トヨタ アイシス【モデル変遷編】
2007/11/30
大開口パノラマオープンドアで
マルチに使えるコンパクトミニバン、アイシス

●2004年(H16年)9月:デビュー
基本グレードは3種類でパッケージモデルも用意
「アクセスとスペースの革新」を目指し、卓越したユーティリティをもたせたアイシスが登場。大きく開くパノラマオープンドアやスイッチ一つで開閉するパワーバックドアを採用したほか、多彩なシートアレンジを可能とするなど、使い勝手の良さをとことん追求したモデルだ。基本グレードは上級のG、スタイリッシュなプラタナ、そしてベーシックなLの3種類。さらに、Gには運転席側パワースライドドアなどを採用したUセレクション、Lには運転席アームレストなどの装備を省いたXセレクションも用意されていた。エンジンは直4DOHCで、1.8Lと2Lを用意。前者は4AT、後者はCVTの組み合わせで、プラタナは7速スポーツシーケンシャルシフトを搭載する。駆動方式はFFで、2Lには4WDも用意。
●2005年(H17年)11月:一部改良&特別仕様車
環境性能の向上とAV系の改良を実施
2Lエンジンが「H17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得。また、対向車への眩惑を低減するべく、全車に光軸調整用ヘッドランプレベリング機構が採用された。このほか、オプションで用意されていたDVDナビをHDDナビに変更。さらに、プラタナにオプション設定だったCD一体AM/FMチューナー&ラジオが廃止となるなどの変更も行われた。同時に、特別仕様車のプラタナGエディションが発売されている。
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↑HDDナビは、6.5型ワイドのタッチディスプレイを搭載。テレマティクスサービスG-BOOK ALPHAにも対応 | ↑プラタナGエディションは専用の内装色を採用。セカンドシートのセンターアームレストなども特別装備となる | ↑専用色グレーメタリックを採用したプラタナGエディション。2L車にはハイグロス塗装のアルミホイールも奢られている |
●2006年(H18年)8月:特別仕様車
トヨタ店創立60周年を記念して登場した一台
Lベースの60thスペシャルエディションが登場。セカンドシートセンターアームレストや運転席&助手席スライドドアイージークローザーが奢られていた。
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←茶木目調のヒーターコントロールパネルや本革巻き3本スポークステアリング&シフトノブなども特別装備 |
●2007年(H19年)5月:マイナーチェンジ
内外装の大幅変更と快適装備の追加を実施
2.0プラタナに運転席側パワースライドドアやセカンドシートセンターアームレスト、天井バニティランプなどを装備したパッケージモデル、Uセレクションが新たに設定された。外観では、フロントバンパーとグリルのデザインを変更し、押し出し感とスタイリッシュな印象を強調。また、ヘッドランプをプロジェクター式としたほか、ボディカラーも変更されて新色のライトグリーンメタリックなどを含む全8色となった。内装では、ステアリングのデザインとシート&ドアトリムの表皮を変更。さらに、プラタナとプラタナUセレクションにはパドルシフトが標準で装備された。このほか、後席確認ミラーやIRカット機能付きウインドシールドガラスなどを全車に標準装備としたことで、快適性も向上している。
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