる。ハイブリッド車にはAC100V/1500Wのコンセントがオプションで用意されている

原稿執筆時点の掲載台数は約1360台で、ハイブリッド車が全体の7割強を占める。一方で、1.2Lターボ車は20台以下と希少なの、で狙うならじっくり探すのが吉だ。

平均走行距離は約3.5万km。走行距離3万km以下の物件がガソリン車なら総額160万円前後、ハイブリッド車なら総額180万円前後から見つけることができる。
 

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トヨタ カローラツーリング(初代・現行型) × 全国

【初代カローラツーリングの注目データ】
生産期間:2019年9月~
ボディサイズ:全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm
室内寸法:室内長1795mm×室内幅1510mm×室内高1155~1160mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):14.6~29.5km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ハイブリッド
排気量:1196~1986cc
エンジン最高出力:98~170ps
エンジン最大トルク:142~202N・m
モーター最高出力:前95ps/後41ps
モーター最大トルク:前185N・m/後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:197.6万~338.8万円
中古車の車両価格帯:110万~346.2万円
 

 

第11位|トヨタ プリウス(5代目・現行型)
低燃費で走りもスポーティなハッチバックセダン

プリウス(5代目)▲4代目から全高を50mmほど下げながら、タイヤをインチアップ。まるでスポーツカーのようなスタイルとなっている

プリウスは、ハイブリッド車の代表格。2022年12月に登場した5代目は、第2世代のTNGAプラットフォームによって走行性能が高められている。スポーティな乗り味は非常に好評で、「2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞している。

パワートレインは1.8Lおよび2Lガソリンエンジンによるハイブリッドと、2Lガソリンエンジンによるプラグインハイブリッド。最新のE-Fourも採用され、走行安定性や悪路走破性も向上している。

それでいて、持ち味である燃費性能も健在。WLTCモードで26~32.6km/Lと、セダンでトップクラスとなる低燃費となっている。

検知対象が拡大された最新の「トヨタセーフティセンス」をはじめ、先進安全装備も充実。駐車時にステアリングやアクセルなどの操作を支援する「トヨタチームメイト アドバンストパーク」も、上級グレードに標準装備されている。
 

プリウス(5代目)▲4代目まではセンターメーターが採用されていたプリウスだが、5代目ではステリアングとメーターを直線上に配置。視線を前方に集約することで、運転に集中しやすくなっている

原稿執筆時点の掲載台数は約900台で、PHVは1割以下と少なめだ。最多となるのは上級グレードの「Z」で7割強を占める。

平均走行距離は約0.9万km。走行距離5000km以下の物件を見ると、Zグレードが総額360万円から見つけられるが、グレードを問わなければ総額310万円前後から狙うことが可能だ。
 

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トヨタ プリウス(5代目・現行型) × 全国

【5代目プリウスの注目データ】
生産期間:2022年12月~
ボディサイズ:全長4600mm×全幅1780mm×全高1420~1430mm
室内寸法:室内長1840mm×室内幅1500mm×室内高1130~1135mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):26.0~32.6km/L
パワーユニット:ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:98~152ps
エンジン最大トルク:142~188N・m
モーター最高出力:前95~163ps/後41ps
モーター最大トルク:前185~208N・m /後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:275万~460万円
中古車の車両価格帯:257.9万~1148.4万円
 

 

第12位|トヨタ ハイエース(5代目・現行型)
商用バンよりも乗り心地は快適、エンジンは2.7Lガソリンエンジンのみ

ハイエース(5代目)▲ボディバリエーションが多様なハイエースバンと比べて、ハイエース(ワゴン)は比較的シンプルだ。ボディ幅はワイドのみで、ボディ長はロング/スーパーロング、ルーフ形状はハイルーフ/ミドルルーフ、フロアは標準のみで床下収納はない

人気ランキング1位にランクインする商用車の5代目ハイエースバンだけでなく、その乗用車版である5代目ハイエース(ワゴン)も根強い人気がある。

基本的にハイエースバンとハイエース(ワゴン)は同じ車だが、用途区分が異なるため、仕様に細かな違いがある。例えば商用車であるハイエースバンは荷室の床面積を一定以上とらないといけないし、荷室に備わる座席も折り畳み式か脱着式であることが求められている。

対して、乗用車のハイエース(ワゴン)は人を乗せることを目的としているため、ハイエースバンより座り心地のよいシートが備わっている。パワーユニットのラインナップも異なる。2017年11月~現在のモデルの場合、ハイエースバンが3種類あるのに対し、ハイエースワゴンは2.7Lガソリンエンジンのみだ。

当然、商用車と乗用車なので、車検の期間や税金の額にも違いがある。ハイエースを検討するなら、バンとワゴンのどちらが自分に合っているか、購入前に調べておこう。

なお、マイナーチェンジや一部改良の時期や内容はハイエースバンと同じ。2013年11月にビッグマイナーチェンジが施され、内外装の変更に加えて、バックドアのイージークローザーや両側電動スライドドアのオプション設定など装備の充実化も図られた。
 

ハイエース(5代目)▲乗車定員もハイエース(ワゴン)は10名のみとシンプル。また、ステアリング上のオーディオスイッチやフルオートエアコンが全車標準装備となるなど、ハイエース(ワゴン)の方が装備は充実している

原稿執筆時点の掲載台数は約1010台。平均走行距離は約5.1万kmで、10万km超の物件は約180台とハイエースバンより少なくなっている。

一方で、走行距離5万km以下の物件は6割弱で、総額200万円以下でも探すことが可能。2013年11月以降のモデルなら同距離の物件が総額290万円から狙うことができる。
 

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トヨタ ハイエース(5代目・現行型) × 全国

【5代目ハイエースの注目データ】
生産期間:2004年8月~
ボディサイズ:全長4840~5380mm×全幅1880mm×全高2105~2285mm
室内寸法:室内長3525~3715mm×室内幅1695~1730mm×室内高1390~1565mm
乗車定員:10名
燃費(WLTCモード):8.1~8.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン
排気量:2693cc
エンジン最高出力:151~160ps
エンジン最大トルク:241~243N・m
駆動方式:FR/4WD
新車の車両価格帯:226.8万~540.2万円
中古車の車両価格帯:108万~939.8万円
 

 

第13位|トヨタ シエンタ(3代目・現行型)
ボディはコンパクトでも居住性は必要十分なミニバン

シエンタ(3代目)▲エクステリアでは、スクエアなボディの角を丸める「シカクマル」デザインを採用。見た目が可愛いだけでなく、ボディをコンパクトに見せて、取り回しの良さも演出している

現行モデルでは数が少ないコンパクトミニバンのシエンタ。3代目でも全幅1695mmと5ナンバーサイズを維持し、最小回転半径も5.0mと、取り回しがしやすいのが魅力だ。

室内は十分以上な広さが確保され、全グレードに7人乗り3列仕様と5人乗り2列目仕様を設定。1列目がウォークスルーで後席にアクセスしやすいので、後席に座る小さな子供のお世話や、荷物の取り出しも楽にできる。

もちろん居住性も高い。後席の着座位置を高くする「シアターレイアウト」を採用し、2列目3列目でも視界は良好。さらに天井にサーキュレーターをオプション採用し、後席でもくつろげるように配慮されている。

パワーユニットは、1.5Lのガソリンエンジンとハイブリッド。E-Fourも設定されている。他車種と同様にTNGAプラットフォームが採用されたことで、走行安定性が向上。ボディの剛性が高いため、走行中の揺れが軽減され、乗り心地も快適となっている。
 

シエンタ(3代目)▲インテリアのデザインは水平基調で、落ち着いたトーン。なお3列目シートは床下格納式が採用され、荷室も使いやすくなっている

原稿執筆時点の掲載台数は約730台で、ハイブリッド車は約7割。乗車定員別で見ると、7人乗り仕様が6割強となっている。

平均走行距離は約0.9万km。走行距離5000km以下の物件が約300台あり、総額220万円前後から狙うことができる。
 

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トヨタ シエンタ(3代目・現行型) × 全国

【3代目シエンタの注目データ】
生産期間:2022年8月~
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1695mm×全高1695~1715mm
室内寸法:室内長2030~2545mm×室内幅1530mm×室内高1300mm
乗車定員:4~7名
燃費(WLTCモード):18.0~28.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1490cc
エンジン最高出力:91~120ps
エンジン最大トルク:120~145N・m
モーター最高出力:前80ps/後3ps
モーター最大トルク:前141N・m/後44N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:195万~323.5万円
中古車の車両価格帯:173.9万~384.6万円
 

 

第14位|トヨタ ハイラックス(8代目・現行型)
タフで実用的な荷台が魅力のピックアップトラック

ハイラックス(8代目)▲ハイラックスは普通貨物車なので1ナンバー登録となる。税金などが乗用車となる点には留意しておこう

トヨタが世界展開するピックアップトラックがハイラックスだ。7代目は日本では発売されなかったが、8代目で13年ぶりに復活。日本で正規販売されている現行ピックアップトラックは三菱のトライトンと、ハイラックスのみという希少性も個性のひとつと言える。

最大の特徴となるのは、やはりキャビン後方の荷台だろう。サイズは荷台長1520mm×荷台幅1535mm×荷台高480mmで、最大500kgまで積載可能。亜鉛メッキ鋼板が採用され、荷台はサビや腐食に強くなっているので、ラフにガンガン使うことができる。

さらに、室内では2列目に6:4分割チップアップシーを採用。座面をはね上げれば、室内にも荷物を積むことができる。

搭載エンジンは2.4Lディーゼルターボ。駆動方式にはパートタイム式の4WDを採用し、ダイヤル操作で二輪駆動または四輪駆動を選択できる。また、ヒルスタートアシストコントロールなどの電子制御システムや、歩行者や昼の自転車を検知できる衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティ」などの先進安全装備を備えているのもうれしいところだ。
 

ハイラックス(8代目)▲インテリアのデザインは、ピックアップトラックでありながら乗用車ライク。運転席と助手席にカップホルダーが備わるなど、実用性にも配慮されている

原稿執筆時点の掲載台数は約610台で、上級グレードの「Z」が約290台と5割弱を占める。意外なのは、専用のフロントバンパーやサスペンションを装備する「GRスポーツ」が約200台も掲載されていたこと。スポーティさを求めるならオススメな1台だ。

平均走行距離は約2.3万km。走行距離3万km以下の物件が総額360万円前後、GRスポーツは総額420万円から見つけることができる。
 

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トヨタ ハイラックス(8代目・現行型) × 全国

【8代目ハイラックスの注目データ】
生産期間:2017年9月~
ボディサイズ:全長5320~5340mm×全幅1855~1900mm×全高1800~1840mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):11.7km/L
パワーユニット:ディーゼルターボ
排気量:2393cc
エンジン最高出力:150ps
エンジン最大トルク:400N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:326.7万~477.2万円
中古車の車両価格帯:299.9万~609.8万円
 

 

第15位|トヨタ カローラクロス(初代・現行型)
カローラに初めて設定された広い車内を備えるSUV

カローラクロス(現行型)▲電動ロールシェード付きの大開口のパノラマルーフが設定されている。ガソリン車は2WDのみで、ハイブリッド車は後輪をモーターで制御する4WD(E-Four)も用意されている

グローバルモデルの代表格であるカローラに初めて設定されたSUVが、カローラクロスだ。初代の全長はカローラのワゴンであるカローラツーリングとほぼ同じ約4.5m。しかし、全幅は1825mmとカローラツーリングよりも拡幅されている。

5ナンバーサイズではないが、代わりに車内は広々としており、通常時の荷室容量も487Lを確保。ひと回り大きいハリアー(409L)をも凌いでいる。しかも単に広いだけじゃなく、床下収納を作れる“上げ底機能"も用意。荷物を隠せる他、後席を倒した際の段差を解消してくれるから車中泊もラクになる。キャンプなど、アウトドアを楽しみたい人には便利だろう。

デビュー当初のパワートレインは1.8Lガソリンエンジンと、1.8L+モーターのハイブリッドの2種類。2023年10月のマイナーチェンジで、1.8Lエンジンが2Lガソリンエンジンに変更され、ハイブリッドもシステムが全面的に刷新されている。
 

カローラクロス(現行型)▲基本的にインテリアデザインは他のカローラシリーズと同じ。5人乗りの状態でもゴルフバッグを4つ載せることができる。ハイブリッド車にはAC100V/1500Wのコンセントがオプションで用意されているから、キャンプ地で電気ポットやドライヤーも使える

原稿執筆時点の掲載台数は約1030台で、そのうち7割強をハイブリッド車が占める。

平均走行距離は約1.7万km。走行距離2万km以下の物件がガソリン車なら総額210万円前後、ハイブリッド車なら総額270万円前後から狙うことができる。
 

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トヨタ カローラクロス(初代・現行型) × 全国

【初代カローラクロスの注目データ】
生産期間:2021年9月~
ボディサイズ:全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm
室内寸法:室内長1800mm×室内幅1505mm×室内高1260mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):14.4~26.4km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:98~170ps
エンジン最大トルク:142~202N・m
モーター最高出力:前95ps /後41ps
モーター最大トルク:前185N・m /後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:199.9万~345.9万円
中古車の車両価格帯:189.8万~433.8万円
 

 

トヨタの絶版車人気ランキングTOP10

ここまでは現行型のトヨタ車人気ランキングを見てきたが、もちろん旧型以前の絶版車もカーセンサーでは人気が高い。ここからは「中古車でしか買えない」トヨタ車の人気ランキングTOP10を見ていこう。
 

 

第1位|トヨタ プリウス(4代目)
初めて4WDも設定されたハイブリッドカーの代表格

プリウス(4代目)▲アグレッシブなデザインが特徴のひとつである旧型(4代目)。2018年12月のマイナーチェンジでフロントランプやグリル、バンパーなどが一新され、マイルドな顔つきになった

TNGAに基づいたプラットフォームを初めて採用したのが、旧型の4代目プリウスだ。3代目同様、1.8L+モーターのハイブリッドシステムを搭載。JC08モードで40.8km/Lと驚異的で、プリウスよりボディが小さい当時のアクア(初代)をも上回る低燃費だった。

加えて、TNGAプラットフォームによって乗り心地や操縦性なども進化。さらに、プリウスとして初めて4WD車がラインナップされ、降雪地域でも選びやすくなった。

先進安全運転支援機能では、歩行者検知機能付きのプリクラッシュセーフティや全車速追従機能付きACCなどを備える「トヨタセーフティセンスP」を採用。当初は上級グレードにのみ標準装備されていたが、2017年11月に全車に標準化された。

また、3代目では荷室下にあった駆動用バッテリーを4代目では後席の下に配置。荷室容量は3代目比で+56Lの502L(4WD車は457L)に拡大し、使い勝手も向上した。
 

プリウス(4代目)▲歴代同様、センターメーターを採用しているが、左右で表示が分かれている。右側は速度などの基本情報が表示され、左側はステアリングスイッチで表示を切り替えられるマルチインフォメーションディスプレイが備わる

原稿執筆時点の掲載台数は約4540台と多くて選びやすい。最も多いグレードは装備充実のS系で、Sツーリングも含めると全体の2/3ほどを占める。

平均走行距離は約6万km。走行距離5万km以下の物件が総額120万円前後から狙える。走行距離を重視するなら、そろそろ本気で探したいタイミングだろう。
 

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トヨタ プリウス(4代目) × 全国

【4代目プリウスの注目データ】
生産期間:2015年12月~2022年11月
ボディサイズ:全長4540~4575mm×全幅1760mm×全高1470~2025mm
室内寸法:室内長2110mm×室内幅1490mm×室内高1195mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):25.4~32.1km/L
パワーユニット:ハイブリッド
排気量:1797cc
エンジン最高出力:98ps
エンジン最大トルク:142N・m
モーター最高出力:前72ps/後7.2ps
モーター最大トルク:前163N・m/後55N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:242.9万~404.4万円
中古車の車両価格帯:71.5万~379万円
 

 

第2位|トヨタ アルファード(3代目)
「大空間高級サルーン」を標榜する“あがり”のミニバン

アルファード(3代目)▲キーを持って近づくだけでスライドドアが開く機能や、周囲の映像を確認する際に自車が透けて見えるシースルービュー機能、同じく駐車支援機能(インテリジェントパーキングアシスト2)など、先進装備も充実

トヨタのミニバンの中で最上位に位置し、国内最大級のサイズを誇るアルファード。ミニバンに乗る人からすれば“あがりの1台”として絶大な人気を誇っている。

ミニバンではなく「大空間高級サルーン」を標榜しており、3代目ではエクステリアで「豪華で勇壮」を表現。車内も華やかで、快適装備が充実している。例えば、車内のルーフ全体を16色から選べるLEDルーフカラーイルミネーション機能が、全車に標準装備されている。

さらに、2列目の快適性を高めたグレード「エグゼクティブラウンジ」や、VIP送迎を想定した新車時1500万円超の「ロイヤルラウンジ」といった豪華仕様も用意されている。

パワートレインは3種類。2.5Lおよび3.5Lのガソリンエンジンと、2.5L+モーターのハイブリッドが用意されている。
 

アルファード(3代目)▲7人乗りと8人乗りがある。「サルーン」を標榜するだけあり、助手席と2列目シートには車内で足を伸ばしてくつろげるようオットマン機構が用意された。3列目シート下には148Lという大容量の床下収納がある

原稿執筆時点の掲載台数は約4070台で、2.5Lガソリンエンジン車が7割以上を占める。一方でエグゼクティブラウンジは420台見つかったものの、ロイヤルラウンジは約40台と希少だ。

平均走行距離は約4.7万km。走行距離5万km以下の物件がガソリン車なら総額280万円前後、ハイブリッド車なら総額300万円から見つけることができる。
 

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トヨタ アルファード(3代目) × 全国

【3代目アルファードの注目データ】
生産期間:2015年1月~2023年5月
ボディサイズ:全長4915~4950mm×全幅1850mm×全高1880~1950mm
室内寸法:室内長3210mm×室内幅1590mm×室内高1400mm
乗車定員:4~8名
燃費(WLTCモード):9.6~14.8km/L
パワーユニット:ハイブリッド
排気量:2493~3456cc
エンジン最高出力:152~301ps
エンジン最大トルク:206~361N・m
モーター最高出力:前143ps/後68ps
モーター最大トルク:前270N・m/後139N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:319.8万~1607.2万円
中古車の車両価格帯:158.6万~2199万円
 

 

第3位|トヨタ アクア(初代)
低燃費で取り回しやすい、初のハイブリッド専用コンパクトハッチバック

アクア(初代)▲全長約4mというコンパクトなボディだが、車内は見た目以上に広々としている。荷室容量は305Lと現行型(300L)より若干広い。写真は2017年6月のマイナーチェンジ時

トヨタがプリウスで17年間培ってきた知見を基に開発した、コンパクトなハイブリッド専用車がアクアだ。初代は2代目プリウスと同じく1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載。JC08モードで35.4km/Lと、デビュー当時は世界トップの低燃費を記録した。

夜間の帰宅時など、騒音が気になるシーンで便利なモーターのみで走れるEVモードも採用。2013年11月にはハイブリッドシステムの改良でJC08モード燃費は37.0km/Lまで向上した。

約10年という長きにわたり生産されたため、燃費性能や安全運転支援機能の向上が随時図られた他、アウトドアニーズを受けたクロスオーバースタイルや、スポーツモデルなどラインナップも追加されている。
 

アクア(初代)▲速度などの他、エコ運転を促す機能も備えたセンターメーターが採用された。デビュー時に用意された内装色のバリエーションは4色もある。写真は2017年6月のマイナーチェンジ時

原稿執筆時点の掲載台数は約5540台と多くて、選びやすい。最も多いグレードは中間のS系で、6割弱を占める。

平均走行距離は約6.6万kmと、デビュー年相応となっている。走行距離5万km以下の物件は全体の1/3ほどで総額約50万円前後から見つけることができる。
 

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トヨタ アクア(初代) × 全国

【初代アクアの注目データ】
生産期間:2011年12月~2021年6月
ボディサイズ:全長3995~4070mm×全幅1695~1715mm×全高1420~1990mm
室内寸法:室内長2015mm×室内幅1395mm×室内高1175mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):27.2~29.8km/L
パワーユニット:ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:74ps
エンジン最大トルク:111N・m
モーター最高出力:61ps
モーター最大トルク:169N・m
駆動方式:FF
新車の車両価格帯:169万~261万円
中古車の車両価格帯:19万~225万円
 

 

第4位|トヨタ プリウス(3代目)
当時世界トップの低燃費で大ヒットしたハイブリッド専用モデル

プリウス(3代目)▲ムーンルーフに備えられたソーラーパネルを使って室内の換気を行うトヨタ初の「ソーラーベンチレーションシステム」や、車外からリモートキーで車内のエアコンを作動できる世界初の「リモートエアコンシステム」など、先進技術も用意されていた

シンプルなデザインが人気の3代目プリウス。経年によって価格が手頃ながら十分に低燃費ということもあり、2つ前のモデルであっても人気が高い。

パワートレインは1.8L+モーターのハイブリッド。10・15モードで38.0km/Lと、デビュー当時は世界トップとなる低燃費だった。

もちろん、エコ一辺倒ではない。モーターで走るEVモードは静粛性に優れ、2.4L並みの動力性能のあるハイブリッドシステムを生かしたパワーモードはスムーズに加速する。

さらに、2011年11月のマイナーチェンジには、足回りに専用チューニングが施された「S ツーリングセレクション G’s」も追加。スポーティな走りも楽しめる。
 

プリウス(3代目)▲世界初の「タッチトレーサーディスプレイ」が一部グレードに標準またはオプションで用意された。いちいち手元を見なくても、指先が触ったステアリング上のスイッチが、エアコンの温度を上げるか下げるかなどをセンターメーターディスプレイに表示してくれる機能だ

原稿執筆時点の掲載台数は約2990台。最も多いグレードは中間のS系で、ツーリングやG'sなどを含めると7割以上を占める。ただ、G'sだけで見ると約160台しかないので、気になるなら早めにチェックしたい。

平均走行距離は約9万km。走行距離5万km以下の物件は440台ほどで、総額50万円前後から狙うことができる。
 

▼検索条件

トヨタ プリウス(3代目) × 全国

【3代目プリウスの注目データ】
生産期間:2009年05月~2015年11月
ボディサイズ:全長4460~4515mm×全幅1745mm×全高1475~2025mm
室内寸法:室内長1905mm×室内幅1470mm×室内高1225mm
乗車定員:5名
燃費(JC08モード): 30.4~32.6km/L
パワーユニット:ハイブリッド
排気量:1797cc
エンジン最高出力:99ps
エンジン最大トルク:142N・m
モーター最高出力:82ps
モーター最大トルク:207N・m
駆動方式:FF
新車の車両価格帯:205万~343.5万円
中古車の車両価格帯:3万~188万円
 

 

第5位|トヨタ シエンタ(2代目)
使い勝手が良い3列目シートを備えたコンパクトミニバン

シエンタ(2代目)▲ドアノブのスイッチを押すだけで開閉するスライドドアが、グレードにより両側または助手席側に備わる。2列目乗降口の床の高さは330mmと低いので子供や高齢者が乗降しやすい

旧型の2代目シエンタも、コンパクトさと広い室内を両立。3代目と同様に3列目仕様が基本だが、2代目では2列目シートがベンチシートの7人乗りとセパレートの6人乗りが用意されている。

3列目シートを外した2列仕様5人乗りのグレード「ファンベース」は、2018年9月に追加。こちらは荷室を広く使え、車中泊もしやすくなっている。

もちろん3列仕様だからといって、荷室の使い勝手が悪いわけではない。3列シートは床下格納式を採用し、収納すれば広大な荷室が登場。さらに2列目を畳んで前方に跳ね上げれば、自転車をそのまま載せられる。

パワートレインは1.5Lエンジンと、1.5L+モーターのハイブリッドシステムという2種類。ハイブリッドシステムのバッテリーは2列目下に収納されるため、荷室の広さはガソリン車と変わらない。
 

シエンタ(2代目)▲後ろにいくほど着座位置が高くなるシアターレイアウトが採用された。2列目シートは前後105mmのスライド機能と、36度までのリクライニング機能が備わる

原稿執筆時点の掲載台数は約2600台で、ガソリン車が約6割を占める。乗車定員別で見ると、2列目がベンチシートの7人乗りが8割以上。キャプテンシートの6人乗りは約350台と、最も少ない。

平均走行距離は約4.8万km。走行距離5万km以下の物件がガソリン車なら総額100万円前後、ハイブリッド車なら総額110万円前後から狙うことができる。
 

▼検索条件

トヨタ シエンタ(2代目) × 全国

【2代目シエンタの注目データ】
生産期間:2015年7月~2022年7月
ボディサイズ:全長4235~4260mm×全幅1695mm×全高1675~1695mm
室内寸法:室内長1850~2535mm×室内幅1470~1490mm×室内高1280~1290mm
乗車定員:4~7名
燃費(WLTCモード):13.1~22.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:74~109ps
エンジン最大トルク:111~136N・m
モーター最高出力:61ps
モーター最大トルク:169N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:169万~264.6万円
中古車の車両価格帯:64.9万~303.1万円
 

 

第6位|トヨタ ランドクルーザープラド(4代目)
世界トップレベルの悪路走破性&実用性が本物志向な人に刺さる

ランドクルーザープラド(4代目)▲車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できる「マルチテレインモニター」は当時世界で初めて採用された。バックドアを開けずに荷室から荷物を取れるガラスハッチが備わるなど使い勝手も良好だ

道なき道も進める本格的なSUV、ランドクルーザー&ランドクルーザープラド(以下プラド)。上級車仕様のワゴン系がルーツのランドクルーザーに対し、プラドは70系というヘビーデューティ系を祖にもつ、実用車仕様と言えるモデルだ。

4代目でもボディに頑丈なラダーフレームを採用し、耐久性抜群。4WDシステムは前後不等配分のフルタイム式で、路面状況に応じて駆動・制動の制御を切り替えられるマルチテレインセレクトも備えている。

デビュー時のパワーユニットは2.7Lおよび4Lのガソリンエンジンの2種類。2015年には、4Lに代わって2.8Lディーゼルターボが設定された。

世界でもトップレベルの悪路走破性を備えており、こうした“本物”感がアウトドア志向が強くなっている中でウケているのだろう。
 

ランドクルーザープラド(4代目)▲2列5人乗り仕様と、3列7人乗り仕様がある。7人乗りの3列目シートはスイッチで格納・復帰ができる電動機構が採用された

原稿執筆時点の掲載台数は約1760台で、2.7Lガソリン車が7割以上を占める。逆に、4Lガソリン車は5台以下と希少だ。

平均走行距離は約3万kmと、デビュー年を考えると意外と少ない。走行距離3万kmの物件は880台ほどで、総額330万円前後から狙うことができる。走行距離5万km以下の物件なら、総額300万円以下でも探すことが可能だ。
 

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トヨタ ランドクルーザープラド(4代目) × 全国

【4代目ランドクルーザープラドの注目データ】
生産期間:2009年9月~2023年11月
ボディサイズ:全長4760~4825mm×全幅1885mm×全高1835~1895mm
室内寸法:室内長1825~2520mm×室内幅1565mm×室内高1240mm
乗車定員:5~7名
燃費(WLTCモード):8.3~11.2km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:2693~3955cc
エンジン最高出力:163~276ps
エンジン最大トルク:246~450N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:315万~554.3万円
中古車の車両価格帯:192.5万~787.1万円
 

 

第7位|トヨタ ヴォクシー(3代目)
3兄弟の中でもクールなエクステリアが人気のミニバン

ヴォクシー(3代目)▲ボディカラーには、トヨタ初のガラスフレークを用いた「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」が用意されたのもトピックだった

広々とした車内と取り回しやすさで人気の箱型ミニバン。3代目ではヴォクシーとノア、さらに同時期にはエスクァイア(初代)と3つの兄弟車を揃えていたが、中でも人気なのはヴォクシーだった。

4代目と異なり、3代目では標準ボディも設定。ボディは標準なら5ナンバーサイズだが、エアロボディのグレード「ZS」は全幅が1700mmを超えて3ナンバーとなる。

車内は広々していて、室内高はデビュー当時クラストップとなる1400mm。さらに7人乗り仕様なら2列目シートが810mmもスライドできる。また、スライドドアの乗り込み高さが360mmと低くて乗降しやすいなど、ファミリーがミニバンに求める機能がたっぷりと詰め込まれていた。

パワートレインは2Lエンジンと、1.8Lエンジン+モーターのハイブリッドという2種類。ガソリン車では2WD/4WDや7人乗り/8人乗りが選べるが、ハイブリッド車は7人乗りの2WDのみとなる。

ヴォクシー(3代目)▲7人乗りの2列目シートのスライド量は810mm、8人乗りは580mm。8人乗りは2列目シートを前方に折り畳むようにスライドさせると、荷室に自転車など、最大1770mmの長尺物を積載できる

原稿執筆時点の掲載台数は約2810台で、約8割がガソリン車。とはいえハイブリッド車も台数で言えば約600台あるから、十分に探しやすいはずだ。

平均走行距離は約6.2万km。走行距離5万km以下の物件がガソリン車なら総額130万円前後から、ハイブリッド車なら約180万円前後から狙うことができる。
 

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トヨタ ヴォクシー(3代目) × 全国

【3代目ヴォクシーの注目データ】
生産期間:2014年1月~2021年11月
ボディサイズ:全長4695~4795mm×全幅1695~1735mm×全高1810~1870mm
室内寸法:室内長2930mm×室内幅1540mm×室内高1400mm
乗車定員:5~8名
燃費(WLTCモード):12.2~19.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:99~152ps
エンジン最大トルク:142~193N・m
モーター最高出力:82ps
モーター最大トルク:207N・m
駆動方式:FF/4WD 新車の車両価格帯:218万~344.3万円
中古車の車両価格帯:52.9万~380.8万円
 

 

第8位|トヨタ ヴェルファイア(2代目)
「大胆不敵」な装いをまとった高級ラージサイズミニバン

ヴェルファイア(2代目)▲アルファードのデザインテーマが「豪華で勇壮」なのに対し、ヴェルファイアは「大胆不敵」。アルファード同様、標準ボディとエアロボディがあったが、後期型はエアロボディのみ(ゴールデンアイズIIとIII)となる。写真は2019年12月の一部改良時のZG(エアロボディ)

アルファードと双璧をなす「大空間高級サルーン」が、ヴェルファイアだ。トヨタのミニバンの中で最上位に位置するだけに、広い室内空間や豪華な内外装デザイン、充実した快適装備が魅力だ。

2代目ヴェルファイアと3代目アルファードの違いは当初はデザインぐらいだった。しかし、2021年5月以降は元々特別仕様車だった「ゴールデンアイズ」系のみにグレードが絞られており、ラインナップがアルファードと大きく異なっている。

デビュー時のパワーユニットは2.5Lと3.5Lのガソリンエンジンと、2.5L+モーターのハイブリッド。しかし、2021年5月の一部改良で3.5L車が廃止され、2.5Lガソリンとハイブリッドの2種類となった。
 

ヴェルファイア(2代目)▲最大1160mmもスライドする助手席スーパーロングスライドシートが一部グレードの7人乗り仕様に備わる。荷室&3列目シート下に148Lの床下収納が用意されている

原稿執筆時点の掲載台数は約2010台。パワートレイン別では2.5Lガソリン車が7割以上あって選びやすい。一方、ハイブリッド車は約280台と少なめだ。

平均走行距離は約6.5万km。走行距離5万km以下の物件が総額240万円前後から見つけることができる。走行距離を重視したいなら、そろそろ本腰を入れて探しみると良いだろう。
 

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トヨタ ヴェルファイア(2代目) × 全国

【2代目ヴェルファイアの注目データ】
生産期間:2015年1月~2023年5月
ボディサイズ:全長4930~4935mm×全幅1850mm×全高1880~1950mm
室内寸法:室内長3210mm×室内幅1590mm×室内高1400mm
乗車定員:4~8名
燃費(WLTCモード):9.6~14.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:2493~3456cc
エンジン最高出力:152~301ps
エンジン最大トルク:206~361N・m
モーター最高出力:前143ps /後68ps
モーター最大トルク:前N・m /後139N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:319.8万~1607.2万円
中古車の車両価格帯:138.8万~1899万円
 

 

第9位|トヨタ ハリアー(3代目)
流麗なボディとハイレベルな走りが特徴のミドルサイズSUV

ハリアー(3代目)▲2017年6月以降の後期型。ロアグリルをワイドとなって、フロントフェイスの迫力が増している

高級SUVをけん引するハリアー。旧型である3代目も内外装と走りの上質さが魅力となっている。エクステリアで印象的なのは伸びやかで流麗なフォルム。インテリアでは、ドライバーを包み込むようなデザインを採用し、落ち着きと安心感を演出している。

街乗りメインのクロスオーバーSUVとはいえ、悪路走破性も良好だ。前輪駆動と四輪駆動を自動的に制御する「ダイナミックトルクコントロール4WD」も採用。トルク配分を最適化することで、雪道や雨天の高速道路で優れた走行安定性を発揮してくれる。

デビュー時のパワーユニットは2Lガソリンエンジンと、2.5Lのハイブリッドシステムの2種類。2017年6月のマイナーチェンジで、2Lガソリンターボが追加された。

先進安全装備は当初、上級グレードにはプリクラッシュセーフティを標準装備していたが、それ以外にはオプション扱いだった。しかし、2017年6月のマイナーチェンジで、全車に「トヨタセーフティセンスP」が標準装備。プリクラッシュセーフティにも歩行者検知機能が備わるなど、安全性能が拡充されている。
 

ハリアー(3代目)▲インテリアではインパネ中央のセンタークラスターが大きく、着座位置を低めなのが特徴。青色のイルミネーション機能が備わっているのもユニーク

原稿執筆時点の掲載台数は約2160台。そのうちハイブリッド車が約340台、ターボ車が約100台となっている。

平均走行距離は約5.9万km。走行距離5万km以下の物件は全体の4割ほどで、2013年12月~2017年5月の前期型なら総額160万円前後から狙うことができる。
 

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トヨタ ハリアー(3代目) × 全国

【3代目ハリアーの注目データ】
生産期間:2013年12月~2020年5月
ボディサイズ:全長4720~4770mm×全幅1835mm×全高1655~1690mm
室内寸法:室内長1965mm×室内幅1480mm×室内高1220mm
乗車定員: 5名
燃費(JC08モード):12.8~21.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ハイブリッド
排気量:1986~2493cc
エンジン最高出力:151~231ps
エンジン最大トルク:193~350N・m
モーター最高出力:前143ps/後68ps
モーター最大トルク:270N・m /後139N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:272万~504.6万円
中古車の車両価格帯:107.8万~353万円
 

 

第10位|トヨタ クラウン(15代目)
スポーティさに磨きがかかったラージサイズFRセダン

クラウン(15代目)▲現行の16代目クラウンセダンよりもボディが小さく、取り回しやすいのも特徴。最小回転半径も、一部のグレードでは5.3mとヤリスクロス並みとなっている

トヨタのフラッグシップ・セダンであるクラウン。旧型である15代目は「クラウン史上最高にスポーティ」とうたわれた走行性能の高さが魅力だ。

プラットフォームは、現行の16代目クラウンセダンや5代目LS(日本では2代目)と同じ「GA-L」を採用。低重心かつ前後の重量バランスも良く、ハンドリングは上々だ。防音材の最適配置やノイズを軽減する「アクティブノイズコントロール」の採用によって、静粛性も優れている。

パワーユニットは、2Lガソリンターボと、2.5Lおよび3.5Lのハイブリッドという3種類。駆動方式は基本的にFRで、2.5Lハイブリッドのみ4WDが設定されている。

また、従来型の「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」というシリーズ構成を統合。標準仕様とスポーツグレードの「RS」、最上級グレードの「G エグゼクティブ」と、グレードとして体系化したのもトピックだった。
 

クラウン(15代目)▲8インチと7インチのダブルディスプレイを採用。画面を2つに分けてインパネ上面を低く抑えることで、開放感を演出している

原稿執筆時点の掲載台数は約1150台で、そのうち約1060台とハイブリッド車がほとんどだ。タイプ別に最多となるのはRS系が5割強を占め、G エグゼクティブは約70台と少なめだ。

平均走行距離は約4.7万km。走行距離5万km以下の物件は全体の7割ほどで、標準仕様なら総額240万円前後、RS系なら総額320万円前後から狙える。
 

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トヨタ クラウン(15代目) × 全国

【15代目クラウンの注目データ】
生産期間:2018年6月~2023年10月
ボディサイズ:全長4910mm×全幅1800mm×全高1455~1465mm
室内寸法:室内長1980mm×室内幅1500mm×室内高1185mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):12.4~20.0km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1998~3456cc
エンジン最高出力:184~299ps
エンジン最大トルク:221~350N・m
モーター最高出力:143~180ps
モーター最大トルク:300N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:460.6万~739.3万円
中古車の車両価格帯:195万~590万円
 

 

トヨタ人気車種25選の価格一覧

これまで紹介してきた現行型・絶版車の人気車種を一覧にまとめた。カーセンサー掲載物件の車両平均価格に計25車種を並び替えているので、自分の予算と照らし合わせて、候補となる選択肢を確認してみてほしい。
 

車名 世代 生産状況 平均車両価格
プリウス 3代目 絶版 68万円
アクア 初代 絶版 87万円
ルーミー 初代 現行型 148万円
シエンタ 2代目 絶版 162万円
ヤリス 初代 現行型 168万円
プリウス 4代目 絶版 176万円
ライズ 初代 現行型 214万円
カローラツーリング 初代 現行型 220万円
ハリアー 3代目 絶版 221万円
ヴォクシー 3代目 絶版 232万円
ヤリスクロス 初代 現行型 260万円
シエンタ 3代目 現行型 300万円
RAV4 4代目 現行型 310万円
ハイエースバン 2代目 現行型 314万円
カローラクロス 初代 現行型 321万円
ヴェルファイア 2代目 絶版 332万円
クラウン 15代目 絶版 341万円
ハリアー 4代目 現行型 380万円
プリウス 5代目 現行型 400万円
ハイエース 5代目 現行型 407万円
ハイラックス 8代目 現行型 423万円
ノア 4代目 現行型 425万円
ヴォクシー 4代目 現行型 456万円
アルファード 3代目 絶版 470万円
ランドクルーザープラド 4代目 絶版 491万円
車名 世代 生産状況 平均車両価格
プリウス 3代目 絶版 68万円
アクア 初代 絶版 87万円
ルーミー 初代 現行型 148万円
シエンタ 2代目 絶版 162万円
ヤリス 初代 現行型 168万円
プリウス 4代目 絶版 176万円
ライズ 初代 現行型 214万円
カローラツーリング 初代 現行型 220万円
ハリアー 3代目 絶版 221万円
ヴォクシー 3代目 絶版 232万円
ヤリスクロス 初代 現行型 260万円
シエンタ 3代目 現行型 300万円
RAV4 4代目 現行型 310万円
ハイエースバン 2代目 現行型 314万円
カローラクロス 初代 現行型 321万円
ヴェルファイア 2代目 絶版 332万円
クラウン 15代目 絶版 341万円
ハリアー 4代目 現行型 380万円
プリウス 5代目 現行型 400万円
ハイエース 5代目 現行型 407万円
ハイラックス 8代目 現行型 423万円
ノア 4代目 現行型 425万円
ヴォクシー 4代目 現行型 456万円
アルファード 3代目 絶版 470万円
ランドクルーザープラド 4代目 絶版 491万円
 

トヨタ車の選び方

トヨタ車を選び際は、まず車の使い方や周辺の道路環境から、適切なボディタイプとサイズを見極めよう。特にボディサイズには注意が必要だ。大きすぎると道を通り抜けられなかったり、駐車スペースに車が収まりきらなかったりするので、気をつけること。

ボディとサイズが決まったら、候補車種もかなり絞られているはず。その中から、予算や燃費性能、動力性能、装備などが自分のライフスタイルに合った車種を選べば良い。トヨタ車は車種ごとに明確な個性が与えられているので、そこまで迷わないで済むだろう。

もちろん中古車でもトヨタ車なら、信頼性が高くて手厚いアフターケアを受けられる。年式が近い同世代の車種同士なら、性能・機能面で「他メーカーに著しく劣る」ことはまずないので、安心して購入できるはずだ。
 

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トヨタ × 全国

※記事内の情報は2024年9月3日時点のものです。
 

文/ぴえいる、写真/トヨタ、尾形和美、篠原晃一

ぴえいる

ライター

ぴえいる

『カーセンサー』編集部を経てフリーに。車関連の他、住宅系や人物・企業紹介など何でも書く雑食系ライター。現在の愛車はアウディA4オールロードクワトロと、フィアット パンダを電気自動車化した『でんきパンダ』。大学の5年生の時に「先輩ってなんとなくピエールって感じがする」と新入生に言われ、いつの間にかひらがなの『ぴえいる』に経年劣化した。

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