ポルシェ 911といえば、RR(リアエンジンリアドライブ)のレイアウトで、車好きならずとも広く知られる世界を代表するスポーツカーだ。その911が今年で生誕50周年を迎え、それをお祝いしようというイベント「50 Years of 911 Fuji」が、10月29日、静岡県の富士スピードウェイで開催される。

誰しも一度は乗ってみたいと思うであろう憧れのスポーツカーポルシェ911は、1963年フランクフルトモーターショーでデビュー。以来50年に渡り、同車のアイデンティティでもあるRRレイアウトを守り続け、多くのスポーツカーファンを魅了し続けてきた。そんな911を、オーナーたちとともにお祝いしようというのが今回のイベントの趣旨だ。

イベントは、ポルシェをこよなく愛するモータージャーナリスト島下泰久氏を実行委員長に、多くの有志によって開催される。当日は、ポルシェが開催しているイベント「Follow the 911」にて世界各国を回っている、ポルシェミュージアム所蔵の1967年型の911も登場。富士スピードウェイのコース上で記念撮影やパレードランを行う予定となっている。

オーナー同士の交流を中心に考えられているため、記念撮影とパレードラン以外のプログラムはあえて設定されていない。そのため時間に追われることなく、同じ趣味を持つ仲間と存分に50周年を祝いつつ、車談義に花を咲かせることができる。

参加資格は、911またはポルシェで来場可能なオーナーで、参加費用は富士スピードウェイの入場料のみ。当日はイベント開催を記念したステッカーが配布される予定となっており、911オーナーはもちろん、ポルシェオーナーにはたまらない記念日となりそうだ。

イベント当日は、ポルシェミュージアムに所蔵されている1967年型の911も登場。記念撮影だけでなくパレードランにも参加する予定となっている

イベント当日は、ポルシェミュージアムに所蔵されている1967年型の911も登場。記念撮影だけでなくパレードランにも参加する予定となっている

事前に設定されるプログラムは記念撮影とパレードランのみ。ゆったりした構成で、オーナー同士の歓談の時間がたっぷり確保されている

事前に設定されるプログラムは記念撮影とパレードランのみ。ゆったりした構成で、オーナー同士の歓談の時間がたっぷり確保されている