トヨタ アルファードの燃費は? ハイブリッドなら良い? ヴェルファイアとも比較
2026/07/26
▲アルファードはLサイズミニバンだが、低燃費といわれている。実際のところは?ラグジュアリーな室内空間と威厳のあるルックスで大人気のトヨタ アルファード(4代目)。ただ、高価格帯の車だけに購入時は維持費が気になるはず。
そこで今回はプラグインハイブリッド車(以下PHEV)やハイブリッド車などパワートレイン別にアルファードの燃費を検証。また、ミニバンとの比較や、中古車でリーズナブルに手に入れるポイントなども解説します。
トヨタ アルファードの燃費をサクッとまとめ
【燃費性能】ハイブリッド車のWLTCモード燃費は最高で18.9m/L
【新旧比較】ハイブリッド車の燃費は先代の3代目より大幅に上昇
【車種比較】兄弟車のヴェルファイアより良く、Lサイズミニバンでトップクラスの低燃費
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トヨタ アルファード(4代目)アルファードの燃費は? ハイブリッド車なら最高で18.9km/L
4代目アルファードには3つのグレードが用意されています。
4代目アルファードのグレード
- ●G:2026年6月の改良で追加設定されたベーシックグレード
- ●Z:上質な装備が充実した中間グレード
- ●エグゼクティブラウンジ:最高のくつろぎを誇る最上級グレード
用意されるパワートレインはグレードごとに異なり、すべてのグレードに設定されているのはハイブリッドのみ。駆動方式は2WDと4WDがありますが、PHEVでは2WDが設定されていません。
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| G | ハイブリッド | 2WD | 7人乗り:18.8km/L 8人乗り:18.9km/L |
| 4WD | 17.8km/L | ||
| Z | ガソリン | 2WD | 10.9km/L |
| 4WD | 10.4km/L | ||
| ハイブリッド | 2WD | 18km/L | |
| 4WD | 17.4km/L | ||
| PHEV | 4WD | 16.8km/L | |
| エグゼクティブラウンジ | ハイブリッド | 2WD | 17.5km/L |
| 4WD | 16.8km/L | ||
| PHEV | 4WD | 16.7km/L |
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| G | ハイブリッド | 2WD | 7人乗り:18.8km/L 8人乗り:18.9km/L |
| 4WD | 17.8km/L | ||
| Z | ガソリン | 2WD | 10.9km/L |
| 4WD | 10.4km/L | ||
| ハイブリッド | 2WD | 18km/L | |
| 4WD | 17.4km/L | ||
| PHEV | 4WD | 16.8km/L | |
| エグゼクティブラウンジ | ハイブリッド | 2WD | 17.5km/L |
| 4WD | 16.8km/L | ||
| PHEV | 4WD | 16.7km/L |
最も燃費性能が高いのは、Gの18.9km/L(WLTCモード)。車重が10kgほど軽い8人乗りの方がわずかに好燃費でした。
バッテリーが大容量な分PHEVは車両重量が重くなるため、燃費性能はハイブリッド車より若干下がります。しかし、自宅などでバッテリーを充電すればモーターのみで73km走行可能(WLTCモード)。これによって、日常使いではほとんどガソリンを使わないで済むでしょう。
▲PHEVは2025年1月に追加された。同じタイミングでエントリーグレードの「X」も設定されたものの、2026年6月の改良で廃止されているパワートレイン別に各走行モードの燃費をチェック
ここからはアルファードのガソリン車とハイブリッド車、PHEVの燃費性能を詳しく見ていきましょう。実際の走行シーンを想定した「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」の燃費は次のとおり。
| パワートレイン | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
|---|---|---|---|
| ガソリン車 | 7.1km/L | 11km/L | 12.3km/L |
| ハイブリッド車 | 14.9km/L | 18.8km/L | 17.7km/L |
| PHEV | 14.3km/L | 17.8km/L | 17.5km/L |
| パワートレイン | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
|---|---|---|---|
| ガソリン車 | 7.1km/L | 11km/L | 12.3km/L |
| ハイブリッド車 | 14.9km/L | 18.8km/L | 17.7km/L |
| PHEV | 14.3km/L | 17.8km/L | 17.5km/L |
得意としているのはガソリン車では高速道路モード、ハイブリッド車とPHEVでは郊外モードです。
これはパワートレインの特性によるもの。ガソリン車は低回転で巡航できる高速道路のような環境が燃費に有利。ハイブリッド車とPHEVは適度に減速して発電できる郊外で真価を発揮します。
実は2026年6月の改良で燃費が向上している
2026年6月に行われた改良では、Zグレードを中心に燃費性能が0.1~0.7km/L向上しています。
ただ、改良前のモデルでもハイブリッドの「X」は18.9km/Lですし、最も変動幅の大きかったZグレードのハイブリッド車・4WDでも16.7km/Lと低燃費。中古車での購入を視野に入れている場合でも安心です。
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トヨタ アルファード(4代目)アルファードの燃費を現行型(4代目)と先代(3代目)で比較
次に現行の4代目アルファード(40系)と、先代となる3代目アルファード(30系)の燃費性能を比較してみましょう。なお、ハイブリッドは4WDのみのため、4WDで比較しています。
| モデル | グレード | パワートレイン | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|---|
| 現行・4代目 | Z | ガソリン | 2WD | 10.9km/L |
| エグゼクティブラウンジ | ハイブリッド | 4WD | 16.8km/L | |
| 先代・3代目 | SCパッケージ | ガソリン | 2WD | 10.6km/L |
| エグゼクティブラウンジ | ハイブリッド | 4WD | 14.8km/L |
| モデル | グレード | パワートレイン | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|---|
| 現行・4代目 | Z | ガソリン | 2WD | 10.9km/L |
| エグゼクティブラウンジ | ハイブリッド | 4WD | 16.8km/L | |
| 先代・3代目 | SCパッケージ | ガソリン | 2WD | 10.6km/L |
| エグゼクティブラウンジ | ハイブリッド | 4WD | 14.8km/L |
ガソリン車の燃費は大きくは変わっていませんが、ハイブリッド車の燃費が大きく向上しています。
これは、4代目に搭載されるシステムのエンジンが刷新されたことが大きな要因でしょう。また、GPS情報から目的地を推測してハイブリッドシステムを効率化する「先読みSOC制御」なども、燃費向上に貢献しています。
▲こちらが3代目アルファード。ガソリン車の燃費は4代目と同等だが、同サイズのミニバンとしては、かなり低燃費アルファードの燃費をヴェルファイア(3代目)、エルグランド(3代目)と比較
スポーティさを打ち出した兄弟車のトヨタ ヴェルファイア(3代目)と、ライバル車の日産 エルグランド(3代目)との燃費を比較します。
| 車種 | グレード | パワートレイン | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| アルファード(4代目) | Z | 2.5L ガソリン | 10.9km/L |
| 2.5L ハイブリッド | 18km/L | ||
| ヴェルファイア(3代目) | Zプレミア | 2.4L ガソリンターボ | 10.7km/L |
| 2.5L ハイブリッド | 17.8km/L | ||
| エルグランド(3代目) | 250ハイウェイスターS | 2.5L ガソリン | 10km/L |
| 350ハイウェイスター | 3.5L ガソリン | 8.7km/L |
| 車種 | グレード | パワートレイン | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| アルファード(4代目) | Z | 2.5L ガソリン | 10.9km/L |
| 2.5L ハイブリッド | 18km/L | ||
| ヴェルファイア(3代目) | Zプレミア | 2.4L ガソリンターボ | 10.7km/L |
| 2.5L ハイブリッド | 17.8km/L | ||
| エルグランド(3代目) | 250ハイウェイスターS | 2.5L ガソリン | 10km/L |
| 350ハイウェイスター | 3.5L ガソリン | 8.7km/L |
最も燃費性能に優れているのはアルファード。ベースが同じ3代目ヴェルファイアの2.5Lハイブリッド車と比べても好燃費でした。
3代目エルグランドにはガソリン車のみなので、アルファード/ヴェルファイアより燃費性能が低いのは致し方ないところでしょう。
いずれにせよ、アルファードはLサイズミニバンでトップクラスの低燃費と言えます。
▲3代目ヴェルファイア(左)と3代目エルグランド(右)。ヴェルファイアはスポーティさが特徴で、2.4Lガソリンターボが設定されていることもアルファードとの大きな違い▼検索条件
トヨタ ヴェルファイア(3代目)▼検索条件
日産 エルグランド(3代目)燃費優先が正解? ガソリン車/ハイブリッド車/PHEVの特徴と選び方
アルファードに用意される3つのパワートレインにはそれぞれメリットがあります。
| 項目 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | PHEV |
|---|---|---|---|
| トータルコスト | ◎ | 〇 | △ |
| 燃費の良さ | △ | ◎ | 〇 |
| 乗り心地の良さ | 〇 | 〇 | ◎ |
| 走りの上質さ | △ | 〇 | ◎ |
| オススメな人 | 購入費用を抑えたい人 | コスパを優先する人 | 快適さを追求する人 |
| 項目 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | PHEV |
|---|---|---|---|
| トータルコスト | ◎ | 〇 | △ |
| 燃費の良さ | △ | ◎ | 〇 |
| 乗り心地の良さ | 〇 | 〇 | ◎ |
| 走りの上質さ | △ | 〇 | ◎ |
| オススメな人 | 購入費用を抑えたい人 | コスパを優先する人 | 快適さを追求する人 |
維持費のことを考えると、燃費性能に優れたハイブリッド車やPHEVが優れていると思われがち。しかし、ガソリン車に比べると新車価格が高いというデメリットがあります。
例えば、Zにおけるガソリン車とハイブリッド車の価格差は約80万円。ガソリン代が169.7円/Lの場合、この差をガソリン代の節約効果で回収するには約12.5万km走る必要があります。長距離を走らないなら、トータルコストではガソリン車が有利になるでしょう。
一方で、走りや乗り心地を重視するなら候補となるのはPHEVです。モーター走行の時間が長く、ハイブリッド車以上に車内は静か。低重心化による安定感に優れ、乗り心地は極上です。
そして両者の中間となるのがハイブリッド車で、コストや乗り心地・上質さのバランスを取りたい人にオススメです。
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トヨタ アルファード(4代目)アルファードを買うなら中古車に注目!
燃費性能が魅力のアルファードですが、新車の車両価格は約560万~1070万円と高価。また、納車までに時間がかかるケースもあります。しかし、中古車に目を向ければ新車より購入費用を抑えることも、2週間前後で乗り出すことも可能です。
4代目アルファードの中古車流通量は約1800台と豊富。一時期はプレミア価格となっていましたが、現在はだいぶ価格もこなれてきています。
▲2025年6月~2026年5月の平均総額の推移このように中古車の平均総額が約73万円下落しています。以下、ニーズ別に中古車選びのポイントについて解説しますので、車選びの参考としてみてください。
注目のグレード①:価格と装備のバランスを考えるならガソリン車の「Z」
▲多くの人から選ばれているZグレード。ガソリン車、ハイブリッド車ともに装備と価格のバランスが取れているZグレードはアルファードにおける「定番」。2列目のエグゼクティブパワーシート、合成皮革のシート、パワーバックドア、ナノイーXエアコンなど、プレミアムミニバンにふさわしい装備が採用されています。
ガソリン車でも中古車価格帯は総額で約510万~995万円と、ハイブリッド Xよりやや高くなりますが、満足度の高いグレードでしょう。
▲2列目席は前後の最大530mmスライドできるデビュー時から設定されているグレードなだけに、低価格帯には多走行車が多く流通しています。
ただ、年式を考えるとこれらは高速道路を中心に走っていたものと想像できるので、走行距離の割に車の状態が良い可能性があります。きちんと手入れされて、コンディションも問題ないなら積極的に狙ってみるのもアリでしょう。
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トヨタ アルファード(4代目) × Z注目のグレード②:少しでも費用を抑えるなら「X」
PHEVと同じタイミング(2025年1月)で追加設定され、2026年6月の一部改良まで販売されたハイブリッド車のベースグレードです。
流通台数は約100台と少なめですが、新車時価格が510万~532万円とガソリン車のZより安く、中古車でも比較的買いやすい価格帯で流通しています。
中古車価格帯は総額で約480万~770万円。年式が新しいので、低価格帯でも走行距離が少ないのはうれしいところでしょう。
ただし、他のグレードと違ってハイブリッド Xは2列目席がキャプテンシートではなく3人掛けの6:4分割チップアップシート。2列目の快適さにこだわりがある方は、問題ないかを検討してみてください。
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トヨタ アルファード(4代目) × ハイブリッド X注目のグレード③:究極のラグジュアリーを楽しむならハイブリッドの「エグゼクティブラウンジ」
▲後席の快適性を追求したエグゼクティブラウンジエグゼクティブラウンジはプレミアムミニバンであるアルファードを象徴するグレードです。2列目にはプレミアムナッパ本革が張られ、パワーオットマンやアームレストヒーター、回転式の格納テーブルなどが備わります。
リアエンターテインメントシステムやプレミアムサウンドシステムも標準装備。後席は贅を尽くした特別な空間になっています。
▲ドアトリムやステアリングの木目は、屋久杉の「うずら杢」がモチーフ豪華装備が惜しみなく搭載されているだけに、デビュー時の新車時価格でも870万円~という高額。そのためか、中古車の流通量は約150台と、Zよりだいぶ少なくなります。
中古車価格帯も総額で約690万~1260万円と相応の価格ですが、究極のラグジュアリーを味わいたいなら、ぜひ注目してみてください。
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トヨタ アルファード(4代目) × ハイブリッド エグゼクティブラウンジ系▼検索条件
トヨタ アルファード(4代目)
自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
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