第17回 マツダ ロードスター(現行) 【おいしい中古車】
2008/02/15
■初代から変わらず輝き続けるオープンカーの代名詞
初代ユーノスロードスターのデビューから20年近くの歳月を数え、今やオープンカーの代名詞とも言えるマツダロードスター。2人乗り小型オープンカーの販売台数は世界一、ギネスにも認定されているのだからそれも当然です。
しかしその栄華も今や昔。時代の移り変わりと共にユーザーは実用面を重視するようになり、ミニバンやコンパクトカーが全盛の時代に。2人しか乗れず荷物も決して多く積めないロードスターは、世間のトレンドとはズレた状況に追いやられてしまったのです。
今回のおいしい中古車は、そんな状況がダイレクトに価格へと結びつき、ついに150万円を切ってきた3代目のロードスターをご紹介します。

↑3代目は初代N型を連想させるエクステリアデザイン(左) インテリアは写真のタンとブラックの2色を用意(右)
現行型のロードスターは、初代からの一貫した『人馬一体』のコンセプトを継承し、2005年8月に登場しました。プラットフォームはRX-8と共通で、ボディは旧型から全長と全幅がそれぞれ40mm拡大しています。となれば車両重量が大幅にアップするのは当然のこと。しかしそこはシリーズで貫いてきた人馬一体を実現するため、ビス1本の重量に至るまで軽量化を徹底する『グラム作戦』を推進し、旧型からの重量増をわずか10kgに抑えました。安全面などの縛りが厳しくなってきた現代でこれを実現できたのは、目に見えない細部に至るまでのこだわりがあってこそです。
■新車保証も受けられる物件が150万円切り!
自動車評論家の中には「初代に比べて軽快感が薄れた」と言う人もいますが、それはあくまで初代と比べてのこと。まわりの車を見てみればボディサイズが大きくなったといえ、今のロードスター並みに軽快に扱える車はそうそう見当たりません。
サイズアップしたのはボディだけではなく、排気量は2Lとなり、馬力やトルクもアップ。初代ロードスターでよく聞かれたパワー不足は解消されています。搭載されるミッションは6MT(2.0ベースグレードは5MT)と6AT。ストロークが短く小気味良いシフトフィールは、意味もなくシフトアップ・ダウンをしたくなるほど爽快です。

↑オープンで走ったときの爽快感は特筆すべきもの(左) 電動でルーフの開閉が可能なRHTもラインナップされる(右)
そんなロードスターの相場がどうなっているかというと、まだ登場から3年たっていないにもかかわらず(つまり新車保証が継続できるんです)、新車時価格の半値という物件も登場しています。
●2.0+’06年式+走行4万km+修復歴なし=149万円(新車時価格230万円)
走行距離は4万kmとそれなりに走ってはいますが、多走行と言える距離でもありません。そんな物件が新車時価格から約100万円も安く手に入れられるのですからたまりません。「まだ出たばっかりだから」とあまり真剣に考えていなかったみなさん、気づけばもう買い頃の時来る、です。スポーツカーだけに程度が心配という方も多いかもしれませんが、万が一何かが起こった場合は、保証範囲内であれば新車保証で直す、こんな買い方も賢いと思いませんか?
初代ユーノスロードスターのデビューから20年近くの歳月を数え、今やオープンカーの代名詞とも言えるマツダロードスター。2人乗り小型オープンカーの販売台数は世界一、ギネスにも認定されているのだからそれも当然です。
しかしその栄華も今や昔。時代の移り変わりと共にユーザーは実用面を重視するようになり、ミニバンやコンパクトカーが全盛の時代に。2人しか乗れず荷物も決して多く積めないロードスターは、世間のトレンドとはズレた状況に追いやられてしまったのです。
今回のおいしい中古車は、そんな状況がダイレクトに価格へと結びつき、ついに150万円を切ってきた3代目のロードスターをご紹介します。


↑3代目は初代N型を連想させるエクステリアデザイン(左) インテリアは写真のタンとブラックの2色を用意(右)
現行型のロードスターは、初代からの一貫した『人馬一体』のコンセプトを継承し、2005年8月に登場しました。プラットフォームはRX-8と共通で、ボディは旧型から全長と全幅がそれぞれ40mm拡大しています。となれば車両重量が大幅にアップするのは当然のこと。しかしそこはシリーズで貫いてきた人馬一体を実現するため、ビス1本の重量に至るまで軽量化を徹底する『グラム作戦』を推進し、旧型からの重量増をわずか10kgに抑えました。安全面などの縛りが厳しくなってきた現代でこれを実現できたのは、目に見えない細部に至るまでのこだわりがあってこそです。
■新車保証も受けられる物件が150万円切り!
自動車評論家の中には「初代に比べて軽快感が薄れた」と言う人もいますが、それはあくまで初代と比べてのこと。まわりの車を見てみればボディサイズが大きくなったといえ、今のロードスター並みに軽快に扱える車はそうそう見当たりません。
サイズアップしたのはボディだけではなく、排気量は2Lとなり、馬力やトルクもアップ。初代ロードスターでよく聞かれたパワー不足は解消されています。搭載されるミッションは6MT(2.0ベースグレードは5MT)と6AT。ストロークが短く小気味良いシフトフィールは、意味もなくシフトアップ・ダウンをしたくなるほど爽快です。


↑オープンで走ったときの爽快感は特筆すべきもの(左) 電動でルーフの開閉が可能なRHTもラインナップされる(右)
そんなロードスターの相場がどうなっているかというと、まだ登場から3年たっていないにもかかわらず(つまり新車保証が継続できるんです)、新車時価格の半値という物件も登場しています。
●2.0+’06年式+走行4万km+修復歴なし=149万円(新車時価格230万円)
走行距離は4万kmとそれなりに走ってはいますが、多走行と言える距離でもありません。そんな物件が新車時価格から約100万円も安く手に入れられるのですからたまりません。「まだ出たばっかりだから」とあまり真剣に考えていなかったみなさん、気づけばもう買い頃の時来る、です。スポーツカーだけに程度が心配という方も多いかもしれませんが、万が一何かが起こった場合は、保証範囲内であれば新車保証で直す、こんな買い方も賢いと思いませんか?
Text/金子剛士
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