グッドデザイン大賞候補にタントとゴルフがノミネート

グッドデザイン賞を主催する公益財団法人日本デザイン振興会は、2013年度グッドデザイン賞の受賞結果を発表した。あわせて今年のグッドデザイン大賞候補10件も発表され、ダイハツのタント、フォルクスワーゲンのゴルフが選ばれた。グッドデザイン大賞は11月7日に発表される。

グッドデザイン賞は1957年に創立されたデザインアワードで、今年は794社3400件の審査対象の中から66人の審査委員によって1212件のグッドデザイン賞が選出された。また、この中からグッドデザイン大賞候補10件も選出され、ロケットや照明器具といった候補に混じり、ダイハツ タントとフォルクスワーゲン ゴルフもリストに加わった。

審査員はタントに対して「これまで欧州車のデザインで重視されてきた走りや快適性、美しさといった価値尺度に対して日本で生まれた軽というカテゴリーで“横のデザイン”という価値を堂々と体現している」と評価。またゴルフについては「7代目のモデルながら、ブランドとしてのアイデンティティにブレがない。ものづくりの原点にまで立ち戻って改革を目指した設計思想は各方面に影響を与える可能性が大きい」と評価した。

グッドデザイン大賞は10月30日から始まるグッドデザインエキシビション2013「G展」で特別展示され、11月7日にグッドデザイン大賞を含む各特別賞が発表される。

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