日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は15日、公益社団法人自動車技術会(会長:加藤 光久)主催の「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2015」(2015年5月20日(水)~22日(金)、パシフィコ横浜展示ホールにて開催)への出展概要を発表しました。

人とくるまのテクノロジー展 2015 日産ブースイメージ

日産は、本イベントにおいて、同社が目指すゼロ・エミッション、および、交通事故による死亡重傷者数ゼロの実現に向けた最新の『電動化』、『知能化』の取り組みを紹介します。
持続可能なモビリティ社会を実現するためには、地球温暖化やエネルギー問題、交通事故や渋滞など、クルマが関与する社会課題を解決する必要があります。日産は、これらの課題を解決するため、クルマの『電動化』、『知能化』に向けた技術開発を推進しています。
日産ブースでは、電気自動車(EV)「日産リーフ」をベースとした自動運転車「Autonomous Drive」試作車両を展示します。また、『電動化』の取り組みとして、最新のFF(前輪駆動)車用ハイブリッドシステムや「日産リーフ」のパワートレインユニットを展示するほか、超小型電気自動車「NISSAN New Mobility CONCEPT」を用いたカーシェア実証実験「チョイモビ」の取り組みについて紹介します。尚、日産は全日本学生フォーミュラ大会*1支援の一環として、本年秋から「日産リーフ」のモーター、インバーターをEVクラス出場チームに提供する予定です。
『知能化』の取り組みとしては、自動運転を実現するキー技術の1つであるセンシング技術について、ぶつからないロボットカー「EPORO」を用いたデモンストレーションで紹介します。

また、自動車技術会が主催する特別企画展示会場には、電気自動車「e-NV200」の車両と「LEAF to Home」電力供給システムを展示します。更に、試乗コーナーでは「e-NV200」の体験試乗を行うほか、当イベントでは初となる「NISSAN New Mobility CONCEPT」の公道試乗を実施します。

出展と本展示会の概要は以下の通りです。
<出展概要>
1. 日産ブースの主な出展内容
・日産リーフをベースとした自動運転車「Autonomous Drive」試作車両
・『電動化』の取り組み
・最新のFF(前輪駆動)車用ハイブリッドシステム
・「日産リーフ」の電動パワートレインユニット
・「NISSAN New Mobility CONCEPT」を用いたカーシェア実証実験車「チョイモビ」
・『知能化』の取り組み
・ぶつからないロボットカー「EPORO」によるセンシング技術デモンストレーション(障害物までの距離を計測するレーザーレンジファインダーと最も近い障害物を映し出すカメラ映像のデモ)

2. 自動車技術会企画:特別企画展示、試乗会の出展内容
1)特別企画展示:多様化するエネルギーとくるま~低炭素社会を拓くキーテクノロジー~
・電気自動車「e-NV200」
・電気自動車用リチウムイオンバッテリーパック
・「LEAF to Home」電力供給システム

2)試乗会
・二人乗り超小型電気自動車「NISSAN New Mobility CONCEPT」の体験試乗
・電気自動車「e-NV200」の体験試乗

<自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展 2015 開催概要>
開催期間: 2015年5月20日(水)~22日(金)
会場:横浜国際会議場(パシフィコ横浜)展示ホール
主催: 公益社団法人自動車技術会 (会長:加藤 光久)
入場料: 無料
人とくるまのテクノロジー展サイト:http://expo.jsae.or.jp/

*1自動車技術会主催。学生の自主的なものづくりの総合能力を養成し、将来の自動車産業を担う人材を育てるための公益活動と位置づけ、2003年にスタートした。
公式サイト: http://www.jsae.or.jp/formula/jp/